『食戟のソーマ 神ノ皿』第8話ネタバレ感想!一色慧がついに本当の実力を発揮する

アニメ『食戟のソーマ 神ノ皿』第8話ネタバレ感想!

出典:『食戟のソーマ』公式ページ

愛娘えりなの勝利が確定した後、自ら審査員に名乗りを上げた薙切薊の横暴な行動に参加者からブーイングが飛び交うも、薙切仙左衛門も承諾していることから受け入れざるを得ない状況に。

そんな中、薙切薊は現審査員たちを跳ねのけ、自分が連れてきたWGO最高クラスの一等執行官2人を連れてきて会場が騒然となります。

緊迫した雰囲気の中、竜胆に挑戦したタクミは惨敗。

絶体絶命に追い込まれる中、司瑛士に挑んだ一色慧がこれまで隠してきた本領を発揮します!

『食戟のソーマ 神ノ皿』第8話「君の横顔」あらすじ

アニメ『食戟のソーマ 神ノ皿』第8話「君の横顔」あらすじ

アニメ『食戟のソーマ 神ノ皿』第8話「君の横顔」あらすじ

ついにスタートした4th BOUTの会場へ現れ、今後の審査は自身が務めると宣言した薙切薊!

首謀者である人物に審査員を任せられないと、反逆者チームの面々は憤慨するが、何故か敵対しているはずの仙左衛門もこの提案を受け入れている様子を見せ…?

会場中が混乱する中、タクミが相対する竜胆が料理を完成させる…!

アニメ『食戟のソーマ 神ノ皿』第8話「君の横顔」あらすじ出典:『食戟のソーマ』公式ページ

【ネタバレ】『食戟のソーマ 神ノ皿』第8話「君の横顔」感想レビュー

審査員は薙切薊!WGO一等執行官も登場!

前回第7話で見事に第3席のももとのスイーツ対決を制したえりな。

勝利に浸る反逆者チームでしたが、薙切薊がその空気を壊すかのように連帯食戟の審査員を務めることを宣言します。

当然、反逆者チームからはブーイングの嵐。

薙切薊は「まだ愛娘の手料理を食べていない」と理由を口にします。

実は薙切薊は、学園祭時のえりなの料理を、創真に邪魔されて食べられなかったことを根に持っていました。

当の創真はその事を全く気にしていない様子で、まるで他人事のような態度を取っています。

薙切薊はもう一人のコミッショナーであるえりなの祖父、薙切仙左衛門もこれ賛同している趣旨を伝えました。

従って、誰一人この決定を覆すことなどできません。

さらにWGO第一執行官の肩書を持つ2人も登場し、WGO内にもすでに薙切薊に回収されている執行官がいるということが分かります。

しかし、現執行官も引き下がることなく、自身も第一執行官であることから審査員の1人に入れてもらうという最低譲歩ラインを提案。

それが受け入れられ、薙切薊と新しく加わる第一執行官2名、そして現審査員の彼女を加えた4人で審査することに!

こんな横暴を目の当たりにして不平を漏らす吉野たちでしたが、創真だけは「自らこの舞台に降りてきてくれたことで、直接薙切薊をぶっ倒せる」と興奮していました。

周りは思わず創真を頼もしく思うのでした。

竜胆とタクミ、ヤリイカを使いこなすのは!?

司瑛士と一色慧、竜胆とタクミの料理は白熱していきます。

竜胆に至っては、自身の料理対決を邪魔された怒りを料理にぶつけています。

そんな気迫にタクミも気づいており、時折見せる彼女の違和感に疑問を持っていました。

竜胆が先に料理を完成させ審査員のところに持っていきます。

タクミも負けじと料理を完成させると、竜胆と同時に審査員にサーブするのでした!

その様子を見て、薙切薊はより料理を楽しむためにワインの準備。

まず、タクミの料理はヤリイカの中に詰め物をしてオーブンで焼きあげた一品。

いわゆるイカ飯のようなそれは、南イタリアや地中海のあたりで作られる郷土料理なんだとか。

対する竜胆の料理は何と見た目はケーキのようなオシャレなモノ。

創真はタクミの料理をイカ飯と評するも、イサミは「見た目は似ているけど中身がだいぶ違う」と説明します。

審査員がタクミの料理を実食すると、あまりの美味しさに悶絶します。

ポイントはどうやらイカのイカワタとアンチョビのようで、タクミはそれらにオリーブオイル、赤唐辛子、ニンニクで炒めた後に白ワインを加えてじっくり煮込んだものを詰め込んでいるようです。

さらに工夫はそれだけにとどまらず、外側にイカワタアンチョビソースを何度もかけて仕上げていました。

しかし、薙切薊は「そろそろ前座は終了にしてメインに行こうか!」と、まるでタクミの料理を前座扱い。

そんな中、先ほどから異彩を放っている竜胆の料理の実食へと入り、一口食べた瞬間に美味しさが口の中に広がっていきます。

薙切薊によると、この料理はカウサと呼ばれるものでペルー料理の大定番とも言うべきものだそう。

ミンチにしたヤリイカを卵白と玉ねぎ、レモンやマヨネーズで調理、それをハンバーグの様に焼き上げたものがメインとなります。

竜胆の料理を食べるごとに審査員たちのリアクションが変わっていきます。

そして息が詰まる間があった後、ついに審査員がジャッジを下します。

結果は何と満場一致で竜胆のピラルクに軍配が上がったのでした。

その結果を受けてひどくショックを受ける反逆者チーム。

今までえりながいい流れを作ってくれていただけに、この負けは非常に痛手。

絶望感が漂う中、結果を受けたタクミは竜胆に現段階では自分の方が下であることを認め、タクミも自分が持てる最高のものを注ぎ込んだ料理だっただけに悔いはないといった表情を見せたのでした。

司瑛士に挑む一色慧!癖のある野ウサギをどう活かす!?

最後のカードとなるのは、十傑第1位の司瑛士と一色慧の一戦!

これで決着がつくとあって周りの応援にも熱が入る一方、相手が司瑛士では勝ち目がないんじゃないかと不安も漂っています。

創真はお題である「野ウサギ」という変わった食材に興味津ですが、実はフランス料理で頻繁に使用され司瑛士の得意な領域でした。

対する一色慧は日本料理を得意としているため本当に勝負できるのか不安ですが、一色はまるで寮でみんなに料理を作っている時のように笑顔で料理を楽しんでいました。

紀ノ国寧々は一色のそんな態度が気に入らないようで、「なんでそんなに楽しんで料理を作っているのか?司瑛士の実力知ってるでしょ?勝てるわけない。」と口にします。

しかし、一色は「僕のモットーは楽しんでいる人間は無敵」と自身のモットーを口にすると、寧々はこれまで何でもこなしてきた一色を思い出しひと言「天才はいいわよね。」と漏らすのでした。

一色なら日本料理でなく、新しい創作料理を出すのでないか?と期待が膨らんでいく中、一色が出したのは何と椀物。

思いっきり日本料理を提供した一色にみんなも唖然とします。

当の一色は自信があるようで、この椀物で勝負を賭けたのです!

予想外!一色慧の一品は椀物!

実は野ウサギの臭みは独特で、しかも料理の中でもトップクラスに繊細な椀物。

そのことを知っているみんなは一気に不安を掻き立てられます。

最後の仕上げに取り掛かる一色は、野ウサギのガラをお吸い物に投入し、しっかり出汁を取ります。

仕上がったスープをお椀に注ぎ込むと、まるで金色のスープが綺麗に光りました。

椀物は蓋を取った瞬間に美味しいがどうかが決まるといっても過言ではないと言う審査員の言葉と共に、お椀の蓋がオープン!

その瞬間、審査員の表情が緩み、料理の完成度の高さが伺えます。

昆布出汁の香りが充満する中、薙切薊の表情すらも和らいで見えます。

そんな様子を見た寧々は「なぜ格式高い一色家に生まれた彼が、ここまで型破りな料理が作れるのか」と疑問を持つのでした。

お吸い物を一口飲んだ瞬間、審査員たちはお吸い物に隠し味としてハマグリを使っていることを見抜き、その意外性に薙切薊も「和の世界に我々をいざなう、和の演武のよう」と評しました。

一色は子供の頃からずっと称賛されることもなく料理の修行に明け暮れ、何のために料理があるのか分からないといった状態のとき、彼は寧々がひたむきに台に向かって一心不乱に頑張る姿を目撃します。

その時の横顔が美しく励みになったので、そのひたむきな想いや姿を忘れないで欲しいと寧々に伝え、寧々は思わず涙を流しました。

一方、審査員たちはお吸い物のの中にある餅を割ってみると、中から味噌がしみだしてきて一気に味噌汁に変身!

そして、その味噌には野ウサギの肉とねぎが練り込んであり、お吸い物と野ウサギの味噌汁を一気に味わえるという一色の最高の一品だったのです!

審査員たちは度肝を抜かれ、一色の料理を序・破・急と表現。

一色の料理は確実に司瑛士に一太刀浴びせる可能性のある物だったのです!

『食戟のソーマ 神ノ皿』第8話まとめ

十傑との連帯食戟が続く中、審査員に名乗りを上げた薙切薊。

そんな中、竜胆とタクミの料理がぶつかり、竜胆の圧倒的なオリジナリティを前にタクミは負けてしまいました。

続く一色はみんなの予想をはるかに凌駕する椀物を提供しました。

要点まとめ
  • 審査員に名乗りを上げた薙切薊の汚さ。
  • 竜胆の自分らしさを前面に出した料理!
  • 一色の実力がついにベールを脱ぐ!常識を覆す椀物!

一色の椀物が果たしてフランス料理の天才司瑛士に通用するのか!?

勝負の行方はまだ分かりません!

『食戟のソーマ 神ノ皿』他話のネタバレ記事一覧