『食戟のソーマ 神ノ皿』第11話あらすじ・ネタバレ感想!薙切えりな、渾身のメインディッシュをサーブ!

アニメ『食戟のソーマ 神ノ皿』第11話ネタバレ感想!

出典:『食戟のソーマ 神ノ皿』公式ページ

司と竜胆が自身の料理をサーブした後、ついに創真とえりなの出番がやってきました!

しかし、まるでメインディッシュのような前菜を出した創真。

そして、なんとパートナーであるえりなに対して食戟を挑んだのでした。

「自身の料理を超えるようなものを作れ。」

そう言った創真に対して、えりなもその要求をのみ、残り10分から料理の変更をしてサーブされた料理は誰もが予想しなかった、今までのえりなには決して作れなかった料理でした。

『食戟のソーマ 神ノ皿』前回第10話のあらすじと振り返り

ついにベールを脱いだ司と竜胆の料理!

最高のコンビネーションから繰り出された彼らの料理は、圧倒的な完成度を誇りました。

アリのギ酸を使用するという竜胆の発想も珍味マスターの異名を彷彿とさせるものであり、薙切薊の舌を満足させ、問答無用の最高評価を得ます。

そして期待された創真の料理ですが、単品の料理としては最高の出来だったものの、コース料理と考えると最悪な前菜が登場。

しかし、創真の「自分の料理を超えるモノを作って欲しい」という想いが込められていることを知ったえりな。

果たしてえりなは、創真のメイン級の前菜を超えるメインディッシュを作ることができるのか!?

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【ネタバレ】『食戟のソーマ 神ノ皿』第11話あらすじと感想

えりなに食戟を挑む創真!その真の狙いは?

司と竜胆の料理を見て、自身の前菜をサーブした創真は突然パートナーであるえりなに食戟を申し込みます。

司と竜胆の料理には自分たちのこれまでの経験をすべてをぶつけないと勝てない!という創真の狙いを汲み取ったえりなも賛同し、コース料理のメインディッシュを作り始めました。

しかし、残りの制限時間はたったの10分!

遠くから見守っている薙切仙左衛門は、孫のえりなを幼少のころから見ているからこそ、彼女の可能性を信じていました。

えりなはいつもの優雅な料理とは打って変わり、まるでどこかの厨房のような熱い料理の姿勢を見せます。

えりなの頭の中には、入学してからこれまでのみんなとの思い出がよぎっていました。

そして、最後に尊敬する幸平城一郎と創真のイメージが重なった時、ついに料理が完成します!

観客や審査員の予想を大きく覆したその料理は、何と「親子丼」でした!

ミルトモライター

残り時間10分からの料理の変更。そんな大胆の決断ができたのも創真という起爆剤があったからでしょう。

どういう心境でこんな大舞台に親子丼を出そうと思ったのか。えりなの心境に注目したいですね!

えりなの料理「親子丼」

えりなから親子丼が出された瞬間、全員が声を上げてびっくりしました。

以前は、丼ものを馬鹿にする様子すら見せていたえりな。

しかし今、彼女は丼ものをサーブして、しかもこの大舞台でメインディッシュとして出しているのです!

あまりにも今までのコース料理とはかけ離れた料理に薙切薊は露骨に怒りを露わにし、食べる気すらないといった態度を取っています。

そんな父の様子を見たえりなは「司と竜胆が自身の料理を美味しいと言えば食べろ」と挑発し、薙切薊はあえて乗っかりました。

竜胆たちは面白がりながら、まずは前菜となる創真の料理からいただきます。

一口食べた瞬間、あまりの美味しさに彼らの服は破けていき、美味しさを体現しているものの、味の存在感が強すぎてえりなの出すメインディッシュが殺されてしまうのでは?と危惧します。

しかし、そんな予想を覆して、えりなの料理を食べた瞬間に彼らの表情は一変しました。

えりなの「ゲソピーナッツ」を使った工夫を凝らした味付けに、司と竜胆は驚愕したのです。

創真がよくゲテモノ料理として扱っているそれも、えりなの手にかかれば最高の食材へと変身するのです。

創真の濃い前菜と、えりなのメインディッシュを繋ぎ合わせる壮大なジョイントへと変身したのでした!

ミルトモライター

創真がえりなの神の舌を利用したように、えりなも創真のゲテモノを利用するという展開!

そんな両者を認め合うかのような展開に、2人がある意味で息ピッタリなコンビであることが分かります。

司と竜胆はえりなたちのコース料理を「まるでライブコンサートのようだ」と評し、認めました。

今まで見せたことのないような笑顔を見せるえりなですが、薙切薊はずいぶんと気に入らない様子で「エレガントさの欠片もないやり方は君をいつか蝕む」と苦言するのでした。

そんな言葉を意に介さないえりなは「料理にはまだ先があること」を告げます。

えりなのメインディッシュ最終形態!

えりながそう告げると、何やら器を取り出してフレークのような物を親子丼にかけました。

なんと、それは一番最初に創真がえりなに食べさせた親子丼に使用したものと全く同じ!

親子丼の上に乗ったフレークは、親子丼の熱によってどんどん解けて沁み込んでいきます。

審査員たちが口に頬張ると、あまりの美味しさに驚愕しながら大満足といった表情を見せています。

えりなは決め台詞のように「楽園から飛び立つ真の美食 不良娘風」と料理名を告げるのでした。

ミルトモライター

えりなが真似したのは、かつて自分がバカにしていた創真の料理というのが胸アツですね。

えりなが変化していることや創真への尊敬が見て取れて嬉しくなるシーンです。

その時、薙切薊の頭の中には、かつて自分の前から姿を消した城一郎がよぎっていました。

彼のような料理人を出したくない、そういった想いが薙切薊を突き動かし「料理人が苦しまない世界」を作るために奮闘してきたのです。

娘には「自分の前から姿を消してほしくない」という自分勝手な薙切薊でしたが、彼の想いとは裏腹にどこからか地鳴りのような音が響いてきます。

その音はどんどん近づいてきて、なんとみんなの服をどんどん破いていったのです!

この現象は、今までみんなが何度も目にしてきた光景でした。

そう、「おさずけ」が地鳴りのように押し寄せてきているのです!

ミルトモライター

薙切薊の思想はただの押し付けでいい迷惑ですね(笑)

ただ、自分の正直な感情には逆らえず「おさずけ」が発生してしまった。すなわち、感情ではえりなを認めているということですね!

最後まで思想を貫こうとした薙切薊でしたが、ついに自分も裸になってしまい完全敗北。

そんな大勝利を目の当たりにして、えりなも「おそまつ」と決め台詞を口にしたのでした!

ついに反逆者チームの勝利が確定した瞬間です!

ミルトモライター

薙切薊が裸にされる瞬間はスカッとしました!

『食戟のソーマ 神ノ皿』第11話まとめ

創真と協力して、「親子丼」というメインディッシュを提供したえりなでしたが、一口食べると審査員たちはもうメロメロに。

そんな娘の成長を受け入れられない薙切薊は、えりなが提供した最後の仕上げには抗うことができず、自分の意思とは関係なしにおさずけを発動して完全敗北を認めざるを得ない結末になりました。

ついにえりなが鳥かごの中から脱出し、一人の自由な料理人に成長できた瞬間だったのです!

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