映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』あらすじ・ネタバレ感想!嵐の5人がバカな青春を謳歌する!

映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』あらすじ・ネタバレ感想!

出典:matome.naver.jp

今や国民的アイドルとしてトップを独走している嵐が、ブレイク前に5人揃って出演した映画。2002年公開。

原案はV6の井ノ原快彦、監督は堤幸彦が手がけています。

ポイント
  • 発展途上の青い少年たちが全力でバカやってる青春ストーリー
  • マンモス団地を舞台に繰り広げられる設定の面白さたるや星5つ!
  • まったく性格も家庭環境も異なる5人の結末に、ちょっと切なくなるかも

それではさっそく映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』をネタバレありでレビューしたいと思います。

映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』作品情報

作品名 ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY
公開日 2002年10月18日
上映時間 119分
監督 堤幸彦
脚本 河原雅彦
出演者 相葉雅紀
松本潤
二宮和也
大野智
櫻井翔
井ノ原快彦
山崎一
伴杏里
秋山菜津子
音楽 辻陽

映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』キャスト/役柄

相葉雅紀 / 役:岡野 瞬(通称:シュン)

  • 「僕は東京都民だ。だけど原宿デビューは17の時だった。」と語り出す『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』の主人公。
  • 舞台となる八塩団地の第5棟に住んでおり、ちょっとイカレたDJ気取りの父と二人で暮らす普通の高校生。

松本潤 / 役:二葉 廉太郎(通称:ボン)

  • リッチ棟と呼ばれる、団地内でも高額所得者が住んでいる第33棟出身。
  • 父は川崎で純和風居酒屋を営んでいる。従業員はなぜか全員ベトナム人。
  • 普通リッチ棟に住む人間は他の棟の住人に対してどこか見下げた態度をとるが、ボンは誰にでも分け隔てなく接するイイ奴。
  • そんなボンの将来の夢は、リッチ棟の最上階の角部屋に引っ越しすること。ハングリー精神旺盛な男子。

大野智 / 役:貴田 春彦(通称:ハル)

  • 八塩で一番運が悪いことで有名な高校生。
  • 普通棟と呼ばれる第5棟に住んでおり、棟の名に恥じない絵に描いたような普通の高校生
  • 原宿でナンパするために一生懸命、新聞配達のアルバイトをして軍資金を貯めるという真面目だかなんだかわからない面もあり。
  • 特技はエロ本の隠し場所がすぐ親にバレること。それと、高さもあって手っ取り早いからか投身自殺のメッカである団地にて、団地の住人もそうでない人もお構いなしに降ってくるという現場に物凄い確率で出くわすということ。

櫻井翔 / 役:鴨川 忠(通称:チュウ)

  • ちょっとヤバい9棟に住む問題児。
  • 兄は八塩団地内の老舗原付暴走族・鮫洲一家のヘッドを務めていたほどのツッパリ。
  • 高校に入学してまだ間もないころ、煙草を吸っているところを教師に見つかり一週間の停学をくらう見た目通りのヤンキー。
  • 停学事件のあと、いろいろあって教師を原付で追い回し“学校をクビ”になり、兄の七光りで25代目のヘッドに就任。
  • 人知れずクレーンの免許をとるために勉強しているという一面もある。

二宮和也 / 役:恩田 琢磨(通称:タクマ)

  • 八塩団地内ヒエラルキーの最下層に位置し、貧乏棟と呼ばれる第12棟出身。
  • 団地に初めてスケボーを持ち込んだ男として若者たちの間では八塩のフランシスコ・ザビエルと崇拝されている。
  • 中学のころ、年の割に妙にクールだったために他の4人とは少し距離があった。
  • しかし、4人の間で万引きがちょっとしたブームだった時、お菓子屋雑貨を盗んではすぐにバレていた彼らと違い、タクマは大量のコンドームを拝借し、そのすべてに穴をあけて元あった場所にリターンするという神業をやってのけたことで一目置かれる存在となる。いわば5人のリーダー的存在。

映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』あらすじ


東京・品川。世帯数約6,000、69棟を構える八塩団地。

この巨大だがヘンテコな団地に、中学校以来の腐れ縁で結ばれた少年たち5人組がいた。

ごく普通の少年シュン、リーダー格のタクマ、通称“リッチ棟”に住むボン、八塩一悪運の持ち主ハル、暴走族総長チュウ。

彼らはいつもつるんで青春時代を過ごしてきた。

高校卒業も迫っていたが、将来のことも真剣には考えていない。

ある日、高校最後の“原宿詣で”に出掛ける5人。

そこで彼らは思い思いに好きなことを始め、それぞれに楽しい時間を満喫するのだった。
出典:allcinema

【ネタバレあり】映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』感想レビュー

東京最後のマンモス団地、八塩団地とは?

1973年東京湾を埋め立てて品川に建築された世帯数約6,000、69棟が立ち並ぶ東京最後のマンモス団地、それが八塩団地です。

およそ一万人もの住人が生活を営むこのコンクリートジャングルと東京本土を繋ぐものは、“やしお橋”“かもめ橋”“さざなみ橋”と名付けられた三本の橋のみ。

そしてこの敷地内には病院、交番、小中学校、コンビニエンスストア、美容室、カルチャーセンター、公園、運動場、そして大手スーパーマーケットがあり、快適に生活していくのには十分な環境がすべて整っています。

団地就業人口の85%の人間は品川・川崎近辺に職を求め、職住一体が基本。

そのため八塩では、日本古来の島国根性が拍車をかけており、八塩以外の街をテリトリー外と認識している人間が未だその大半を占めています。

ここの住人にとって、外の土地に出かけるということは、それが例え同じ東京都内であったとしても時として大事件となり得るのです。

特に渋谷・原宿などの繁華街に出向くことは、江戸時代のお伊勢参りにも匹敵するほど。

そんなわけで、5人は団地の人々から大袈裟なまでに見送られ、橋を渡って原宿へと出向くのでした。

原宿に行くのはこれが三度目でした。

一度目は道を誤って笹塚に到着していまい失敗、二度目は反省を生かして直で原宿に行ったのですが、ボン(松本潤)とチュウ(櫻井翔)が到着後の行先についてケンカになって失敗。

そして三度目、満を持して5人で初のナンパをしよう、というのが今回の目的です。

人生初のナンパと、秘密の恋!

2時間後に再び落ち合おう、と約束して5人はそれぞれナンパに挑みます。

チュウは特攻服で街を闊歩し、人通りの多いところで瓦を割り。

ハル(大野智)は都会の雰囲気に圧倒されてぼんやりしていたところハニートラップに引っ掛かり。

ボンは勝手に公園でクレープを作って売り、ヤクザにコテンパンにされ。

タクマ(二宮和也)はスケボーで注目を浴びていたところ、人気のスケーターにコテンパンにされ。

シュン(相葉雅紀)は何人かの女子に声をかけてみますが、全滅でした。

しょげているところに派手な女子がやってきて「友達と待ち合わせしているのにケータイの電池が死んで困ってる」と言われ、自分のを貸してあげます。

程なくしてやってきた“友達”はシュンの好みドンピシャで一目惚れしてしまいました。

初のナンパは全員失敗ということになった手前、シュンは誰にも内緒で一目惚れした女の子・ミクちゃんと仲を深めていきます。

住んでいる場所は品川だと嘘をつき、高校を卒業したら大学へ行くと言ってしまったために、語感のみで青山学園大学へ進学することを決め、必死に勉強して偏差値を一気に10上げたりもします。

時を同じくして、ハルは八塩団地に引っ越してきた母娘の娘の方に一目惚れしますが、母親の方に気に入られて初体験を奪われてしまいます。

娘の方はというと、マイペースで我が道を行くタクマに惹かれていました。

風林火山大作戦と、ハートブレイク!?

ある時、5人は屋形船で大騒ぎする大人たちを眺め「あんな大人にだけは絶対にならない」と嫌悪感を大にして言います。

5人とも高校三年生という人生のターニングポイントで、自分たちも“ああいう大人”になってしまうのではないかという漠然とした不安を抱いていました。

そして、シュンが大学受験の前日である2月12日の午後9時に屋形船を沈めると宣言します。

名付けて“風林火山大作戦”と息巻いて9時ジャスト、悠々と川を進む屋形船が橋の真下を通っていくタイミングで橋から飛び降り、船の屋根を突き破って大暴れしました。

混乱する大人たちの中に、一目惚れしたミクちゃんがいました。

汚い大人から受け取ったであろう何枚ものお札を持って怯えていました。

ショックでフリーズしてしまったシュンは大人たちに捕まえられてしまいますが、そこに後を追ってきていたハルが参戦。

船の中の様子がわからず心配になったタクマとボンも加わって、大人たちを全員川に落としました。

邪魔者を排除したところで船を沈めようとするのですが、シュンが持ってきていたのはキリ。

いくら船底に穴をあけようとしてもびくともしませんでした。

諦めかけたとき隕石が飛んでくるような音がして、船内の4人が身をひそめた直後に頭上から銅像が降ってきて盛大に船底を破壊しました。

川岸からチュウがクレーンを操作していたのです。

LIFE IS HARDだけどHAPPY !

沈みゆく船から脱出して5人は合流、やってやった!と大はしゃぎでタクマの家に行くと、タクマの父が首を吊って自殺していました。

父は内緒でソープランドに通い多額の借金を背負っていたのです。

母は出て行き、父は夜中に工事現場でバイトをする日々でしたが、どうにも立ち行かなくなってしまったのでした。

タクマの家で5人は朝を迎え、シュンの受験当日。

目が覚めたらもう普通に行っても間に合わない時間でした。

もうどうでもいいと投げやりになるシュンに対して、4人は「お前は俺たちの希望の星なんだよ」という言葉で背中を押し、チュウの原付に二人乗りしてシュンは青学へと向かいます。

試験には間に合ったのですが、結果は残念ながら不合格。

高校を卒業してシュンは予備校に通うことを決め、ハルはスーパーの食品売り場で働くことになり、ボンは父親の店で板前修業。

先に“クビ”になっているチュウは、屋形船事件の罪を被って保護観察中のため鮫洲一家は活動中止となりました。

タクマは父の遺した保険金でカリフォルニアへと旅立つことを決めました。

陸橋のしたの天井に残した4人へのメッセージは赤いスプレーで“LIFE IS HARDだけどHAPPY”と書かれていました。

『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』の感想を言うなれば、八塩団地の住民になりたい

とにかくまず設定が面白い。

東京都内なのに隔離された孤島のような団地。

その敷地内だけで生活に必要な施設が揃ってるとか…住みたいじゃん…。

世帯数6,000で69棟もあったら一度も会わない人とかいるんじゃないかって規模ですよね…住みたい…。

棟によってリッチだとか普通だとか貧乏だとか決まっているのもまた面白いなぁと思いました。

私はリッチ棟の最上階の角部屋に住んでボンを囲いたいと思います。それはそれとして。

八塩団地に住んでいたら誰を好きになるだろうか、っていうのは見た人みんなが思うことだと思うんですけどね。

あれ?思わない?思うよね?思いますよね…?あれ?

もうこの際だから言うけど、私は二宮和也が好きなんです。普段は。

『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』の頃の喋り方も物凄く好きなんです。

ただ八塩団地の5人となると話は別です。断然チュウ一択。

別にヤンキーが好きとかそういうわけではなく。

人知れずクレーンの免許を取るために勉強していたりとか、友達想いで真っ直ぐでバカなところとか、絶対いい奴なところとかツボです。あとは顔が可愛い。

2002年当時の櫻井翔はハタチくらいだと思うんですけど、あんな赤ちゃんみたいな顔して煙草の煙を鼻から出してるの超可愛い。尊い。

『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』の好きな場面をいくつか。

ほぼほぼ冒頭、ボンがクレープを食べながら帰ってきたところに父親が洗車すると言って外へ出て行くところがあるんですけど。

車が壊されていて叫ぶ父の姿を見たボンの「パパ!」。まずここで爆散します。

中盤、あらすじからは割愛した、5人がバカやってる日常パートにある「真面目3、エロ1の法則」で借りてきたAVを見る場面。

ハルの家に集まって“アッ”てなった人は挙手しながら見るっていう…本当に凄くバカで可愛い場面があるんです。

ちなみに、そのAVに出てる男優さんはチョコボール向井さんです。ウケる。

次はシュンが青学に行くと決めたことをみんなに話す場面。

というか、イカレたDJの父が団地内放送でうっかりシュンの恋愛事情を垂れ流したあたりから好きです。

マイクがオフになっていると思ってあれこれ話した挙句に「絶対言うなよ!」とか言ってたら、がっつりオンになってたというオチ。

シュンが泣きそうな顔でベランダから下を見ると、4人がメンチ切りまくってるのが可愛い。

そのあとシュンは当然4人から詰められるわけですが、ボンとチュウはガンガンいこうぜ!な勢いで攻めるんです。

普段はポンコツ極まりないボンのドスのきいた声とか、「青学行きますだぁ?」って吐き捨てる慶應ボーイ櫻井翔(2002年当時現役)とか、個人的にたまらんポイントが山積みです。

あとは終盤、卒業式の場面でそこに参加できないチュウは校門のところで4人を待ってるんですけど、タクマが卒業証書の入った筒をチュウに向かって投げる場面。

「またギったんか」「さぁーてな」のやりとりが好きです。

ちなみに“ギる”っていうのは盗む的な意味の方言というか隠語というか、そういう言葉です。

いつもそうだけど、私の好きな場面とかセリフを語る熱量気持ち悪いな。

いるかわかんないけど「わかる!」って言ってくれる人がいたら、きっと私とうまい酒を飲めます。一報ください。

映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』まとめ

映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』まとめ

出典:駿河屋

以上、ここまで映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』についてネバタレありで紹介させていただきました。

要点まとめ
  • 見たらきっと八塩団地に住みたくなる!孤島のような超巨大団地、憧れませんか?
  • 狭い世界で繰り広げられていく少年たちの笑いあり涙あり?の青春ストーリー
  • ピカイチでハレンチな青春を送った人も、そうでない人も楽しめる作品です