『イエスタデイをうたって』第9話あらすじ・ネタバレ感想!ラスト2秒に胸キュン…クリスマスの奇跡!

『イエスタデイをうたって』第9話

出典:『イエスタデイをうたって』公式ページ

『イエスタデイをうたって』第9話は「クリスマス・キャロル」がタイトル!

ムズムズしちゃう胸キュンと、恋敵に嫉妬する胸のざわめきと…恋人たちの季節に戸惑う男女4人の心が描かれます。

クリスマスの奇跡的な展開にラストはドキッとさせられます!

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『イエスタデイをうたって』前回第8話のあらすじと振り返り

『イエスタデイをうたって』第8話

出典:『イエスタデイをうたって』公式ページ

「うち来る?」という思いがけない榀子の誘いにドキドキするリクオ。

しかし、部屋の前まできたのに扉の鍵を開けられないまま…怖気づいた榀子が心変わり。巡ってきたビッグチャンスを逃がします。

この出来事を榀子は同僚の杜田へ、リクオは親友福田へとそれぞれ相談…2人は「ありえない」と呆れます。

「美化されてる10代の恋と比べるな!」と榀子に忠告する杜田。

リクオは福田から「次はない!」と断言されます。

“仕事に自信を持てば、榀子への遠慮がなくなる”という福田の助言を思い出したリクオは仕事に没頭…コンビニバイトも辞めて誰にも会わずに写真スタジオの仕事を頑張った結果、正社員に昇格します。

彼の性格を察したハルから“リクオらしさ”を聞いた榀子。

直後に会ったリクオに対して、榀子は「魚住君はこうって決めたら突き進むタイプ!」とハルの言葉を思わず使ってしまいます。

榀子はふと、リクオがハルをどう思っているのか気になりはじめます。

一方、ハルはというと…リクオをスタジオ前で待ち伏せ。

すると、仕事を終えて出てきた彼から“俺のことを待つな”と少し距離を置かれてしまうのでした。

【ネタバレ】『イエスタデイをうたって』第9話あらすじ・感想

榀子は、早川家の2人と“今のままの身内みたいな関係”を崩したくない…

後ろから抱きしめられて浪から熱い告白されて以来、浪の家に来るのをためらっていた榀子。

逃げちゃいけないと心に決めて、夕飯を作りにきていました。

浪が帰宅する前に帰ることもできましたが、彼を待ちます。

浪は榀子に「この前はごめん!俺、思ったこと言うし態度にも出る性格だから…それが榀子に気を使わせたりして悪いと思ってる」と謝ります。

そして、義務感で無理して夕飯を作りに来てくれているのなら無理しないでと言いかけます。

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第7話で榀子を抱きしめた浪は男らしかったですよね!

「正直、気まずい…でも、ここへ来てご飯作るの好き。私も浪くんが思ってるみたいにこんな風に台所にいる風景がいつまでも続けばいいって思ってる。私は浪くんもおじさんも大好き…だからこの関係を崩したくないの」と榀子。

浪は「俺らと榀子の関係が壊れる訳ないじゃん!」照れつつ言います。

それを聞いてホッとした榀子はようやく笑います。

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関係を崩したくないという榀子の要望に屈した浪。彼はこのまま諦める!?

ハルは、リクオと“今のままの友達関係”が崩れてしまうのが怖い…

待つな宣言をされたリクオから逃げ帰ったハルは、ベットで枕を抱きながらやるせない思いに悶えていました。

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第8話で、「こういうの重いよね?」とハルが自虐的な発言をしちゃったシーン。ハルの脳内に痛い記憶としてこびり付いています。

「重い女って事を強調した発言をしてしまったのでは…何やってんだろ」

思考を巡らせては重めのため息をつくハルを心配して、カンスケが外から窓越しに寄り添います。

<リクオがコンビニを辞めてから、私にとってちょうど良かった“バイト帰りに顔を出す”って口実がなくなった…3つ先の駅にある写真スタジオまで行って、リクオの私生活に足を踏み入れて。もし拒絶されたら…>

リクオを失う怖さをリアルに感じはじめたハルも、ふと<榀子先生はリクオのことどう思ってるんだろう?>と無性に気になりはじめ…「負けるもんか!」とハルは地団駄を踏むのでした。

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榀子は“リクオがハルをどう思ってる?”と気になり…ハルは“榀子がリクオをどう思ってる?”と気になり。

MILK HALL店長の狭山杏子は、最近元気がないハルを心配し「リクオくんとうまくいってないの?」と聞きます。

悲しい顔をしたハルが「最近、いつもと違う…微妙に避けられてる」と答えます。

杏子は「気にしすぎじゃない?」と楽観的ですが、当のハルは気になって仕方ありません。

「世間一般的な話として、好意のある異性と友達続けるっておかしいんですかね?」

ハルが問うと、少し考えた杏子が「人それぞれ…でも、おかしいなんてことはないんじゃない?一緒にいて楽しい思える相手と同じ時間を過ごしたいって自然なことだと思うのだけれど…」と返答。

「そこに苦痛を感じても?」とハルが聞くと、「私は、一緒にいることによってメリットよりもデメリットの方が多く感じるのであれば適切な距離を持つべきだと思う」と杏子。

この意見には、損得感情で決めるっぽいと納得しないハル。

「自分の感情に損得なんてあるのかしら?何が大切なのかは自分でしか決められない…だから、人それぞれ」と杏子が話すと、珈琲に映ったハルが揺れます。

杏子は「ハルちゃんはどうしたいの?」と問いかけます。

リクオと浪…恋のライバルたち、それぞれのクリスマスの予定が明らかに!

榀子に作ってもらったお弁当を得意気に披露する浪。

それを見た滝下克美が「受験が近づくと、みんな気を使ってくれて優しいよね…幼なじみのお姉さんもきっとそうだよ」と言います。

そして、滝下に24日にある予備校のクリスマスイベントへの参加を問われた浪は、意味深な笑みを浮かべながら「用事あるからパス!」と即答。

浪は榀子にクリスマスを一緒に過ごすことをおねだりしていたのです。

察した滝下が、もう一度「受験が近づくと、みんな気を使ってくれて優しいよねー」と浪に忠告するように繰り返し、気づいた浪が怪訝な顔をします。

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浪、やっぱり諦めていないっぽい。

クリスマスソングが流れるスーパーで「今晩何にしよう?明日のお弁当も考えなきゃ!」と榀子が楽しそうに買い物中。

ほぼ毎日早川家のご飯を作っていた学生時代を思い出します。

毎年、クリスマスは亡き湧と浪と3人で“プレゼント交換”をしていました。

そんなことを懐かしく思い出しながら店内を歩いていた榀子の視界に“348円の銀杏”が飛び込んできます。

銀杏を見て何かを閃いた榀子は嬉しそうに微笑みます。

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銀杏は誰との思い出のものなのか…銀杏から榀子の心理が見えてきます。

その頃、居酒屋で福田と一緒のリクオは、喉を鳴らしながら美味しそうにビールを飲んでいました。

「お前がいなかったらまだコンビニでバイトしてた…背中を押してくれた福田には感謝してる。ありがとう!」

「うん…くるしゅうない」

感謝の意を受け取った福田が、クリスマスの話をはじめます。

福田家では結婚を機にクリスマスプレゼントの風習はやめることにしたらしい…その代わりとしてささやかなホームパーティーをすることにしたと。

そこで、予定がなさそうなリクオを誘ってくれたのでした。

「ついでに榀子も連れてこい…これはカミさんの提案だ!」

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胸をザワつかせるちょっとしたクリスマスの奇跡が、福田家のパーティーで起こります!

スーパーで榀子を優しく微笑ませた“銀杏の思い出”の主は誰?

アパートに帰ったリクオ。

福田の妻・梢の“大学時代の写真が見たい!”との要望を受け、持っていく写真を選びます。

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大学時代はイベント事では写真係だったリクオ。福田からは「前の彼女と写ってないやつ限定!」と頼まれます。

「人物撮るの苦手だったのに…俺、女の子撮りまくってんじゃん。」

何十枚もある写真から、すぐ目に留まったのは“大学1年の榀子が秋川で遊んでいる写真”。

このあと仲良くなり、カメラを向けるのも気恥ずかしく榀子を撮れなくなりました。

<なんで仲良くなったか覚えてないけど…仲良くなればなるほど「好き」って言えなくなったんだよな>

卒業式に怖気づいて告白断念、再会して告ってフラれ…当時からついちょっと前までの出来事がとても懐かしく思い出されます。

<友達でもなんでもいいから榀子のそばにいたくて…>

ふと、リクオの脳裏に「以後気を付けます…」と悲しい敬礼をして逃げ帰ったハルの顔が浮かびます。

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あの時の切ないハルの気持ちが、いま理解できたリクオ。

残酷なタイミングでチャイムが鳴ります。

訪れたのは榀子…夕飯のお裾分けを持っています。

部屋に並べてある写真が見えた榀子の視線を察したリクオが「大学時代の写真整理してたんだ…見る?」と無意識に誘い…室内に誘ってしまったことに気づくと、途端に照れて言い訳を重ねしどろもどろに。

その様子を見た榀子は「私も大学時代のこと思い出してたの」とクスッと笑い、持ってきた紙袋から買った銀杏を取り出して見せてきます。

見せられてもピンとこないリクオ…拗ねた榀子は「1年の頃、お金が無いからって校庭に落ちてた銀杏拾ってたの手伝ったのに…本当に覚えてないの?」と顔を近づけてきます。

至近距離の榀子に耐えられなくなったリクオは「福田のクリスマスパーティーに榀子もどう?」と話題をそらします。

榀子には“受験で大変な浪の食事の世話をしてる”と断られてしまったリクオ…嫉妬にかられた心を榀子が言った“受験”という言葉を復唱してグッとこらえます。

すれ違う2人…リクオが見つけた待っていたハルの痕跡

リクオと榀子のサードチャンスも不発…マンションの下まで送ってくれたリクオの帰っていく背中を見つめながら、榀子はあの銀杏を一緒に拾った日を振り返って微笑みます。

「カメラのレンズを買ったら金無くなっちゃって…一昨日から何も食べてないんだ。」

ゴム手袋をして銀杏を洗う大学1年のリクオ。

隣で手伝うロングヘアーの初々しい榀子は「銀杏じゃお腹いっぱいにならないし食べ過ぎると中毒起こすよ?そんなにお腹すいてるなら学食のコロッケ定食くらいしかだけど奢ってあげようか?」と言います。

すると、彼は嬉しそうに「森田ありがとう!」とガッツポーズ!すかさず、榀子が「森ノ目です!」と訂正します。

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名字もうろ覚えだった頃の2人…案外先にリクオを意識したのは榀子だったのかも!

リクオのアパートに来たハルでしたが、ちょうど榀子を送っていたので留守…そんなことを知る由もないハルは「まだ帰ってきてないのか…」と残念そうにします。

「いつから私はこんな小心者の臆病者に…最初は負けてても先生に宣戦布告したのに」

電気が灯っていないリクオの部屋の窓を見つめながらため息まじりに呟きます。

白い息を吐いて震えながらアパートの門の前で待ち続けたハルでしたが、リクオが戻る頃にはいなくなっていました。

榀子の所から帰ったリクオは、門の前に“カラスの羽”が落ちているのを見つけます。

羽を手に取ると「来てたのかアイツ」とため息をつきます。

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すれ違うハルとリクオ…このまま疎遠になってしまうのか。

「これ…俺には不要になったアクセサリーだ。お前が活かしてくれ…5,000円でいいぞ?」

失恋したらしい職場の先輩・田辺から売りつけられたクリスマスプレゼントを、招かれた日にリクオは福田の妻・梢にと言って福田に渡します。

事情を聞いて“縁起悪い”と難色を示す福田でしたが、梢は気にすることなく受け取ります。

悶絶必至の「来ちゃった」に萌える。リクオに訪れたクリスマスの奇跡!

クリスマスも営業中のMILK HALL。

リクオが現れるはずもない入り口を気にしながらサンタコスプレをしたハルが<リクオに会いたいな…>と恋しがります。

一方、早川家では榀子と浪が2人でクリスマスを過ごします。

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湧が亡くなってからはやらなくなったクリスマスパーティー。

恒例のプレゼント交換…子供の頃に交換した手作りプレゼントの話題で2人は盛り上がります。

この日、榀子が渡したのは浪が欲しがっていた画集。

浪は「榀子、似顔絵描いてやろうか?」と準備をはじめます。

榀子を座らせ、浪の鉛筆の走る音だけが静かな部屋の中に響きます。

<そういえば、おじさんは金沢に戻っていていないのよね…2人きりは危ない>

静寂のせいか榀子の頭に雑念が…意識しはじめると途端に気まずくなります。

追い打ちをかけるように、浪が「もうちょっと着崩して色っぽいのできる?」とからかってきたので、居た堪れなくなった榀子は立ち上がります。

「明日も予備校あるんだし今日はお開き…おやすみ!」とそそくさと早川家を後にします。

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まだ8時…聖なる夜に時間を持て余した榀子は意外な行動に出ます!

その頃、福田家ではリクオの持ってきた大学時代の写真を梢が見ていました。

「榀子さん、学生の時から綺麗だったんですね!で、彼女とはどうなんです?」

リクオが顔を赤くして返答に困っていると、自宅の電話が鳴って福田が出ます。

電話の主に、家までの道順を教える福田…話し終えると誰なのか聞いても「秘密!」と言ってニヤり。

ほどなく、福田家の廊下を歩く女性の姿…榀子でした。

彼女は、驚いて目を丸くするリクオに「結局来ちゃった…」と笑うのでした。

『イエスタデイをうたって』第9話まとめ

ラストの「来ちゃった…」に撃沈!

恋愛初心者の榀子の起こす“天然だけど小悪魔的な言動”には、いつも心を持ってかれてしまいます。

これが計算じゃないから怖い…ちょっと羨ましくもありますw

こうなると苦境に立たされつつあるハルのことが気にかかります。

このままリクオと榀子の恋が実るのか、恋の結末が気になって仕方ありません。

最終話まであと2話…寂しいけど噛み締めて見なくちゃです!

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