<人生ってわかんねー!>
恋する男が歓喜の脳内雄叫びを放つ…第10話は「はじまりの新年」というかなり意味深なタイトル。
失恋した先輩から押し付けられた縁起悪そうなクリスマスプレゼントが、思わぬ奇跡を生みます。
新年開けた瞬間から恋の緊張感MAX!
思わず抱きしめる“無音の15秒”がヤバい…否応なしにトキめかされちゃいます!
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『イエスタデイをうたって』前回第9話のあらすじと振り返り
抱きしめられて告白されて以来、榀子は浪に会うのを避けていました。
逃げてばかりはいられないとご飯を作りに早川家へ向かった榀子は、久しぶりに彼と会います。
「私は浪くんもおじさんも大好きだから、この関係を崩したくない」
榀子は浪に早川家との家族的な関係を崩したくないと告げます。
一方、想いを寄せるリクオに距離を置かれてしまったハル。
リクオに対して重い女発言をしてしまったことを後悔しながら、「友達続けるっておかしいのかな」と彼から友としてすら拒絶されてしまうことを恐れて苦悩します。
榀子とハル、恋する乙女達はそれぞれ“恋愛の岐路”に立たされていました。
そんな中、恋人たちの一大イベントであるクリスマスの夜がやってきます。
会えないリクオを恋しく感じながら、ハルはバイトに励み…。
リクオの誘いを断った榀子は、受験生の浪を気遣いクリスマスを共に過ごします。
浪との2人きりの空間に危険を感じ、早川家を飛び出した榀子。
そして、彼女の足は自然とリクオのいる福田宅へ…。
突然「結局来ちゃった」と笑って現れた榀子を驚いた表情でリクオが見つめます。
【ネタバレ】『イエスタデイをうたって』第10話あらすじ・感想
突然現れた榀子…福田夫妻の“恋のアシスト”が絶妙すぎる!
「結局、来ちゃった…今頃、ごめんなさい。」
榀子は、突然現れたことをすまなそうにします。
「受験生は大丈夫か?」とリクオが様子を窺うと、榀子は明言を避けます。
そして、テーブル上に広げられた大学1年の頃の写真を「懐かしい!」と手に取ってすぐ話題を変更。
楽しげにする榀子を見て、リクオが嬉しそうに微笑みます。
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「ほとんど“榀子の写真集”みたいになってるけどな!」
福田がすかさずからかい、榀子もそれに便乗して「こんな写真撮られてるなんて知らなかった!」とリクオに視線を送ります。
すると、リクオは「まあまあ上手に撮れてんだろ?」と頭を掻いてタジタジ…その様子にみんなが笑い、和んだ雰囲気のまま福田の妻・梢が「乾杯をしよう!」とホームパーティーが再開されます。
そして、真剣にババ抜きに興じる4人…意外と勝負強いリクオと梢が先に上がります。
榀子vs福田の一騎打ちが白熱する中、「コーヒーを淹れるから手伝って」と梢がリクオをキッチンに呼びます。
「ネックレス、新しく包装し直したの…彼女にプレゼントして。私から貰ったから、もう“いわく付き”じゃないってことで…頑張って!」
榀子に見えないよう、こっそりと渡します。
リクオは掌に乗せられた小さな箱を見つめて困った顔をします。
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あっという間に楽しい時間は過ぎ、帰ろうとするリクオと榀子。
梢に丁寧にお礼を言う榀子…女同士で語り合っている隙に、肩を組んできた福田が「ウジウジ考えてないでアクション起こせ…骨は拾ってやる!」とリクオに耳打ちしてきます。
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高校からの“こじらせ片想い”が終わった…切ない瞬間を目撃したハルが向かった場所は?
満月が出ている夜の道を、サンタメイド服でスクーターに乗って出前に行くハル。
MILK HALLに戻ると、居沢がカウンターに座って狭山杏子と話しています。
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帰ってきたハルを見て、居沢はコーヒー代を置くと大きなスーツケースを転がして店を出ようとします。
「帰っちゃうんですか?」とハルが聞くと、「また来るよ…」と優しく答え去っていきました。
居沢がいなくなると、珍しく杏子がカップを割ってしまいます。
心配して駆け寄ったハルは、動揺している杏子を見て居沢との間に何かあったのを察します。
実家が大変だという居沢から「九州に帰る」と聞かされていた杏子。
「仕方がないのよ…大人になって“守らなくちゃならないもの”ができてしまうのは。」
自分に言い聞かせるように、杏子がハルに語ります。
彼女の気持ちが痛いほど伝わってきたハルは、<本当は寂しいに決まってる>と心が切なくなります。
無意識のうちにハルが向かったのは灯りの点いていないリクオのアパートでした。
階段を登って2階にあるリクオの部屋の扉が見えたとき…ようやく、彼の家に来てしまったことに気づきます。
大チャンス到来!?“人生って…最後までわかんねー”大逆転な展開!
福田家からの帰り…並んで歩きながら、他愛もない会話をする榀子とリクオ。
「今年もあとちょっと…1年の終わりにいろんなことがリセットされる感じで、この時期が一番好き。お正月も大晦日の方が好きで、明けたらなんかつまんないの。」
ふと、橋の上で足を止めると視線を遠くに向けながら榀子が語ります。
「家は大晦日まで家の修理やら大掃除やらをやらされて…大変な思い出ばっか。」
リクオがぼやきくと、榀子が興味深そうに話に耳を傾けます。
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マンションに入る榀子をリクオが呼び止めます。
「手出して。これ、やる!」
差し出された手にポンッと乗せたのはあの箱!
微笑みながら贈られたプレゼントを開けて中のネックレスを見た榀子は「ムーンストーン可愛い!嬉しい…ありがとう!」と喜びます。
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自分で選んだのかと尋ねる榀子を騙せないと感じたリクオは「ごめん!」と謝り、プレゼントに関する経緯を正直に話します。
しょげるリクオを見て、思わず吹き出した榀子は「魚住くんらしい…さっき、挙動不審だったよ。ありがたくもらっておくね!」と真実を知っても喜んで貰ってくれます。
「うーん、変だったか。俺、今まで女の子にプレゼントあげたこと一度もなかったから。」
その言葉にグッときた榀子の瞳が激しく揺れます。
帰ろうとするリクオを今度は榀子が呼び止め…「お正月、一緒に過ごさない?」と誘います。
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お誘いの余韻に浸りながら帰路につくリクオ。
通りかかった思い出深い道…この場所で“榀子にフラれてチャリで派手に転んだ夜”のことを思います。
息を吸い込んで脳にたっぷり酸素を送り込んだリクオは<人生って…わかんねー!>と星空を見上げて喜びを噛み締めます。
体を冷たくして待ったハルに再度突きつけられたリクオの重い言葉
リクオがアパートの階段を上がると、ハルが通路にちょこんと座っていました。
何時間座っていたのか…赤い顔をしてチラッとこっちを見ます。
リクオを見ると、ハルは目を見開いて嬉しそうにし、「メリークリスマス!」と微笑みかけてきます。
驚いたリクオが歩み寄ると「新作ベーグルの差し入れ!」と用意していた口実を話します。
「冷えるだろう…ほら、立て。」
差し出した手を握ることなく、ハルが抱きつきます。
「やっと会えた…ずっと会えなくて寂しかったよ。」
その想いに答えることなく、首に巻きついたハルの手をすぐに引きはがすリクオ。
ハルは残念そうに鼻をすすります。
<触れた肌が冷たかった…一体いつから…>
鍵を開けながらリクオは思います。
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「温かいもん入れてやるから、中入れ!」
「やった…リクオの部屋!」
初の内部潜入を果たし、目を輝かせるハル。
子供をあやすようにツッコミを入れながら、リクオがマグカップに温かい飲み物を用意してくれます。
「こういうこと…もうよせよな。」
「わかってる…でも、こうでもしなきゃ会えないじゃん。私は努力しないと会えないじゃん…」
ズバリ言われてしまったハル、それでも頑張ります。
「重いのはわかってるよ。でも、何にもしないでじっと待つよりこうしてる方が楽しい。だから、深く考えず…好きでやってるんだから大目に見て。リクオの顔も、部屋も見れたからそれで十分…これ、飲んだら帰るよ。」
リクオはハルの言葉を黙って聞き、ハルは1人で帰っていきました。
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お正月が迫っているのに連絡が無い…ほっとかれた榀子が拗ねる
実家からの電話に「正月はこっちにいるよ」とリクオが話す声。
電話を切ると、再び受話器を持ち上げ、どこかに電話をします。
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榀子は早川家でタッパーに煮物を詰めていました。
あれ以来、音沙汰の無いリクオについて考えます。
<今年は帰らないって実家に言ったけど、やっぱり帰ろうかな…>
あの夜の大胆な言動を思い出し、榀子は急に気恥ずかしくなります。
<初めてのプレゼントなんて言われて、何か嬉しかったのよね…いや、深い意味ないのは向こうだって分かってる。でも、なんで連絡ないのよ?>
ちょっと怒りが込み上げてきて、早足で帰ります。
家に着いたタイミングで久しぶりに連絡してきたリクオに、呆れた榀子は長いため息。
「連絡しなくてごめん…年末、仕事忙しくて。」
榀子もリクオに連絡をしなかったと痛いところを突かれ、「そうだけど…」と彼女は口を尖らせます。
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「で、あのー…どうする?」
言い出しにくそうに正月のことを聞いてきたリクオ。
忘れていなかったことを確認できて機嫌が直った榀子が、電話のカールコードをクルクル手に巻きつけながら「ん…どうしよっか」とはにかんだ声を発します。
やってきた運命の大晦日、榀子が動いた!!
大晦日。榀子とリクオがお正月に一緒に過ごす約束をしていることなど何も知る由のないハルは、母・川島陽子の家へ。
陽子の再婚相手・川島省悟に掃除を褒められ、「バイト先でも毎日してるんで!」と明るく受け答えします。
ハルの姿に何かを感じ取った母は、気分転換に年越しそばの買い出しに連れ出します。
この日、ハルは珍しく夜遅くまで川島家で過ごします。
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リクオと榀子は、リクオが職場の先輩たちとよく行くというとっておきのお店へ。
朝まで営業しているその居酒屋で除夜の鐘を聞きながら2人でゆっくり過ごします。
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「榀子と2人きりで飲むなんて、大学時代は無かったもんな。」と感慨深げに語るリクオ。
もうすぐ自宅というタイミングで「酔い覚ましにコーヒーでも飲む?」と榀子が切り出します。
鈍感なリクオは缶コーヒーと勘違い…自動販売機を探してキョロキョロ。
「…じゃなくて。家で。」
顔を赤くして俯きながら榀子が言います。
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家電の配線を手伝ってからは入っていなかった部屋。
リクオは就職面接のように、姿勢正しく微動だにせずソファに座っています。
静かな部屋に、やけにやかんの音が通ります。
ぎこちない空気が漂う中でコーヒーをすする2人。
慌てたリクオの手元が狂い、豪快にマグカップを倒してしまいます。
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リクオと榀子の想いが繋がった夜…ハルには大ピンチが!?
「俺、帰るわ。なんか、緊張に耐えられない。」
コートを持って立ち上がったリクオが帰ろうとします。
「深い意味はないって分かってるけど…こういうの免疫ないから。」
「私だってないし…緊張してる。」
お互いを意識し合って変わってしまった空気感に戸惑う2人。
経験不足な自分が悪いと謝るリクオに、榀子は「違う!圧倒的に私が一番悪い。分かってるのにいつまでもグズグズして」と自分の非を認めた上で続けます。
「…でも、魚住くんもちょっとは悪い。強引になれないのは優しいから?それとも、野中さんがいるから?」
直球な問いに、何か返そうと口を開けるも言葉が出ません。
「昔好きだった人のときと同じ気持ちにならないと嘘なんじゃないかと思ってたけど…人を好きになる感情は1つじゃないかもしれない。だから、ゆっくりでも前に進もうと思う。」
気持ちを吐露して微笑んだ榀子を、面食らった表情で見つめるリクオ。
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次の瞬間…持っていたコートを手から離したリクオは榀子をグイッと抱き寄せます!
彼の胸にすっぽり収まった彼女の頬が赤みを増します。
瞳を潤ませながら顔を上げた榀子の頬を、リクオが右手でそっと包みます。
「ゆっくり…だもんな。今日は…帰るよ。」
触れた手をゆっくり離したリクオがそう告げると、微かな榀子の「うん」という声が聞こえてきました。
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「私、帰るね。新婚夫婦のお邪魔するのも悪いし。」
新婚の母たちを気遣って帰ってきたハル。
カンスケが窓越しに見守る中、ベッドに横たわりため息をついていると、“ドン!”と鈍い音が聞こえてきます。
その直後、榀子のところから帰宅したリクオの電話がけたたましく鳴り響きます。
電話に出ると、何かを聞いたリクオは目を見開いたのでした。
『イエスタデイをうたって』第10話まとめ
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「うじうじ考えないでアクション起こせよ…。骨は拾ってやる…。」(福田タカノリ)
「(汗)……。」(魚住陸生)
🔻第10話 無料配信中https://t.co/am7T3T1Gdr
CV #寺島拓篤 #小林親弘 #イエスタデイをうたって pic.twitter.com/zzcMiCWyK8
— アニメ『イエスタデイをうたって』公式| 4月4日放送開始! (@anime_yesterday) June 7, 2020
ラスト、何が起こった…続きが気になりすぎる!
怒涛の展開を見せた最後の3分間。
ドキドキと切なさと驚きと…そして得体の知れない恐怖が押し寄せてきました。
ハルに何が起こったのか…リクオは誰からの電話に驚愕したのか…。
第11話は「嵐の予感」と予告あり!
一体、どんな嵐が待っているのでしょうか。
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