今回レンタルさん(増田貴久)が受けた依頼は、なんとアンチレンタルさんである神林(葉山奨之)からのものです。
神林の会社が主催するイベント『夢コンテスト』が開かれることになり、審査員にレンタルさんの名前が挙がりました。
神林はTwitterで審査員をして欲しいとレンタルを打診しますが、審査はなんかしていることになるのでレンタルさんは一度は断ります。
しかし、なんもしなくていいと言われて会場にやってきたレンタルさん。
色々なトラブルが重なり、結局審査をしなくてはならなくなったレンタルさんはリハーサルで帰ることにします。
その時神林は今まで溜まっていたレンタルさんへの不満をぶつけます。
そして妻の沙紀(比嘉愛未)は貯金が尽きかけていることをレンタルさんに言えないことで、レンタルさんへの不満を募らせてしまうのです。
神林と沙紀の2人が抱えているレンタルさんへの思いとは?
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目次
『レンタルなんもしない人』前回第10話のあらすじと振り返り
今回レンタルさん(増田貴久)が受けた依頼は、自分の筋肉を応援して欲しいというものと、自分以外の生物がいる状態の自分を確認したいというもの。
依頼人の滝口誠(磯村勇斗)はレンタルさんを自宅に招き、料理やお酒を振舞います。
友人がいないという滝口は、レンタルさんと波長が合うといい、もう一つ話を聞いて欲しいと追加依頼をします。
滝口はそこで、突然人を殺したことがあると告白し始めました。
そして、アンチレンタルさんの神林(葉山奨之)は、とうとうレンタルさんの自宅を特定。
リツイートが500件超えたら自宅を晒すと投稿してしまいました。
しかし、それはさすがにやりすぎだと批判を浴びてしまいます。
神林はますますレンタルさんへの嫌悪感を募らせるのでした。
【ネタバレ】『レンタルなんもしない人』第11話あらすじ・感想
レンタル臭い人
レンタルさん(増田貴久)は、公園で拡声器を持ち演説をします。
「人間は、もっとなんもせずに生きるべきです」
そして口に当てていた拡声器を降ろします。
「だから、私はなんの演説もしません」
それは、沙紀(比嘉愛未)の夢でした。
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そこへ、レンタルさんが帰ってきました。
「世界一臭い缶詰を開けるのを見守って欲しい」という依頼で服が臭くなったので着替えに来たのです。
沙紀は思い切って話をしようとしますが、レンタルさんはすぐに「くさやを焼くのを見守って欲しい」という依頼のためにすぐに出かけて行ってしまいました。
沙紀は、レンタルさんにどう伝えようか考えあぐねていました。
ゲスト審査員をして欲しい
アンチレンタルさんの神林(葉山奨之)の会社で、『夢コンクール』という若者が夢を語るイベントが行われることになり、そこでレンタルさんに審査員をやってもらおうという案が出ました。
神林はレンタルさんを呼んでもシラケるだけだと反対しますが、上司はそこが面白いからと、Twitter上でやりとりをしたことがある神林にゲスト審査員をして欲しいという依頼をさせます。
しかし、審査をするということは、なんかすることになるので一度断られてしまいます。
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なんとか依頼を受けて欲しい神林は、なんもせずに座っているだけでいいと言うと、それなら可能だとレンタルさんは依頼を受けました。
神林は弟が病院を継いだ時に会社を辞めてサポートしろと言われています。
彼は、キャリアとプライドの間で揺れていました。
夢コンクール
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イベント当日、神林は会場にレンタルさんを迎え入れ、イベントの趣旨説明をします。
「若者が夢を語るので、レンタルさんはそれに点数をつけてください」
しかし、それはなんかすることになるので、できないとレンタルさんは言います。
神林がレンタルさんを説得していると、今度はもう一人の審査員が渋滞にはまってリハーサルに間に合わないということがわかりました。
神林はリモートで繋ぐことを思いつき、無事リハーサルを行えることになりました。
リハーサルが始まりました。
しかしやはりレンタルさんはただそこに座っているだけでは済まなくなり、あれこれとなんかさせられそうになります。
「やはり審査はできかねます」
リハーサル後、レンタルさんは神林にそうメッセージを送り、交通費はいらないからと帰り支度を始めてしまいます。
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人の夢を評価したくない
神林は慌ててレンタルさんを追いかけます。
「始まる前に帰るなんて無責任すぎませんか?」
レンタルさんは自分は場違いだと感じていました。
周りに迷惑になることも考えましたが、やはり依頼は受けられないと思ったのです。
「人の夢を評価したくないです」
自分はそんな立場にないとレンタルさんは言います。
神林は頭を下げて残るように頼み込みます。
「どうかお願いします!」
しかし、レンタルさんの考えは変わりません。
すると、みるみるうちに神林の顔色が変わっていきます。
「あんたはただ単に逃げてるだけだろ!」
やりたくないことにもしがみついていくしかないそれが人生だと言っているうちに、神林は歯止めが利かなくなってきました。
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神林(葉山奨之)の怒り
「黙ってないでなんか言えよ!」
「特にないです」
神林は無気力に見えるレンタルさんに態度にさらに怒りを爆発させます。
自分を含めたレンタルさん以外の人間は、やりたくない事や嫌いな人とも付き合い、頑張って生きているのに、レンタルさんはなんもせずにのうのうと生きているのです。
しかも、結婚して子供までいます。
「真面目に生きてるやつがバカらしくなるような生き方してるんじゃねえよ!」
神林はレンタルさんみたいな生き方は絶対に認めないと言うと、レンタルさんはそれでいいと思うと返します。
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レンタルさん(増田貴久)の本音
すると、そこに神林の弟が現れました。
一度兄の仕事を見学したかったのだと言います。
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『レンタルなんもしない人』だと気がついた弟は、兄の仕事ぶりについて質問をします。
「とても楽しそうでしたね。トラブルが起きた時笑顔で対応していました。とても、楽しそうでした」
そう言ってレンタルさんは会場を後にしました。
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神林はレンタルさんを呼び止め、自分がアンチだということを告白します。
「はい、知ってます」
レンタルさんは神林がアンチだということに気がついていました。
それなのに、依頼を受けたワケは―。
「アンチ活動をした人に自分を貸したら面白いことになりそうだなって」
神林はレンタルさんが怒りを感じたり他人の評価が気にならないのか不思議でした。
しかし、レンタルさんだって心無い言葉に傷つくし、なんで知らない人にこんなこと言われなきゃいけないのだろうと憤りも感じます。
「でも、気にしすぎてなんもしないをしないのは嫌だったので」
レンタルさん(増田貴久)の夢
神林はレンタルさんに筋が通っていることに気がつきました。
「なんでそんなに貫けるんですか」
神林、思わず敬語になっています。
「他にできることがなかったので」
神林はレンタルさんの夢を聞いてみます。
「ずっと、なんもしないことですね」
神林は満足そうに頷きました。
レンタルさんは何故満足そうなのか謎でした。
その後神林は父に電話し病院に入ることを断ります。
「俺は、自分の外側じゃなくて違う夢を見つけたい」
父親はそんな甘い生き方では何者にもならないと言いますが、神林は何者にもならなくていいと思っていました。
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そんなに夢中にならなくてもいい
レンタルさんが家に帰ると、沙紀が洋服をフリマアプリに出品しようとしていました。
売値は1,500円くらいだと言います。
「今日貰うはずだった交通費と一緒だ」
沙紀は、思わずため息をついてしまいます。
すると、レンタルさんはなんもしないことを勧めてきました。
でも、生きていればなんかしなくてはいけない時があります。
「なんもしない人も必要だけど、なんかする人も必要だと思う」
沙紀はレンタルさんの活動を応援していましたが、夫がその裏でなんかしている人がいることを理解していると思っていました。
そしてついに通帳を見せこのままでは生活費がかなりマズイことになっていることを伝えます。
かと言ってレンタルさんになんかして欲しいわけではありません。
でもー。
「そんなに夢中にならなくてもいいんじゃない?仕事じゃないんだから」
その夜、深夜のレンタル依頼のために線路沿いを歩くレンタルさんの姿がありました。
『レンタルなんもしない人』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
\#レンタルなんもしない人 最終回/
好きだった人が突然自殺…
希美(#松本若菜)は「形見の帽子をかぶり、一緒にお茶をして欲しい」と依頼📩
そして、夫婦最大のピンチ💥
レンタルさんが出した答えとは⁉️9月30日(水) 深夜0時12分〜🧢#増田貴久 #比嘉愛未 #葉山奨之 #古舘寛治 #前原滉 pic.twitter.com/Or0UqM1R1a
— レンタルなんもしない人🧢ドラマホリック!🍌最終回 9月30日(水) (@tx_rentalsan) September 23, 2020
今回はレンタルさんが現実を突きつけられる回でした。
神林の主張はともかく、沙紀に仕事じゃないと言われるのはかなり堪えたのではないでしょうか。
線路沿いをうつむきながらトボトボと歩くレンタルさんの姿は、しょんぼりとして見えてかわいそうでした。
しかし沙紀の言いたいこともわかりすぎるほどわかります。
次回、レンタルさんは一つの答えを出すことになります。
レンタルさんの出した答えとは?
そして、金田(古舘寛治)は一体どこへ?
最終回を楽しみにしていましょう!
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