『パージ シーズン2』第3話あらすじ・ネタバレ感想!ライアンに接近するエスメ、そしてベンが大変なことに…!

海外ドラマ『パージ』シーズン2第3話ネタバレ感想!

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第2話では、エスメはアダムス教授が死ぬまで守ったファイルを手に入れることに成功!

第3話では死の真相を探るため、ある人物に近づきます。

さらにライアンチームの意外な過去、そしてパージの日に銀行強盗をしなければならない理由も明らかになります。

そして…第3話で一番ショッキングだったのは、やっぱりベン!

パージの日以来、恐ろしい殺人衝動に憑りつかれていたベンですがとうとう…!

そんな衝撃展開で見どころ盛りだくさんだった、海外ドラマ『パージ シーズン2』第3話をネタバレありでレビューしていきたいと思います。

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【ネタバレ】『パージ シーズン2』第3話あらすじ・感想


トミーの死刑確定、そしてライアンチームの衝撃の過去

『パージ』シーズン2第3話ライアン

出典:USA Network

ライアンのチームのトミーは、第2話でチームを庇って一人で警察に捕まってしまいました。

警察にボコボコにされるトミー…いたたまれなかったです。

第3話は、そんなトミーの裁判からスタート。

しかし「裁判」とは名ばかり、トミーにはまともな弁護士すらつけられず自動的に罪を認めさせられてしまいます。そして判決は即決で死刑…!

単純作業を片付けるかのように、死刑を宣告を受けるトミー。

パージの日に犯罪を犯した人物は365日拘留され、来年のパージの日に処刑されます。

与えられたたった一つの権限は、「来年のパージの日に、パージャー相手に自分をオークションにかけて、得たお金の5%を家族に残せますよ」というもの。

パージの日のオークションはいたるところで開催され、シーズン1でもペネロピがオークションで高額で売り飛ばされましたよね~。逆に老人なんかはただ同然で売り飛ばされたり。

そんなオークションで自分を売る、というのがトミーに残された最後の権利とは…。しかもたったの5%なんて。少なすぎる!

5分で裁判が終わり、死刑判決が出るのも相当おかしいですよね。

一方、ライアンは銀行の現金をすごい執着でストーキングして、どこにあるのか突き止めます。

皆のために現金を工面するだけではなく、この行動がトミーを救う作戦であると良いのですが…。

エスメたち監視センターは、ライアンが毎日現金輸送車を尾行していることに気づき監視を始めます。

しかし、ライアンは監視カメラの死角の中で移動したり、監視カメラがあるところでは顔がハッキリ分からないようにしていたり、監視センターの動きも熟知している行動を取ります。

なぜこんなにもうまく監視をかわせるのかは、ライアンの過去に秘密が隠されていました。

ライアンの過去

時は8年前に遡ります。

なんと、ライアンは警官でした!

ライアンだけでなく、ライアンのチームは今回死刑判決が下ってしまったトミーも含め、全員元警官でライアンの部下だったんです。

ライアンたちは他のパージャーとは雰囲気から何から違っていたので何か訳アリな気はしていました。

そして警官を辞め、パージの日に銀行強盗を働く理由はもはや同情しかない事情があったんです…。

8年前のパージの日、ライアンはカルースという犯罪者を個人的にパージする計画を立てていました。

カルースは、街の薬物犯罪の半数を執り仕切る大悪党。

法では裁くことが難しいカルースをライアンとチームメンバーはパージの日に殺害しようとしていたんです。

しかしパージが始まり、いざカルースのもとへ向かうと、ライアンの上司がカルースと以前から組み、報酬をもらってカルースを守っていたという事実を知ります。

警官であるはずの人間が犯罪者をパージの日に守っている。

その事実に失望したライアンは翌日、警察バッジを棄てたんです。

本来ならば市民を守り、正義を重んじるのが警察。

それがパージの日だって同じことだと、ライアンはそう考えていたんだと思います。

パージの日を個人的に使ってまで薬の売人を始末し、市民を守ろうとしていたライアンにはこの行動が到底理解できなかったんでしょうね。

この騒動は、ライアンにならってチーム全員がその日限りで辞職するという事態にまで発展します。

それから8年もの間、ライアンたちは警官時代の上司にまともな仕事に就けないように妨害工作をされ続けています。

ライアンがパージの日に強盗をしていたのは、職に就けない元部下とその家族の生活を守るためだったんですね~。

ライアン自身も認知症の母を抱えていますし。

そして現在。今回のパージで全くお金が足りなかったライアンは現金輸送車を尾行し、銀行の現金がパージ中の間ずっと上空で保管されているということを突き止めます。

果たして、ライアンチームは今度こそこのお金を手に入れる事ができるのでしょうか?

ライアンと仲間の作戦会議を、凄腕監視員・エスメが盗聴していますからね~!

ライアンの監視をする傍ら、ダレンに近づくエスメ

『パージ』シーズン2第3話エスメ

出典:USA Network

NFFA監視センターは、飛行場の付近を何度もうろつく怪しい男・ライアンに目を付けます。

担当になったエスメはライアンを尾行。

ライアンやチームの他のメンバーの名前や過去を調査します。

そしてライアンを追う一方で、エスメはマーカスの息子・ダレンと会い、アダムス教授の死の真相を調べる手助けを求めます。

ダレンはエスメがNFFAの調査員だと知ると急いで帰ろうとしますが、エスメが個人的にアダムス教授に恩を感じていると聞くと協力を承諾します。

ダレンにアダムス教授の守ったファイルの中にあった脳のレントゲン写真を見せます。

後日、その日もライアンを尾行していたはずのエスメですが、相手は元警官。

ライアンはエスメが尾行していることにちゃんと気付いていた!

二人が対峙するシーンは、追い詰められているのはライアンの方なはずなのに、緊張して萎縮しているのはエスメの方に見えましたよね~。

エスメが監視員だと知ると「あんたらのような人間のせいで、ある善人が死を目の前にしている。簡単に人の運命を変えてしまえる仕事だ。さぞ良い気分だろうな」とトミーの件を皮肉ります。

そういえば、ライアンとエスメが接点を持ったということは、ここで主要キャラ4組が全員繋がった、という事にもなりますよね!

第2話で他の3組の繋がりが見えていましたが、ライアンチームだけはまだだったので。

「大抵のパージは夫婦間で起こる」妻を疑い尾行するマーカス

『パージ』シーズン2第3話マーカス

出典:USA Network

マーカスは、調査機関に「アイボリーロード」で自分の命を懸賞金を掛けた人物探しを依頼します。

しかし目立った怪しい人間は特定できず、がっくりと肩を落とすマーカスでしたが調査員は意味深な発言をします。

「家庭内パージの多くは配偶者間で起こります」

妻・ミッシェルの予定表とスマホに残った履歴が一致しなかったと聞き、途端にミッシェルに対し疑心を抱き始めギクシャクし始める夫婦間。

そして、マーカスは「クライアントのミーティングがある」と言って出ていったミッシェルを尾行することに!

しかし妻を尾行し辿り着いた場所は、パージの辛い体験を話すグループセラピーでした。

「時々、私の存在を忘れてる」

セラピーでカウンセラーに涙を流しながらそう言うミッシェル。

ミッシェルはパージの日以来、犯人探しばかりで全然向き合ってくれないライアンに寂しさを募らせていたんですね。

マーカスはミッシェルを疑ったことを恥じて、関係を修復しようと自宅に帰りディナーを用意しミッシェルの帰りを待ちます。

ディナーが大成功し、仲直りすることができたマーカスとミッシェル。

これで夫婦の問題は解決し、上機嫌で翌朝ランニングをするマーカス。

そこに一台の車が現れ、轢かれそうになった所を危機一髪で回避!車は走り去ります。

全然問題解決なんかじゃない。自分の命は狙われている…。

一瞬忘れそうになっていたマーカスでしたが、思い出すには十分すぎる警告でしたね。

そう言えばミッシェルは後妻だそうです。ダレンの母親ではないようですね。

このマーカスの再婚が、マーカスとダレンの微妙な父子関係の原因なんでしょうね…。

ベンが向かった場所は“攻撃性を解放できる場所”

『パージ』シーズン2第3話ベン

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前回から、パージに囚われ上の空だったベン。

ケレンと愛し合っている間もパージの時のことが頭から離れず集中できないベンに、ケレンは「イチゴは自然の精力剤だって」と言ってニッコリ。

このケレンの思いやりの一言が、ベンを覚醒させてしまうキッカケとなってしまったなんて…。

悶々とした気持ちで向かったのは、“攻撃性を解放できる場所”とネットに出ていた牛や豚の屠殺場。

この屠殺場の主は、次のパージまで我慢できない人相手に動物を提供する、という商売をしていたのです。

ベンは「返り血を浴びるから」といって差し出されたエプロンを着て、一頭の牛が繋がれている小屋に入っていきます。

しかし、結局牛を殺せないまま小屋から出てきたベン。

農場の男は「気にするな、誰にでもできることじゃないから」と言います。

帰り道、イチゴの販売所を見つけタベンは今朝のケレンとの会話を思い出し、立ち寄ることにします。

この時までは、ベンは牛を殺すのを我慢し、ケレンとの関係を以前の状態に戻そうと思いなおしての行動だったはずですが…。

しかし、いちご売りのおじさんとお釣りを巡り言い争いになったベンは、おじさんを刺してしまいます!

そこからはもう“攻撃性の大解放”で…。

おじさんを何度も何度も刺し続けます。

それでも衝動が収まらないベンは転がっていた大きな石を掴み、おじさんの頭をこれでもかというほど殴り、ついに殺してしまいます…!

なんてこと!パージでも何でもない日に人を殺しちゃった…!

その後、寮に戻りケレンにパージの日にパージャーを殺してしまったことを告白します。

全ては仕方のない事だったと言うベンに、「あなたは善人よ。パージの夜に起こったことはあの夜に全て終わったの」と言うケレン。

キスをすると、「イチゴ食べたのね」と笑うケレン。

『パージ シーズン2』第3話あらすじ・まとめ

海外ドラマ『パージ』シーズン2第3話まとめ

出典:meaww.com

『パージ』シーズン2第3話も最高に面白かったですね~!

自分がパージ対象にならないように364日間はいい人であり続け、そしてパージの日にはお面をつけて日頃のうっぷんを晴らすべくパージしまくる…。

これじゃお面を付けているのはパージの日なのか、それとも普段の364日なのか分かりませんよね~。

パージが始まってからは犯罪が激減したそうですが、パージの日の出来事が全て犯罪ではないなら、パージの日を含めた殺人件数とかは逆に増えているんじゃないのかな?と、ふと思いました。

そして、ベン!

ベンはまさかこれから殺人鬼になって、来年のパージの日には“GOT”のお面を被り、立派な(?)パージャーとなっていってしまうのでしょうか?

そして、第4話の予告動画には、トミーの面会に訪れるライアンの姿が。

トミーがとっても嬉しそう!

第4話も待ち遠しいですね~!

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