ドラマ『サ道』クライマックス前話、サウナー・ナカタアツロウ(原田泰三)が急にととのわなくなってしまうという大事件勃発!
偶然さん(三宅弘城)から「Z」タオル目撃情報を聞き、ナカタは“ととのい”と憧れの“蒸しZ”を追い求めて、熊本にある西の聖地「湯らっくす」へ。
深さ日本一の天然水の水風呂に設置された謎のボタン「MADMAXボタン」とは?
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目次
『サ道』第11話あらすじ
主人公・ナカタアツロウ(原田泰造)は、ある日を境にサウナ中毒になってから、全国のサウナに足を運んでいる。
ところが、何故か突然サウナでととのわなくなってしまう。
「蒸しZ(宅麻伸)にもう一度会う事が出来ればととのえるのでは」と思っていた時、偶然さん(三宅弘城)から蒸しZのタオルと同じものを持った人を見かけたとの情報が!
確かめるために、ナカタは熊本県にある西の聖地へと向かう!
出典:『サ道』公式ページ
【ネタバレ】『サ道』第11話の感想
突然ととのわなくなってしまったナカタ(原田泰三)
いつもとは違うナカタ(原田泰三)の腹部アップからスタート、「北欧」のサウナ室で彼はひとり座っています。
<よし、いい感じに汗もかいて、ここまで完璧だ>
自分に言い聞かせるような心の声が聞こえてきます。
水風呂もいい感じに浸かりすぎない程度でザバーッと勢いよく飛び出し、露天風呂の側にあるお気に入り外気浴スポットへ。
<ふぅ~きたきたきた!ととのうまで3.2.1…ととのわない。ととのう気配すらない、どうしたナカタ。お前はもっとととのえる男だろ!?>
いくらセット数を重ねてもだめ…「もう1セット」と呪文のように唱えながら、ナカタは何度もトライします。
水風呂で気を失いかけているナカタに「サウナを信じるな!」と、どこからともなく蒸しZ(宅間伸)の声が聞こえます。
そして「寝るな!」と言われながら頬を激しく叩かれる感触…目を覚ますと「ナカちゃんさん起きて!水風呂入りすぎ!」と心配そうに見つめる偶然さん(三宅弘城)が見えました。
「水風呂入りすぎるなんてらしくない」とイケメン蒸し男(磯村勇斗)に言われると、ナカタは「かれこれ1ヶ月ととのわなくなってしまった」と悩みを告白します。
第7話で偶然さんがととのわなくなった話を他人事のように聞いていたけど、自分がそうなってしまったと言います。
同じ症状に陥った経験のある偶然さんは「いつの間にか再びととのうようになっていた」と言い、全然参考にならず。
話を聞いていたスタッフの赤井くん(荒井敦史)は「蒸しZなら、もう1度ととのわせてくれるのでは?」と言い出します。
「そうだ!ナカちゃんさんと同じZって書いてあるタオル持っている人、見かけましたよ!」
偶然さんがめちゃくちゃ大事なことを思い出します。
“西の聖地”で見たという有力情報を得たナカタは、さっそく熊本にある「湯らっくす」に向かったのでした!
水道水がミネラルウォーターの街!?ナカタ(原田泰造)が熊本へ上陸
阿蘇くまもと空港に降り立ったナカタは、西の聖地「湯らっくす」に行く前に、どうしても寄りたい所があると言います。
タクシーに乗車すると「白川水源に向かってください」と行き先を告げます。
雄大なカルデラを持つ阿蘇山が鎮座する自然豊かな熊本県。
ナカタが訪れた白川水源は「湯らっくすをサウナの聖地たらしめた場所」で、毎分60トンもの水が湧く“全国名水百選”にも選ばれたパワースポット。
心地いい流水音と水の透明度、最高に癒される美しい景色が映し出されます。
熊本には白川水源のような遊水地がたくさんあり、世界的に例をみない“水道水がミネラルウォーターの街”なのだそうです。
水源から水をすくって飲み「う~ん、美味しい!」と唸ったナカタの表情が、天然ミネラルウォーターの美味しさを物語っていました。
<この清らかな水こそ、湯らっくすが西の聖地となった所以のひとつだ。>
ナカタは水源の守護神“罔象命”が祭ってある吉見神社で、<ととのいますように>とお参りします。
北欧家具好きが湧くおしゃれな施設「湯らっくす」
熊本のタクシーの運転手さんは「湯らっくす」がサウナの聖地と呼ばれていることを知らず、ナカタは「勝手に盛り上がっているのは私のような県外のサウナーだけだ」と実感します。
そんな聖地に到着すると、エントランスにはHARVIAのサウナストーブ、受付の照明はルイスポールセンのPHアーティチョーク…北欧家具好きには堪らないチョイスたち。
『サ道』を観ている人には“北欧インテリア好き”も多く、この照明も話題となりました!
ナカタは湯らっくすコース(タオル、館内着付)大人1,300円で入館します。
その他に深夜1時~5時のお泊りコース2,500円というコースもあり、ツーリング後のバイカーに大人気だそうです。
<私は、西の聖地の実力をまざまざと見せつけられるのであった。>
浴室に1歩足を踏み入れたナカタは設えに一目惚れ、あまりにも第一印象が完璧すぎて「こんな完璧な施設で、もしととのわなかったら一生ととのわないんじゃないかと逆に怖くなってしまった」と振り返ります。
緊張した面持ちでガチガチになりながら歩きだし、まずは体を清めます。
黒い板に白字で“毛穴まですっきり 泥パック”と書かれた場所、ナカタは顔にその泥パックを塗ったら「少し正気に戻れた」と語るのでした。
塩桶完備のミストサウナ「備長炭蒸し風呂」
湯らっくすサウナの幕開けは「備長炭蒸し風呂」という“ミストサウナ”から。
温泉が床下を流れ、その蒸気が床や椅子の隙間から湧き上がってきます。
熱いサウナが苦手な人でも気持ちよく入ることができる素晴らしいサウナで、新感覚の“地獄蒸し体験”ができます。室内が絶妙に薄暗い感じも最高です!
ナカタは山盛りに用意された塩の器から、手に塩を握ると身体や顔に丁寧に塗り込みます。
「あの塩のおかげで吹っ切れました。邪念が取り払われたというか。」
まさに清めの塩ですね~と偶然さんが表現すると、ナカタも頷きます。
熱で開いた毛穴から塩の成分が身体の中に染み入って、浸透圧の影響でよく汗が出るようになる&肌ツルツルになると博学な蒸し男が説明してくれます。
湯らっくすでは、サウナ看板の他に「肌すべすべ 塩蒸し浴」と説明書きもあり、サウナ初心者にも優しい感じです。
「で、押しました?」
にやりとした偶然さんがナカタに問うと「あれですか?」とナカタ。2人は嬉しそうにめくばせし合います。
ハテナマークの浮かぶ蒸し男に、偶然さんが得意気に言います。
「人間は大きく2つに分けられます。1つはあれを押した人間、もう1つは押したことのない人間。」
ナカタも深く共感する偶然さんの言葉に、蒸し男は興味深々です!
思わず「すごっ!」と声が出た規格外の凄い水風呂が登場します。
深さ日本一の水風呂&激ヤバ「MADMAXボタン」湯らっくすの滝!
<ついに私はその前に立った。>
感慨深そうなナカタの声と共にインパクト抜群の表示看板が視界に飛び込んできました。
深さ日本一の水風呂…湯らっくすの“天然ミネラルの水風呂”は、なんと一番深いところで水深171cmもあるんです!
<体が水に溶けていく。西の聖地と呼ばれるにふさわしい至高の水風呂。そして…>
あぁ~と、気持ちよさで自然と声が漏れたナカタが見つけたのは、赤いスイッチ「MADMAXボタン」。
前のめりで話を聞く蒸し男に、偶然さんは普段から押したくなっちゃって思わず自作したという実物大のMADMAXボタンを持っていました。
「押してみな。人はみんなMADMAXボタンの前では平等だ。」
そう言われた蒸し男が押してみると「サ~ウナ、フゥ!フゥ!ととのってぇ~!」と陽気に歌う偶然さんの声が聞こえる仕掛けになっていましたw
実際のボタンを押すと、どうなるか気になりますよね?
ナカタが意を決して押すと、阿蘇の天然水がナカタの脳天を直撃!
<すごい、まさにマッドマックス!>
毎分100リッター以上も天然水がドバーっと降ってくる「湯らっくすの滝」。
降り注ぐマイナスイオンと唯一無二の水圧に、おぉ!と声を上げて感動します。
「あなたが運をお持ちなら、晴れた日には虹もご覧いただけます」
と看板に記載されていました。
ヤング熱波杯で優勝した熱波師・福永さんによる最高のアウフグース!
外気浴ゾーンへと移動したナカタは「1セットめは完璧だった!」と大絶賛。
細部に至るまで考え尽くされた“サウナーのためのギミック”に感動したナカタは、すでにととのいそうな勢いでした。
「これより、16時のアウフグースを始めさせていただきます!」
熱波師のよく通る声が聞こえ、ナカタの2セット目が始まりました。
アウフグースとは、蒸気を発生させて熱波を広げるサウナエンターテイメント。
湯らっくすは、昼の12時~25時まで1時間ごとにアウフグース(熱波)を行っています。
しかもナカタに風を送ってくれたのは、ヤング熱波杯で優勝した福永さんという凄い人なのです。
タオルを両手持ちして生き物のように舞わせる美しき熱波スタイル、魅惑のタオルさばき。ずっと観ていられます。
<日本屈指の熱波師が作り出す風が“ととのいの世界”へと後押ししてくれた。>
ナカタが福永さんの熱波を受けるシーンでは、第7話で名古屋のタクシー運転手から直伝されたカマキリポーズをしていました(笑)
2セット目も、MADMAXボタンを押して天然水の滝に癒され、外気浴で休憩します。
こだわった“メディテーションサウナ”でととのう!?
<いよいよ3セット目、ついに湯らっくすがこだわった“メディテーションサウナ”に立った。>
施設全てが最高級ランクの湯らっくすの中でも、一番こだわりをもって作られたフィンランド風ロウリュサウナです。
- 九州を代表する照明デザイナー・馬渡さんプロデュースの“瞑想に適した照明”
- フィンランドのHarvia社、半受注生産品moduloという“プレミアムなサウナストーブ使用”
- ほのかに聞こえる環境音&BGM“心地よい音環境”
ナカタはサウナ室に入ると、静かに2回サウナストーンに水を流し入れ、そっと目を閉じ後ろの壁に体を預けます。
瞑想サウナから出ると、声にならない声を漏らしながら3回目の湯らっくすの滝に打たれます。
【熊本・平成 サウナと天然温泉 湯らっくす】
- 備長炭蒸し風呂 温度50℃ 湿度90%
- アウフグースサウナ 温度88℃ 湿度65%
- メディテーションサウナ 温度77℃ 湿度75%
- 水風呂 温度14℃
「で、ととのったんですか?」
蒸し男が尋ねると、外気浴椅子に座ったナカタはみるみるうちに苦悶の表情を浮かべ、
「…ととのいませんでした。」
「えーっ!!」
偶然さんと蒸し男が驚きの声を上げました。
『サ道』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
第11話ご視聴ありがとうございました!
10/4(金)深夜0:52~最終回💥
第12話「サウナとは?」
熊本 #湯らっくす 後編「サウナを引退します🌿」
ナカちゃんさんはととのうのか…!
蒸しZに逢えるのか…!#サ道#原田泰造👑 #三宅弘城🤖#磯村勇斗💘#宅麻伸🔥#Cornelius❄️#Tempalay☄️#タナカカツキ🌍 pic.twitter.com/YRUVzcFXPo— サ道テレビ東京ドラマ公式☺️ (@sado_PRsauna) September 27, 2019
エンディング後、ナカタが入った北欧のサウナ室に落ちている「Z」のタオル。
「人はみんなサウナの前では平等だ。サウナを信じるな、サウナを信じるな!」
そこに座っている蒸しZ(宅間伸)が、ナカタを見てこう語りかけてきます。
「あなたは、まさか…」
ナカタが驚きで震えた声を発したところで終わりました。
ヤバい…ヤバすぎる。蒸しZについに出会えるのか!?
最後はナカタに存分にととのってほしい!来週が待ち遠しいですね!
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