『レンタルなんもしない人』第10話あらすじ・ネタバレ感想!レンタルさんが聞いた誰にも言えない秘密とは

『レンタルなんもしない人』 第10話あらすじ・ネタバレ感想!レンタルさんが聞いた誰にも言えない秘密とは

出典:『レンタルなんもしない人』公式ページ

今回レンタルさん(増田貴久)が受けた依頼は、自分の筋肉を応援して欲しいというものと、自分以外の生物がいる状態の自分を確認したいというもの。

依頼人の滝口誠(磯村勇斗)はレンタルさんを自宅に招き、料理やお酒を振舞います。

友人がいないという滝口は、レンタルさんと波長が合うといい、もう一つ話を聞いて欲しいと追加依頼をします。

滝口はそこで、突然人を殺したことがあると告白し始めました。

そして、アンチレンタルさんの神林(葉山奨之)は、とうとうレンタルさんの自宅を特定。

リツイートが500件超えたら自宅を晒すと投稿してしまいました。

レンタルさんの自宅は晒されてしまうのでしょうか?

▼動画の無料視聴はこちら▼

『レンタルなんもしない人』前回第9話のあらすじと振り返り

ただ1人分の存在が欲しいだけの人のためのサービス『レンタルなんもしない人』。

レンタルさん(増田貴久)は、路上で売る雑誌『ベターライフ』の売り子の手伝いをした後、「恋人のノロケ話を聞いて欲しい」という依頼を受けます。

依頼主・知世(土村芳)の恋人は優季(古川琴音)という女性でした。

同性同士の恋愛のため、なかなか他人に話ができず、カミングアウトしても他人の悪気のない言葉にモヤモヤする毎日だと言います。

しかしレンタルさんに話を聞いてもらったことで知世はモヤモヤを気にせず、好きな人のことだけを考えて生きていくことにしたのでした。

一方、レンタルさんの妻・沙紀(比嘉愛未)はイラストの仕事を再開し忙しくなってきました。

そして神林(葉山奨之)はアンチレンタルさん活動を続行していて、アンチコメントにいいね!がつくことでほくそ笑む毎日を送っていたのです。

【ネタバレ】『レンタルなんもしない人』第10話あらすじ・感想


筋肉の応援

とあるジムで、レンタルさん(増田貴久)はボディビルダーから渡されたメモを棒読みで読み上げます。

今回の依頼はトレーニング中に自分の好きな言葉で筋肉たちを応援して欲しいというもの。

筋肉たちも喜んでいるとボディビルダーは満足そうです。

ミルトモ 編集部

このボディビルダー役はオードリーの春日俊彰さんです。楽しそうにご自慢の筋肉を披露しています!

トレーニングが終わった後、レンタルさんがジム内でTwitterを投稿していると、そこにアンチレンタルさんである神林(葉山奨之)がジムを訪れ、レンタルさんの存在に気がつきます。

神林はジムの体験をやめてレンタルさんの後をつけていくことにしたのでした。

レンタルさんが帰宅すると、沙紀(比嘉愛未)は仕事をしています。

沙紀は仕事は楽しいと言いますが、まだ小さい息子の世話が大変そうです。

ミルトモ 編集部

闇落ちしている神林にレンタルさんを近づけるのは危険ですね…。神林は何をするつもりでしょうか?

不思議な依頼

次に受けた依頼は「自分以外の生物がいる状態の自分を確認したい」というなんとも不思議なもの。

依頼人の滝口誠(磯村勇斗)は、レンタルさんを自宅に招き食事をして欲しいと言います。

料理を待っている間、レンタルさんは本棚にある漫画を読んで過ごします。

本棚には、その漫画以外ほとんどが法律関係の本です。

窓は昼間なのに雨戸が閉めてありました。

滝口が出してくれた和食はお子様ランチのような料理が好きなレンタルさんにもとても美味しく、ついつい出されたお酒を飲みすぎてしまいました。

ミルトモ 編集部

レンタルさんは酔っぱらって横になってしまいました。しかし顔は常に笑顔で帽子を横被りにしていて、非常に可愛い酔っ払い姿です!

一方、レンタルさんの後をつけて自宅を特定した神林は、写真を撮り「リツイートが500件を超えたら晒します!」と投稿しました。

ミルトモ 編集部

神林も困ったものです。いくらなんでも、やることが度を越しています。

滝口(磯村勇斗)の告白

レンタルさんと気が合うと感じた滝口は、もう一つ依頼をしたいと言い出しました。

レンタルさんは今いつも以上になんもしない状態ではありますが、滝口は話を聞いてもらうだけでいいと言ってポツポツと話し始めます。

滝口は元々友人がいないタイプでしたが、少年院に入ったことをきっかけに全くいなくなってしまったと言います。

「人を殺しちゃったんですよね…」

中学時代、いじめられっ子だった滝口は、田んぼに落とされ財布を奪われ、お金を持っていかれてしまうということが度々ありました。

それでも、滝口に話しかけてくれる子がいました。

2人は好きな漫画の話で盛り上がっていました。

滝口は親を早くに亡くし、祖母と一緒に暮らしています。

その祖母が誕生日だからとお金をくれました。

ミルトモ 編集部

ボディビルからは正反対の雰囲気のお話になってきました。なんだか辛そうな予感がします。

滝口(磯村勇斗)の罪

翌日、滝口が友達に話しかけると、彼はよそよそしい態度。

なんと、いじめっ子たちが滝口と彼が仲良くしているのを知って、彼までターゲットにしてきたのです。

放課後、滝口と友達はまとめて田んぼに呼び出されました。

滝口は祖母からもらった誕生日のお金を持ってきていました。

いじめっ子たちは自分たちが普段やっていることを友達にさせます。

彼は、滝口を田んぼに突き落とし、ポチ袋からお金取り出し、滝口に向かって投げつけました。

ミルトモ 編集部

彼はやらないと自分がやられると思った故の行動だったかもしれません。しかし、滝口はポチ袋を投げつけられたのが許せませんでした。

滝口がお金を持っていたことでいじめっ子たちは友達と共に去っていきました。

滝口が帰ろうとすると、彼といじめっ子たちが道で喋っていました。

その姿を見て怒りが湧いてきた滝口は、友達を突き飛ばします。

そこにトラックが走ってきて、友達は轢かれてしまいます。

即死でした。

償いとは何か

その後、弁護士の努力で滝口は殺人ではなく傷害致死の罪で少年院に入りました。

その後施設で生活している間に祖母が亡くなってしまいます。

祖母は、最後まで孫は殺す気がなかったと信じていました。

しかし、滝口は殺意があったと告白します。

「コイツなんて死ねばいいと思っていた。殺意はあったんです」

友達に借りていた漫画も返しに行きましたが、彼の両親には二度と来ないで欲しい、それを持って一生後悔して生きて欲しいと言われました。

それ以来滝口は自分の本当の量刑のことや、どうすれば償いになるかなど模索する日々を過ごしているといいます。

ミルトモ 編集部

棚に法律関係の本があるのには、そういった訳がありました。雨戸が閉めてあるのも人目を避けるためでしょう。

普通の話

滝口の告白によって、部屋の中はしんみりしてしまっています。

滝口は話題を変えようと、レンタルさんに何か話すことはないかと促します。

レンタルさんは、滝口が持っている漫画の続きの話を持ち出します。

事件以来漫画の続きを知らなかった滝口は意外な展開に驚き、レンタルさんの感想に笑い、そのうちに涙が出てきました。

誰かと漫画の話で盛り上がるなんて、二度とないと思っていたからです。

「あの時あんなことをしなければ、アイツともいつか酒が飲める日が来たんですかね」

滝口はしばらく泣き続けました。

ミルトモ 編集部

後悔をしても、友達が帰って来ることはありません。滝口にはまだまだ長い人生が残っています。辛い人生ですね。

漫画を借りる

滝口は通りまでレンタルさんを送ります。

そして、自分の話をありのままにTwitterに上げて欲しいと言います。

滝口は、誰にも話せないことをレンタルさんに話したことで少しだけ気が楽になりました。

同じような人のために発信して欲しいというのです。

「約束はできませんが」

レンタルさんはそう答え、一度歩き出しましたが、再び戻ってきました。

そして、必ず返すからと言って滝口が持っている漫画を借りました。

いつもはもっぱら貸す側のレンタルさんですが、今回は借り物をしたのです。

滝口は嬉しそうに漫画を貸してくれました。

ミルトモ 編集部

約束をするというのは、人間らしい行為です。レンタルさんは何気ない行動を取ったのかもしれませんが、レンタルさんの優しさを見ました。

いつもの光景が変わる寂しさ

今日も帰り道に雑誌『ベターライフ』を売っていた金田(古舘寛治)の姿はありません。

道行く人もおじさんの行方を気にしています。

「もう会えないんですかね…」

一方、神林は異動先でくすぶっています。

レンタルさんの自宅を晒すというTweetは大不評でした。

腹いせに自宅住所を書き込み投稿しようとした瞬間、神林に父親から電話がかかってきました。

父は、今の仕事にやり甲斐がないのなら、ゆくゆくは院長になる弟のために病院で働けと言います。

そしてレンタルさんの妻の沙紀は、通帳を持って夫にいよいよ生活費の話をしようと深呼吸をします。

しかし、レンタルさんが金田のことで寂しそうにしているところを見て言い出せずじまいです。

生活費は、かなり困窮してきていました。

『レンタルなんもしない人』第10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回はかなり重めの依頼が舞い込んできました。

答えの出ない後悔に対して、レンタルさんは物を借りて未来に約束をするということで依頼人を少しだけ救いました。

さて、そんなレンタルさんの家の貯金が底をつきかけています。

沙紀も早く言わないと、どんどん言い出せなくなってしまいますし、何も知らないレンタルさんに対して不満が出てきそうな気がします。

一方、神林は本人なりに辛い目に遭っていますが、レンタルさんは関係ありません。

今回アンチ活動があまり上手くいかなかった神林は、次回ついに実力行使に出ます。

なんと、『レンタルなんもしない人』に依頼をするのです!

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼次回第11話も続けて読む▼