美咲(小野花梨)がガタロー(ムロツヨシ)にキスをしたことで、さくら(永野芽郁)は気が気ではありません。
このままでは2人が再婚してしまうかもしれないと思ったさくらは、美咲とガタローの間に入って邪魔をしようとします。
そのせいでハタケ(中川大志)は存在感が薄くなり、すっかり落ち込んでしまいます。
そんな時、ガタローの母でさくらの祖母・多恵(高畑淳子)が小比賀家にやってきました。
そのことでさくらは亡き母・幸子(新垣結衣)の意外な過去を知るのです。
おじさんと若者たちの青春物語。
今回が最終回です。
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目次
『親バカ青春白書』前回第6話のあらすじと振り返り
ついに本気で小説を書く気になったガタロー(ムロツヨシ)。
担当編集の尾崎(谷口翔太)との打ち合わせで、ガタローはさくら(永野芽郁)と共に大学に通っていることを打ち明けます。
尾崎はそこに小説のヒントを見出します。
5か月後、大学2年生の冬休みを迎えたさくらたちは、成人式を間近に控えていました。
小比賀家には相変わらず美咲(小野花梨)が居候中。
すると、ひょんなことから続々と仲間が小比賀家に集まってきて、さながらシェアハウスのようになってしまいます。
そのシェアハウスで、様々な恋の駆け引きが始まります。
数日後、小比賀家で成人式とさくらの快気祝いが行われ、初めてお酒を飲んださくらたち。
すると、なんと美咲が酔った勢いでガタローにキスをしたから大変です。
それぞれの恋の行方はどうなるのでしょうか?
【ネタバレ】『親バカ青春白書』第7話(最終回)あらすじ・感想
さくら(永野芽郁)の戸惑い
成人式の夜、酔った美咲(小野花梨)がガタロー(ムロツヨシ)にキスをしたことで、さくら(永野芽郁)は複雑な思いを抱えていました。
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普段から気が合うガタローと美咲。
もしかしたら2人は再婚してしまうかもしれないという不安で、さくらの頭の中はいっぱい。
ハタケ(中川大志)の声も聞こえません。
それどころか、ハタケを少しぞんざいに扱うようになり、そのことでハタケはさくらが自分への興味を失ってしまったと落ち込みます。
さくらの不安レベルは料理がアバンギャルドな味になるなど日常生活に支障をきたすようになり、深刻になってきました。
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娘VS同級生
美咲はガタローの打ち合わせに同席したり、わざわざさくらではなくガタローにパソコンを借りて部屋で2人きりになろうとするなどだんだん行動が大胆になってきました。
さくらはそれをなんとか阻止しようと、2人の間に割って入ります。
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すっかり存在感が薄くなったハタケは、寛子(今田美桜)と根来(戸塚純貴)に話を聞いてもらうものの、なかなか浮上することができません。
寛子は美咲にガタローのことは本気なのかと聞いてみますが、美咲は質問をはぐらかしてしまいます。
その後、誰もいない家で1人さくらが考え込んでいると、家のチャイムが鳴ります。
やってきたのはさくらの祖母・多恵(高畑淳子)でした。
ゆびきりげんまん
多恵は、ガタローの母親です。
さくらが送ってくれたしょうゆ豆の味がおかしかったので、さくらに何かあったのかと心配になり高松からやってきました。
「おばあちゃん、どうしよう!お父さんが再婚しちゃうかもしれない!」
その頃、美咲はガタローの帰りを待ち伏せして、小説ができたら初版本にサインをして欲しいとお願いをしていました。
ガタローは「買わないんかい!」とツッコミながらも、それを快諾しました。
美咲は、ゆびきりげんまんをしようと小指を出します。
「ゆびきりげんまん、嘘ついたら針千本どころか八つ裂きにする!」
ガタローは、昔似たようなゆびきりをしたことを思い出して笑ってしまいました。
その昔、初連載が決まり、幸子(新垣結衣)に一番に読ませると約束した時、幸子は約束を破ったら「針千本どころか市中引き回しの刑」を課したのです。
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幸子(新垣結衣)の過去
ガタローと美咲が帰宅すると、さくらたちは楽しくさぬきうどんを食べていました。
2人が一緒に帰って来たのを見て、またさくらはスイッチが入り美咲とガタローの取り合いになります。
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ハタケはもうすっかり失恋気分です。
寛子は、自分のことしか考えずさくらの現状に気がついていないハタケを見て呆れていました。
その頃さくらから美咲の話を聞いていた多恵は、美咲が元ヤンだと聞いて、ピンと来るものがありました。
「幸子さんと同じや」
なんと、幸子は元ヤンだったというのです。
幸子アップ💐
まさかのバリバリヤンキー姿でアップ!先には出せませんでした🤣幸子の言葉の端々にちょいちょい怖いワードあったので、気づいてた方も居たかな?
幸子さん、カッケーっす。#新垣結衣 #ガッキー#親バカ青春白書#オヤハル #オヤハル最終回 pic.twitter.com/rbFJYCMrrT
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2人のなれそめ
ガタローと幸子は、大学で同郷だということがきっかけで話すようになりました。
よくよく聞いてみると、幸子は地元では有名な不良高校の出身でした。
何故東大に入ったのかというと、ある日幸子の高校に元暴走族という教師がやってきたことで、猛勉強して東大に入ることになったというのです。
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さくらは、幸子の笑顔しか記憶にありませんが、小さい頃一度車に轢かれそうになったことがあり、その時母が運転手に「殺すぞコラ!」とドスのきいた声で啖呵を切り、さくらにも「死にたいんか!」と言ったことを思い出しました。
あまりにも衝撃的だったさくらはその記憶をずっと封印していたのです。
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さくら(永野芽郁)怒る
元ヤンという幸子との共通点があるものの、当の美咲はガタローがあまり自分に気がないことに気がついていました。
しかし、諦めきれずズルズルと居候を続けているのです。
一方、ハタケは寛子からさくらの現状を聞き、自分は彼氏失格だとさらに落ち込んでいました。
「押し倒せば?」
業を煮やした寛子はハタケに直球のアドバイスをします。
しかし、女の子の押し倒し方がわからないハタケ。
寛子は手取り足取り押し倒し方を教えます。
すると、そこにさくらが部屋に入ってきて2人の姿を目撃してしまいました。
「男の人って最低!」
さくらは怒って出て行ってしまいました。
しかしハタケは落ち込むどころか、さくらが自分のことで怒ってくれたと大喜びです。
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ガタロー(ムロツヨシ)の夢
多恵は、さくらにガタローが一緒に大学に入ったのには、幸子のためでもあると思うと言います。
幸子は、在学中に妊娠して大学を辞めてしまいました。
ガタローもそのことで小説に専念するために中退します。
幸子は自分の人生に一つだけ後悔があるとしたら太郎を卒業させてあげたかったと、生前多恵に語っていたことがありました。
それをガタローも聞いていたのです。
ガタローは、幸子の願いをさくらと共に叶えようとしているのではないかと多恵は考えています。
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次の日、多恵は高松に帰っていきました。
おばあちゃんと話をしたことによって、さくらは元気を取り戻したので、最近のさくらを心配していたガタローも一安心です。
さくら(永野芽郁)を取らないでください
さくらに魚のさばき方を教えている動画が一番評価が高い根来は、引き続き小比賀家で動画を撮っていました。
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今回は久しぶりにフラれ動画を撮ります。
根来が作ったお刺身を美咲に渡し、告白をしたのです。
もちろん、美咲は速攻で断ります。
根来の突然の告白がフラれ動画だと知って皆笑いましたが、寛子だけはそれが本気だったということに気がついていました。
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そしてハタケは、お風呂上りのガタローに切実に訴えます。
「さくらを取らないでください」
「さくらを悲しませないでください」
ガタローにとっては、こっちのセリフです。
ハタケの様子がおかしいので、もしかしてさくらがハタケのことを好きじゃなくなったのかもしれないと、ガタローはさくらに確認してみます。
「なんで?ずーーーっと大好きだけど???」
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好きという気持ち
ガタローが執筆中、美咲はずっとガタローの部屋に張り付いていました。
そして、美咲はついに自分の思いをガタローに伝えます。
ガタローは、もちろん美咲の気持ちにはなんとなく気がついていましたが、気がついていないフリをしていました。
「ごめん、美咲、俺ずっと好きな人がいるんだよね」
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「もしかして、本気にした?あんたの娘と同い年だよ。そんなわけねぇだろ!」
美咲は精一杯強がりました。
「だな」
美咲はグッと涙をこらえ、部屋を出ていきます。
さくらは廊下でその様子を聞いていました。
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合宿生活の終わり
さくらは、美咲にビールを渡します。
「ダサいな~私」
「そんなことないよ。私こそダサいことばっかしてごめんね」
美咲は絶対泣かないと決めていましたが、逆にさくらが号泣しています。
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そして3月。
さくらは腕によりをかけてたくさんのご馳走を作ります。
明日からいよいよ3年生。
冬休み中に始まり、長いようで短かった合宿生活も終わりを迎えます。
3年生になれば、就活も本格的に始まります。
「それぞれの道をそれぞれ歩んで行ってください!」
ガタローの音頭で乾杯をし、さくら、寛子、美咲、ハタケ、根来はお別れパーティーを楽しんだのでした。
『親バカ青春白書』第7話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ガタローを、さくらを、ハタケを、寛子を、ネゴロを、美咲を、見届けてくれてありがとうございました。
皆の日常が続くように、彼らの日常も続きます。沢山の物語が、沢山の人の笑顔に繋がりますように
日曜、いつも一緒に楽しんでくれて、本当にありがとうございました!#親バカ青春白書 #オヤハル pic.twitter.com/pTyd2VYXTq
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父娘の楽しい学生生活も、半分を過ぎたところでドラマは最終回を迎えました。
本当は本来放送されたはずであろう2~3回分があればガタローの小説は完成し、大学の卒業まで描かれていたかもしれません。
6人のドタバタ劇をもう少し観ていたかったですが、残念ながら我々が観られるのはここまでです。
6人に明るい未来が来ることを祈りつつ、ハタケとさくらがキスに辿り着けることを祈りつつ、お別れすることにしましょう。
2ヶ月間楽しませてもらいました。ありがとうございました!
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▼美咲役の小野花梨インタビュー!▼