『魔術士オーフェン はぐれ旅』第9話あらすじ・ネタバレ感想!暗殺者の正体は誰もが望んだ鋼の後継

『魔術士オーフェン はぐれ旅』第9話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『魔術士オーフェン はぐれ旅』公式ページ

レティシャがフォルテに「キリランシェロが2人いる」ことを報告している時、オーフェンの前には姿は5年前の自分でありながら、チャイルドマンからすべてを教えられ暗殺者となったキリランシェロが再び現れます。

この光景をこっそりと見ていたクリーオウは暗殺者を探しに単独で外へと出かけるのですが、不意を突かれたことでレキと共に眠らされ、キリランシェロに連れ去られてしまいました。

一方レティシャは、5年前よりも昔のことを思い出し、昔誕生日に誰がくれたかわからない天使のブローチを眺めるのでした。

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『魔術士オーフェン はぐれ旅』前回第8話のあらすじと振り返り

タフレムに到着したオーフェン一行は突然暗殺者に襲われるのですが、それはオーフェンと瓜二つの少年でした。

義姉のレティシャが横やりを入れたことで暗殺者は姿を消しましたが、この時牙の塔では、暗殺者によって長老が暗殺され、オーフェンが容疑者としてあげられていました。

アザリーやチャイルドマンが行方不明であることまでしか知らないレティシャやフォルテ、そして牙の塔の魔術師たち。

そして再びオーフェンの前に現れた暗殺者は、自分こそが「鋼の後継」であり、キリランシェロだと名乗るのでした。

【ネタバレ】『魔術士オーフェン はぐれ旅』第9話あらすじ・感想

暗殺者の言葉の裏にアザリーを思い出す。

オーフェンの前に立ちはだかる暗殺者は、自分はキリランシェロと名乗るのですが、自分は暗殺者でもあったチャイルドマンからすべてを教えられたとも告げます。

5年前の自分は人を殺すことができなかったと語るオーフェン。

するとキリランシェロはオーフェンのことを「誰にも望まれないキリランシェロ」だと言うのでした。

自分こそがキリランシェロ、「あの人」のために存在している鋼の後継だと聞かされると、オーフェンの中にはアザリーの姿が過ります。

最後にアザリーと剣を交えた時、時を取り戻すと言って姿を消したのですが、それが今こうして姿を変え、牙の塔の魔術師に復讐をしているのだろうかということも予測できます。

KAMUI

今回のやり取りを見ているとだんだんどっちが本物かわからなくなりそうな会話です。誰もが望んだ牙の塔の魔術師であり鋼の後継のキリランシェロと、牙の塔を飛びだしいつの間にかモグリの金貸しになった通称極悪魔術士オーフェン。私は断然後者が好きです!

チャイルドマン教室での思い出を振り返るレティシャ。誕生日にもらった天使のブローチの真実

その日誕生日を迎えたレティシャは、チャイルドマン教室時代に誰かからバースデープレゼントとしてもらった天使のペンダントを手に取り、過去を振り返ります。

「みんなの守護天使」と言われたレティシャは、体術に優れた女性。

そのため、フォルテやハーティア、アザリー討伐の際に命を落としたコミクロンに稽古をつけるも誰も彼女を倒すことはできません。

それだけ優れた人物であるのにも関わらず、チャイルドマンが個別指導を行い期待をかけていたのはキリランシェロただ一人でした。

鋼の後継とまで呼ばれる理由がずっとわからずにモヤモヤとしていると、「キリランシェロがあと一歩踏み込んでいたら君は死んでいた」とフォルテから聞かされます。

ずっとツメが甘いと思っていたキリランシェロの実力を知りたいと思ったレティシャは、彼に全力で攻撃を仕掛けていきます。

体術でレティシャに敵わないと言っていたキリランシェロでしたが、彼女が本気で自分を殺しに来ているとわかった時、拳をギリギリで避け、レティシャを吹き飛ばすほどの一撃を与えるのでした。

そんなことを思い出していると、オーフェンがレティシャの部屋を訪問。

天使のブローチと一緒に入っていた手紙の文字から、送り主はコミクロンだったと知るのでした。

KAMUI

あ、フォルテじゃないんですね。どうもフォルテ→レティシャの雰囲気があったので!今はもういないコミクロンだった…。そしてアザリーも過去にキリランシェロの力を試したことがありましたが、レティシャもやっていたんですね。なんだか他にもそうやって彼の力を試して、あーチャイルドマンの後継者にふさわしいわーと身をもって知った人がいるのではないかと思えてきました。

荒れている牙の塔。そしてチャイルドマンの顛末を知るオーフェンはこれを言えず

チャイルドマンがアザリー討伐のために牙の塔を出て疾走してから2ヶ月もの間、牙の塔では他の教室の秩序が乱れ、塔の主導権を手にしようとするものも出てきていると言います。

しかし、フォルテが使えるチャイルドマンネットワークに触れることなく、暗殺者となって牙の塔の魔術師を殺すことができるのはチャイルドマンかキリランシェロしかいないと断言するオーフェン。

そして、チャイルドマンはもう戻ってこないと口にすると、レティシャは執拗に知っていることを言えと言います。

そんな時、オーフェンの知り合いだからといってタダ飯にありつこうとしたものの、オーフェンに見つかって暗殺者探しに駆り出されていたボルカンとドーチンが急いでやってくると、クリーオウとレキが暗殺者に捕まったと聞かされます。

キリランシェロの狙いは自分。

そして、どっちが本物のキリランシェロなのか決着をつけるため、オーフェンはクリーオウが連れて行かれたチャイルドマン邸へと向かうのでした。

レティシャとしては5年前に塔を飛び出したキリランシェロが戻ってきてくれること、アザリー討伐に出ていったチャイルドマンやハーティア、コミクロンが戻ってきて昔の教室のような関係が続くことを望みましたが、そのどれもが叶わない。

KAMUI

レティシャとしてはなかなか辛いものがあります。

牙の塔の魔術士誰もが望んだキリランシェロは今のオーフェンよりもはるかに強いからこそ、弟子のマジクが付いて行くとか言い出しましたが、これはあくまでオーフェンの問題なのでしょう。

KAMUI

ちょっと、すでに次回が楽しみなんですけど…続きをください。

『魔術士オーフェン はぐれ旅』第9話まとめ

きっと、キリランシェロはアザリーのことがなければチャイルドマンからすべてを教わり、牙の塔を代表するような魔術士になっていたことでしょう。

そのため今のオーフェンよりも明らかに強いのです。

ですがオーフェンだって守るべきものがあるんですから、負けるわけにもいかないでしょう。

どんな決着がつくのか、結局あの亡霊は何なのか、次回できっと明らかに!

すでに続きが見たいです!だからこそ楽しみです。

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