『女ともだち』第2話あらすじ・ネタバレ感想!最悪すぎる答え!イケメン浮気性夫の“本気の浮気”を知った妻…

『女ともだち』第2話

出典:『女ともだち』公式ページ

「キミも、彼女も…2人とも愛してるんだ。」

イケメン浮気夫の衝撃発言が話題のドラマ『女ともだち』。

耳を疑ったこの夫の言葉、心がザワつきまくり!

浮気を繰り返す夫が初めて見せた顔、遊びじゃない相手の出現は一瞬で妻を地獄に突き落とします。

身震いするリアルなストーリー、ある意味ホラーです…。

『女ともだち』前回第1話のあらすじと感想

行きつけのお店アミーゴスで「彼の奥さんに不倫がバレた!」とあっけらかんと言う女…乾セツ(原沙知絵)。

人気シューズデザイナーのセツは、大学時代の同級生・平井保(袴田吉彦)との不倫が現在進行形中。

雑誌に特集が組まれるほどのキャリアを持ちながらも、セツは保との関係を切れない…というのも、過去に1度結婚した相手に酷いDVを受けた彼女は、男を受け入れられない体になってしまっていました。

それを知ってもなお、保は「セツは悪くない」と優しく抱きしめてくれます。

“結婚は二度としない”と決めたセツにとって、保は自分を女として扱ってくれる大切な存在で手放す勇気がありませんでした。

そんな折、セツに“イタリア行きの引き抜き話”というデザイナーとしての大きなチャンスが!

挑戦を決意したセツに、保は「別れない、飛行機に爆弾仕掛ける!」とイタリア行きを阻もうとします。

保の想いにほだされてしまったセツは、その夜彼に抱かれるのでした。

そして、ラストにはセツの妊娠発覚…衝撃的でした。

『女ともだち』第1話あらすじ・ネタバレ感想!不倫男と別れられない女の行く末は…!?

【ネタバレ】『女ともだち』第2話あらすじ・感想


4月の蝉…帰ってこなかった夫。働きはじめようとするちさと(磯山さやか)

夫の帰ってこない寝室。

眠れずにいた小野沢ちさと(磯山さやか)は、4月に激しく鳴くセミの声を聞きます。

騒々しさに顔を歪め、窓を開けてみるとピタッと鳴き声が止みます。

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まるで、ちさとの心のザワつきを表している様…

翌日、アミーゴスで常連客で親友の乾セツ(原沙知絵)や店長の天野登良松(八十田勇一)、そして杉浦亮(須賀健太)に「昨日、セミ鳴いてなかった?」と聞くちさと。

「温暖化の影響?夢で見たんじゃない?」とセツ。

「セミのいびきだな。」と店長が冗談っぽく言うと、「夢遊病のセミとか」と亮も続き、みんなバカにした感じで真面目にとりあってくれません。

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この何気ないセミの話、後半で一段と深い話になっていくんです!

美味しそうな店長特製ピピシュ(鳥モツのピリ辛煮)を出されたセツは、受け取る際に“匂い”にウッとなり、平然を装いながらトイレへ駆け込みます。

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まだ妊娠したことをちさとやアミーゴスの人たちに隠しているみたい。

席に戻ったセツは、ちさとが持ってきたロシア語の本を見つけます。

ちさとが「またロシア語の翻訳はじめようかと思って」と話します。そ

の変化に何かを感じ取ったセツは「結婚してから翻訳の仕事してなかったのに…幸せな主婦が働きはじめるには原因があるんじゃない?」と問います。

「幸せじゃなくなるかもしれないから。ミツルさんが一晩中帰ってこなかった。」

「出た!」とセツ。

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ちさとの夫・ミツル(竹財輝之助)は結構売れてる広告のカメラマン。昔からモデルや女優と噂になりまくっていて、すっごいモテるらしい。

小野沢夫婦のなかなか激しめの“なれそめ”と、ちさと(磯山さやか)の女の勘!

「出版社に勤めてた頃に出会って、ちさとが一目惚れ…今や都心に大きな家建てて、7歳の息子・チー助は私立。ちさとはこんな店で働く必要全然ないんだよ。」

いきさつを知らない亮に、セツが丁寧に説明します。

付き合ってからもミツルにはちさとの他に付き合っている美女がたくさんいたのですが、ちさとはかかってくる女の電話をとって「バカ野郎!」と蹴散らし、彼の携帯に入っている女性の番号の末尾1ケタを全部書き換え音信不通状態にしたとか。

それを知ったミツルは「どうりで繋がらないと思った。」と笑っていたそう。

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ミツルの発した穏やかなひと言で、のらりくらりした性格がよく伝わってきます。

「そんなにいい男?」と興味を持つ亮。

「全然!恋することで感性を保ち続けられるって勘違いしてる“二流カメラマン”。」

「お言葉ですけど!ミツルさん、腕は確かです!」

今まで黙って聞いていたちさとが、カメラの腕前だけは訂正します。

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他は図星。ミツルは全然懲りない浮気夫…でも魅力的なんですよね。

「いつもの悪い病気が出たんじゃないの?」

「だったらいいんだけど…ほんの少しいつもと違う。今度はちょっと危ないかな。」

いつも素知らぬ顔で3ヶ月朝ご飯を黙って出していたら浮気が終わり、勝手に戻ってきていたミツル。

でも、ちさとは今度の浮気にはただならぬ気配を感じているようで、深刻な表情を浮かべます。

「女の勘ってやつ?」と亮。

代わりにセツが「ミツルさんを好きすぎる女の勘!」と答えます。

夫の浮気癖に限界値ギリギリのちさと(磯山さやか)が、一番最悪の事態を想像する

「昔から私に怒るだけ怒らせて、次の日になってなんとなく1日が始まって。それでミツルさんの中で話はおしまい。日常は戻ってくるけど、傷ついたことは何年経っても忘れない。」

ちさとは、毎回うやむやにされてしまっていると話します。

ここのところ我慢も限界値にきているようで、忘れようとしても傷口が火山口のようにグツグツ…噴火する直前のようになっていると言います。

「元気になったと思ったんだけど…。」

ちさとを見ながら、心配そうにセツが呟きます。

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もともとはセツとちさとの2人ともアミーゴスの常連。だんだんと塞ぎ込む様になったちさとを見兼ねた店長が「働かない?」と声をかけたのだそう。

一足先に祖母の家に行った息子を追いかけ、明日九州に行くと言うちさと。

夫は仕事で行けないと言い、「ミツルさんが愛してる女が他にいて、私の大切な生活を奪っていく…留守中にその女を連れ込むかも!」というよくない妄想に脳内を支配されます。

ちさとは子供の頃から“一番最悪な事態を想像する”クセがあるらしい。

そうして最悪の出来事に対する心構えをしておくのだとか。

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しかし、この想像を凌駕する事態が起ころうとしていました…

「証拠を掴むってことは、女の存在を認めるってことになる」とミツルの決定的な浮気の証拠を探すことをためらうちさと。

「現実を見ないための言い訳ですよね?自分の都合のいいことだけじゃ生きていけない」と容赦なく痛いところを突く亮。

「なんでもかんでも現実を見りゃあいいってもんじゃない!都合のいい部分だけを見て生活してくの、夫婦ってのは!」とちさとの肩にもたれかかり、亮の方をちょっと睨みながら言い返すセツ。

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このリアルなやりとり…ため息が出ます。

エロさとテクがエグい…イケメンモテ夫・ミツル(竹財輝之助)がついに登場!

夜に鳴くセミの正体が幻聴かもしれないからと怖くて調べていないちさとに「新種のセミを発見したという答えもある!」と亮が前向きなことを言ってくれます。

亮の言葉で少し気持ちが和んだちさとが帰宅すると、バスルームから濡れた髪のまま上半身裸の小野沢ミツルが現れます。

「おかえり!お腹すいたなぁ~夕飯何?」とニコッと笑みを見せるミツル。

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人たらし感が半端ない。モテるの納得!

昨晩帰ってこなかったミツルに少し冷たくするちさとでしたが、後ろから抱きしめられて「今日は2人なんだな」と甘い言葉をかけられると、少し機嫌を良くしてしまいます。

美味しいご飯を作ってもらい、満腹になったミツルはチー助に電話。

「ママが巨大なセミに襲われた!!」とチー助をビビらせたミツルは、「パパが退治したから大丈夫!九州では男なんだからチー助がママを守れ」と息子に諭します。

「あなたはもう、私を守ってくれないの?母子で生きていけってことね!」と拗ねるちさと。

「仕事だから俺は行けない。ちさと、なんかバカなこと考えてるんじゃない?ぼーっとしてる時間、ロシア語の翻訳やってちゃんと仕事すべきだね!」

ちさとの勘繰りを察したミツルは「明日仕事を終えたら九州に直行する。帰りは一緒に帰ってこよう!」と提案します。

素直に喜んで微笑むちさとを見たミツルは「あ、可愛いな」と言いながら指先で頬に触れ、そのまま唇をなぞりながらひと言。

「したくなってきた。」

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ミツルのエロさに思わず「わぁ…」と声が漏れました。

そのままミツルに手を引かれ、寝室に誘われるちさとは恋する女の顔をしていました。

熱い夜を過ごして幸せMAXのちさと(磯山さやか)に最悪の事態が…

翌朝、ミツルはちさとのフライトが14時だということを確認して仕事に出かけていきました。

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ミツルが飛行機の時間を確認したのには理由がありました…

ちさとはミツルの分も荷造りをして、予約した荷物の集荷を待ちます。

しかし、時刻を過ぎてもなかなか業者の人が現れず…やきもきしているところに呼び鈴が鳴ります。

集荷に来た人だと思って勢いよく開けた扉…扉の前には若い女性がとびきりの笑顔で立っていました。

見覚えのある顔、ちさとが「先生…」と声をかけます。

相手は、ちさとを見た瞬間に顔が強張り、踵を返して去っていきます。

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なんと、彼女はチー助の幼稚園年長のときの担任!ミツルはそんな身近な人と浮気していたのです。

荷物も送れず、あまりのことに時間を忘れて玄関で呆然とするちさと。

すると、仕事に行っていたはずのミツルがパンパンの買い物袋を持って帰宅。

「どうした?九州は?」と聞いてきます。

「あなたこそ、忘れ物?」

「うん。」

何の動揺も見せず、しれっとミツルが答えます。

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ミツルの買い物袋にはワイン数本におつまみ…1人で飲む量じゃありません。

「私の留守に女を連れ込もうとしたでしょ??」

ちさとの追及に「そんな訳ないだろ。何か証拠でもあんの?」と平然としています。

起きたことを話しても「それじゃ証拠にならない。」と突っぱねられてしまいました。

そして「明日のフライト、追加できるか調べなきゃな。」と話を変えてきます。

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ミツル、またうやむやにするつもりっぽい。

静かな修羅場、最後に飛び出した耳を疑うミツル(竹財輝之助)の最悪の答え!

「証拠のない限り、しらばっくれるのよね?無理やり白状させることもできた…でも、しなかった。証拠を掴んだら逃げられないじゃない。あの人が今までの女と違うことぐらいわかってる。」

必死に涙をこらえながら、ちさとは心の内をミツルに話します。

それを聞いて振り向いたミツルの目にも涙。

「ごめん。」

自分たちを捨て、あの女と一緒になる気か?と聞いても、じゃあ別れて!と懇願しても「いや…」と繰り返すミツル。

「2人とも、愛してるんだ。キミも、彼女も。」

まさかの答えにちさとは目を見開きます。

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セミがまた騒々しく鳴きだします。

<それは想像していた最悪の事態を超えた、さらに最悪の答えだった。>

ちさとの心の叫びが聞こえてきます。

ちさとは亮の言ったことを思い出していました。

「セミってオスだけが鳴くんですって。メスに自分の居場所を伝えるため、自分の魅力を伝えるための“求愛行動”。つまり、もっといいメスを探してる。」

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ちさとに聞こえた蝉の声は、ミツルの声だったのでしょうか。

一方、誰にも言えない秘密を抱えたままのセツ。

自宅のパソコンで“妊娠 初期症状”というワードを入力してネット検索…次に入力したのは“高齢出産”でした。

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産む気なのか…セツ!

閉店間際のアミーゴスでは「お前、あの2人に厳しいよな!」と店長に指摘された亮。

「恋愛とか、浮気とか、不倫とか…よくやるなって感心してますよ、さすがは昭和生まれ。面倒くさいから俺は人を好きになったりしない。そりゃあ節税にもなるし、将来的には気の合う人と結婚したいとは思ってますけど。」

「じゃあ、性欲だけか…あれはやっかいだからな!」

「セックスはしなくていいかな。面倒くさい。」

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かなりドライな平成男児…それにしても意味深な亮の発言。彼のこと、もっと知りたくなります。

『女ともだち』第2話まとめ

高齢出産を検索したセツ、ついに浮気夫と対峙して最悪の返答を食らったちさと。

ドラマとは、他人事とは思えないリアル感に怖くなりました。

そして、ドライな恋愛感覚を持つ亮。

彼が恋愛にこれほどまでに希望を抱けなくなってしまった理由が気になります。

第3話は、東京タワーレベルのプライドを持つ平成女子vsセツとちさとの昭和女子の舌戦!

恋愛について、女の生き方について、深く考えさせられる時間になりそうです。

※『女ともだち』次回第3話も続けて読みたい方はこちら

『女ともだち』第3話あらすじ・ネタバレ感想!プライドが東京タワー越えの平成女子、妄想が大暴走!