『サ道』第7話あらすじ・ネタバレ感想!サウナ界のゴッドファーザーが経営する「森のサウナ」とは?

ドラマ『サ道』第7話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『サ道』公式ページ

『サ道』効果絶大…このドラマによって気持ちよくととのうサウナーが増加中とか!

第7話では、満を持してサウナ界のゴッドファーザーが降臨!

経営者・革命家・サウナーどれをとっても超一流、優しい面持ちのゴッドファーザーは「サウナは全て!」と言い切るかっこいい男でした。

ナカタアツロウ(原田泰三)も唸った“サウナー第一主義”が徹底された夢の施設は必見です!

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『サ道』第7話あらすじ

ナカタアツロウ(原田泰造)は、ある日を境に全国のサウナに足を運んでいる。

突然ととのわなくなってしまい、苦悩する偶然さん(三宅弘城)が会ってみたいという“サウナ界のゴッドファーザー・米田さん”。

ドラマ『サ道』第7話あらすじ①

その存在を知ったナカタは米田さんが経営している“店内にはフィンランドがある”と噂のサウナ施設がある名古屋へと向かう。

ドラマ『サ道』第7話あらすじ②

店内にあるサウナの1つ“森のサウナ”は米田さんが作った渾身のサウナらしいのだが…
出典:『サ道』公式ページ

【ネタバレ】『サ道』第7話の感想

「サウナのゴッドファーザー」って一体!?

暗い独特の照明の中、映画『ゴッドファーザー』の曲が流れます。

21日もの間、ととのわず苦悶の日々を過ごした経験のある偶然さん(三宅弘城)は、もう一生ととのわないかと思ったそうです。

会話の中にごく自然な感じで何度も出てくる「サウナのゴッドファーザー」というフレーズにナカタ(原田泰三)が反応します。

「サウナのゴッドファーザーっているんですか?」

イケメン蒸し男(磯村勇斗)と偶然さんは驚いて、サウナーなのに“ゴッドファーザー”を知らないのは、しずかちゃんがお風呂知らないのと同じことだ!と言うのです。

サウナのゴッドファーザーは、大手サウナチェーンを手がける経営者でもあり、日本のサウナを<おじさんのものからみんなのものへ変えようとしている>革命家でもある人物だと、蒸し男が丁寧に説明してくれます。

後日、ホームサウナ「北欧」で、ナカタは嬉しそうにお土産のヴィヒタを偶然さんと蒸し男に手渡します。

「ってことで行ってきましたよ。名古屋のウェルビー栄に!」

サウナのゴッドファーザーってどんな人物なのでしょうか。

名古屋でナカタ(原田泰造)が出会ったタクシー運転手サウナー

豊臣秀吉と鳥山明を生んだ街・名古屋は、東京・大阪と並ぶ三大都市圏の1つで、特筆すべきはその個性的な文化です。

SKE48劇場やビルに嵌め込まれたSky-Bort(観覧車)で有名なサンシャインサカエ、朝カフェブーム“モーニング文化”を全国に波及させるのに貢献したコメダ珈琲店…東京や大阪にも似ていない独特なカルチャーを生み出し、世の人々を魅了しています。

名古屋へやって来たナカタは、さっそくタクシーでウェルビーに向かいます。

ウェルビーは、名古屋に3店舗、福岡に1店舗を展開するサウナチェーンで、経営者はサウナ界のゴッドファーザー・米田行孝さん。

メガネをかけて“SAUNA”とプリントされたTシャツを着て微笑む米田さんの写真が映し出され、かなり優しめのゴッドファーザーそうです(笑)

チェーンの中でも栄店は名古屋最大の繁華街である栄のど真ん中にあり、地元はもちろん全国のサウナーに愛される名サウナの1つです。

「1ついいことをお教えしましょう。」

ウェルビー栄に到着し、ナカタが降車しようとしていると、タクシーの運転手さんがカマキリポーズをしています。

「僕が編み出した熱波を浴びるときのポーズ、試してみてください。」

なんとタクシー運転手さんもサウナー、ナカタは笑顔を浮かべやってみますと言います。

何に対しても「独特&個性的」と言える名古屋、その神髄はサウナでも発揮されています。

さっそくウェルビー栄の浴室へ!

<ゴッドファーザー、失礼します。>

穏やかで敬意のこもったナカタの声がして、ウェルビーの浴室へ入っていきます。

浴室内の奥で異彩を放つ木組みの美しいサウナが視界に入ってきます。

ウェルビー栄には、サウナが2つあります。

1つはメインの大きな「高温サウナ」、そして2つ目が「森のサウナ」。

この森のサウナこそ、ゴッドファーザー米田さんが威信をかけて作った渾身のサウナなのです。

【愛知・名古屋 サウナ&カプセルホテル ウェルビー栄】

  • 高温サウナ 温度96~100℃
  • 森のサウナ 温度70~80℃
  • アイスサウナ 温度-25~-20℃
  • アイスサウナ内水風呂 温度0~5℃
  • 水風呂 温度14~16℃

入口に用意されているサウナパンツを履き、ナカタはまず王道の「高温サウナ」からスタートします。

サウナパンツが使い放題というのも、サウナーにとっては嬉しいサービスです。

<広い!照明も薄暗くていい感じだ。>

サウナ室に入室するなり、ナカタ絶賛の一声が入ります。

ナカタは「控えめに言って最高だった!」と高温サウナの感想を述べます。

その理由は、“寝転がれる特等席”が用意されていたからでした。

本来、サウナではご法度の「サウナで脚を伸ばして寝そべる」行為、一度はやってみたいサウナーの夢が実現できる場所でした。

「サウナーの夢をゴッドファーザーは具現化してくれたんですよ。“サウナー第一主義”、ゴッドファーザーにしかできないサウナです!」

「あと、あれもびっくりしましたよ!」

「座る場所によってテレビの音が聞こえたり聞こえなかったりするやつでしょ!」

サウナには珍しい“超指向性スピーカー”を採用、一定の方向にピンポイントで音を届けることが可能な凄いスピーカーが室内に完備されているんです。

テレビの音声はテレビ側に座った人にしか聞こえない画期的な仕組み、ゴッドファーザーの粋な計らいにナカタは感嘆の声を上げます。

<サウナでゆったり足湯。こんなの初めてだ…。>

気持ちよさそうにカルチャーショックを受けるナカタの声が聞こえてきました。

またもや稀有な設備、サウナ室内に“足湯”ゾーンがあるのです!

水風呂に浸かったナカタは「森のサウナ」への気持ちを抑え、3セット目まで待つことを決めます。

クセ強めのロウリュが面白い!

「ただいまより、サウナ室におきましてロウリュを行います!」

腕利きの熱波師・渡辺さんの声が浴室内に響き渡ります。

ウェルビー栄店は頻繁にロウリュを行っており、ナカタは2セット目にちょうどロウリュの時間に当たる様にしていました。

ロウリュがはじまり、ユーカリのアロマ水がサウナストーンにかかる音は実に癒されます。

1枚のバスタオルを生き物のように繊細に扱い、巧みに熱波を起こす様も見ごたえ抜群です。

<熱波の浴び方に決まりはなく、それぞれ独自のスタイルで浴びている。>

ナカタの説明とともに映像が流れます。

  • 真っ白に燃え尽きた「あしたのジョー」ロウリュ
  • 全身で風を感じたい「ダビデ」ロウリュ
  • GLAYのTERUのように両手を広げて風を浴びる「HOWEVER」ロウリュ
  • 頭の上に両手をのせ座禅を組む「ガンジー」ロウリュ

…十人十色の浴び方が存在します。

そしてナカタは、タクシー運転手さんに教わった「カマキリ」ロウリュで風を受けます(笑)

意外とこれが熱波を取り入れるのにはグッドスタイルだったようで「バレーのブロックみたいに手首が壁になり、上に溜まりやすい熱気を体に下ろしている」と熱波師を目指している赤井くん(荒井敦史)も唸る技でした。

あの運転手さん、只者じゃありませんね!

ナカタ(原田泰造)、ゴッドファーザー米田に遭遇!

2セット目でいい汗をかいたナカタは、普通なら水風呂に入るところを「冷凍サウナ」に初挑戦してみます。

冷凍サウナとはマイナス2℃の冷凍室のようなもので、水風呂とは違いゆっくりと体が冷えていきます。

<これもこれでありだなぁ!>

じんわり冷える気持ちよさが堪らないそうです。

冷凍サウナから出たナカタの横を通り過ぎた人物が映し出されると、ゴッドファーザーのテーマが流れます。

まさか、ボスと浴室内で出会うなんて…これも初パターンです!

<それは、突然のことだった…。>

かけ湯をしに行ったその人を追ったナカタが「米田さんですか?」と声をかけます。

いきなり目の前にゴッドファーザーという「今世紀最大の偶然」に、ナカタの話を聞いている蒸し男たちも驚きを隠せないようです。

  • Q.どうしてサウナに?
  • A.お客様の気持ちが知りたくて、時々こうやってサウナに入っているんですよ。

これを聞いて、経営者の鑑だ!と偶然さん。蒸し男は「経営者であり、革命家であり、1人のサウナーだったのか!」と納得します。

そんな偉大な人物と、ナカタは一緒に「森のサウナに入った」と言うのです!

ゴッドファーザーと共に「森のサウナ」へ!

<いよいよ森のサウナへ。しかも作った張本人と一緒という出来過ぎた展開。>

ナカタの緊張&興奮が伝わってくるようなナレーションが入ります。

ナカタは初体験のサウナハットを被り、フィンランドのサウナスタイルに身を包みます。

  • Q.サウナハットってなぜ被るんですか?
  • A.頭を熱から守るためです。

米田さんは細かいことも丁寧に教えてくれます。

待ちに待った森のサウナへ入ると、思わずナカタは「すごいですね…」と目をキラキラさせます。

「五感に訴えかける…本来のサウナの形というものを作ったのが、この森のサウナです。」

  • Q.いい匂いしますね?
  • A.“フィンランドの森の香り”です。白樺の小枝・ヴィヒタと言うんですけれど、ベンチの方から香りが立ち上がってきて、まさにフィンランドのサウナにいるときのような森の香りがすると思うんですね。
  • Q.結構低温なんですね?
  • A.そうですね。基本的にはこのサウナストーンに水をかけてロウリュと言いますけども、この蒸気で体感温度を上げて入って頂くというのがフィンランドサウナの本来の姿なんです。

米田さんにすすめられ、ナカタは可愛い大きな木のスプーンを使ってセルフロウリュをします。

サウナストーンに触れ、蒸発する水の音が聴覚を心地よく刺激します。

寝転がり特等席は森のサウナにも設けてあり、ナカタがそこに寝そべると、特別に米田さんがヴィヒタをしてくれることになりました。

ヴィヒタとは白樺の若い枝葉を束ねたもの、これで肌を叩くことで血行促進や保湿効果が期待できます。

しかし、なにより素晴らしいのは「香り」。ヴィヒタをするとサウナが森の香りに包まれます。

<あぁ、ゴッドファーザーが大木に見えてきた。その影で休む小動物。>

ヴィヒタが終わると、ナカタは「これは凄い!森の中にいた!」と思わず拍手してしまうほど感動します。

ナカタ(原田泰造)即退出、ビックリ仰天のアイスサウナ!

ウェルビー栄には、フィンランドのラップランド地方を再現した「アイスサウナ」もあります。

その室温は、なんとマイナス25℃!

「マイナス25!?どんなんだろ?」

興味津々でテンションが上がっているナカタは、さっそくアイスサウナに入室します。

しかし、ものの数秒で「うわっ凍ってる…こんなの駄目だ。」と即退出。

「うぉぉぉ!こんなの初めて、ビックリした!」

思わずナカタから原田さんが垣間見える超良いリアクションは必見ですw

木のベンチに寝そべって休憩しながら「米田さん、僕の友人でととのわなくなっちゃった人がいるんですけど、それはどういうことですかね?」と聞きます。

「サウナは人生ですよね。ととのうときもあれば、イマイチなときもある。ととのわないのは、“ととのうための準備”です。」

ナカタは、偶然さんはととのうための準備中だったんだな~と納得します。

<ととのった~!!>

ナカタと米田さんは2人でととのうことができました。

「ゴッドファーザーの徹底したこだわりが細部まで行き届いた日本のフィンランドでした!」

ナカタはウェルビー栄をこう表現しました。

『サ道』第7話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

プロサウナ―・蒸しZの情報は、ゴッドファーザー米田さんからも得ることはできませんでした。

米田さんのような人が知らないとなると、捜索は困難を極めそうです。

強き想いとサウナに対する敬意がウェルビーという施設全体に現れていて、心から行きたい!と思わせる素晴らしいサウナでした。

赤井くんも行ってみたいというゴッドファーザーが作った最先端サウナ施設・サウナラボ。

次回はそこが登場するかもです!

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