ドラマ『桜の塔』第1話あらすじ・ネタバレ感想!玉木宏主演、警察官のトップを巡る出世バトルが幕を開ける

ドラマ『桜の塔』第1話

出典:『桜の塔』公式ページ

上條漣(玉木宏)がいる雀荘のテレビには、立てこもり強盗事件のニュースが流れていました。

上條は素知らぬ顔をして賭け麻雀に興じています。

その頃、捜査一課の水樹爽(広末涼子)たちは事件を解決するために奮闘していました。

しかし、水樹たちは犯人を取り逃がしてしまいます。

その陰には、刑事部長・千堂大善(椎名桔平)をけん制する警務部長・吉永晴樹(光石研)と警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)がいたのです。

佐久間義孝(少路勇介)に代わり、立てこもり強盗事件の捜査を指揮することになった上條。

上條は、鋭い洞察力で犯人を突き止めるのですが…。

警視庁の派閥争いと上條漣が警察のトップを狙う本当の目的にも注目です!

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【ネタバレ】ドラマ『桜の塔』第1話あらすじ・感想


犯人を取り逃がしてしまう千堂大善(椎名桔平)

捜査一課の水樹爽(広末涼子)たちは、立てこもり強盗事件が発生した現場にいました。

犯人は人質に銃を向け、車を用意するよう言っています。

刑事部長・千堂大善(椎名桔平)は特殊急襲部隊・SATの出動を要請するのですが、許可は下りませんでした。

現場に待機していたSITが突入した時には、犯人は人質1人を銃で撃ち、裏口から逃げた後でした。

その頃、上條漣(玉木宏)は雀荘で賭け麻雀に興じていました。

そして、ある人物から紙袋を渡されるのです。

ミルトモ 編集部

上條は警察官なのに事件には全く無関心の様子です。上條が渡された紙袋には何が入っているのでしょう。

キャリア組の3派閥

警視庁のキャリア組には外様派、東大派、薩摩派の3つの派閥がありました。

上條が属する外様派には、刑事部長・千堂を筆頭に佐久間義孝(少路勇介)がそれに続きます。

東大派には警務部長・吉永晴樹(光石研)と馳道忠(渡辺大知)、薩摩派には警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)と新垣広海(馬場徹)がいました。

3つの派閥はお互いをけん制し合い、警視総監の地位を狙っているのです。

SATの出動許可が下りなかったのも、千堂に手柄を立てさせたくない吉永と権藤の力が働いたせいでした。

ミルトモ 編集部

キャリア組の権力争いのせいで事件解決に影響が出てしまったようです。現場で働いている刑事たちにとっては迷惑な話ですね。

千堂(椎名桔平)が佐久間(少路勇介)に目を掛ける理由

捜査一課の刑事たちにSATが出動しなかった理由を聞かれ、佐久間は返答に困ってしまいます。

上條は佐久間の代わりにその質問に答え、逆に現場の失態を指摘します。

さらに、上條は犯人が使っていた改造銃に注目し、改造銃を作ることができる3Dプリンターを導入した会社を探すよう指示しました。

千堂はそんな上條の優秀さを認めてはいましたが、佐久間が娘・優愛(仲里依紗)の婚約者だった為、佐久間を特別に可愛がっていたのです。

ミルトモ 編集部

一見冷たそうに見える千堂ですが、自分の身内には甘いようです。

優愛(仲里依紗)とランチをする上條(玉木宏)

昨晩のお酒のせいで記憶を失った佐久間は、ホテルで目を覚ましました。

その隣には若い女の子がいます。

佐久間は優愛とランチの約束をしていたのですが、上條に自分の代わりをするよう頼みました。

2人でランチをすることになった優愛と上條。

上條はスキットルの中にあるお酒をコーラに入れ、勤務中にも関わらずそれを飲み始めたのです。

さらに、優愛の仕草から優愛が嘘を付いていることも見破ります。

ランチを終えた優愛は「今日は楽しかった」と言って上條と別れ、去っていく上條の背中を見つめていました。

ミルトモ 編集部

婚約者ではなく若い女の子を優先してしまった佐久間。これでは優愛に愛想を尽かされそうです。

捜査の陣頭指揮を執ることになった上條漣(玉木宏)

醜態がバレた佐久間は、千堂に切り捨てられてしまいました。

佐久間の代わりに事件の捜査を指揮することになったのは上條です。

しかし、警務部も警備部も捜査に協力する気がなく、捜査会議には現れませんでした。

先日の上條の指摘で、事件の被疑者として蒲生兼人(森崎ウィン)を含む5人が浮かび上がっています。

ミルトモ 編集部

上條は佐久間を抜いて千堂に近づきました。上條はこのまま千堂の部下に甘んじるのでしょうか?それとも…。

上條(玉木宏)と水樹(広末涼子)の関係

水樹に誘われ、上條がやって来た場所は、水樹の父・鉄朗(小松和重)が経営する中華料理店でした。

水樹と上條は幼馴染で、鉄朗とも顔なじみだったのです。

昔は皆を笑わすのが好きだった上條。

しかし、父・勇仁(岡部たかし)が自殺してから上條は変わってしまいました。

2人は食事をしながら事件の話になり、一番怪しい被疑者が蒲生ということで意見が一致します。

ミルトモ 編集部

普段は不愛想でクールな上條ですが、水樹と2人でいる時は別の一面が見えます。勇仁はなぜ自殺したのでしょう。上條が変わってしまった理由も気になりました。

凶器に付いた指紋

中華料理店を出た水樹と上條が向かった先は、蒲生がいる所でした。

水樹は蒲生とサバイバルゲームをしながら事件の話をし、蒲生の手袋を手に入れます。

少し離れた場所から蒲生の表情を観察していた上條は「証拠がなければ作ればいい」と言って、蒲生の指紋が付いた手袋を持ち去っていきました。

そして、見つかった凶器から蒲生の指紋が見つかるのですが、指紋の付き方が不自然だったのです。

しかし、蒲生を重要参考人として引っ張ろうという意見を押さえ、上條は蒲生の逮捕状を請求するのでした。

ミルトモ 編集部

まさかとは思いますが、上條は証拠を捏造したのでしょうか?

捏造された証拠

蒲生の家から大量の改造銃が見つかり、蒲生は自供を始めました。

しかし、見つかった凶器は自分のものではないと言い、事件も何者かにけしかけられたと言っています。

蒲生を取り調べた水樹は、上條が証拠を捏造したことに気づきました。

「あんたのしたことは公権力の暴走なんだよ。あんたのやり方は間違ってる」

「価値観の相違だな。お前に俺の何が分かる」

上條はそう言って水樹を投げ飛ばしました。

一方、千堂は上條が証拠を捏造したことに目をつぶっています。

ミルトモ 編集部

上條は「これから起きるだろう犯罪を未然に防げた」と言っていましたが、もしこれで冤罪が生まれたらと思うと少し怖い気がしました。

上條漣(玉木宏)の協力者は元警察官

上條には2人の協力者がいました。

1人は上條の情報屋・刈谷銀次郎(橋本じゅん)、もう1人は銀座のクラブSのママ・小宮志歩(高岡早紀)です。

2人とも元警察官で、勇仁とは親しい間柄でした。

刈谷は証拠の捏造に協力し、小宮は佐久間にハニートラップを仕掛けたのです。

そして、今回の事件をけしかけたのは上條だったようです。

ミルトモ 編集部

上條は「全て計画通り進められたよ」と言っていましたが、事件のせいで犠牲になった人もいます。恐らく、蒲生をけしかけたのは上條と思われますが、上條がしたことは警察官として許されることなのでしょうか?

ドラマ『桜の塔』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

「悪魔に魂を売らなければ本当の間違いは正せない」

上條は証拠を捏造し、佐久間にハニートラップを仕掛けることで自分の計画を実行していきます。

父・勇仁のお墓の前でも「あと少しで全てが終わる」と言っています。

上條はただトップを目指しているのではなく、別の目的がある気がしました。

それは勇仁の自殺と関係ある気がします。

上條は「親父の様な生き方はしない」と言っていましたが、父親と同じスキットルを持っている姿を見ると、今でも父親の後を追っているようにも感じます。

そんな上條がこれからどのようにして警察のトップに駆け上がっていくのでしょう。

他の警察官たちの活躍にも期待したいと思います。

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