『女ともだち』第9話あらすじ・ネタバレ感想!マッチングアプリの悲劇、雰囲気イケメン男に気をつけろ!

『女ともだち』第9話あらすじ・ネタバレ感想!マッチングアプリの悲劇、雰囲気イケメン男に気をつけろ!

出典:『女ともだち』公式ページ

「誰だって間違いは犯す…何度も同じ間違いをするのはバカです!」

主人公・七海(森田涼花)が放った深いセリフにドキッ!

9話で描かれるのは、マッチングアプリの出会いが生む悲劇。

雰囲気イケメン詐欺男にまんまと騙された田舎女子2人…現代っ子たちの危うくて生々しい恋愛模様に固唾を飲みました。

自由なネットの怖さと、辛い時に寄り添って抱きしめてくれる友がいる素晴らしさを教えてくれる熱いストーリーです!

『女ともだち』前回第8話のあらすじと振り返り

不倫相手の子を産むことを躊躇しているセツ(原沙知絵)と、夫が不倫相手のところから帰ってこなくなったちさと(磯山さやか)。

アミーゴスにて…それぞれに悩ましい問題を抱えた2人は、女の敵は女とばかりに“相手の女たち”についての悪口が止まりません。

「相手の女の人は敵じゃない…一番悪いのって男では?」

偶然客として居合わせた章子(上地春奈)が問いかけてきます。

相手の女を敵対視しないとやりきれない思いを見透かされ、セツ&ちさとはぐうの音も出ず…。

かなり切羽詰まった感じで男を敵視する章子は、最近離婚したばかり。

元夫の光一(飛永翼)と離婚に至った経緯を語りはじめます。

光一から「妊娠できないのは章子の体の問題」と酷い言葉を言われ、彼は出張と偽って会社の女と泊まりの不倫旅行へ。

章子が何よりも傷ついたのは、その不倫相手が妊娠した事実を突きつけられて離婚を切り出されたこと!

絶望する章子に、“光一の男性不妊”という驚きの検査結果が舞い込みます。

「不倫相手の子は光一の子ではないという事実に歓喜した」と恐怖の笑みを浮かべる章子に、セツ&ちさとは身震い。

他人事とは思えない章子の離婚劇に、セツとちさとの見解は真っ二つに分かれて口喧嘩勃発。

お互いを罵倒しながら、それぞれ心の中では“本当の敵は別れられない私!”と愚かな自分自身に改めて気づかされるのでした。

【ネタバレ】『女ともだち』第9話あらすじ・感想


マッチングアプリで出会った男に騙された女・礼子(小島藤子)は夜のアミーゴスで大暴れ…

「セツの判断力、ダニ以下!」

「ちさとの判断力、ノミ以下だね!」

売り言葉に買い言葉…本当に矛先を向けるべき敵は他にあるのに、お互いを敵視して暴言を吐きまくったセツ(原沙知絵)とちさと(磯山さやか)。

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仲直りしたものの…あれ以来、なんだか気まずい。本音をぶつけ合ってしまい、合わせる顔がない感じです。

今日も時間をずらし、ちさとがシフトに入ってない夜にアミーゴスへやって来たセツ。

すると、カウンターで1人でワインをがぶ飲みするちさとを見かけて入店を躊躇します。

店前で立ち往生しているセツに、バイトの杉浦亮(須賀健太)が声をかけます。

「ちさとさんは、昼だけですよ。」

セツは気まずさのあまり、カウンターで苦しげにワインを煽り飲む女性をちさとと勘違いしていました。

亮に扉を開けてもらい、セツは店の中へ。

店内では、先ほどセツがちさとだと見間違った女性・礼子(小島藤子)が「包丁で刺して地球ごと爆破する!」と酔って大暴れ中!

夜帯のバイト・高田七海(森田涼花)が必死に礼子をなだめています。

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群馬出身の親友同士の七海と礼子は、田舎が嫌で一緒に上京したのです。

礼子の乱れ様に絶句するセツ。

亮から「彼女は七海ちゃんの幼馴染…やり捨てされてお金も取られて、マッチングアプリで出会った男に騙された」と説明されます。

感情が高ぶりまくった礼子が椅子を持ち上げ破壊活動を始めようとし、見かねた亮が制止。

少し落ち着いた礼子に、亮はじゃがいもと青菜のスープを出します。

飲むと礼子は優しい美味しさに思わず微笑みます。

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アミーゴスのポルトガル料理は、みんなの荒れた心を癒す効果あり!そして礼子の詐欺事件が、思いもよらぬ事態へ発展していきます。

塵一つ見逃さない執念のネット捜査で、お金と心を弄んだ男・遠藤ミノルを特定!

マッチングアプリでの出会いは合理的で、21歳の礼子たちにとってはスタンダードな恋愛の手段。

「お互いを知るための数カ月がはしょれる!」と話す七海に、「その数カ月が楽しいのに…」とセツは理解できない様子。

「若さには限りが…無駄遣いしてられない!」と感情的になる礼子。

亮は「その合理性を追求した結果がこれ」と呆れ顔。

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合理性恋愛には弊害が…礼子はかなり悪い男に当たってしまったようで。

泣きだした礼子を庇って「男が登録した情報が嘘ばっかで、あっという間にアカウント消して逃げた…礼子は悪くない!」と七海が寄り添います。

「世の中にあんな悪い男が存在するなんて…アイツを懲らしめたい!」

憤りながら礼子が七海の肩にもたれます。

アプリで出会い相手は逃亡、連絡先も分からない相手に復讐なんて無謀に思われましたが…ネットに散らばる男の痕跡を執念で捜し出した2人。

「本名は遠藤ミノル。顔ははっきり写っていませんけどコイツ!呼び出して殺してやろうと思って!」

礼子が携帯画面をセツたちに見せてきます。

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アプリマスターな現代っ子の情報収集能力は凄い!彼のキーホルダーについている鍵の数やサッカーだこと背中のホクロの位置まで。全て一致したのが遠藤!

「怖…」とドン引きする亮。

このままでは犯罪を犯しかねない礼子に代わって、最初は七海が1人で会うことに。

「お金を取り返して、なんなら慰謝料も取ります!」

意気揚々と七海が宣言。

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しかしまさか、このあと七海までドツボにハマるなんて!

泣く礼子を見て羨ましそうな七海は「私、最近泣けなくて…「はじめてのおつかい」とかでは泣くんですけど」と自分のことでは泣けないと話します。

その言葉にセツは深い理解を示します。

礼子が席を外している時、亮が「被害者ぶってる礼子みたいな子は苦手!」と言うと七海は意外にも反論せず。

「誰だって間違いは犯します。何度も同じ間違いをするのがバカ。それでも、礼子のこと好き…バカだけど、かわいい。」

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何度も同じ間違いを犯すのがバカ…沁みます。この後、セツが七海にニンマリ笑いながら何か提案。セツのたくらみとは?

真意が見えないエロ男・平井保(袴田吉彦)が、妊娠中のセツ(原沙知絵)に欲情!

「3ヶ月過ぎたらしてもいいらしい。俺、セツといつでもしたい。」

ソファに座るセツの首元に顔をうずめる不倫相手の平井保(袴田吉彦)。

セツは嫌がりながら、保が妊娠期の性情報に詳しいことに驚きます。

「よくセツが初めて俺を受け入れてくれた夜を思い出す…嬉しかったな。あの時、愛という存在を実感した」と言う保。

土産があると彼がバックから取り出したのは部長から貰ったという“浜松出張のお土産・うなぎパイ”。

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どうやらセツに“精をつけて欲しい”ということらしい。

お茶を淹れると言ってキッチンに向かった保。

セツは保のバックに入っている本が視界に入り、なんとも言えない表情をします。

「平井くんは、産んでほしいの?」

問いかけると、動揺した保はやかんをひっくり返してしまうのでした。

バックにあったのは“妊娠に気がついたら読む本”。

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産むかどうかをセツ任せな割には、勉強する保…彼の真意が気になります。

「私たちには“気晴らし”が必要!」とセツがちさとを誘い、久々に会った2人。

セツは保との出来事を話すのを迷い、話しませんでした。

「顔に出しちゃ駄目…あくまでも、心配するお姉さんとただの店員って風情で!」

「わかってる!人の恋のいざこざって、何でこんなに心浮き立つんだろ」

人の不幸は蜜の味…悪代官のように笑いながら2人はアミーゴスに入っていきます。

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どうやら、七海の決戦の日を見物にきたらしい。ちょっと悪趣味だけど、気持ちはわからなくもない…

緊張した面持ちの七海の肩を力強く握りしめ「何かあったら助けるから頑張れ!」とエールを送るちさと。

全てお見通しな亮は「張り切ってんな…」とちさとたちに冷ややかな視線を送ります。

七海(森田涼花)が大嘘つきの遠藤と初接触するが、待っていたのは思わぬ展開!

入店してきたスーツ姿の男を見上げながら「遠藤さん?」と七海が確認!

すると、彼は「いえ、僕も代理で…」と。

期待外れの“代理”の登場にみんな拍子抜け。

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<豊芝商事営業部 小森明義>の名刺を渡してきた彼…遠藤と会社の同期でした。

小森(市川知宏)は「遠藤は確かにだらしない奴ですが、悪い人間じゃない!」と真剣に訴えます。

「お金まで貸したのに、泣き寝入りしろと?」

七海も親友のために戦います。

小森は「絶対返させる!」と誠実な対応。

そして、彼は「恋愛面のことは合意をもってことに及んだなら、他人がどうこう言えない…」ともっともな意見を述べてきます。

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小森の言うことも一理あり!?

これには、本当は他人の色恋仲裁をしたくない七海も納得。

小森は「冷静な人でよかった」とホッとして爽やかな笑顔を見せ、七海もつられて笑います。

修羅場を迎えず解決に向かいそうな様相に、聞き耳を立てながらカウンターに座るセツたちはつまらなそうにします。

話し合いが終わると、小森が「今夜、礼子さんは遠慮したいけど…遠藤と3人で飲みません?」と七海を誘います。

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小森にときめいた七海は、すっかり恋する乙女モード…小森のことばかり考え、仕事もままならないのでした。

小森と七海の危険な出会い…亮の情報によると七海は現在彼と同棲中!

ちなみに地下アイドルの時のファンだったという彼氏・かっちゃんは、マンガ家の卵でした。

「無職の彼氏より…好感持てて顔もいい、イケメンサラリーマンの方がいい!」

セツ&ちさともすっかり小森派になっていました。

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しかし、爽やかイケメン小森には信じられない秘密があったのです!

彼氏持ちの七海(森田涼花)が浮気!?

「礼子がヤバいから遅くなる。先に寝てて!」

バイトが終わって同棲彼氏との通話を終えると、七海はリップを塗り直します。

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小森とまた会える…七海はウキウキ。

待ち合わせた居酒屋で、2杯目の生ビールになっても遠藤は現れず2人きり!

小森と打ち解けた七海は、礼子に対して溜めこんでいた愚痴を吐露。

礼子の愛情表現が押しつけがましいと批難した七海を「君は押し付けず、冷静で控えめな大人だ」と小森が褒めます。

「私は冷たい人間だから男が寄ってこない」と寂しそうにする七海。

真面目な顔で小森が「今、恋人いないの?」と質問してきます。

「いない」

咄嗟に七海は嘘をついてしまいました。

店を出て歩きながら小森のボランティア体験話に感動していると、小森がサッと手をつないできて七海も握り返します。

すると、急に歩くスピードを速めた彼はラブホ街へ!

怖気づいた七海は彼の手を離し「ちょっと用事が…」と告げて逃げ帰ります。

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危機一髪の浮気回避…でも、七海はこのことを後悔。

翌日、七海はアミーゴスでちさとたちに昨夜の経緯を話します。

名刺をもらったものの、小森と直接連絡をとる手段がありません。

同棲中の彼のことを問われた七海は、罪悪感で目をそらし一言。

「まだ彼に報告してない」

“まだ”という言葉を無意識に使ったのをセツに指摘され、七海はバツの悪い顔をします。

「人間ってそんなに利にさとい部分だけで恋愛するとは思えないけど。同じくらい好きなら、心の情熱が冷めたあとに嫌いになる部分が少ない方を選ぶ」

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七海の気持ちを察した亮が、裕美子に貰った本の文言を引用してアドバイスしました。

「恋に利害は関係ないって深い!」

ちさとが唸ります。

小森を好きなことを自覚した七海の脳裏によぎったのは「礼子に何て言おう…」ということでした。

セツが「言わなくていい!」と助言します。

天才恋愛イカサマ師・遠藤ミノルの巧妙な手口がヤバい!

思い悩んだ末、七海は小森に会うため会社へ…。

しかし、小森として現れたのは別人!

戸惑った七海が「遠藤さんの知り合いの小森さん?」と確認すると、小森が怪訝な表情を浮かべながら「え…君みたいのは3人目!遠藤は俺の名前語って悪さしてる…」と。

衝撃の事実を知らされ、遠藤に会わせて欲しいと頼むと彼はすでに会社を辞めてバンクーバーに行ったと告げられます。

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小森として現れたのは遠藤!小森の名を語って現れ、七海までも騙そうとしたなんて…なんて面の皮の厚い奴!

七海は本物の小森に聞いたことをアミーゴスで礼子に報告。

怒りが収まらない礼子が会社に電話しようとすると…七海が「惨めでみっともない!」と止め、「遠藤ミノルは大嘘つきでお調子者で女の敵!イケメン気取りの偽善者…つうか、雰囲気イケメンだからな!」と悔しそうに罵ります。

七海は礼子にも遠藤を罵倒することを促し、2人は大声で遠藤をこき下ろします。

「小心者のスケベ男!」と叫んだ七海の頬に涙。

冷徹と思っていた七海の涙を初めて見た礼子は「バカにされてるんじゃないかと負い目感じてた…そこまで私の身になってくれてありがとう!」と感動します。

自分もマヌケでいっつも男に騙されると打ち明けた七海。

それを聞いた礼子は「私たち“似たり寄ったり”」と笑い、2人は強く抱き合います。

やりとりを黙って聞いていたちさとも微笑みます。

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この時、ちさとの心に浮かんできたのは愛すべき友・セツ。

ちさとはすぐに無添加ゼリーを持って、セツの家へいきます。

「セツ…いてくれてありがとね!」

「急に何?」

照れながらも嬉しそうなセツ。

目を合わせた2人は自然と笑い合います。

部屋を出たちさとは、セツの部屋のポストに<ドロボウネコ!>の張り紙を発見!

無言で引きはがしてグシャグシャにしてゴミ箱へ。

「どんなひどいことをしたとしても、どんなにひどい状況でも。せめて…私だけは彼女の味方でいよう。そう思える人がいるから、そう思ってくれる人がいるから。私は、私たちは…どうにか正気を保てるのだ!」

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セツとちさとの思いが聞こえてきたエンディング!女ともだちの尊さを改めて感じました。

『女ともだち』第9話まとめ

保は部長に貰ったうなぎパイ、ちさとは自分が妊娠期に欲したという体に優しい無添加ゼリー。

お土産で愛を推し量ることはできないけれど…どちらがセツのためを考えて持ってきたものなのかは伝わってきます。

女ともだちがいてくれることの心強さってありますよね。

果たして保は何を考えているのか…彼の心の内が気になります!

10話ではついにセツと凜花、そしてちさととミツルが直接対決!

衝撃的な事実が浮かび上がってきそうな予感。

しかも、セツが誰かに命を狙われる危機まで起こり…物語が大きく動きそうです!

▼次回第10話も続けて読む▼