『歌舞伎町シャーロック』第10話あらすじ・ネタバレ感想!切り裂きジャックの正体はモリアーティ!?

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第10話ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

誰が殺人鬼切り裂きジャックなのか?と熱く論議されまくりのアニメ『歌舞伎町シャーロック』。

第10話のタイトルは「霊媒師急募」という非科学的で訳ありな感じ!

物語も終盤に来て、全員が怪しく見えてくるという秀逸な演出と華麗に予想を覆すスリリングな展開になってます。

ホラー要素も入った怒涛のストーリーには見逃し厳禁です!

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『歌舞伎町シャーロック』前回第9話のあらすじと振り返り

新宿區長セバスチャン・モランの大事な目玉焼き型USBメモリを盗み、最強最悪の殺人鬼切り裂きジャックに命を狙われることになった妖艶な才女アイリーン・アドラー。

シャーロック・ホームズは「USB中に入っているのは…ジャックの正体である」と睨みます。

間違いなくアイリーンを狙ってくるジャックから守るため、彼女を匿うことにしたシャーロックでしたが…秘密裏に用意した“隠れ家”でアイリーンが襲われ、殺されてしまいます。

まんまとジャックの罠に嵌められミスリードされてしまい、彼女を守りきれなかったシャーロック…助手のワトソンは誰も知る由の無いアイリーン殺害現場の隠れ家にジェームズ・モリアーティがいたことに不信感を抱きはじめます。

多くの謎が山積みしてきたアニメ『歌舞伎町シャーロック』。

少しずつ謎が解明され始める第10話、ラストまで観ている側を翻弄するストーリーは必見です!

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第10話あらすじ・感想


刺されたアイリーンに握られた右腕の感触が忘れられないワトソン

ジョン・H・ワトソンは、ふとあの日のことを思い出していました。

それは隠れ家でアイリーン・アドラーが刺されたとき、周囲が騒然としている中、確かに彼女はワトソンの右腕を強く掴んで何かを言おうとしていました。

「あのとき、アイリーンさんは何を…」

ワトソンが右腕の感触を思い出しながら呟きます。

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ワトソンのこの想いがこれから起こる奇怪な現象を起こしたのか…幻覚なのか、それともリアルなのか…

BARパイプキャットでは、ハドソン夫人がアイリーンの訃報を探偵長屋の面々に伝えています。

彼女の遺体はイースト署に安置、夫人は「冗談ならどれだけよかったか…」と涙が止まりません。

一様に信じられないという表情をします。

「モラン區長は、娘さんの敵討ちのためにジャックの正体を突きとめようとしてたのかな?」

「逆にモラン區長がジャックの正体を突きとめたから娘が殺されたのでは?」

區長のUSBのせいでアイリーンがジャックに殺されたと聞いた探偵たちも、USBの中身の情報のヤバさに気付きます。

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モラン區長の娘アレクサンドラ・モラン(15)は、半年前の12月24日クリスマスイブの夜に切り裂きジャックに殺害されました。

霊媒師急募なのは?アイリーンの亡霊に憑かれたのは誰!?

ジャックの正体を暴く鍵となるUSBは、「必ず敵を討つ!」と決意したシャーロック・ホームズが持っています。

ワトソンは、シャーロックの部屋で嗅いだことのある“ローズの香り”が香っているのに気づきます。

するとシャーロックは「1人にして欲しい!」と彼を部屋から追い出してしまうのでした。

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ワトソンに対して何度か繰り返される“突然部屋からの追い出し”。決まってワトソンが何か嗅ぎつけた時で…ローズの香水はアイリーン愛用品!

追い出されたワトソンは、歌舞伎町遊撃隊に探し物を頼まれて、廃墟となったホテル七福に1人で入ることになってしまいます。

“アイリーンの亡霊”が「ワトソン…」と呼びかけてきたような気がして、その場を逃げ出します。

その後も、真夜中に枕元に立ったアイリーンが「モリアーティが私を…このままじゃシャーロックが…モリアーティを止めて!」とワトソンに危険を知らせに来ます。

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夢なのか…リアルなのか…解らない演出に見入ってしまいます。

そして、ワトソンは第9話でモリアーティがついていた嘘に気づいてしまいます!

怪しすぎるモリアーティ…歌舞伎町遊撃隊ヨシオは事故に遭っておらず、家族旅行に出かけていただけとワトソンは知ります。

脳内で考えていた“モリアーティ=切り裂きジャック説”がワトソンの脳内でより現実味を帯びてしまうのでした。

繋がった…ワトソンと切り裂きジャック事件!

區長第一秘書官でシャーロックの兄であるマイクロフト・ホームズがやって来ます。

「區長の指示でアイリーンの遺体をウエストにある新宿医科大病院で解剖することになった…解剖を避けたくば、暗号解読後に中身の情報を教えろ。」という意味合いの取引を持ちかけてきます。

取引を成立させて去りゆく兄に「モランにはアイリーンの遺体と遺留品はすべて焼却されたと報告しろ。」とシャーロックが言うと、「分かった。」と兄が答えて帰っていきます。

「俺以外のヤツにあいつを好き勝手されてたまるか…」

シャーロックが厳しい表情をします。

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再び登場した兄との意味深すぎるやりとり…マイクロフトが渡されたUSBをダミーと見抜いていたことも驚きです!

ここで新たな事実が…!

実は、ワトソンがイーストに来るきっかけとなったのも切り裂きジャック絡みの案件でした。

ワトソンは半年前、モラン區長の娘アレクサンドラ・モランの司法解剖を担当した医師だったのです!

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詳しくは第3話で…切り裂きジャック絡みで身の危険を感じたのはアイリーンだけではなかったのですね。点が線にとなり繋がってきました!

ワトソンがモリアーティに「君が切り裂きジャック?」と聞く!!

ついにモリアーティを呼び出したワトソンは、「君が切り裂きジャックなんだろう?」と単刀直入に聞きます。

「アハハッ!冗談キツイって…まさかマジで言ってんの?」

笑い飛ばしたモリアーティは「ちょっとみんな聞いてよ~」と、探偵長屋メンバーに“切り裂きジャックだと疑われている”と大声で話します。

「さすがにそれはない!」と小林寅太郎、「最近色々ありすぎて混乱してる…疲れてるんだから部屋で休んで。」と夫人に気遣われ…ワトソンの“モリアーティジャック説”は勘違いだと全否定されてしまいます。

唯一ワトソンを「信じる!」と名乗りをあげたのは、穂刈マキと“この世の果て体験”をしてノリに乗っている京極冬人でした。

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幸せの絶頂である京極の魔の手がワトソンに伸びようとしていました…

軽くモリアーティにかわされてしまいましたが、納得がいかないワトソンは彼を尾行します。

すると、イースト署から出てきたシャーロックを背後からナイフで襲おうとするモリアーティを目撃…!

急いで追いかけると、気づいたモリアーティに逃げられます。

シャーロックに疑われてしまったワトソンがUSBを盗む!?

可愛そうなことに、ワトソンは助けたにも関わらず、事の顛末を知らないシャーロックに「アイツは信用できる…むしろお前の方が怪しい!」と言われてしまい…「二度と俺の視界に入るな!」と距離を置かれてしまいました。

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隠れ家をモリアーティに教えたのは、他でもないシャーロックだったのです!ワトソンに「ジャックと繋がっているんじゃないか?」と追い込んだのには訳が…

「もうどうすればいいのか…」

ワトソンは唯一の味方である京極に相談します。

京極は高級有料老人ホームのパンフを見ながら「簡単なことだ…例のUSBを解析すれば、モリアーティがジャックだと証明できる!」と言ってきます。

「お前はまた仲間を殺されるのか?アイリーンのように…。俺たちにできるのは“死んでいった奴らの意志を継いで目の前にある現実と戦うこと”だけ…USBを手に入れてくれ。」

京極の“解析できるツテがある”という話に食いついたワトソンは、戸惑いながらも彼と組むことにします。

何よりもホラーだった京極の顔…意外な末路に胸躍る展開!

寝静まったシャーロックの部屋に忍び込み、冷蔵庫のもも缶に隠してあったUSBを見つけたワトソン。

待ち合わせた京極の所へやってきます。

「あの…本当に解析できるんですか?」

「できると言っただろ!早く渡せ、さあ!よこせ!」

なかなか渡さないワトソンに焦れた京極の語気が荒くなります。

「よこすんだー!俺がジャックの正体を暴いてやるー!」

これ以上は開かないという程に開けきった目…豹変し、ヤバい顔をした京極がナイフを持ち出してワトソンに迫ってきました。

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この顔が怖すぎ!まさか、アイリーンを殺したのは京極!?

「まさか…君が!?」

ワトソンは逃げようとしますが体当たりされ、転んでしまいました。

もうダメか…と思ったそのとき、近づく足音が聞こえます。

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如何様にも推理できちゃう余白を残している…ハラハラします!

「大活躍だったな、ワトソン。」

見上げると、「よっ!」と手を上げたモリアーティと、「フッ」とほくそ笑むシャーロックが立っていました。

『歌舞伎町シャーロック』第10話まとめ

一番カッコイイ終わりのパターンに、思わず「うわっ!」と声が漏れました。

こんなラストでは、次回が待ち遠しくない訳がありません!

それにしても、もっとも疑わしかったモリアーティが切り裂きジャックじゃないとなると…考えていた予想が白紙となってしまいました。

怪しさが増した京極は“血が触れない”はずなので、ジャックとは考え難い…今すぐもう一度見返して検証したい!と何度もリピートしたくなるアニメ。

こんなに奥深いストーリーとなるとは…嬉しい誤算です!

次回のタイトルは待ちに待った「切り裂きジャック」。

「さぁ行こうか…舞台は整ったようだ。」と言うシャーロックの予告ナレーション…楽しみすぎます!

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