『パージ シーズン2』第4話あらすじ・ネタバレ感想!パージ追悼記念日に届く“悲しみの箱”

海外ドラマ『パージ』シーズン2第4話

出典:USA Network

『パージ シーズン2』第3話では、とうとう殺人衝動をおさえられなくなったベンが、イチゴ売りのおじさんを殺してしまったという衝撃展開で幕を閉じました!

第4話は、あれから3ヶ月後…ということで少し時間が飛びます。

物語も中盤に差し掛かり、アダムス教授の研究の真相に近づくエスマや、やっぱりどんどん立派な殺人鬼になっていってしまうようなベン、トミーに面会に行くライアンや、マーカスの元妻との過去もチラッと見ることができました!

4組の接点は見えたけどこれがどう絡んでいくか、やっぱり最後はアダムス教授の研究なのか、これからのストーリーに大注目ですね~!

それでは、海外ドラマ『パージ シーズン2』第4話をネタバレありでレビューしていきたいと思います。

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【ネタバレ】『パージ シーズン2』第4話あらすじ・感想


ベンの友人・ターナーに届いた“悲しみの箱”

第4話の題名の『悲しみの箱』とは何ぞや?と思いながら観ましましたが、これはNFFAからパージの被害者遺族に贈られる追悼の箱。

この第4話は、第3話から少し時が流れ、3か月後になっています。

パージの日からちょうど3ヶ月後のこの日は、『追悼記念日』という祝日。

パージの被害者となった人に感謝と追悼をしめす日…だそうで、NFFAから被害者の遺族に贈られる箱につめられた被害者の写真や遺品、そして砂のようなもの。

…これ絶対!骨だ!

死体回収車が回収した遺体をいっぺんに全部焼いて、遺灰を配ってるんですね~。

「犠牲に感謝します」ってどんな神経で言えるのか分かりませんね。

シーズン2では、毎話メインストーリーが始まる前のほんの数分でパージの世界観を少しづつ教えてくれるようなエピソードが入っていて、これがとても面白いんです。

海外ドラマ『パージ』シーズン2第第4話

出典:USA Network

そして、この“悲しみの箱”を持っているのは、パージの夜にベンを肝試しに誘っておいて、パージャーが現れるとベンを見捨てて逃げちゃったターナー。

そのことを実はターナーはものすごーく反省していました。彼も今年兄がパージされ、被害者遺族になってしまったわけですが、

「兄さんは友達から見捨てられたせいで捨てられたかもって、ずっと考えてた」

そう言って涙ながらに置き去りにしたことをベンに謝りました。

まぁ、この反省の心がけのおかげで実は命拾いしたターナーだったわけですが…。

だってベンはこの時、ターナーを殺そうとして近づいていたんですから…!

でもターナーが心から悔やんでいることを知り、ナイフをしまったのでした。ふぅ…危機一髪。

今回、ベンは今の状況では“最悪の出会い”とも言える友達ができてしまいます。

パージャー専門の武器屋に訪れたときに出会った同じ大学に通う青年。

「パージの経験は?」と聞かれ、ベンが「ある…」と答えると、ニコッと笑顔になり「そっかぁ!やるじゃん!」と言って拳を出します。

この青年に出会うまではベンは、パージしてしまったことや、自分の中に潜む殺意を“恥ずかしい”と思っていたはず。

だけどこうやってパージの日に人を殺しまくって、普段は普通の大学生として過ごしている青年と出会い、パージや殺意を正当化し始めてしまいます。

怖がったり隠したり怯えたりしていたことが、そうしなくていいんだと思えたときのあの安堵感。それは分かりますよね~。

この青年に出会った事でターナーに殺意を抱いたベンは、ターナーを殺そうとしたけど出来なかった。

ターナーは牛と一緒ですね。たぶん。

ベンはムカつかなきゃ殺せない。今のところは、ですが。

しかし、ラストでいよいよ“GOT”のお面をかぶって女の子を尾行する姿が…!

えー!またやっちゃうのー!?

そう言えば、前回ベンが殺してしまったイチゴ売りのおじさん。ニュースで“死因は熱中症”と発表されていました。

NFFAはパージの正当化をするために、こうやって普段の犯罪はモミ消しまくっているんでしょうね~。

このことがキッカケで「殺しても大丈夫」とベンが思ってしまった可能性は十分考えられます。

真相に近づきすぎたエスメに危険が迫る!?

海外ドラマ『パージ』シーズン2第4話

出典:USA Network

アダムス教授の研究は、「人が暴力に依存する」ことの調査結果で、「パージをすると人を殺したい欲求が高まる」という結論に達していました。

とすると、NFFAの掲げる思想「パージは怒りを解放する」とは真逆の答えを導き出してしまったわけで…。

「NFFAはそんなデータが公になるのを認めはしない」というダレン。

つまりアダムス教授は、反乱分子とみなされ、NFFAからパージされてしまったってこと!?

そして、この「暴力に依存する」こと、「パージすると殺人衝動が高まること」と聞いて考えることは…ベンのこと。

つまり今までのパージでベンのような人がたくさん生まれてしまい、アダムス教授はそういう人を対象にした研究をしていたってことなんでしょうか。

職場に行き、こっそり研究の被験者のことを調べるエスメ。

エスメの上司は、いつもエスメを信頼し温かく影から見守ってくれる人とばっかり…。

それが実は、文字通り、影からめっちゃ見張っている人でした。

っていうかここは、NFFAの監視センターですからね。

これを報告されたらエスメの立場どころか、命が危なくなってしまうのでは…?

そしてエスメの調査で衝撃の事実が発覚します。

なんと、アダムス教授の研究の被験者は、オリビア・ヒューズなる人物をのぞいて全員死んでいた!

しかし、オリビアの自宅に行ったエスメですが…もう死んでる~!!

バスルームで変死体となったオリビアを発見したエスメ。窓の鍵がこじ開けられていたことを刑事に訴えますが、ベンの時のイチゴ売りのおじさん同様、事件性はなく、自殺と片付けられてしまいます。

「妹さんも問題を抱えていたなら、この事件は辛かったでしょうね」と、エスメの妹のことまで知っていた刑事。

つまり得体の知れない敵はもうそこまで、エスメのことも調べ始めているってこと!

地元に帰り、元妻・トーニャから情報を得たマーカス

調査員が見つけた手がかりによると、パージの日にマーカスを殺そうとした男は、マーカスが育った街の住民だということが判明。

「昔の知り合いかもしれない」そう考えたマーカスはダレンとともに、育った街に今も住んでいる元妻・トーニャの住む街へ向かいます。

トーニャは過去に教え子にパージされそうになったことがあり、何とか説得してその場をおさめることはできたんですが、その後夫婦の関係はだめになってしまったようです。

離婚の決定打となった出来事は、第4話で詳しく語られることはありませんでした。

マーカスはトーニャ主催の追悼記念パーティーで昔の知人を見つけます。

自分を襲った車に似た車に乗っていた、という理由でつかみかかるマーカスですが、これは完全に誤解でした。

しかしトーニャから去年の夏、「マーカスのことを聞きまわっていた男がいた」と聞きます。

「去年の夏に誰を怒らせたのか?」

マーカスがそう呟いたときのミッシェルの顔がなんかおかしかったですね。何か思い当たるようなことがある感じ!

自分の命が懸賞金をかけられていた「アイボリー・ロード」に、逆に自分をパージしようとした人物に懸賞金をかけて探すことにしたマーカス。

マーカスは、何だかこのまま真実を知らない方が幸せなような気がしてきましたね…。

銀行強盗の計画をすすめるライアン

ライアンは銀行からお金を奪う作戦をチームとともに詰めていきます。

ライアンはこのお金をサラとドグに渡し、国外へ逃がしたいと考えていました。

しかしこの作戦には銀行にコネを持っているトミーが必要不可欠だということになり、死刑囚となって刑務所に収監されているトミーに面会に行きます。

「俺に罪悪感なんて持つな、何をして欲しい?」

こんな時でも明るく振る舞うトミーの顔には、新しい痣がたくさんできていました。

きっと毎日刑務官から殴られてるんだろうな~…。かわいそう…。

ライアンは銀行強盗でサラとドグを助けることは何度も口にしますが、トミーのことはずっとなんにも言わない…。

諦めてないよね!?トミーのこと助けようとしてくれるよね!?

ライアンはトミーから教えてもらった、金庫にアクセスできる銀行員・カールに会いに行き、カールはライアンとの取引に応じ、手助けをしてくれることになりました。

面会のとき、最後にトミーに本を差し入れしたライアン。

読書家には見えないし、なんかこの本怪しい気がしました。

『パージ シーズン2』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

『パージ』シーズン2第4話はライアンパートは少し弱いように感じましたが、第5話の予告動画ではライアンの活躍が見れそうです!

あの8年前の最悪な上司も登場するようで…これはまたとんでもない展開が待っていそうです!

そういえば、パージの日にパージャーが付けるお面はいろいろ種類があるようで、私が付けるんだったらやっぱりGOT?かな。

Silicone Bunnyなんて、前が全然見えなくてあっという間にやられちゃいそうですしね~。

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