ついに始まる最終決戦、司と竜胆vs創真とえりな!
これまで積み上げてきた関係から、完璧なチームワークを見せコース料理を作っていく司と竜胆チームは、まず竜胆が自信が持てる最高の珍味を使用し前菜を提供、続く司のメインディッシュでも以前創真との食戟で見せたシカ肉の料理をはるかに凌駕するものを提供します。
対して前菜を務めることになった創真は、今回も周りの想像をはるかに超えたコース料理の料理を覆すような演出に不安を煽られるのでした。
目次
『食戟のソーマ 神ノ皿』前回第9話のあらすじと振り返り
日本料理の実力者、一色ですらもやられてしまった状態に、会場はまるで葬式のような空気に包まれます。
そんな中、最後のバトンを託されたのは創真とえりなのチーム!
最後は最高の形となるチーム戦でメインディッシュと前菜を分けて担当することに!
しかし、お互いプライドの高い2人は全くメインディッシュを譲る気配はなく、前日は全く話がまとまらないまま夜が明けてしまうのでした。
最後は会場内でじゃんけんで決めてしまう破天荒ぶりを見せた2人ですが、果たして2人のチームワークはどうなのか!?
本番は無事に最高のパフォーマンスを見せてくれることを祈るばかりです…。
→アニメ『食戟のソーマ 神ノ皿』第9話ネタバレ感想!天才・司瑛士が真の実力を見せる
【ネタバレ】『食戟のソーマ 神ノ皿』第10話あらすじと感想
またもや見せる!竜胆が見せる珍味のオンパレード!
ファイナルバトルが始まっても創真とえりなチームは、ずっとケンカしっぱなしです…。
対する司瑛士と竜胆チームは完璧なチームワークを見せてくれて、お互いをサポートし合いながら次々と作業をこなし、さっそく竜胆が自慢の前菜ミルフィーユをサーブします。
そのミルフィーユの上には、何やらシイタケのような物も乗っており、シイタケをアクセントとして口の中いっぱいに広がる味に審査員はもうメロメロに。
審査員のひとり、薙切薊は味の決め手となっているのが「ギ酸」であることを見抜きます。
なんと竜胆は、ギ酸をアリから抽出したらしく、まさに珍味ハンターの名が際立つのでした!
そんな竜胆の前菜をほどほどにして、竜胆はメインディッシュを担当する司瑛士にバトンを渡します。
司はシカ肉を塩釜にして焼き上げているらしく、肉への期待感が観客の食欲をそそります。
うまみが凝縮されたシカ肉を包み込む塩釜を割ると、そこからあふれんばかりの香りが外に充満していくのでした。
あのアキラたちですら、敵の料理ながらよだれを垂らす始末。
ミルトモライター
司瑛士の本領発揮!シカ肉を用いた最高の一品!
そして、司が提供したのはシカ肉のソース・シュブルイユ!
それは以前に司瑛士が創真と食戟した際に提供したものでした。
ミルトモライター
今回は大一番ということもあり、司瑛士は自分の持つ本気をこのシカ肉に注ぎ込んでおり、あまりの完成度に審査員はナイフで切ることすら躊躇するレベルです。
しかし、一度口に運べば、一気にそのシカ肉料理の虜に…余裕の司は、創真に自身の料理を食べてみないかと提案しました。
ミルトモライター
創真は「俺と勝負した時はまだ本気出してなかったんすか?」と司に聞きます。
司は、「あの時はまだ本気を出すまでもなかった」と説明。
その言葉にカチンときた創真は、ここで「司瑛士を超える最高の料理を提供する」ことを宣言したのです!
しかも、創真は前菜なのにも関わらず「スペシャリテ」を作ると…。
えりなのメインディッシュを引き立てるモノではなく、自身を大きく出そうとする創真の考えに周りも不安が募るばかりです。
ミルトモライター
そして創真は、薙切薊がえりなの神の舌を使って料理界の大変革を起こそうとしていることを聞かされ、創真の中で「薙切薊がやろうとしていることを、自分のパワーアップに使ってやろう」とよぎります。
つまり、この食戟では仲間との連携も認められているので、えりなに味見をしてもらって味の質を上げようという魂胆だったのです。
ミルトモライター
創真は特製の調味料を作ると、それを何度もえりなに味見してもらっては修正を加えていき、どんどん味の質を上げていったのです。
前日の夜、えりなから前菜のメニューとしてカンパーニエを作ることを提案されていた創真でしたが、今えりなの目の前で作られているのは明らかに自分が指示したものとは違うカンパーニエw
創真が言われた通りに作るはずもなく、アレンジされ続けているその料理にえりなは心から不安を覚える中で、創真は自信満々に薙切薊の目の前にサーブして見せたのでした!
しかし、目の前に出てきたのは、原始人が食べるような骨付き肉!
どう見てもメインディッシュ級の料理に、薙切薊はふざけているのかと怒りを露にします。
ミルトモライター
創真が前菜担当!しかしまたも会場の度肝を抜く結果に!
創真の愚行にさすがの竜胆も怒り狂いますが、創真は微動だにしません。
自信満々に料理を提供する姿に、審査員もとりあえず実食すると、あまりの美味しさに一気に服がはだけてしまったのです。
創真は骨付き肉には、市販の焼肉のたれを使用していると解説します。
市販の焼肉のたれは味がすでに整っており、ニンニクなどでアレンジを加えると十分に使えるものになる、と。
さらに、審査員が食べ進めていると、中からじっくり煮込んだゼラチンソースが溢れてきていることに気づきます。
旨味を肉の中に詰め込んだこの料理は、まさに味の爆弾!
しかし、えりなの神の舌を利用した完璧な作戦に土肝は抜かされたものの、これはコース料理の前菜。
それを考えると、初めに言われたようにあまりにも重い前菜となってしまいます。
ミルトモライター
実は、創真はえりなに自分よりもすごい料理を提供して欲しいという想いを込めて、この最強の前菜を差し出していたのです。
そして創真は、「これは自分とえりなの食戟でもある」とえりなに伝えます。
そんな言葉を聞いて創真の意図を理解したえりなは、創真の料理を超えるような最高の料理を作り始めるのでした!
ミルトモライター
『食戟のソーマ 神ノ皿』第10話まとめ
第10話『必殺料理の作り方』ご覧頂きありがとうございました!!
FINAL BOUTの行方は…!?次回、絶対見逃せません…!#shokugeki_anime pic.twitter.com/bKhLeIop3m— 『食戟のソーマ』TVアニメ公式 (@shokugeki_anime) December 13, 2019
ついにベールを脱いだ司と竜胆の料理は、誰も勝てないのでは?と思わせるほどの完成度を誇りました。
竜胆の「アリのギ酸」を使用した発想もさすがで、司のシカ肉料理も彼らしい最高のものでした。
そして、期待された創真の料理ですが、単品の料理としては最高の出来だったものの、コース料理と考えると最悪な前菜という評価に。
しかし、創真の「自分の料理を超えるモノを作って欲しい」という想いが込められていることを知ったえりなは、気合いを入れてメインディッシュに取り掛かります。
果たして、えりなはどんなメインディッシュを完成させるのか!?