ドラマ『桜の塔』第2話あらすじ・ネタバレ感想!上司の娘に近づく上條の狙いとは?

ドラマ『桜の塔』第2話

出典:『桜の塔』公式ページ

上條漣(玉木宏)は、同期である馳道忠(渡辺大知)と新垣広海(馬場徹)の3人で警視正の座を争うことになりました。

上條は2人に比べ不利な立場にいましたが、大きな事件を解決することで警視正の座を勝ち取ろうと考えました。

上條はMr.予言者(渡部豪太)を利用し、今扱っている事件が世間の注目を浴びるよう仕向けていきます。

有利な立場にいる馳と新垣は、すでに自分たちが勝つことを予想していましたが…。

裏で事件を操っているのが上條であることを知った水樹爽(広末涼子)に、今の上條を止めることができるのでしょうか?

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ドラマ『桜の塔』前回第1話のあらすじと振り返り

2016年、ある銀行で立てこもり強盗事件が起こりました。

現場に駆け付けた捜査一課の刑事たちは特殊急襲部隊・SATの出動を待っていたのですが許可が下りず、出遅れたせいで犯人を取り逃がしてしまいます。

その陰には、警視庁内における3つの派閥(外様派、東大派、薩摩派)の争いがあったのです。

刑事部長・千堂大善(椎名桔平)は名誉挽回の為、何としても事件を解決しようとします。

捜査の陣頭指揮を執る事になった上條漣(玉木宏)は、被疑者の1人である蒲生兼人(森崎ウィン)に的を絞って事件を解決していくのですが…。

【ネタバレ】ドラマ『桜の塔』第2話あらすじ・感想

水樹(広末涼子)に投げ飛ばされる上條(玉木宏)

道着を着た水樹爽(広末涼子)が上條漣(玉木宏)を待っていました。

先日、上條に投げ飛ばされた水樹はそんな自分が許せなかったのです。

「あんたのことを投げ飛ばさないと気が済まない」

「お前のストレス発散に付き合っている暇はない」

「だったらさっさと投げられなさい」

水樹に投げ飛ばされた上條のカバンから、今扱っている連続通り魔事件の資料が落ちていました。

そんな2人のやり取りを、水樹班の富樫遊馬(岡田健史)が見ていました。

富樫は水樹に「班長は上條警視のことを好きなんですか?」と聞きますが、水樹はありえない話を聞いたように「は~」と言いました。

ミルトモ 編集部

水樹と上條は心を許し合える同志のようです。水樹といる上條を見ていると、悪いことを考える人には見えません。

警視正への昇進争い

警視正への昇進候補として上條、馳道忠(渡辺大知)、新垣広海(馬場徹)の3名が選ばれました。

しかし、警視正へ昇進できるのは2名だけです。

父親が警視庁長官である薩摩派の新垣は、警視正への昇進に一番近い人物に見えます。

東大派の馳も、東京オリンピックに向けて情報管理のシステム強化に尽力していました。

警視総監・荒牧雄彦(段田安則)の提案で、投票で警視正を決めることになりましたが、現状では新垣と馳が有利です。

昇進を諦めていない上條は、自分を優位にするために策を練るのでした。

ミルトモ 編集部

上條、馳、新垣の3名は同期ですが、どの派閥に属しているかによって昇進にも差が出てしまうようです。上條が自分を優位に立たせるために考えた策とは何でしょう。

世間から注目された事件とMr.予言者(渡部豪太)

上條は連続事件にパターンがあることに気づき、次の事件が発生する場所を予測しました。

5件の事件現場を線でつないで現れた形は北斗七星です。

捜査一課の刑事たちがそれに従い捜査を始めようとした時、富樫が事件を予言する芸人・Mr.予言者(渡部豪太)を見つけました。

Mr.予言者は、予言が的中したことで連続事件と共に世間の注目を浴びていたのです。

そして、そのMr.予言者に電話で指示をしていたのが上條でした。

上條はすでに犯人の目星をつけており、犯人の素性も分かっていましたが、プロファイリングで犯人には殺意がないと考え、事件が注目を浴びるまで犯人を泳がせることにしたのです。

ミルトモ 編集部

事件に注目して欲しい上條と自分に注目して欲しいMr.予言者の利害関係が一致したようです。何事もなく犯人が捕まれば良いですが…。

上條(玉木宏)が千堂(椎名桔平)を上司に選んだ理由

連続通り魔事件は解決するどころか負傷者を出してしまい、刑事部長・千堂大善(椎名桔平)は上條を捜査の指揮から外そうとします。

ミルトモ 編集部

今回の失敗で、上條はますます警視正候補から離れてしまいました。

しかし、上條は千堂を説得し、捜査の陣頭指揮を執り続けるのです。

そんな上條に、千堂が「なんで俺の下につこうと思ったの?」と尋ねると、上條は「警察の最高権力者に相応しいと思ったからです」と答えるのでした。

ミルトモ 編集部

時折、千堂は上條の考えを見透かしているように見える時があります。それでも何も言わないのはなぜでしょう。上條が千堂に言った言葉は本音なのでしょうか?

警察の名誉を挽回した上條(玉木宏)

次の事件を予言したMr.予言者の近くには、カメラを構えたテレビ局の人と捜査一課の刑事たちがいます。

「こうすることで犯罪の抑止力になる」

Mr.予言者は自信満々にそう言い、予言した時刻になっても事件は起こりませんでした。

Mr.予言者が事件を食い止めたように見えましたが、他の刑事たちと別行動を取っていた水樹は、上條が指示した場所で犯人を捕まえることに成功します。

ミルトモ 編集部

上條はMr.予言者に違う場所を教えることで、警察の名誉を挽回したのです!その代わりに間違った予言をしたMr.予言者は評判が地に落ちてしまいましたが…。

優愛(仲里依紗)と結婚を前提につき合うことにした上條(玉木宏)

世間の注目を浴びた事件を解決した上條と薩摩派の新垣が警視正に昇進することになりました。

馳は新垣に「昇進おめでとう」と言いながらも悔しそうです。

上條を家に招いて祝杯を挙げている千堂は、注目されていなかった事件が大きな事件になったことに違和感を覚えましたが、必要以上に上條を追求しませんでした。

上條は、優愛(仲里依紗)が自分の隣に座ったのを確認して「優愛さんと結婚を前提にお付き合いしたいと考えています」と千堂に言いました。

優愛は「私も上條さんが好き」と父である千堂に言いました。

ミルトモ 編集部

上條が刈谷銀次郎(橋本じゅん)と小宮志歩(高岡早紀)と話していた様子からすると、上條は自分の出世のために優愛に近づいたようですが…。優愛を傷つけるようなことはしないで欲しいですね。

上條漣(玉木宏)が警察のトップを狙う理由

水樹は、立てこもり強盗事件の犯人・蒲生兼人(森崎ウィン)と、今回の事件を予言したMr.予言者をけしかけたのが上條であることに気づきました。

水樹は上條に銃を向け、真実を打ち明けるよう言いました。

水樹は自分の胸ポケットにレコーダーを忍ばせ、上條の自白を引き出そうとしていました。

「何でそんなに変っちゃったの。あんたを助けたい。今ならまだ引き返せる」

「もう引き返せない」

上條は父・勇仁(岡部たかし)を自殺に追い込んだ警察を浄化するため、警察のトップに立とうとしていました。

水樹はそんな上條を説得することができませんでした。

ミルトモ 編集部

上條は、犠牲者が出ようとも自分の意志を貫き通そうとしていました。そんな上條を止めることができる人はいるのでしょうか?

ドラマ『桜の塔』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

上條は警視から警視正に昇進することができました。

上條をバカにしていた新垣は、上條が食えない相手であることに気づいています。

昇進確実だった馳は、警視正になれなかったことにショックを受けているようでした。

上條の言動に違和感を覚えながらも黙っている千堂。

千堂は、自分の娘・優愛とつき合うことになった上條のことをどう思っているのでしょう。

前の婚約者だった佐久間のように、上條も特別扱いするのでしょうか?

次回は、東大派の吉永晴樹(光石研)がいる警務部に異動になるようです。

上條が吉永の信頼を得ることができるのかに注目したいと思います。

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