『パージ シーズン2』第1話では、パージ終了間際に災難に見舞われた登場人物の4組の男女が、それぞれのストーリーとして描かれました。
第2話では、そんな登場人物たちに接点が見え始めます!
シーズン1では、まったく接点のない5人が強制的に集められたという設定だったのですが、シーズン2ではまったく無関係な4組という訳ではなさそうです。
まだ接点の見えない人もいるので、全貌が見えるのが楽しみですね!
それでは、海外ドラマ『パージ シーズン2』第2話をネタバレありでレビューしたいと思います。
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目次
【ネタバレ】『パージ シーズン2』第2話あらすじ・感想
衝撃的なオープニングで見せるパージ明けの朝
『パージ』シーズン2の第2話オープニングは、かなり衝撃的なスタート!
ハウスクリーニング業者が朝一番に閑静な住宅街にやってきて、軽快な音楽とともに家中をピカピカに。
死体のあるキッチンも掃除してくれます。
血だらけのテーブルやフローリングは綺麗に磨かれ、クロスをかけて、最後には花瓶にお花を飾ってテーブルメイクまで完璧です。
そして、家の前のゴミ置き場に黒い袋に包んだ死体を置いて完成。
死体は「死体回収車」と書かれたトラックが積んでいってくれます。
このお宅は、美人の奥さんがご主人を昨夜パージ!
家が片づいた後に、子供たちと普段通りにさっきまで夫の死体が転がっていたテーブルで朝食を食べるという…。
ランチョンマットに少し血が付いているのを発見して、少しだけ眉をひそめるシーンもあったりして。
パージの翌朝にはこういったクリーニング業者が大活躍でしょうね。
一年で一番儲かる繁忙期って感じ?
「死体回収車」もリアルですよね。
家族にパージされたこの男性のように、引取り手のない遺体もたくさん出るでしょうから。
だけど、いくら犯罪ではないからって子供が寝ている家の中で父親をパージしちゃうのはどうなんでしょうね…。
それとも、生まれた時からパージありきの世の中で生きてきた子供たちの方がよっぽどパージの本質を理解して、割り切れていたりして…。
闇サイトで懸賞金が掛けられていたマーカス
見ず知らずの男にパージされそうになり、さらに行き当たりばったりの犯行なんかじゃなく、以前から狙われていたことが発覚したマーカス。
マーカスは病院で働く医師でした。
パージ中は警察も病院も機能停止しているので、パージ明けは大忙し!
院内は大混乱でまともに歩けないほど重病人が担ぎ込まれ、通路を塞いでいます。
そして患者たちの中に、自分を襲った男が瀕死の状態で運ばれてきたのをを発見します!
男を何とか覚醒させると「アイボリー・ロード…」と言って、死んでしまいます。
その後、息子のダレンの元へ行き「アイボリー・ロード」が闇サイトだと知ったマーカス。
その闇サイトで自分の命に7万5千ドルの懸賞金が賭けられていることを知ります!
つまり、マーカスは今年のパージが終わっても命を狙われ続けるということ…!
アダムス教授の死を調べ続けるエスメ
エスメは、史上最大の被害を出した今年のパージの後処理に追われているはずが…それはそっちのけで、恩師・アダムス教授がなぜパージされたのかをひっそりと調べています。
アダムス教授の携帯電話から自宅の音声を傍受すると、アダムス教授はパージャーが家の前まで来てから逃げるまで約1分間何かをしてから家の外へ逃げ出していました。
この空白の1分間に一体何をしていたのか?
命よりも優先させるべき何かをしていた?
調査を進めるエスメの行動は、とうとう上司にバレてしまいます。
「アダムス教授の件は事件性がある」と訴え、捜査を続けさせてもらえるように頼みますが、上司は「ただのパージだ」と言ってエスメを自宅に帰します。
その後エスメはアダムス教授の家へ行き、録音された音声を元に階段の隠し棚の中から封筒を発見し、持ち帰ります。
封筒の中には録音テープと、脳のレントゲン写真が。
テープにはアダムス教授が被験者83番という誰かをカウンセリングしている音声が葺き込まれていました。
「暴力しか考えられない」と、自分の夢の内容を相談する女性被験者。
このカウンセリングデータが、アダムス教授には自分の命よりも守るべきものだったということなのでしょうか?
チーム解散の危機に直面するライアン
強盗チームのライアンはアジトに帰ります。
ライアンの母は認知症で介護施設に入所しており、ライアンは強盗して手に入れたお金で施設の費用を払います。
しかし、ライアンたちの襲った銀行には、パージ対策で前もってお金を移動させていた形跡があり、今回奪ったお金は20万ドル。
みんなそれぞれお金が必要な問題を抱えており、全然足りない結果になってしまったのでした。
仲間と合流したライアンの元に、トミーもパージ終了後に奪ったお金が入っている問題のバッグを持って現れます。
しかし、アジトは警察に包囲されてしまいます!
トミーを逃がそうとするライアン。
しかし、トミーは「こうなったのは俺が無茶をしたせいだ、欲を出した俺が悪い」と言って仲間が逃亡ほう助の罪に問われないように一人で警察に投降します。
無抵抗なにのも関わらず、警察官に囲まれ「これよりお前は市民権を失う」と逮捕されてボッコボコにされるトミー。
人として扱われないってこと…?
その後、ライアンは現金輸送車を尾行すると飛行場に到着。
お金は空輸され、どこかへ運ばれるようです。
パージャーを殺した瞬間を何度もフラッシュバックするベン
ベンは学生寮に血だらけで帰ります。
ベンの彼女のケレンは絶句…!
「無事でよかった」という一緒に外出した友達のターナーを睨みつけ、朝食をターナーの手からもぎ取るベン。
それからのベンは襲われた時の恐怖が頭から離れず、何度もフラッシュバックを繰り返します。
学校へ行くと、同級生のダレンから「アダムス教授がパージされた」と聞き、ショックを受ける彼女のケレン。
しかし、ベンは「今週の授業はどうなるかなぁ?」なんて他人事。
かろうじて追悼式には出席していましたが、上の空…。
考えるのは昨夜のあの瞬間。
ベンは監禁された倉庫へ舞い戻り、殺したパージャーの血がべっとり付いたお面を手に入れます。
『パージ』シーズン2の鍵を握るのはドリュー・アダムス!?
第2話では、登場人物たちの繋がりが見え始めました。
まずは、ベンの学校のパージされたアダムス教授。
学生たちからも人望の厚い教授だったようですが、これはエスメの恩師のドリュー・アダムスと同一人物だということが判明します。追悼式にはエスメの姿も。
そんなエスメの過去には、妹のソフィアが関わっているようですね。
「ソフィアの件の後、変わらず接してくれたのはアダムス教授だけだった」と言っていたので。
そして、アダムス教授の追悼式を仕切っていたベンの同級生の青年・ダレン。
ダレンはマーカスの息子でした!
ダレンも寮に入っているからなのか、一緒には暮していないようです。
さらにこの父子、何か確執みたいなものがあるみたい…。
マーカスが「息子の無事を確かめに来た」と言うと「本当の要件を言え」と言ってフンって感じで笑っていたので…。
しかし、ダレンの活躍のおかげで「アイボリー・ロード」の存在を突き止めることができたんですけどね。
そしてエスメ、ベン、マーカスの3人の共通点は…と考えると、アダムス教授ですよね。
エスメの恩師であり、ベンとマーカスの息子ダレンの学校の教授であるドリュー・アダムス。
アダムス教授が守ったファイルの中身がシーズン2の鍵になっていきそうですね!
『パージ シーズン2』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ベンの様子がおかしくなってしまったのは、「あんな経験したら誰だってトラウマになるよね…」と初めは思っていたんですが…。
ただ、「怖かった…」というトラウマよりは、パージに、というか殺人に目覚めちゃってる感じ…!?
実は自分の中に眠っていた、今まで考えもしなかった「殺人衝動」が強制的に目覚めさせられてしまったのか…。
自分が殺したパージャーのお面の絵を描くシーン…ゲームセンターのパージャー体験型ゲームに汗だくで熱中する姿…怖かったです!
あと、ライアンのチームのトミー。
第1話を見た時は、「完全に頭の悪いクズだな」と思っていたんですが、ちょっとお調子者なだけでめちゃくちゃ仲間想いのイイ奴でした!
パージの日に法を犯した人間は1年拘留されて来年のパージの日に処刑されるんですね~。
それまでには絶対助け出してあげて欲しいです!
そして、まだライアンチームだけは他の登場人物との接点が見えていないので、それももしかしたら今後繋がるんじゃないかなと期待しています!
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