『スカーレット』第20週117話あらすじ・ネタバレ感想!八郎の来訪を聞いた武志が喜美子に心中を吐露する

出典:『スカーレット』公式Twitter

アンリ(烏丸せつこ)のために作る作品のデザインが決まったところで、喜美子(戸田恵梨香)はさっそく作品作りに取り掛かろうとするのですが、これが完成したらアンリはこの家を離れることを告げます。

寂しい気持ちもしますが、喜美子は1人ではないということを教えてくれました。

そして、敏春(本田大輔)がくれた肉を食べるために実家に戻って来た武志(伊藤健太郎)に八郎(松下洸平)と会った話をすると、武志はむせ返り、ずっと心の中にしまっていた想いを喜美子にぶちまけます。

更には友達に彼女ができて、その彼女の姿をみた時、武志は世間の狭さを知るのでした。

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『スカーレット』前回第20週116話のあらすじと振り返り

日ごろ竜也(福崎那由他)が武志(伊藤健太郎)にお世話になっているからと、敏春(本田大輔)が川原家に美味しい肉を差し入れてくれました。

そこで喜美子(戸田恵梨香)達は集まってすき焼きをすることになったのですが、信作(林遣都)が八郎(松下洸平)を連れて現れたことで喜美子は驚きます。

アンリ(烏丸せつこ)が持ってきたワインも共に堪能しながら盛り上がる一同。

そこでアンリの女優時代の話を聞くと、彼女が仕事よりもパートナーを選ぶ人生を歩んできたことをしり、喜美子は考えさせられます。

そして、自分も年をとったのだなぁと、改めて思うのでした。

『スカーレット』第20週116話あらすじ・ネタバレ感想!すき焼き会に八郎が!アンリの過去に喜美子は何を思う

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【ネタバレ】『スカーレット』第20週117話あらすじ・感想

芸術に触れながら豊かな人生を歩むアンリ(烏丸せつこ)が語る「家族」

アンリ(烏丸せつこ)に作る作品のデザインが完成すると、彼女は満足気な表情を浮かべます。そして喜美子(戸田恵梨香)が早速作品作りに入るというと、アンリはそれができたら同居は終わりだねというのです。

神戸に戻って準備をし、今度はパリに行くというアンリ。芸術品に触れ、人生を謳歌する60歳のアンリは、さらなる芸術を求めて海外へと行くというのです。

アンリは喜美子の作品に楽しませてもらったわけですが作り手である喜美子はそんなこと一切考えず、自然の力で作り上げられる穴窯に夢中になって作品を作り続けてきたので、目からうろこの考えです。

そして、ずっと家族を支える生活を続けてきたせいで、1人になって寂しきもちになったとアンリに吐き出すと、彼女はまた喜美子の価値観を変えることを言うのです。

「離れていても家族は家族。ハチさんは離れていても武志くんの父親でしょ?」

KAMUI

なんともいい言葉です。離れていても、離婚しても家族だったことには変わりありません。しかも八郎(松下洸平)が再婚していないということは、彼もまた喜美子とやり直したいと思ってくれているのでは?なんて思ったりもします。離れて暮らす孫から、アンリに赤いちゃんちゃんこが届けられたわけですがよく似合っています。…じゃなくて、離れていても家族って、こういうことなんですよね。人生観のスケールが違い、アンリの言葉は自然と笑顔にしてくれますね。

信楽狭い!世間の狭さを知る武志(伊藤健太郎)

武志(伊藤健太郎)がアルバイトをしていると、友人の宝田(大江晋平)と永山(七瀬公)がやってきます。

なんと、宝田に彼女ができたというのです。早速その彼女を呼び出してもらう永山と武志。

するとやって来たのは窯業研究所で働く石井真奈(松田るか)だったのです。

まさか真奈が彼女かと思ったら、宝田と彼女の間を取り持っただけ。

その彼女とは、照子(大島優子)の娘の芽ぐみ(村崎真彩)でした。

この事実を知った武志と永山は改めて、信楽の狭さ、世間の狭さを痛感するのでした。

KAMUI

これにはかなり驚かされました。小さいころ武志をいじめるーとニコニコしていた芽ぐみが友人の彼女。しかも真奈は芽ぐみの先輩で二人の間を取り持った人。全部が知り合い、そりゃ世間の狭さを実感しますわ。しかし今さらながら、さらに世間が狭いことを実感しました。宝田と永山は今までもずっと登場していたのですが、2人もずっとこの作品と縁があったんですね。
永山と言えば、永山陶業。喜美子が絵付けを習いに行く候補に挙がったおうちです。これはすぐに察したのですが、宝田なんていただろうかと…。するといました!第7週40話に宝田という男が出てきていたのです!常治(北村一輝)が連れて来た喜美子のお見合い相手!ノンスタイル石田さんです。好きな人がいるからと一方的にフラれた喜美子。あのあときちんと結婚して息子育てたんだなぁと思うと…やっぱり世間って狭いですわ!

次世代展応募に悩む武志(伊藤健太郎)は実家へ。八郎(松下洸平)が家に来たと聞くなり想いを吐き出す

武志はその日、窯業研究所で「次世代展」に出してみないかというふうに言われ、どうしようか悩みながらも、実家でもらった肉を堪能します。

次世代展と言えば、喜美子も出品を箸にも棒にも掛からぬ状態で落選したあの展示会。

喜美子が賞を獲れなかったなど信じられない武志。

母は昔から天才だったって聞いたと言うと、「誰から?」と聞かれて黙り込みます。

すると喜美子は、八郎からそのことを聞いたのだとすぐに察するわけですが、彼女はもっと大事なことに気づけずにいたのです。

八郎が家に来たことを話すと、武志はむせ返り、喜美子にこんな文句を言い始めるのでした。

「なんでもっと早く言わない!」

それは自分が帰ってきた時でも、八郎が家に来た時でも、その夜にでもです。

しかも、一緒にご飯を食べたという話を聞くと、武志は呆れかえるのでした。

武志がずっと八郎に会いたいということ父のことで母にずっと気を使っていたことに気づけなかったことを反省し、喜美子は息子に頭を下げるのでした。

KAMUI

武志としてはまぁそうなりますよね。再会しても今まで通り話すことなんてできないだろうと思っていたからなおのことです。

『スカーレット』第20週117話まとめ

かつて喜美子が八郎に薦められて挑戦した次世代展の話は出てきましたし、武志の心中も聞けましたし、離れていても家族は家族というアンリの言葉も出ましたし、いよいよヨリを戻してもイイのではないでしょうか?

八郎が名古屋に帰る前に、どうか捕まえてほしいです!

※『スカーレット』次回第118話も続けて読みたい方はこちら

『スカーレット』第20週118話あらすじ・ネタバレ感想!八郎が川原家に一泊。元サヤなるか!?

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