ドラマ『桜の塔』第3話あらすじ・ネタバレ感想!警務部異動の上條が知る警察内部の闇深さ

ドラマ『桜の塔』第3話

出典:『桜の塔』公式ページ

警務部長・吉永(光石研)から監察官のポストを与えられ、拳銃の横流しを調査することになった上條(玉木宏)。

上條には横流しした人物の目星はついていましたが、千堂(椎名桔平)からのめり込まないよう忠告を受けます。

どうやら、吉永が上條にその仕事を任せたのには裏があるようです。

一方、昇進できなかった馳(渡辺大知)は、何か悩みを抱えているようで…。

第3話では、警察内部の闇を垣間見ることになりそうです。

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ドラマ『桜の塔』前回第2話のあらすじと振り返り

上條(玉木宏)は、世間が注目する大きな事件を解決することで、警視正への昇進争いを有利に進めようとしていました。

上條は、Mr.予言者(渡部豪太)に事件を予言する動画を上げさせ、連続通り魔事件が世間の注目を浴びるまで犯人を捕まえずに泳がせることにしたのです。

上條は犯人には殺意が無いと考えたのですが、初めて負傷者を出してしまい責任を問われてしまいました。

警視正候補から外れてしまったように見えた上條ですが、Mr.予言者に嘘の情報を伝えることでその危機を脱するのです。

警視正へと昇進した上條は、優愛(仲里依紗)と結婚を前提につき合うことになりました。

そんな中、水樹(広末涼子)は事件を裏で操っていたのが上條だと気づくのですが…。

【ネタバレ】ドラマ『桜の塔』第3話あらすじ・感想

監察官になった上條(玉木宏)

警務部に配属になった上條(玉木宏)は、拳銃を横流しした主犯を見つけることになりました。

警務部長・吉永(光石研)から監察官のポストを与えられた上條は、警察内の不正を取り締まる立場にいたのです。

半月前、暴力団から押収した拳銃は科捜研に行き、それから押収品保管倉庫に運ばれました。

しかし、保管倉庫のケースの中には押収した拳銃ではなく、偽物の拳銃が入っていたのです。

上條は科捜研から保管倉庫に運ばれる間にすり替えられたと考え、犯人を捜すことにしました。

ミルトモ 編集部

警務部に配属になった早々に警察を取り締まる重要なポストを任された上條。そんな上條に千堂(椎名桔平)は「あまりのめり込むなよ。今のお前に監察官の仕事は手に余る」と注意していました。その言葉の意味することは何でしょう。

上條(玉木宏)の同期たち

警視正に昇給できなかった馳(渡辺大知)は、上條たちを羨ましく思っていました。

「僕は使い勝手の良い駒に過ぎない。警務部は人事や情報の管理から予算の要求まで警察の中枢を担っている。ここで評価されれば、上條君は警察庁長官も狙えるよ」

そこに新垣(馬場徹)もやって来て「警察庁長官になるのはこの俺だ」と言いました。

新垣は父親の役職である警察庁長官こそ警察のトップだと思っているのですが、上條は長官の地位に興味はありませんでした。

馳は「序列で言えば警察庁長官の方が上だよ。でも、ここで実質的な権力を握っているのは警視総監だ」と言いました。

上條たちは警察学校時代の話で盛り上がっていましたが、吉永の姿を見た馳は逃げるように立ち去って行きました。

ミルトモ 編集部

3人が食事をしながら軽口を叩く姿は仲が良い仲間たちの会話に見えました。上條は周りから嫌われているというより、一目置かれている気がします。

水樹(広末涼子)に協力を求める上條(玉木宏)

拳銃を横流しした主犯が水樹班にいると考えた上條は、水樹(広末涼子)に協力を求めました。

水樹は仲間の疑いを晴らすため、上條に協力することにします。

科捜研から保管倉庫に拳銃を運んだのは、高杉賢剛(長谷川朝晴)と轟啓一(駒木根隆介)でした。

ギャンブル好きで借金がある高杉と捜査四課で暴力団と繋がりがあった轟。

上條は犯人をあぶり出すため、ある作戦を立てるのでした。

ミルトモ 編集部

高杉にも轟にも拳銃を横流しする理由がありそうです。果たして、犯人は誰なのでしょう。

上條(玉木宏)が優愛(仲里依紗)に向ける顔

優愛(仲里依紗)と上條は、高級レストランで食事をしています。

「私が手料理作っても何も感動しないし、せっかく泊りに行ってもすぐ寝ちゃうし」

優愛が上條の態度に拗ねていると、上條の携帯が鳴りました。

上條が携帯で話している相手は水樹です。

優愛は上條を見つめ、「私には見せたことない顔してた」と言うのでした。

ミルトモ 編集部

優愛は上條が携帯で話す相手を気にしていました。上條と水樹が一緒にいる所を見た優愛は2人のことをどう思ったでしょう。

馳(渡辺大知)が考える強さ

資料保管室で仕事をしている馳のもとに、上條が肉まんを持ってやって来ました。

上條は父・勇仁(岡部たかし)の形見であるスキットルを馳に差し出し、馳はそれを飲みました。

「上條君のお父さん、どんな人だったの」

「昔の刑事ドラマに出てくるような熱血漢だったよ。でも弱かった」

「強さって何だろうね。長いものに巻かれることかな。それともそれに抗うことなのかな」

ミルトモ 編集部

馳は上司に言われた仕事を淡々とこなしていましたが、何か思いつめた顔をしています。それは昇給できなかったことではなく別の理由がありそうです。

警察のトップを争う千堂(椎名桔平)たち

銀座のクラブSでは、千堂と小宮(高岡早紀)が話をしていました。

そこに吉永と権藤(吉田鋼太郎)がやって来ます。

千堂、吉永、権藤の3人は同期で、警察のトップを争うライバルでした。

千堂が吉永に上條を引き抜いた理由を聞くと、吉永は「興味があったからですよ。上條勇仁の血を継ぐ彼に」と言います。

千堂はそんな吉永を無言で睨みつけました。

権藤は「いつ警察辞めるんだよ」と千堂に言い、吉永も「あなたは警察官25万人の上に立つ器じゃない」と千堂に言うのでした。

ミルトモ 編集部

千堂たちが上條の父を知っていたことに驚きました。警察のトップ争いは上條たちの昇進争いより熾烈でした。

主犯を捕まえる上條(玉木宏)

廃工場に拳銃があるとのタレコミで現場に向かう水樹班。

水樹たちはそこで拳銃を押収しますが、保管倉庫に運ばれてきた拳銃は本物でした。

どうやら犯人は拳銃の横流しを調査していることを知っているようです。

そこで、上條は富樫(岡田健史)を使い、拳銃を横流ししている犯人として高杉と轟が疑われていることを本人たちに伝えてもらいました。

上條は犯人を刺激し、拳銃以外のものを横流しするよう罠を仕掛けたのです。

そして、高杉が押収品の覚せい剤を売ろうとしている現場を押さえることに成功します。

ミルトモ 編集部

高杉がしていたことは明らかに悪いことです。警察官としてのプライドはどこに行ってしまったのでしょう。

馳(渡辺大知)を助ける上條(玉木宏)たち

馳がやっていた仕事は不正経理の処理でした。

馳は自分の意志に反して、裏金作りに加担していたのです。

「僕はもうおしまいだ。こんなことをするために警察官になったわけじゃない」

そう言って馳は薬を口に入れました。

倒れている馳を見つけたのは、上條から連絡を受けた新垣です。

発見が早かったおかげで馳は命を取り留めましたが、不正経理の証拠は残っていませんでした。

ミルトモ 編集部

不正なことに手を染めたことを悔やんでいた馳。馳が助かって良かったです。

揉み消された不祥事

吉永は、馳が自殺を図ったと知っても動じることはありませんでした。

写生をする吉永に、裏金作りをしていたことを問い詰める上條。

吉永はそんな上條に、自分に無断で高杉を逮捕したことを指摘します。

実は、高杉は警視総監・荒牧(段田安則)の甥でした。

吉永は荒牧から恨みを買わないよう、自分とは別の派閥の上條に高杉を逮捕させようとしていたのです。

上條は高杉を依願退職させることで拳銃の横流しを不問にし、手に入れた架空の請求書を不正経理の証拠にしようとしますが、吉永の怖さを知っている千堂がそれを止めました。

千堂は、裏金作りを馳の単独犯にすることで馳の命を救ったのです。

不問にされた高杉の不祥事の裏には、警察OBが絡んでいたことも分かるのでした。

ミルトモ 編集部

警察内の闇は、想像以上に深いことが分かりました。

ドラマ『桜の塔』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

同期である仲間と軽口を交わす上條の姿は新鮮でした。

馳を救おうとする上條の姿を見て、本来は他人を思いやる優しい人なのだと感じました。

そして、上條たちよりもさらに激しい権力争いをしている千堂たち。

千堂たちは勇仁が亡くなった真相を知っている気がしました。

拳銃の横流しに関わっていた警察OBが、上條の仲間の中にいることが分かって第3話は終わってしまいます。

次回は、勇仁が亡くなった時のことが分かるようです。

どんな事実が明らかになるか注目していきたいと思います。

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