『歌舞伎町シャーロック』第19話あらすじ・ネタバレ感想!衝撃…最恐の爆弾魔アルバートを操る黒幕とは?

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第19話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

物語も終盤戦…謎解き推理ゲーム度が難易度高めで大好評なアニメ『歌舞伎町シャーロック』。

第19話「グランギニョールの幕を」は、ついに最恐の極悪犯罪者アルバート・トレヴァが牙を剥きます。

そしてラストには、恐ろしすぎる黒幕の正体が明らかとなります!

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『歌舞伎町シャーロック』前回第18話のあらすじと振り返り

人質にされた幼い子を救った動画の拡散により、モリアーティは“ヒーロー探偵”と呼ばれ人気者となります。

CMをオファーされ、探偵業も大忙し。

その活躍は父親であるセバスチャン・モランの支持率を押し上げ、新宿區長選挙の再選が見えてきました。

多忙なモリアーティがBARに来店、長屋のみんなに依頼をお裾分けしてくれます。

そこでシャーロックが興味を持ったのが匿名依頼人からの歌舞伎町動物園の連続動物殺害事件。

モリアーティとの合同捜査中、協力してくれていた飼育員の長田奈々子まで殺されるという悲劇が起こります。

すべては狂信的な桃太郎ズのファンによる犯行と突きとめましたが、シャーロックの目前で犯人である3人の女たちは10ケタの数字を叫びながら焼身自殺。

最後に彼女達と言葉を交わしたのはモリアーティ…彼の不可解な言動にシャーロックは疑問を抱きはじめます。

またもやモリアーティが疑わしい事態…第19話は衝撃の事実が発覚します!

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第19話あらすじ・感想


点数稼ぎ?モラン區長主催のチャリティコンサートが開かれる!

出版界のドンことトニー茂によって<モラン區長と切り裂きジャック 黒い交際>というスクープ記事が出され、一転モラン區長の支持率はガタ落ち。

イメージ回復のためか、セバスチャン・モラン主催のチャリティコンサートを開くことにしたようです。

もちろん、表に立って広報的な役割を担うのはイメージの良いモリアーティ。

イベント発表の記者会見も卒なくこなします。

「あんな記事デタラメ。僕は父を信じています!」

記事に対する記者たちの質問も、モリアーティは顔色変えずに一掃します。

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コンサートのメインゲストは、第1話に登場した歌舞伎町の伝説的な元ホストの雅也☆歌舞伎町の女神・ハドソン夫人も歌唱予定!

コンサート当日、新宿區イーストスタジアムには大勢の観客が押し寄せます。

ハドソン夫人はグッズ販売ブースを作り、長屋の探偵たちにもハート型の缶バッチを身に着けさせます。

「だっさ!」

主張強めの缶バッチに、溜め息交じりにメアリが毒づきます。

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このダサい夫人の応援グッズ…シャーロックが作ったらしいw

来場者にはもれなく“伝説のふぐちり弁当”をプレゼント…紐を引っぱるだけでいつでもホカホカになる加熱式弁当です。

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お弁当引換所にはニヤつく怪しいおじさんの姿…爆弾魔アルバート!?無数に配られた黒いお弁当がこの後、探偵たちを恐怖に陥れます。

爆弾魔アルバート・トレヴァからモラン區長宛てに届いた爆破予告!

コンサートに呼ばれた来賓はイーストの有力者ばかり。

京極冬人はモラン區長の左隣の席だけ空席となっていることに違和感を感じます。

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この違和感…大事なんです!

區長舎で爆弾が見つかったとの一報を受け、「至急、ウエスト新宿區長舎へ向かえ!」とスタジアム警備警官達に指示がありました。

しかし、シャーロックは一向にその場を動かず…何やら考え込みます。

「行かなくていいの?」

うろたえたワトソンが聞きます。

「行く必要はない…爆弾はこのスタジアムのどこかにある。」

シャーロックはそう断言します。

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探偵長屋住民総出でこのコンサート会場に繰り出してきていたのには訳が!話は3日前にさかのぼります。

新宿區長第一秘書官でシャーロックの兄でもあるマイクロフトが探偵長屋へ。

集団脱獄事件と脱獄犯連続自殺案件に深く関わっているとされるアルバート・トレヴァから、區長宛てに音声付の爆破予告メッセージカードが届いたのです。

<親愛なるセバスチャン・モラン グランギニョールの幕が開いた。血塗られた舞台に一輪の花火が咲く時、貴君の希望は粉々に砕け散るだろう…アルバート・トレヴァより愛を込めて>

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アルバートはスカイタワーやダイヤモンドブリッジ等、派手で人の集まる名所の爆破事件を何件も起こした爆弾魔…彼の事件による死傷者は数百人にのぼるらしい。

動画をマイクロフトに託したモリアーティ。

「俺の代わりに捜査してほしい…長屋のみんなだけが頼りなんだ!」と涙を溜め懇願します。

経費全持ち&成功報酬は5,000万!爆破を阻止せよ!!

経費はモリアーティ持ち&成功報酬は5,000万という破格の依頼。

この時すでにシャーロックは「爆弾を仕掛ける場所はチャリティコンサートだ!」と見抜きます。

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アルバートは目立つのが何より好きな劇場型犯罪者。そんな奴が休日の区庁舎なんて選ぶわけがないとシャーロックは推理。断言するのには他にも理由が…後に明かされます。

「區長舎は警察をおびき寄せるための罠。奴の本命はここだ!」

スタジアム内にはヘッドセットを装着した長屋の探偵たちが散らばり、随時通話しながら捜査をします。

スタジアム内が一望できるバックスタンド上層に陣取ったシャーロックとワトソン。

モラン區長の開会宣言が終わり、コンサート開始。

呑気な小林寅太郎は、楽しみにしていた“伝説のふぐちり弁当”を開封…紐を引っぱりますが、一向に弁当が温まりません。

不思議そうに容器を見つめます。

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これ、不良品じゃない…お弁当の中に爆弾が!

探偵たちの携帯している猫型ポケベルに爆弾魔アルバートからメッセージが入り、それぞれが食い入るように画面を読みます。

<探偵諸君。ゲームを始めよう。広大な宇宙に散りばめられた漆黒の星々…この中に炎を秘めた明星が隠れている。明星を見つけられれば君たちの勝ち。できなければ私の勝利だ。観客を避難させれば、その時点で火柱が炎をあげる。>

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漆黒の星々とは黒いお弁当箱のこと…明星は爆弾のこと…シャーロックはピンときます!

「皆さん、お弁当です!お弁当のどれかが爆弾です!」

ワトソンが探偵たちに伝えます。

通話で繋がった探偵たち…厳しい表情をして固まります。

探偵たちが爆弾探しに奔走…アルバートに弄ばれる!?

一番ビビったのは寅太郎…手元の弁当をおそるおそる観察。

すると弁当の底に“A.T”と書かれた赤いシーリングスタンプが押されてあるのを見つけます。

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A.T=アルバート・トレヴァの頭文字!

「発熱材のところに何か細工が?」

寅太郎は発熱材が入っている部分を確認。

すると破裂音がして、紙吹雪が舞います。

最後に寅太郎の胸元に飛んできた大きな紙には「ハズレ」と書いてありました。

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どうやら、漆黒爆弾には「アタリ」と「ハズレ」が存在するらしい…寅太郎によってこの情報は共有されます。

次々とメッセージが届きシャーロックが解きますが、弄ばれているかのようにハズレが続きます。

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ハズレ爆弾の中身はクリーム砲や水鉄砲、ビックリ箱風に人形が飛び出る仕掛け、可愛いハリネズミやモモンガやハムスターが入っていたりと…バラエティに富んだラインナップ。

「ヒントは解けてるのになぜ見つからない。希望が砕け散る…モランの希望とは何だ!?」

舞台ではハドソン夫人がド派手衣装で歌唱中、さすがのシャーロックにも焦りが見え始めます。

夫人の出番が終わると、紫の艶やかな着物を着たトリを務める雅也☆が登場しました!

メインの登場に会場のボルテージはMAX!

探偵たちにはアルバートから怖いメッセージが届きます。

<狂乱の宴は終焉を迎える…ゲームのフィナーレを迎えるキラ星の歌声。その終焉と同時に明星に火を灯そう>

これはゲームの終わりを告げるメッセージでした。

犯人アルバートを裏で操る人物…衝撃の黒幕が判明!!

狼狽えるワトソンからの通話を切ってヘッドセットを投げ捨てたシャーロック。

「南スタンドの裏へ来い!」

自分の携帯で誰かに電話します。

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一体誰に電話を?

「シャーロックどうした?」

現れたのはモリアーティ!

「黒幕はお前だろう?今回だけじゃない。一色、あほぼん、サイゾー、女子高生…アイツらや刑務所から脱獄してきた囚人が次々に事件を起こし、自殺していったのは全てお前が裏で操っていたんだろう?」

「そう、俺が仕組んだんだ。ちょっとお話して、みんなの心の中にある願望や欲望を膨らませてあげただけ。」

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マインドコントロール…モリアーティが耳元で囁いて操る姿が映し出されます。

「用済みになった奴は自殺するよう暗示をかけた…トリガーは“自身の名前”だな?」

モリアーティか警官にフルネームを呼ばれた瞬間に自殺するように仕組んでいました。

「奴らが死ぬ直前に呟いていた数字、あれは?」

「気に入った奴にだけつけた記念スタンプみたいなもん。」

悪びれもなくモリアーティが答えます。

シャーロックは「俺の負けだ…アルバートを止めてくれ!」とモリアーティに頼みます。

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そのとき聞こえた大歓声。雅也☆の歌唱が終わり万事休す…しかし、再びアンコールの1曲がはじまりました。

シャーロックも楽しんでいた!?マジか…目と耳を疑った一連の事件の真相。

「止めたいんなら俺の靴にキスしてよ。」

シャーロックはモリアーティの言うがままにキスしようとします。

苛立ったモリアーティは「違ぇだろ!」と声を荒げてシャーロックの顔面を蹴り上げました。

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隠れて聞いていたワトソンが「やめろ!」と飛び出してきます。

「なぜ?」と聞くワトソンにモリアーティが答えます。

「楽しいから!俺だけじゃない、シャーロックも一連の事件を楽しんでたはず。警察にも言わず、次はどんな事件が起こるんだろうってワクワクしてたんだろう?」

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シャーロックはずっと前からモリアーティが黒幕だと気がついていたと。

否定せず、黙ったままのシャーロック。

ずっとモリアーティを疑ってマークし続け、動物園事件の時に確信したのでした。

「ひとつ気になる…事件を捜査してるのを見てたらさ。つまんない奴になっちゃったみたいでさ。」

モリアーティが残念そうに言います。

だから、爆弾探しゲームでシャーロックをテストすることにしたと続けます。

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アルバートの爆破予告に乗っかったモリアーティ。彼は細工弁当を配りダミーのメッセージをポケベルに送っていました。

本気で止める気ならワトソンを連れてきたはず。

シャーロックはもっとゲームを続けたがっていたとモリアーティは指摘します。

「テストは不合格。でも、追試を受けさせてあげる…俺と一緒に来て。もっと楽しいことしよう!」

シャーロックを誘ってきたモリアーティ。

爆弾を止められるなら…と動こうとしたシャーロックをワトソンが必死に止めます。

グランギニョール完成…アルバートの高笑いが響く!

「行くな、シャーロック!…でないと、怒るぞ!」

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モリアーティ(=ジェームズ)の記憶が呼びさまされます。亡き妹アレクが「ほら、ジェームズ立って!怒るわよ。」と笑う姿。

「ハハッ。俺にとってのアレクが…シャーロックにとってのワトソンって訳か!」

無情にも雅也☆の曲が終わってしまいます。

スクリーンにアルバートが映し出され「今こそグランギニョール最大の見せ場…大輪の花火を咲かせてご覧にいれよう!」と。

同時に会場内で複数の爆発と煙があがります。

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騒ぎに乗じてモリアーティは姿を消します。

アルバートが送って来たメッセージは最初に見た1通のみ…書かれていたのは“一輪の花火”でした。

ということは本命の花火は1つだけ。

シャーロックは会場内で爆発しているものはモリアーティが仕掛けたダミーと推理します。

「モランの希望、本命の花火はどこに…わかった、奴の狙いが!」

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本命は…空席扱いの場所に座っていたVIP招待客の後醍院・D・リチャード!後醍院建設の会長です。

会場を出た後醍院が乗った車が爆破されました。

「たった今、漆黒に彩られた私の物語、グランギニョールが完成した!」

アルバートの高笑いがガランとした会場内に響いていました。

ラスト…混乱の最中、アルバートに近づくモリアーティ。

すぐそばで大声を張り上げてはぐれたメアリを探している、姉のルーシーが見えます。

「お疲れ、アルバート!またちょっと頼まれてくれる?」

笑顔のモリアーティが何かを頼みます。

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気になるラスト!

『歌舞伎町シャーロック』第19話まとめ

「お前の目的は何だ?」

「解ってるくせに~!」

シャーロックとモリアーティのやりとりが聞こえてきた第20話の予告!

ダークサイドに落ち、さらにシャーロックまで勧誘してきたモリアーティ。

見た目が好青年だけに闇深い狂気が際立ちます。

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まだモリアーティへの希望を捨てきれずにいるのは私だけでしょうか…。

ますます面白味が増してきた後半戦、来週が待ち遠しい!

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