『スカーレット』第15週(第88話)あらすじ・ネタバレ感想!三津がまた余計なことを…喜美子の反応は?

朝ドラ『スカーレット』第15週(第88話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

マツ(富田靖子)の喉の調子は、声がかすれる程度に出るものの未だ治らず。

しかし、喜美子(戸田恵梨香)と百合子(福田麻由子)がある話をしている間に事件が勃発。豹変するマツに驚きを隠せません。

そして八郎(松下洸平)は、喜美子が絵付け皿を作れるよう準備をし、サニーで物思いにふけることに。

すると、陽子(財前直見)と柔道着姿の照子(大島優子)に心を折られた信作(林遣都)が、八郎の胸にダイブ!信作の結婚話でその場は大盛り上がりです。

絵皿を作っている間、三津(黒島結菜)は喜美子のお手伝い。

喜美子の仕事ぶりを見て、三津も彼女の才能を認めます。

そして、八郎が喜美子の「隣にいるのはしんどい」と言っていたことを話の流れでサラッと言う三津。これに対して喜美子は…。

これから帰ってくるであろう直子(桜庭ななみ)への伏線や、八郎の本音を聞いた喜美子の想い、そして相変わらず照子が強いと面白い場面満載です!

『スカーレット』前回第15週87話のあらすじと振り返り

橘(紺野まひる)からの仕事の依頼を受けるためにサニーへと足を運んだ喜美子(戸田恵梨香)。

話の流れで、妹の百合子(福田麻由子)はまだまだお嫁に出せない。旦那は自分を投げ飛ばせるほど強い男じゃないと認めないなどと話したことで、忠信(マギー)と陽子(財前直見)は大慌て。

結婚式の引き出物に使う絵付け皿5枚セット40組の注文を受けた喜美子が工房に戻ってくると、今日も八郎(松下洸平)は三津(黒島結菜)と何やら楽しそうです。

しかも、銀座の下見に行くとか、個展に出すのは金賞をとった作品を超える芸術品ではなく、家庭用ディナーセットだと言い出し、喜美子は激怒。

銀座の下見には自分も付いて行くと言いますが、注文を受けた皿を完成させることを考えると、そんな暇はありません。

しかし、久しぶりに自分の力でお金が稼ごうとする喜美子はやりたいと言い、八郎を認めさせるのでした。

未だ良い作品を作ることができない八郎。

そして、着々と作品を作る喜美子。

弟子の三津にかき回され、今回はどうなっていくのでしょうか?

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【ネタバレ】『スカーレット』第15週(第88話)あらすじと感想

直子(桜庭ななみ)へのフラグと豹変するマツ(富田靖子)

食事をうどんにしたりと喉に気を使った食事をし、ケアを頑張って来た成果があり、マツ(富田靖子)の声はかすれはするが出てくるようになりました。

しかし、それでもまだまだ喋れない様子。お母さん合唱団で頑張り過ぎたことがよくわかります。

そして、話はなぜか子供の話題。

娘が欲しいなぁと夢を見る百合子(福田麻由子)に対し、結婚前に妊娠はアカンと喜美子(戸田恵梨香)は言うのです。

KAMUI

これは、確実に直子(桜庭ななみ)への伏線!結婚もしないうちにお腹を大きくして帰ってくるんですよね?直子は。そんな直子が登場したら、喜美子は「はぁ!?」となること必至です。

修羅場が極まりそうな予感。しかし、百合子も信作が言いに来てくれることを信じてじっと待つ。健気かな。

喜美子と百合子が子供の話をしていると、台所に立つマツが何やら慌て出します。

声が出せないので、話に夢中な喜美子も百合子も気づきません。

するとお母ちゃん、ほうきを持って台所をバシバシ叩き始めました。

ボディーランゲージから察するに、どうやらネズミが出た様子。

これを仕留めようと、ほうきではたき続けるマツに、娘2人はびっくりして止めに入ります。

KAMUI

このマツの豹変ぶりには私も驚かされました。こんな姿、常治(北村一輝)は絶対知らない…。知っていたらもっと黙っていたでしょう。

そして、このマツお怒りバージョンも伏線なんでしょうね。やっぱり女は怒ると怖い…第15週86話の武志(中須翔真)の言葉もここに繋がってました。

すべては信作(林遣都)の義理姉になる人に認めてもらうために…

喜美子が小皿づくりをするため、その準備をして工房を空けた八郎(松下洸平)は、その足でサニーへ。

昔、自分が作った湯飲みたちを見て、原点回帰をはかろうとするも浮かない顔をしています。

笑顔がないことで、マスターである忠信(マギー)は気さくに話しかけてくれるのです。

大野家の方々が湯飲みを褒めてくれたことで心が救われた話、常治が1個5万円になるかもしれないと話してくれたことなど。

そうした思い出話に浸ることで、八郎の心は救われていくようです。

また、コーヒーカップが2つほど割れてしまったらしいです。

すると、八郎はまた作ると言うのでした。

KAMUI

割れた物はもう戻らない。八郎と喜美子の関係ももう戻らんのですか?なんて深読み勘ぐりをしてしまいました。

確かにこの時も開店祝いとして湯飲みを作って、そこから作った作品が新人賞を取りましたが、他にもどんな出来事があったか覚えていますかねぇ?八郎さん、絶対大事なことを忘れていますよね。気づいて!

忠信と仲良く話していると、陽子(財前直見)と信作(林遣都)が帰宅。なぜか照子(大島優子)も一緒です。

「百合子の旦那はうちを投げ飛ばせるほどの強い男じゃないとアカン」と言ったことから、信作は照子に稽古をつけてもらっていたのです。

子供を4人も産み、筋肉は脂肪に変わってしまったという照子ですが、そんな彼女に信作は勝てなかったのです。

悔しさと悲しさのあまり、信作はそこに八郎を見つけるなり胸にダイブ!

陽子と照子から「甘えるな」と怒られます。

信作が結婚する話を初めて聞いた八郎。その相手が百合子だということを伏せて話す大野家。

「相手のお姉さんが自分を投げ飛ばすほどの強い男じゃないとダメだって言うんですよ」

「とんでもない姉ですね」

みたいな会話を、八郎と照子は繰り広げました。

KAMUI

八郎さん、それはあなたの奥さんです!照子もよくご存じじゃないですか。

義理姉悪口大会となっているようですが、これは真実を聞いたらば誰もが納得する展開。信作、凹んでる場合じゃありませんって。百合子は待ってるんですから(笑)

八郎(松下洸平)のしんどいを人づてに聞いてしまった喜美子(戸田恵梨香)は…

小皿200枚を1日で作ると聞いた三津(黒島結菜)は「そんなことできない」と驚きますが、集中した喜美子はどんどん土から皿を作り上げていくのでした。

乾かした後、これを素焼きにし、絵付けをしてから本焼き。

時間はないので三津の話を聞く暇などなく、どんどんと作り上げていきます。

KAMUI

『スカーレット』主演に戸田恵梨香さんが選ばれた理由はここにあります。陶芸をできる女優。

陶芸をしているからこそ、土と向き合うリアルな演技、これはもはや戸田恵梨香がライブで陶芸をしている様子。どんどん出来上がっていく小皿。見ていてとっても楽しかったです。

そんな喜美子を見た三津は、彼女には才能があると認めます。

喜美子が「そうだろうか」みたいなことを言うと、三津の口からあのフレーズが出てきてしまったのです。

「先生がしんどいっていうのもしょうがないですね」

「ハチさんが言ったの?」

KAMUI

悪びれもなくサラッと言ったよ…。八郎は忘れろって言ったのに…。

しかし、喜美子からすれば八郎の方が凄い人。

そんな凄い人に教えてもらっているだけだと喜美子は言うのです。

そして、喜美子からすれば「一緒にいるとしんどい」と思うことが理解できません。

KAMUI

男と女の違いなんですかねぇ。それかもともとのポテンシャルの違いか。喜美子がそんなふうに思っていることをまた三津が八郎にいったらば、八郎が余計に凹みそうな…。とりあえず三津は黙っていてくれと言いたくなりました。

喜美子(戸田恵梨香)の教育により、武志(中須翔真)も頭がよくなりそうな…

喜美子の予言通り、靴下に穴を空けた武志(中須翔真)。

新しいのを買ってと言いますが、喜美子はこれを許しません。

すると武志は、自分もお金を稼ぎたいと言い出したのです。

喜美子はつくろい物一つに12円を出すと約束すると、武志はやる気満々に喜美子から裁縫を習うことになったのです。

「なんぼ縫ったらグローブ買える!?」

「お、お金の計算もできるようになるからええなぁ」

KAMUI

常に川原家の金勘定をしてきた長女の血が、ここでしっかりと息子に受け継がれているのを感じました。この子もかなり賢い子になりそうです。

『スカーレット』第15週(第88話)まとめ

信作が今でも照子に勝てないということは、喜美子に敵うはずがないとお先真っ暗な状態は非常に笑えました。

ちょっと、百合子と本当に結婚できるの?なんて思ったり。

しかも、そこでまた八郎に泣きつくのが…。

結婚して百合子と喧嘩するたびに泣きつくんでしょうか?

果たしていつまで泣きつけるんでしょうか?

そして、八郎の本音を聞いたところで凹むことをしない喜美子。ふたりの関係もまだまだ何か起きそうです。

とりあえず三津、引っ掻き回さないでと言いたいのですが…どうなっていくんでしょ。

第15週もあと2話。そろそろ直子が出てきてもいいころ合いかと。

きっと彼女もマツの豹変ぶりに驚くことになるでしょう!楽しみです。

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