『集団左遷!!』第1話あらすじ・ネタバレ感想!福山雅治が21年ぶりのTBSドラマで“平成最後の下剋上”に挑む

出典:『集団左遷!!』公式ページ

三友銀行に勤める片岡洋(福山雅治)は、蒲田支店の支店長へと昇任人事を受けますが、実は蒲田支店は廃店候補のため「余計なことはするな。何も頑張らなくていい」と言われてしまいます。

21年ぶりにTBSドラマに出演する福山雅治が“平成最後の下剋上”に挑みます。

それではさっそく『集団左遷!!』第1話のレビューをしたいと思います。

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『集団左遷!!』第1話あらすじ


大手メガバンク・三友銀行に勤めるごく普通のサラリーマン・片岡洋(福山雅治)はある日、蒲田支店の支店長の昇任人事を受ける。

50歳を前に突然の出世に喜ぶ片岡だったが、実はその人事には裏があった…。

徹底した合理化を目指す常務取締役の横山輝生(三上博史)から「半年以内にノルマを達成しなければ蒲田支店は廃店」と告げられる。

さらに「廃店が決まっているから頑張らなくていい。無事廃店になればあなたの身は本部が保証する」と言われるのだ。

頑張らない、ノルマは達成しない、廃店の決定を待つ…はたして本当にそれでいいのか!?

『集団左遷!!』第1話あらすじ

そしていよいよ支店長としての出勤初日、朝礼で着任の挨拶もそこそこに蒲田支店が融資していた会社の社長がいなくなったと連絡が入る。

融資額が5,000万円と聞き、片岡は部下の滝川晃司(神木隆之介)を連れて融資先の会社へと向かう。

合流した担当者の平正樹(井之脇海)と共に社長の行方を追うのだが…

「ん?これって頑張っていいんだっけ…?」横山の言葉がよぎり、葛藤する片岡。

と、そこへ、副支店長の真山徹(香川照之)から、二日後、蒲田支店に臨店(※各支店の融資状況が正しいかどうかチェックする検査)が入るとの連絡が…

頑張らなくて良いと言われた50歳間近の銀行支店長片岡洋。そして、リストラ寸前のダメ社員集団の蒲田支店。

果たして蒲田は生き残れるのか!?50歳の支店長片岡の戦いが始まる。

「頑張るなと言われたからって、頑張らないなんてできない!」
出典:『集団左遷!!』公式ページ

【ネタバレ】『集団左遷!!』第1話の感想

頑張らなくていい

三友銀行勤務の片岡洋(福山雅治)。

この度めでたく支店長へと昇任します。配属されたのは蒲田支店。

しかし、そこは銀行の改革のために廃店候補になっている店でした。

片岡に課せられたノルマは純増100億円。

半年以内にノルマを達成できなければ、廃店が決定してしまいます。

この改革のトップに立つ横山常務(三上博史)からは各支店長にこうお達しが出ました。

「頑張らなくて結構。余計なことは何もしないでいただきたい」

廃店になれば、行員たちはリストラされますが、支店長の保証はあるといいます。

頑張るのが仕事だと考えている片岡さんには、理解に苦しむ命令でした。

臨店

片岡が蒲田支店に行くと、無愛想で堅そうな真山副支店長(香川照之)が待ち受けていました。

真山は定時に帰る、“そこそこ”頑張るタイプのようです。

着任初日から二日後に臨店(本部から支店への査察)が入るとの知らせが入り、YCSという会社の社長が夜逃げしたりとバタバタしています。

夜逃げした会社の損害は5,000万円。

社長が持っている資産は3,500万円。なんとか回収しなければなりません。

支店の行員たちは臨店で出すお弁当選びに余念がありません。これも、支店の大事な仕事だといいます。

仕方なく担当者の平(井之脇海)と共に社長の米山(平山浩行)を探すことになりました。

「死にたい」が口癖の平でしたが、片岡と二人で力を合わせて逃げる米山からなんとか3,500万円を回収し、臨店に間に合わせました。

しかし、この片岡の頑張りが、横山常務の耳に入ってしまいます。

さて、臨店の方ではある町工場の延滞報告書が無くなっていたことで、片岡がこの工場の融資金を回収して来いと言われてしまいます。

実は、この「鶴田工房」の担当者である滝川(神木隆之介)が、故意に報告書を抜いていたのでした。

延滞は一度きり、しかも技術者でもある社長のケガが原因で作業が一時ストップしてしまったことでの延滞でした。

工場に恩がある滝川はなんとか工場を救いたいと、報告書を抜きとったのでした。

ケガをしたことで契約破棄になってしまった「五郎丸商会」との契約が復活すれば、融資が継続される可能性があります。

滝川は毎日のように五郎丸商会に通っていました。

その滝川の頑張りに胸を打たれた片岡は、本部の知り合いの統括部長に掛け合ってみます。

しかし、その宿利部長(酒向芳)も横山常務とつながっており「余計なことはしない方がいい」と忠告されてしまいます。

横山常務にも直接「三友銀行のために迷いは捨ててください!」と釘を刺されます。

頭を悩ます片岡。家に帰ると妻のかおり(八木亜希子)が優しく出迎えてくれました。

まだやる気満々の片岡さんに悲壮感はありませんが、窮地に立たされて大変な立場にあることは間違いないので、家庭が拠り所になっているのは安心します。

支店長には後で頑張ってもらいたい

片岡ははぐらかしていた半期業務目標を、真山副支店長に催促されて主任以上の会議で発表します。

そして、真山副支店長は蒲田支店が廃店候補であることと、行員はリストラ対象であることを聞いているが、どうするつもりなのかと尋ねられます。

片岡としては、頑張っている滝川を応援したいと考えています。

しかし、真山副支店長は、

「支店長には後で頑張ってもらいたい。我々の出向先を頑張ってフォローしていただきたい」

「今を諦めるのは未来のためだと思うことにしませんか」

と言われてしまいます。

行員にしてみれば、たまたま蒲田支店にいるだけなのに、リストラされるなどたまったものではありません。

「最後まで銀行員でいたいな…」

営業一課の花田(高橋和也)のつぶやきが片岡の耳に残って離れませんでした。

頑張らせていただけませんか

結局、鶴田工房は本部が掛け合って蒲田支店が廃店した後に統合する予定の羽田支店が受け持つことになりました。

鶴田工房は助かりましたが、滝川にしてみればあまりスッキリしない結果です。

片岡は横山常務主催の廃店候補の支店長を集めた食事会で、思いの丈をぶつけます。

「お願いです。私に頑張らせていただけませんか。もしノルマを達成できたら廃店を取り消してもらえませんか」

目の前に仕事があれば頑張ってやってしまう。それがサラリーマンだ。

支店長として、困っている人を見捨てるなんてそんな背中を見せたくない。

片岡は熱く語ります。

「銀行員最後の日に振り返った時に、後悔だけはしたくないんです」

横山常務は「そこまで言うなら好きにしなさい。ただし、ノルマ不達成の時は、君の保証もないですよ」と。

だったら廃店したくない店にするまでだと、片岡は雨の中を走り出します。

このドラマ、福山さん演じる片岡が走って走って走りまくるものになっています。

とても大変そうです!見ている方も疲れます!

「言っちゃった…」

片岡は勢いで物事を進めてしまう性格のようです。

しかし、言ったからには“頑張る”しかありません。

一方で横山常務は誰かに電話をしていました。

「蒲田支店に何か動きがあったらまた報告してください。君のことは悪いようにはしませんので」

どうやら蒲田支店にはスパイがいるようですね。

『集団左遷!!』第1話まとめ

ネットでも話題になっている福山さんの顔芸と走る姿、何度も出てくる「頑張る」というセリフ。

一見すると少し胃もたれしがちな内容ですが、福山さんをはじめ、出演者が爽やかなキャラクターだからか?案外85分はあっという間でした。

来週も75分スペシャルということで、TBSの力の入れようがうかがえます。

正真正銘の平成最後の放送ですので、見逃せませんね!

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