『スカーレット』第15週(第86話)あらすじ・ネタバレ感想!八郎が取る喜美子と三津への態度に変化が…

朝ドラ『スカーレット』第15週(第86話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

マツ(富田靖子)の喉の不調から始まり、電気窯が故障。

小さな不調が続く川原家。

テレビが欲しいという武志(中須翔真)のためにも、銀座の個展を頑張らねばと思う八郎(松下洸平)は、三津(黒島結菜)から東京の人たちの話を聞くことに。

自分たちとの暮らしの違いを聞くたび、楽しそうにしゃべる三津。それを見て八郎も笑顔に。

一方の喜美子(戸田恵梨香)は、橘(紺野まひる)と会うためにサニーへ足を運ぶのですが、その時八郎に笑顔はありません。

見ているこっちはイラッとします。

そして、サニーでも陽子(財前直見)が二日酔い&ため息連発。

いったい大野家に何が!?

『スカーレット』前回第15週85話のあらすじと振り返り

結婚の約束をした百合子(福田麻由子)は、大量にお酒を飲み、へべれけ状態で帰宅。

喜美子(戸田恵梨香)はもちろん、八郎(松下洸平)や三津(黒島結菜)に悪絡みをはじめます。

そんな百合子を部屋まで連れて行くと、彼女の口から橘(紺野まひる)の名前が出てきました。

結婚式の写真を撮った時、いつか大量注文を受けるという約束の日がやって来たことに喜ぶ喜美子。

喜美子は、自分が稼ぐから八郎には個展をやらずにゆっくりと休んでほしいと告げるのですが、これに八郎は表情を曇らせました。

朝ドラ『スカーレット』第15週(第85話)あらすじ・ネタバレ感想!「銀座展、辞めよう」喜美子の意図とは…?

【ネタバレ】『スカーレット』第15週(第86話)あらすじと感想

お父ちゃんは、女が怒ったら怖いの知らんのや!

お母さん合唱で頑張り過ぎたせいで、マツ(富田靖子)は朝から声が出ず、喜美子(戸田恵梨香)はこれを心配します。

そして武志(中須翔真)は、壊れた電気釜を修理する八郎(松下洸平)の元へとやってくると、テレビがほしいという手紙を落とすなと文句を言いに来ました。

手紙が母・喜美子に見つかったら怒られると言うが、八郎は怒らんよと言います。

すると、武志は言うのです。

「お父ちゃんは、女が怒ったら怖いの知らんのや!」

どうやら武志は、照子(大島優子)の娘で同じ飼育係の「めぐみ」が怖い様子。

その教訓を父・八郎にも語って学校へと向かっていきました。

KAMUI

照子の娘が怖い…なんか想像がつきますわ。小さいころの喜美子や照子がそこにいるのでしょうね。そして武志のポジションはきっといじめられっ子の信作(林遣都)。八郎には想像もつくわけがありません。

子供の武志が「女が怒ったら怖い」と言ってくるこの状況。そしてここでマツが喉の不調。

これは…絶対この先なにか面白い展開があるだろうと想像ができます。それにしても、弟子とはいえ近くないですか?三津(黒島結菜)よ…。

三津(黒島結菜)とは楽しそうだが、喜美子(戸田恵梨香)が来ると…

電気窯の調子が悪くなり、そのうえ武志がテレビを所望。

個展を成功させて買いましょうねと、八郎の背中を押す三津。

そして三津は、八郎に東京がどんな暮らしをしているのかを話し始めます。

東京の食卓は椅子に座り、ディナーセットといわれる同じ色や模様の食器セットで食事をする。

そして団地ができ、上流階級の妻は、働きに出る旦那を高いところからお見送りするのだと。

高いところから見送られるなんて嫌だと八郎が言うと、三津は驚き、また楽しそうに会話をします。

さらには、三津が電動ろくろに興味を持つと「やってみる?」と八郎は声をかけます。

しかし、ろくろに慣れていない三津は失敗。

それでも2人は笑っていました。

が、そんなところに喜美子が入ってくると、八郎の顔から笑顔が消えるのでした。

三津の手が泥だらけなことに気づく喜美子。

すぐ洗ってきます、と奥へハケる三津。

理不尽にも見えるこの距離感に喜美子はモヤモヤした気持ちを隠すように、橘(紺野まひる)と会うため、サニーへと向かいました。

KAMUI

もうなんか、うわーとしか言いようがありませんよ。嘘とかつけませんものね、八郎さん。三津と一緒に過ごす方が楽しくなっているの丸わかりなんですけど。

しかも、なに簡単に電動ろくろやってみる?とか言ってるんですか?喜美子の時はダメだって言って、泣かせたじゃんか!基本が大事、喜美子には早いってあの時言いましたよね?

ずっと見ているんですからね、こっちは!第12週67話が証拠です!

息子の結婚を喜ぶ反面、悲しむ陽子(財前直見)の複雑な想いとは?

信作から結婚の報告を受けた陽子(財前直見)は、翌朝二日酔いで具合を悪くしていました。

KAMUI

マツは喉の不調。陽子は二日酔い。大丈夫ですかお母様ズ!

信作と百合子(福田麻由子)の結婚を喜ぶ反面、陽子は八郎の時のように新作に常治(北村一輝)の洗礼を受けてほしかったと嘆くのです。

結婚の許しを得るため何度も何度も家を訪れて、頭を下げ、やっと許しをもらってめでたく結婚。

自分の息子にも、そんな試練を乗り越えて結ばれて欲しかったと、二日酔いに苦しみながら語ると、信作も意を決して川原家にお願いをしに行くと言い出しました。

そこで喜美子が登場するわけですが、結局言い出すことができず、信作は出社と言って逃げていきました。

KAMUI

常治亡き今、立ちはだかるのは幼馴染って…これはなかなかないケースですね。しかも微妙にいじめられてましたもんね、信作。というか、小さいころから喜美子と照子に振り回されていたせいで、もうどこかで勝てないから手は出さないでおこうと思うのでしょう。

しかし、ここで逃げていたら本当に百合子と結婚できないかもしれない!頑張れ信作!

『スカーレット』第15週(第86話)まとめ

そう、よく考えれば八郎は喜美子と結婚をしたいがために何度も何度も常治の元を訪れたんですよね。

それでようやっとつかんだ結婚。しかし、現状は…。

人間いつまでも同じではないと思うのですが、このはっきりとたした態度の違いには苛立ちます。

さて、喜美子は橘からどんな依頼をされるのか楽しみですね。

マツの不調や電気窯の故障など、伏線っぽいシーンもまかれているので、まだまだ先が楽しみです。

そう言いつつも八郎に対する苛立ちは募っていくので、厳しい目を向けようと思います。

※『スカーレット』次回第87話も続けて読みたい方はこちら

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