『集団左遷!!』第5話あらすじ・ネタバレ感想!命運を賭けた三嶋食品の融資が…まさかの結末に。

出典:『集団左遷!!』公式ページ

廃店決定まであと2ヶ月。

ノルマ達成を実現させるためには、三嶋食品の自社ビルのための融資が鍵となります。

片岡支店長(福山雅治)は、支店の命運をこの融資に賭けますが、またしても本部の邪魔が入ります。

そして今回は、衝撃のラストが待っていました。

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『集団左遷!!』第5話あらすじ

『集団左遷!!』第5話あらすじ①

『集団左遷!!』第5話あらすじ②

「集団左遷」「廃店候補」と書かれた週刊誌の記事が逆に追い風となり、蒲田支店はたくさんの客で賑わっていた。

三嶋(赤井英和)から打診されていた20億円の融資が成立すれば、ノルマの残りはあとわずかとなる。

しかし、融資が決まりそうだった顧客たちが相次いで羽田支店に乗り換えるという事態が発生する。

嫌な予感がした片岡(福山雅治)が三嶋の元を訪ねると、そこには支店統括部部長の宿利(酒向芳)と羽田支店の鷹谷支店長(桜井聖)がいた…
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【ネタバレ】『集団左遷!!』第5話の感想

ノルマ達成目前

廃店決定まであと2ヶ月と迫る中、三友銀行蒲田支店は順調に売り上げを伸ばしていました。

「廃店危機」を報じた週刊誌記事のおかげで、行員たちの頑張りを見た地域の人たちが助けてくれているのです。

決定している様々な案件と三嶋食品の自社ビルの融資が決まれば、ノルマは残り5億というところまできていました。

こうなったら何が何でも自社ビルの融資をうまく進めなければいけません。

前回、宿利支店統括部長(酒向芳)と入れ替わりに本部に訪れた梅原さん(尾美としのり)。

彼が本部に呼ばれたのは、本部に呼び戻されるためでしたが、それはどうも宿利部長の代わりに梅原さんが支店統括部長になれるかもしれないということでした。

「俺たちは一蓮托生になったってこと?」

「ということで、頼むよ!」

蒲田支店が頑張れば宿利部長の立ち位置は危うくなり、必然的に梅原さんが本部に戻れるというわけです。

宿利部長はますます蒲田支店、片岡支店長(福山雅治)に対して粘着した感情を持つようになってしまいました。

三嶋食品への融資

三嶋社長(赤井英和)は、自社ビルの候補にとある羽田空港近くのビルを紹介されたといいます。

空港近くとなると羽田支店の管轄ですが、社長は多少金利が高くても片岡と取引がしたいといいます。

片岡たちにとってはとてもありがたい話です。

しかし、またしても事件が起こります。

羽田支店が融資の取引が決まりそうな顧客を狙って、金利を下げて次々と横取りをしているというのです。

ということは、三嶋食品にも!?

片岡が慌てて三嶋食品へ行くと、羽田支店の支店長と宿利部長が金利を下げるという提案をしているところでした。

「同じ銀行じゃないですか。みっともないと思わないんですか?」

「私たちはお客様のためになることをしているだけだぞ」

宿利部長はしれっとそんなことを言ってのけます。

しかし三嶋社長は羽田支店の申し出を断ります。

「自社ビルを誰と見たいかといったら、やっぱり片岡さんなんですよ」

片岡は感激しきりですが、銀行員として会社のためを思うと、金利が高い方を選ばせるのには気が引けます。

「本当にウチでいいんですか」

「いいに決まってるやないですか」

三嶋社長は豪快に笑います。

後日、三嶋社長と共にビルの売主である会社の太田副社長(宮川一朗太)と会います。

兄である社長は病気をしていて、代わりに副社長がビル売却について取り仕切っているといいます。

どんどん話が進む中、片岡はやはり金利のことが気になって仕方がありません。

しかし、三嶋社長は大手小売店との仕事が決まったから心配することはないと言います。

また事件です!

廃店決定まであと2ヶ月。

ノルマ達成まであと30億。今作業中のものが全部うまくいけば可能性はあります。

しかし…

「支店長また事件です!」

「また!?」

本部が融資のみならず、今度は預金と保険まで横取りを企んできました。

たまらず片岡が宿利部長に詰め寄ると、お前のせいで俺も被害者なんだと宿利部長は逆ギレします。

「仕事は断られてからが勝負なんだよ」

なんと、三嶋食品の大口取引の件は宿利部長の指示で羽田支店が後押しをしたのだというのです。

それを聞いてショックを受ける片岡。

さすがにそこまでのことをされると手も足も出ません。

大口取引も金利も、羽田支店を選んだ方が三嶋食品にとっては良いに決まっています。

考え込む片岡に真山副支店長(香川照之)がそっと助け舟を出します。

「こちらで断った方がいいか迷ってるんですよね」

ただ、三嶋食品の融資の件は蒲田支店にとっては生命線です。それを簡単に手放すことはできません。

わかってはいるのですが、片岡にはどうしても引っかかってしまうのです。

それを見た真山副支店長は、妻のお見舞いに来た義父にあるお願いをすることにしました。

断ってもいいですよ

翌日の会議で、真山さんはある会社から5億の融資を取り付けてきました。

その会社は長野にある真山さんの義父の会社でした。

「ですから三嶋さんの融資を断ってもいいですよ」

真山さんはとんでもないことを言い出しました。

慌てる片岡支店長。

しかし、真山さんは今まで頑張ってこれたのは支店長のおかげ。

たった5億で20億の取引をカバーできないことはわかっているけども、それは我々全員でカバーをするから、支店長はお客様のためだと思うことをしてくれというのです。

そして、片岡の代わりに真山さんが行員たちに発破をかけます。

「泣いても笑っても2ヶ月しかない。後がないなら前に進むしかない。前に進みますよ!」

行員たちは誰も反対しませんでした。

真山さん、すっかり支店長の右腕になってとても頼もしいです!

片岡は三嶋社長にやっぱり羽田支店とやった方がいいと話し、躊躇した三嶋社長ですが、結局羽田支店を取ることにしました。

銀行は損をしてしまいますが、片岡は銀行員としては一番良い選択をしたのです。

覚書

三嶋社長は宿利部長と羽田支店長を呼び出し、審査の前に銀行として約束した金利で貸し出すという覚書にサインが欲しいと言います。

審査をする前にサインはできないと断る部長ですが、他銀行に行くことをチラつかれたため慌ててサインをしました。

「これで蒲田支店ともこの金利で取引することができますよ」

三嶋社長は、人生かけて借金するんだから借りる相手は信頼できる相手がよいと、策を講じて覚書にサインをさせたのでした。

サインをしてしまった以上、引き下がるしかない宿利部長。

“ご乱心”というほど悔しがっています。

こうして蒲田支店が三嶋食品に正式に融資することが決まりました。

契約後、気が緩んだのか風邪を引いて寝込んでしまった片岡の元に1本の電話がかかってきました。

なんと、三嶋社長が消えたというのです。

ビルの持ち主である太田副社長とも連絡が取れないといいます。

高熱の体を押して片岡が三嶋社長の自宅に捜索に行くと、町金からの借り入れが1億円以上あり、さらに会社の年商の半分を占める海外の販売代理権が切れていることがわかりました。

太田ビルの方も、なんと副社長は偽物で契約したビルは売るつもりはないというのです。

これは、完全に融資詐欺です。

覚書を書かせたのは、会社の審査を避けるためのものでした。

「やられた!!」

もしかすると、フィリピンに飛ぶつもりなのかもしれないと、急いで空港に向かう蒲田支店一行。

片岡さんは38度以上の熱があるのです。見ていられません。

まさか、第1話から登場していた三嶋食品の件が第5話にして詐欺だったとは…衝撃の展開です。

人情味のある良い話だと思っていたのに!

『集団左遷!!』第5話まとめ

残り2ヶ月で挽回できるのでしょうか?

奇跡を信じたいですね!次回に続きます。

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