『正しいロックバンドの作り方』第6話あらすじ・ネタバレ感想!シズマへのドッキリで良い人っぷりが爆発!

『正しいロックバンドの作り方』第6話

出典:『正しいロックバンドの作り方』公式ページ

『電撃ロックフェス』の一次審査は一般投票の順位で決まります。

悲しみの向こう側の順位は通過ラインのギリギリ下の方にいます。

なんとかテコ入れをできないかと考えたメンバーは、動画をバズらせて注目を浴びる作戦を思いつきます。

しかし、リーダーのシズマ(藤井流星)は音楽で勝負したいとその案には大反対。

シズマと他のメンバーで意見が分かれてしまいます。

コバ(吉田健悟)は喧嘩をした腹いせにシズマにドッキリを仕掛ける動画の撮影を企画します。

シズマにドッキリを仕掛けるうち、メンバーはシズマの人となりを改めて目の当たりにすることになります。

『正しいロックバンドの作り方』前回第5話のあらすじと振り返り

国内最大級の音楽フェス『電撃ロックフェス』の1次審査の結果を待つ間、バンド『悲しみの向こう側』の4人はシズマ(藤井流星)とテツ(神山智洋)の家でミーティングを重ねていました。

そこに、2人の母・麦子(ふせえり)が大慌てで部屋に入ってきます。

なんでも、テツが大事にしていたロボットのおもちゃがなくなったとのこと。

この日、家にいたのはバンドの4人と麦子の彼氏である幸野(小市慢太郎)だけ。

麦子に犯行を疑われたコバ(吉田健悟)とオギノ(栗原類)は、無実を主張しますが、どこか様子が変です。

ついには幸野も巻き込んで大がかりな取り調べが始まりますが、実は幸野さんのプロポーズ作戦に気がついたテツが気を遣ってロボットを隠していたのでした。

幸野さんは無事麦子にプロポーズをし、家族の大切さに気がついたメンバーの絆もさらに深まるのでした。

【ネタバレ】『正しいロックバンドの作り方』第6話あらすじ・感想


知名度を上げる方法

『電撃ロックフェス』の一次審査はサイト上にオリジナル楽曲を公開し、一般からの投票数で競うというものです。

メンバーはその途中経過を見ていました。

通過できるのは上位50位まで。

『悲しみの向こう側』は現在52位で、あと一歩届きません。

自分たちの知名度が上げられれば投票数も増えるのではと考えたコバ(吉田健悟)やテツ(神山智洋)は、チラシ配りやテレビ出演などの方法を話し合います。

しかし、シズマ(藤井流星)は「俺たちの曲で勝負しなきゃダメだろ!?」と正論を吐き、シズマと3人の意見は分かれてしまいます。

そのままシズマは勝手にしろと言って部屋を出て行ってしまいました。

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お互いバンドのことを思うあまり熱くなってとうとう喧嘩になってしまいました。シズマの言うこともコバたちの言うことも決して間違っていません。さて、バンドはどうなるのでしょうか?

ドッキリ作戦

コバたち3人は、動画投稿サイトに動画を投稿することに決めました。

シズマが天然な上に独特のリアクションを取ることに注目し、シズマにドッキリを仕掛けた動画を投稿し、バンドの知名度を上げようという作戦です。

3人は喫茶店のマスター(信太昌之)に協力してもらい、店に隠しカメラを仕込んでシズマを会議と称して呼び出します。

喧嘩中ではありますが、そこはシズマも応じてくれました。

しかし、シズマが喫茶店に着くと他のメンバーは来ていません。

1人待たされているところにドッキリスタートです。

マスターはアイスコーヒーと共にガムシロップを置きます。

しかし、そのガムシロップはなんと塩水。

甘党のシズマは全部入れてしまい、ものすごい味になっています。

一口飲んで悶絶しているシズマですが、あろうことか彼はそれをそのまま一気飲みしてしまいました。

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コバはシズマへの腹いせにドッキリを仕掛け、それを撮影してやろうという魂胆です。考えることがお子ちゃまですし、さすがシズマの友達という感じです。

お人よしのシズマ

ドッキリはさらに続きます。

シズマにガムシロップがしょっぱいことを指摘されたマスターは、お詫びにと新しいコーヒーを持ってきます。

しかし、誤ってシズマにコーヒーをかけてしまいました。

「なよす!」

シズマは変な声を上げてナイスリアクションを見せますが、マスターを責めたりはしません。

マスターはシズマが断るのも聞かず、新しいコーヒーを運んできます。

シズマはさすがに警戒して、マスターがグラスを持つ前に貰い受けますが、マスターがこぼすのはコーヒーではなく水の方でした。

シズマはもうびしょびしょです。

それまで腹を抱えて笑っていたメンバーですが、なんだかかわいそうになってきました。

しかもシズマは怒る様子もなく、むしろミスが多いマスターの体調が悪いのではないかと心配さえしています。

moyoko

金髪で見た目はいかついものの、日頃からお人よし感が出ているシズマですがここまでとは。あまりに酷い目に遭うと笑えて来るというのはありますが、体調が悪いのではないかと心配するのは恐れ入りました。

スープパスタおでん

コバはさらにドッキリを畳みかけます。

マスターに何かインパクトのある料理を出して欲しいと頼み、マスターはお詫びに新作メニューの試食をして欲しいと言って料理を持っていきます。

「良ければ、ご感想をお聞かせください」

シズマが出されたのは『スープパスタおでん』。しかも、真っ赤な色をしています。

マスターによれば、ハバネロスパイスをかけたとのこと。

シズマがおそるおそる食べてみると、その激辛ぶりにまたも悶絶しています。

「シズマって辛いの平気だっけ?」

「全然。お寿司もさび抜き」

水をがぶ飲みして席に戻ったシズマは、料理を眺めたまま動きません。

「アニキ、壊れた?」

すると、シズマは激辛料理を一気食いし始めました。

moyoko

塩辛いコーヒーも飲んだのだから、そりゃあ激辛料理も食べるでしょうね。シズマはきっと食べなければ失礼だと思っているのでしょう。

シズマの気持ち

このままでは身体を壊してしまうとテツは止めに入ろうとしますが、その前にマスターがシズマに感想を聞きます。

「ごめんなさい、ちょっとあまり美味しくなかったです」

どうして食べたのかといえば、マスターのお詫びの気持ちだったからだと答えるシズマ。

昨日仲間と喧嘩をしてしまい、カッとしてしまったことを反省したシズマは、これからは誰にも嫌な思いをさせたくないと思ったと話します。

それを聞いたメンバーはモニタリングしていた2階からフロアに降りてきます。

マスターは自分に料理のセンスがないことに落ち込みます。

するとシズマはマスターの気持ちがわかると言います。

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別に音楽で勝負をしたいというシズマの主張は間違いではないと思いますが、カッとしたことについて反省し、嫌な思いをさせたと考えることができたシズマはとても立派だと思います。何もないなんてことはありません。

リーダーはシズマしかいない

シズマにとって、バンドのメンバーは良いところがあるのに、自分には何もない気がしていました。

「その焦りもあって喧嘩しちゃったんですよね」

今日は謝ろうと思って呼び出しに応じたと言います。

「シズマ、お前はダメじゃない!」

コバはたまらず声を上げます。

そして、動画のためにドッキリを仕掛けていたことを謝ると、シズマはホッとした顔を見せます。

「良かった~。この店が心配になっちゃって」

メンバーはリーダーはシズマしかいないし、シズマがバンドのことを一番に考えているのはよくわかっていると伝え、お互い謝って仲直りをしました。

この日の動画はスープパスタおでんがなぜかバズり、結果的にバンドの演奏を聴いてもらえることになりました。

そして5日後、バンドのもとに一次審査通過の連絡が入ったのでした。

『正しいロックバンドの作り方』第6話まとめ

今回は、シズマがバカだけどとてもまっすぐで良い人だということがわかるお話でした。

そんなシズマを見て胸を打たれるメンバーも良い人たちですね。

マスターの「スープパスタおでん」のおかげで、『悲しみの向こう側』は無事動画をバズらせて一次審査を通過することができました。

激辛スープパスタおでん、筆者的には結構イケるんじゃないかと思うのですが、どうでしょう?

次回は『正しいインスピレーションの沸かし方』。

二次審査のための歌詞を書くためにオギノの実家に行くメンバーですが、そこでとんでもないことが起きてしまいます。

果たして歌詞は出来上がるのでしょうか?次回も温かく見守っていきましょう!

▼次回第7話も続けて読む▼