『シロクロ』第1話あらすじ・ネタバレ感想!清野菜名×横浜流星の新感覚ミステリー

ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』公式ページ

ネガティブ志向の女流棋士・川田レン(清野菜名)は、そのネガティブさで試合に勝てず悩んでいました。

彼女の楽しみは、自分が通う大学病院の学生・森島直輝(横浜流星)とパンケーキを食べに行くこと。

しかし、直輝とデートに行くと、必ず記憶を失ってしまいます。

一方、世間では脅威の身体能力を持つ【ミスパンダ】が、グレーな事件にシロクロつけるべく日々悪党を暴いて人気を博していました。

【ミスパンダ】こと、レンを操るのは【飼育員さん】こと直輝。

直輝は【Mr.ノーコンプライアンス】と名乗る男から、シロクロつける案件を依頼されています。

この3人は、それぞれ隠された事情を抱えていました。

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『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』見どころ

セクハラ・パワハラ、組織の不正に権力者への忖度がはびこる現代。

そんな世の中のグレーな事件にシロクロつけるべく、最凶バディが誕生しました。

驚異的な身体能力を持つヒロイン【ミスパンダ】には清野菜名さん、 そして彼女を操るヒーロー【飼育員さん】こと直輝は横浜流星さんと、今をときめく2人が織りなす痛快アクションミステリーです。

ミスパンダの世を忍ぶ仮の姿は女流棋士・川田レン。

直輝は心理学を学び、メンタリストでもある医学生です。

直輝は警察官だった父を亡くしていましたが、ミスパンダを操る理由にはその父のことが関係しているようです。

レンも、母親についてある事情を抱えています。

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果たして2人はグレーな事件にシロクロつけながら、自分の事情にシロクロつけることができるのでしょうか?

【ネタバレ】『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』第1話あらすじと感想

※『シロクロ』の全出演キャスト、各話ゲスト俳優についても詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

ドラマ『シロクロ』出演キャスト/各話ゲスト俳優/主題歌/監督・脚本・スタッフ情報を徹底まとめ!

ミスパンダ(清野菜名)参上

「君の名前は、そうだな。【ミスパンダ】にしよう」

性的暴行疑惑のある上坂衆院議員(川崎麻世)は、マスコミから連日疑惑について追及されるも、真実を語ることはありません。

彼は国会会期中は逮捕されない不逮捕特権を逆手にとって、無理やり女性に暴行していたのです。

その事実を上坂議員が犯行を告白している時、ミスパンダ(清野菜名)は電波をジャックして世間に動画を配信して見せました。

「さぁ、暴れろ」

その様子をタブレットでモニタリングしながらそうつぶやく青年(横浜流星)。

配信を阻止しようとボディガードたちは襲いかかりますが、ミスパンダの素早い動きに適う者はいません。

ミスパンダはあっという間に男たちをなぎ倒し、上坂議員を性的暴行を働いた者として竹林に吊るしました。

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しょっぱなからミスパンダが見事なアクションを披露し、視聴者を惹きつけます。それにしてもミスパンダの見た目はずいぶんと個性的です。ビジュアル系のプロレスラーのような、ド派手なルックスです。

ネガティブ女流棋士・川田レン(清野菜名)

世間では、グレーな事件にシロクロつけてくれるダークヒロイン【ミスパンダ】の話題で持ち切りです。

しかし、超ネガティブ思考ゆえに対戦に勝てない女流棋士・川田レン(清野菜名)は、その存在を知りませんでした。

レンは、天才囲碁少女としてその名を馳せていましたが、今は対戦相手の将来のことが気になってしまい、わざと負けてしまうのでなかなか勝ち上がることができず、悩みを抱えて大学病院に通院しています。

レンは大学病院の学生・直輝(横浜流星)に誘われてパンケーキを食べに行っていました。

しかし、直輝とパンケーキを食べに行くと舞い上がってしまうためか、その時の記憶がなくなってしまうのです。

それでも直輝にまたパンケーキを食べに行こうと誘われると、レンは嬉しくなってYESと言ってしまうのでした。

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おどおどするレンに対して、直輝は「僕も楽しかったよ」「また食べに行こうね」と優しく声をかけるきゅんきゅんシーンがあります。今をときめく横浜流星くんを観るなら、こうでなくっちゃ!

容姿を苦にしての自殺

社長がテレビ出演もしている有名IT企業の社員、横山愛菜が会社のビルから飛び降り自殺をしました。

彼女は、死ぬ前に顔に包帯をぐるぐる巻きにした姿で「醜い私、さようなら」という動画を残していました。

そのことから、警察は自分の容姿を苦にしての自殺と断定します。

しかし、【Mr.ノーコンプライアンス】を名乗る男(佐藤二朗)は、国の法律が下した決定が全て正しいとは限らないとして、直輝を呼び出し「この案件はあなたがシロクロつけてください」と命じました。

一方、情報番組『イブニングView』のディレクター神代(要潤)は、包帯女事件をトップに持っていこうと主張しますが、プロデューサーは包帯女・横山愛菜が整形をしたとされる病院が番組のスポンサーだということでGOサインを出さなかったため、神代は記者で直輝の恋人でもあるあずさ(白石聖)と勝手に取材に出ることに。

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【Mr.ノーコンプライアンス】を演じる個性派俳優の佐藤二朗氏。いつもふざけた演技をする役どころが多いので彼が出るとついつい期待してしまいますが、今回はクセが強いながらもおふざけは封印しているようです。少し寂しい気もします。

さぁ、出番だよ

神代が『花咲形成外科クリニック』の花咲院長に直撃取材をかけると、花咲院長は烈火のごとく怒りだし、自分は関係ないと真っ向から否定しました。

一方、直輝は再びレンをパンケーキデートに誘い出し、シロップをくるくると回しかけます。

すると、レンは催眠状態に陥っていくのでした。

「さぁ、出番だよ。ミスパンダ」

「待ちくたびれたよ、飼育員さん!」

愛菜の葬式に、直輝と神代がそれぞれ潜入します。

そこへ喪服を着たミスパンダが現れ、参列者に対して少しだけ話を聞いて欲しいとマイクで話しかけます。

「本当は気になってるよね?あんな動画残して自殺しちゃったんだもんね。でも安心して。私がシロクロつけるから!」

そう言って、ミスパンダはある動画を流し始めます。

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このブロックで注目したのは、なんと言っても直輝の催眠によって覚醒して咆哮するミスパンダの腰のくびれです。ストーリーとは全く関係がありませんが、清野菜名さんはよほどの鍛錬を積んでいるのでしょう。見事にくびれています。

パンダクイズ

ミスパンダは動画の中で、愛菜が飛び降りたという現場を映し突然『パンダクイズ』を出します。

Q.真相にシロクロつけるためにミスパンダは何をするでしょうか?

A.愛菜さんが飛び降りた窓と違う窓から飛び降りる

「普通に考えてさぁあんな薄汚いとこで死にたくないよ。寂しいじゃん。やっぱ飛ぶならこっちでしょ!」

そこで直輝が参列者の男性に耳打ちをすると、男性は「まさか自分で落ちたんじゃなくて…」と声に出します。

そして、愛菜の動画には実は続きがありました。

それは整形をして綺麗になった自分の顔を見せ、花咲院長に感謝を述べるものでした。

整形をして生まれ変わった彼女が、なぜ自殺する必要があったのでしょうか。

「まさか、殺された…?」

式場内はザワザワと騒がしくなります。

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整形して綺麗になった愛菜を演じたのは、暴行騒動で話題になった元NGK48の山口真帆さんです。現実と同じように告発動画を配信する女性を演じてインパクトの強い女優デビューとなりました。

シロクロ摘出手術

葬式の後、江本社長(和田正人)はオフィスに寄ります。

「やっぱり来ましたね」

直輝は社長が来るのを待っていました。

社長は、ミスパンダの動画の中でオフィス内にあるトロフィーが映り込んでいるのを見て表情をこわばらせていました。

あのトロフィーは捨てたはずなのに、なぜ…?

「それは僕が用意したレプリカです。思い切り引っかかっちゃいましたね」

江本社長はトロフィーで直輝に殴りかかりますが、直輝は素早くそれを避け、社長の腹に一撃入れます。

「まだまだここからが本番だよ」

社長が目を覚ますと、手術台に拘束されています。

そこへ、白黒の手術着を来たミスパンダが現れます。

「これよりシロクロ摘出手術を始めます」

動画配信スタートです。

愛菜の動画には、花咲院長への謝辞の後にさらに続きがありました。

それは、江本社長の愛菜に対するセクハラの告発です。

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前クールの月9『シャーロック』でも犯人役でゲスト出演していた和田正人さん。最近のドラマでは同じ俳優が立て続けに犯人役をやったりすることが多いような気がします。

そのこともあって、和田さんが出てきた瞬間、女性社員は社長が殺したのだろうなとすぐに想像がつきました。

江本社長(和田正人)のセクハラ

江本社長は、愛菜に対し「お前は化粧をする必要はない」「ボディラインが出る服を着るのはやめろ」「髪型を変えてどうする気だ?」などと言いながら執拗に身体を触ってきました。

愛菜は「お前は生きている価値はない」と言われているようで、どんどん追い詰められていきました。

「私は彼に一度殺されたようなものです」

しかし、江本社長はセクハラなんて誤解だと言います。

「俺は愛菜のことを愛していたんだ!」

彼は、化粧なんてしなくても十分綺麗だし、身体のラインを他の男に見られたくないということを伝えたかったのですが、そんな歪んだ愛情表現では伝わるわけはありません。

「この動画はどこで手に入れたんだ?」

動画を直輝に渡したのは、社長の秘書でした。

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愛しているなら愛してると、なぜ本人に直接言えなかったのでしょうか。おかげで愛菜は誤解して追い詰められ、ついには整形するまでに追い詰められていってしまいました。

事件の真相

秘書は愛菜がセクハラに苦しんでいるのを知って、2人で告発動画をアップすると社長に訴えにいきました。

すると、整形をした愛菜の顔を見て激高した社長は、「こんなのは愛菜じゃない!」とトロフィーで愛菜の顔を殴りつけます。

顔を傷つけられて取り乱す愛菜を執拗に追っているうちに、愛菜は誤って窓から落ちてしまいました。

社長は秘書に自殺と見せかけるように脅し、共犯者に仕立て上げたのです。

秘書が事件に関わっていることは、メンタリストの直輝がテレビ局で社長と秘書を見かけた時に、彼女が怯えた表情をしているのを見抜いていました。

手術室では、ミスパンダがメスを持って社長を脅かしていると、社長はここから出してくれ!と大声を出して暴れだします。

すると、ミスパンダは『ここから出して』という言葉に反応し、舌打ちをして我を見失ってしまいました。

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ミスパンダは、レンの時に母親との間に何か事情を抱えているようです。レンは母親が小さい女の子と仲良く食事をしている中、自分の方を見た時にとても冷たい目をしていたという夢を見ています。

ここから出して』で反応してしまうのは、何か悲しい出来事があったような予感がします。

同じ模様だったらいいのに

自分を見失ったミスパンダは、顔を変えて前向きな気持ちで生きていけると思っていた愛菜が死んで、社長だけ生きているのは不公平だと社長に向かってメスを振り上げました。

「世の中に垂れ流される都合の良い情報。果たしてそれはクロなのか?グレーゾーンに隠された真実を暴き、シロクロつけるミスパンダの活躍に乞うご期待!」

配信はそこで終了し、飼育員さん=直輝はミスパンダを止めました。

ミスパンダは落ち着きを取り戻しこう言います。

「人間もパンダみたいに全員同じ模様だったらいいのにね」

飼育員さんはそっとミスパンダを抱きしめます。

すると、ミスパンダは目を閉じて意識を失いました。

「君と僕は同じ模様なのかもしれないね」

直輝はレンをおぶって家まで送っていきました。

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人にはそれぞれ事情があって、だからこそ面白いとも言えますが、それが辛いこととなると話は別です。直輝には何か思惑があってレンを操っていますが、直輝がレンを操れるのは『同じ模様』だからなのかもしれません。

それぞれの事情

Mr.ノーコンプライアンスは、ミスパンダは少々派手だが悪くないと言い、人が死んだことで嘘やデマが流れグレーゾーンが生まれるが、その先には必ず真実が存在するということを見て欲しかった語ります。

Mr.ノーコンプライアンスの机には『法務大臣 佐島源造』と書かれたプレートがありました。

その直輝には、かつて自分を守ってくれるとパンダのぬいぐるみをくれた警察官の父親がある日失踪し、その後に白骨遺体で見つかっていた過去がありました。

父親がくれたパンダにはUSBメモリが隠されており、それにはコアラのぬいぐるみをかぶった男があずさを誘拐し1億円を要求する動画が入っていました。

そしてレンには、入院中の母親(山口紗弥加)がおり、その母がベッドの脇に置いている写真には、女の子が2人写っていて、母の右手の女の子は黒く塗りつぶされています。

同じ写真がレンの部屋にもあり、その写真では左手の女の子が黒く塗りつぶされているのでした。

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』第1話まとめ

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』第1話から様々な謎が登場しました。

このドラマも、もはや日テレ新日曜ドラマの定番となった考察ものになりそうな予感です。

直輝の父親役には、なんと『あなたの番です』で横浜流星とバディを組んでいた田中圭さんが友情出演しています。

2人が一緒にいるシーンはありませんが、2人がバディを組んでいたのはつい4ヶ月前のことなので混乱しそうです。

横浜流星さんの新しいバディ・ミスパンダは清野菜名さんが演じていますが、お得意のアクションを華麗に披露していて、本作の見どころのひとつとなるでしょう。

若い2人がこれからどんな『グレー』にシロクロつけてくれるのか、楽しみですね!

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※『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』次回第2話も続けて読みたい方はこちら

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