『歌舞伎町シャーロック』第11話あらすじ・ネタバレ感想!殺人鬼“切り裂きジャック”の正体が暴かれる!

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第11話ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

ついにすべての謎が紐解かれる、アニメ『歌舞伎町シャーロック』。

狂った殺人鬼・切り裂きジャックの意外な正体と謎多き少年ジェームズ・モリアーティの秘密…!

瞬き厳禁、1秒たりとも見逃せない第11話。

ハラハラさせられて、ドキドキして、最後はグッと胸ぐらを掴まれるような衝撃の事実が発覚します!

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『歌舞伎町シャーロック』前回第10話のあらすじと振り返り

切り裂きジャックが執拗に欲しがるモラン區長のUSB。

そのせいでジャックに狙われたアイリーン・アドラーは刺されて命を落としました。

彼女が亡くなってから、ジョン・H・ワトソンの周りにはアイリーンの亡霊が度々何かを訴えに来ます…。

加えて、半年前にジャックに殺された區長の娘アレクサンドラ司法解剖の担当医師だったワトソンは、切り裂きジャックと繋がっているのでは?とシャーロック・ホームズに距離を置かれてしまいます。

不運続きで落ち込むワトソンは、恋愛でノリにノっている京極冬人に「USBを解析すれば、モリアーティがジャックだと証明できるから手に入れろ!」とそそのかされ、シャーロックからUSBを盗んでしまいます。

「よこせぇー!」と目を見開いた京極がUSBを奪おうとワトソンにナイフを向けたそのとき…シャーロックとジェームズ・モリアーティが絶妙なタイミングで登場…!

絶妙に次回が気になるタイミングで終わったストーリー!

しかも第11話タイトルは「切り裂きジャック」…正体が明らかとなる見逃し厳禁の注目話がはじまります!

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第11話あらすじと感想


ついに明かされた、ジェームズ・モリアーティの素性!

半年前の切り裂きジャック事件日、モラン區長宅の回想が流れます。

ベッドで安静にしている美しき妹アレクサンドラ・モランが「退屈すぎて死にそう」と可愛く答えるのを見て、双子の兄ジェームズ・モラン(=ジェームズ・モリアーティ)がプッと吹き出して笑います。

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実はモリアーティの本名はジェームズ・モラン!モラン區長の息子で、アレクサンドラ・モランの双子の兄なのです!

ジェームズが妹へのお土産で持ってきたのはイーストから摘んできた“四つ葉のクローバー”。

「本当イースト好きだよね。私もイースト行ってみたいな。」とアレクが言います。

「この所、安定してるってお医者さん言ってたし。シャーロックや探偵長屋の人たちに会わせてあげる!」

この言葉にアレクは「最高のクリスマスプレゼントだね!」と喜びます。

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イーストにアレクを連れ出す…これが悲劇の事件に繋がってしまうのです!

クリスマスパーティーが開かれていたモラン宅。

2人が窓から抜け出そうとしていると、モラン區長が「来客に挨拶をしなさい!」とジェームズを呼びに来てしまい…「先に教えた場所に行っていて!」とアレクだけ1人先に行かせます。

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このときジェームズは「こっちの方が似合ってる!」と言って自分のキャップをアレクに…

双子の兄の決意と、ワトソンおとり捜査の真実

「OK!モリアーティ!」とアレクはジェームズの右頬を手でそっと触ります。

知らないはずのイーストでの呼び名“モリアーティ”と呼ばれたことに驚く兄を見て「向こうじゃ、そう名乗ってるんでしょう?」とアレクはいたずらっぽく笑ってみせるのでした。

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これがモリアーティが見たアレクの最後の姿でした…

息を切らしてイーストへの抜け道へ向かったモリアーティが見たのは、切り裂きジャックに無惨に殺されたアレクの姿でした。

右顔にアレクの血がついたモリアーティが「絶対に許さない…」と低く籠った声で呟くのが聞こえました。

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ここで第10話ラストに時間が戻ります。京極がワトソンをもの凄い形相で襲ったあの瞬間に!

「いったい何が…?」

目の前で起きていることが分からないワトソン。

なぜなら、狂う京極を瓶で殴って気絶させたのは死んでいたはずのアイリーン・アドラーだったからです。

シャーロック・ホームズは、倒れた京極の目と顔周りや舌を入念に調べ上げます。

その横で「全部芝居だったんだ。」とモリアーティがワトソンに説明します。

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ジャックの尻尾を掴むためにUSBを餌にしておびき寄せたのでした。ってことは京極がジャック!?

ワトソンがシャーロックを殴った…計画の一部始終

まず、アイリーンをジャックが襲ってきやすい場所へ。

そして情報が漏れる穴としてワトソンを使い、アイリーンの居場所をジャックに知らせました。

しかし、殺人鬼の方が上手で…シャーロックにはワトソン、アイリーンを見守っていたモリアーティにはレストレイド警部を当てて、それぞれを足止めさせてきました。

その間に警官に扮したジャックは、アイリーンを襲ってUSBのありかを聞きだそうとして刺したのです。

いち早く現場に駆けつけたモリアーティを見たワトソンが、モリアーティがジャックだと誤解していたのです。

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ジャックはかなり手ごわい奴…

アイリーンが死んだことにしてUSBはシャーロックの手元にあるとなれば…ジャックも簡単に手を出すことができない。

この状況を作り、“ジャックがワトソンを使ってシャーロックからUSBを盗ませるように仕向けた”のです。

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死んだアイリーンの亡霊まで登場させ、ワトソンにモリアーティを疑わせました。

「このままではシャーロックが危ない」と思わせて、ワトソンを騙すこの計画…シャーロックは難色を示したと言います。

「本当に心配したんだぞ!」と憤って涙するワトソンに殴られたシャーロックは「すまん…」と謝り、その光景にモリアーティが驚きます。

幻覚作用のあるサボテンでピュアな探偵を操ったのは誰?

舞台は整いました。

BARパイプキャットで“切り裂きジャック捕り物始末”というシャーロックの推理落語披露会が開催されました。

集められた関係者は、一様に「京極がジャックだなんて、シャーロックの勇み足ではないか?」と口にします。

最後に店に駆けつけたのは常連のおネエさん3人組み…店内を歩いていたモリアーティは穂刈マキにぶつかってしまい、お詫びにガムをプレゼントします。

「ちょっとマキ、大変!」

ダイアナやチンキルが騒ぎ“シャーロックがジャックの正体は京極だと言っている”とマキも聞いてしまい、動転した気を落ち着けるために彼女は水を1杯もらいます。

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暗転し、シャーロックの推理落語がはじまりました!

シャーロックは“捕まえた京極の口からペヨーテの匂いがして瞳孔も開いていた”と語り出します。

メキシコあたりのサボテン・ペヨーテの主成分メスカリンはLSDに匹敵する“幻覚作用”を持っています。

使いようによっては殺人でも何でもさせられてしまう恐ろしい植物…京極は操られていたのです!

「大抵、人が正気を失うのは“金”か“色”…」

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童貞探偵を色仕掛けで操った…ならば、あの人物がジャック!?

「ジャックは美男美女を殺してはあそこを切り取っていた…つまり“コンプレックス”ってやつが動機だ!」

切り裂きジャックの信じがたい動機が判明!

切り裂きジャックは、殺した相手の性器を切り取って羽を書いています。

性別が無くて羽の生えた存在は“天使”。

憎くて殺したというより“完璧な存在にしてやった”という感じがするとシャーロック。

しかも男性器は残し、女性器だけ持ち帰るジャックは“子宮だけを欲しがった”のです。

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男性器はすでに持っているけど女性になりたい存在…

ジャックは子宮を欲しがる男で、同時に京極を操れる立場にあった…そう、切り裂きジャックはオネエの“穂刈マキ”

「天使とかけまして、昇進試験を受ける亭主と解きます…」

「その心は?」

「どちらも落ちたら神さん(カミさん)に怒られます!」

最後の謎かけまで決まり、シャーロックはガムにつけた発信機をたどって落語中に姿を消したマキを追って先回りします。

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ガムは発信機つき!水を飲み指紋がついたコップは回収されました。

ウエストへの抜け道に先回りしたシャーロックとワトソン。

「お前がジャックだ!」と現れたマキに告げます。

「醜悪だな…神にでもなったつもりか?なんで自分のその粗末なモノは切らずに残してあるんだ?切るのが怖いのか?」

全ての証拠を突きつけた上でシャーロックが煽るとマキは豹変します。

切り裂きジャックが語る悍ましい犯行の全容、モリアーティを奈落に落とす衝撃と涙の真相

「怖くねぇし!切る必要ねぇし!俺完璧だし!お前は切り取れるだけ切り取ってやる!」

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シャーロックはこれを待っていました…マキのこの発言を録音します!

開き直ったマキは「最後に殺るなら可愛いモリアーティが良かったー」と騒ぐと、背後からモリアーティにパイプで殴られます。

「いいね~あの子殺ったときのドキドキを思い出しちゃう…」

殴られてもなお、マキは悍ましく身の毛もよだつアレクサンドラ殺害の動機と犯行の際に感じた高揚感を嬉しそうに語り出します。

最後にマキは仰天の発言を…。

「そうさ!モランが殺したかったのはアレクちゃんじゃない…嘘じゃないよ。だってモランがあのUSBにつけたパスワードは“モリアーティ”だもん!」

発信機のついたモリアーティの服と帽子を被ったアレクが自分の身代わりに殺された…。

真実を知り、絶望の淵に立った兄はマキを殺害します。

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「ジェームズ愛してる…だからあなたもこの世界を愛し続けて…」

これがアレクがマキに殺されかけた最期に言った言葉だそうです…

マキの返り血で真っ赤に染まったモリアーティは、シャーロックにUSBを壊させてくれと頼みます。

モリアーティはその場でUSBを踏みつぶしました。

『歌舞伎町シャーロック』第11話まとめ

怖さと辛さと悲しみと怒りと切なさ…すべての感情がごちゃまぜになった回でした。

メダマ焼き型USBに入った情報の中身は、“ジャックが受けたモラン區長からの殺しの依頼内容”だったのですね。

父と息子の戦いから波及して、新宿區長第一秘書官の兄マイクロフトとシャーロックの戦いへと発展しそうな予感。

自分を殺せと命じたことが発覚し、敵となった父をジェームズ・モリアーティはどうするのでしょうか?

見逃せない展開、気の抜けない回が続きそうです。

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