『スカーレット』第18週107話あらすじ・ネタバレ感想!陶芸をやりたいと言えない武志。理由は両親の離婚

朝ドラ『スカーレット』第18週107話あらすじ・ネタバレ感想!陶芸をやりたいと言えない武志。理由は両親の離婚

出典:『スカーレット』公式Twitter

喜美子(戸田恵梨香)が陶芸をしている背中を見て、自分も陶芸をやりたいという武志(伊藤健太郎)。

しかし、その道を突き進んでいいのかどうかを悩みます。

理由は、母・喜美子が陶芸家になるために、父・八郎(松下洸平)を失ったことが深くかかわります。

そして、悩むなら父親に相談してみろと学友に言われたことで、武志は動き出すのでした。

天然釉の作品をみた八郎はどう思ったか、そしてふたりの離婚の経緯が今語られます。

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『スカーレット』前回第18週106話のあらすじと振り返り

喜美子(戸田恵梨香)は40歳で女性陶芸家として活躍し、武志(伊藤健太郎)は高校2年生になり、進路に悩む時期を迎えます。

なかなか進路のことを聞きだせない喜美子。八郎(松下洸平)がいない今、信作(林遣都)が父親のように気を使ってくれたりをしますが、それでも武志は進路のことを誰かに言うことはできません。

そんな日々が続いていたある日、喜美子が電動ろくろで大量注文の商品を作っている時、武志も電動ろくろに挑戦してみることに。

その様子を、喜美子はじっと見つめるのでした。

朝ドラ『スカーレット』第18週106話あらすじ・ネタバレ感想!息子が何をしたいかを尋ねる喜美子。武志の本音は…

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【ネタバレ】『スカーレット』第18週107話あらすじと感想

陶芸をやりたいと思う武志(伊藤健太郎)。決意が鈍る理由は喜美子(戸田恵梨香)の生き様だった

喜美子(戸田恵梨香)に見守られながら電動ろくろで茶碗を作る武志(伊藤健太郎)。

なかなか上手に作ることができると、「1個100万でうれるかな?」なんて言い出します。

「それが100万で売れたら世の中の陶芸家はやる気なくすわ」

喜美子がそう言葉を返すと、武志はそれを握りつぶし、改めて陶芸って楽しいねと言うのでした。

もっと陶芸を勉強したいと思う武志。

喜美子はやりたいことがあるならその道に進んだらいいと言いますが、躊躇します。

その理由を尋ねると、母が陶芸家として成功したことで、大事なものを失ったからだというのでした。

テレビが家にやってきた時、喜美子は離れで寝ていた武志を起こすと、彼は飛び起きて家へと向かったと言います。

「来たで!ついに来たで!」と言われ、意気揚々と向かった先でテレビを見つけた時、武志の中には父親じゃなかったという残念な気持ちがあったというのです。

KAMUI

あれだけテレビが欲しいと小さいころから言い続けた武志でしたが、八郎(松下洸平)が居なくなってからというもの、ずっと父の帰りを待っていたんですね。その想いはテレビよりも大きくなっていたんです。本当なら父親とも一緒にいたい武志。しかし、喜美子が陶芸家として生きていく以上八郎とは一緒にいられない。自分も同じ道をたどることができるかと思えばそうではないんですね。
これはなかなか難しい問題だなぁと思いますし、喜美子としても申し訳ない気持ちになるかもしれません。

自然釉を見た八郎(松下洸平)は涙。喜美子(戸田恵梨香)の展示会の帳簿には「十代田」の苗字で綴り、離婚

遡ること5年前。喜美子が2週間かけて穴窯で作った作品を見た八郎は何も言えず、ただ涙だけを流して去っていきました。

喜美子から声をかけることもありませんでしたが、夫婦ノートには「すごいな喜美子」という言葉だけ残し、彼は姿を消したのです。

そして数年後、喜美子が展示会をしたとき、来場者が名前を書いていく帳簿をに喜美子が目を通したときに八郎の名前を発見するのですが、そこには川原の苗字はなく「十代田八郎」と記載をされていました。

務めていた京都の窯業研究所も離れ、一から出直すと柴田(中村育二)から聞いていたこともあり、喜美子はここで離婚を決意するのでした。

KAMUI

一からやりなおすため、川原の名も捨てた八郎。それだけに喜美子が作り出した自然釉の作品が響いたのでしょう。信じる力が足りないと言われてことや、やっぱり喜美子の才能の前には自分は凡人だと思わされる、ショックは尽きなかったと思います。
だからこそ、十代田の苗字に戻って、最初からやり直すと決めた八郎。陶芸家を辞めることはしないと決意しつつも、喜美子と一緒では前に進めないなら、仕方がない決意かもしれませんね。そして、大好きな八郎が決めたことだからこそ、喜美子もこれを受け入れたと言ってもいいでしょう。
しかし、ふたりのその決断は、武志には辛いもので、今前に進むことができない原因になっちゃっているんですよね!そこがまかツライところです!

悩むならば父親に相談したらいい。学友のアドバイスで武志(伊藤健太郎)が八郎(松下洸平)に電話をする

陶芸をもっと勉強したいと思いながらも、陶芸家になるなら家庭を顧みてはいけないと思う武志。

そのおかげで進路に悩んでいると、友人たちからは父親に相談してみたらいいと言われます。

既に喜美子と離婚をした八郎ですが、彼は信作(林遣都)を通して手紙で武志に連絡をしていました。

そしてある晩、武志は意を決して八郎の働く工場に電話をし、5年ぶりに父親の声を聴くのでした。

そしてこのことを知っているのは、襖を隔てて毛糸を手に巻いているマツ(富田靖子)だけでした。

KAMUI

親が離婚をしても、八郎が父親には変わりはありません。この大事な時に頼れるなら頼るべきですよね。果たして八郎は、陶芸の道に進みたいと思う武志にどんな答えを出すのでしょうか。

『スカーレット』第18週107話まとめ

第18週も明日で最後、40歳にしてなお陶芸家として活躍している喜美子と、母と同じ道を進みたいと思いながらも、それでいいのかと悩む武志。

一体八郎は今どうしているのか、そして武志になんて言ってくれるのか、最後まで目が離せません。

さらに気になるのはマツの痴呆です。

悪いことが起きなければいいのにとやっぱり思ってしまうのです。

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