『女ともだち』第11話あらすじ・ネタバレ感想!不倫男に振り回される女たちの決断と悲劇!

『女ともだち』第11話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『女ともだち』公式ページ

「女同士の恋愛相談舐めないで!どれだけ個人情報だだ漏れでアンタらのこと喋ってるか…」

第10話で不倫男に向けて女ともだちが放ったひと言!

男性が思うよりももっと、女たちは深く語り合っているものです。

個人情報が全裸状態で登場人物全員集合、濃厚なストーリー展開の最終話の1つ前。

苦渋の決断をした主人公たちに、さらなる悲劇が襲います。

『女ともだち』前回第10話のあらすじと振り返り

不倫をなじるビラに悩むセツ(原沙知絵)。

犯人は、とうとう命まで狙った直接的な危害を加えてくるまでに…このままではお腹の赤ちゃんまで危険に晒されてしまいます。

不倫相手・保(袴田吉彦)に問うと、彼の妻の姪であるマミ(凜美)が犯人と判明!

マミに会いに行ったセツは「私の子供を殺す権利はない」と一喝。

すると、マミからは“叔母(保の妻)も妊娠中だ”という衝撃の事実を告げられてしまうのでした。

一方、浮気相手の所へ行ったまま戻らない夫への未練に悩むちさと(磯山さやか)は、ようやく踏ん切りをつけて“1人で人生をやり直す”ことを決意!

しかし、そう決めた矢先、夫のミツル(竹財輝之助)はノコノコと家に戻ってきます。

セツ&ちさと、揺れる女たちの決断は!?

『女ともだち』第11話あらすじ・感想


浮気家出夫ミツル(竹財輝之助)の突然の帰宅で、気になるその後

「トラさん聞いて!」

開店準備中のアミーゴスに時間差でズカズカと入ってきたのはセツ(原沙知絵)とちさと(磯山さやか)。

2人は苦悶の表情を浮かべながら、登良松店長(八十田勇一)の前に陣取ります。

「毎度毎度、よくそんないろんなことがありますね…」

バイトの杉浦亮(須賀健太)は、少し嫌味を言いながらも泣きじゃくる2人に優しくティッシュを渡します。

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第10話後半で起きた衝撃の出来事…“本妻の妊娠発覚”と“浮気夫の突然帰宅”。セツとちさとは、そのことでアミーゴスへ駆けこんできたのです。

まずは、ちさとが昨晩から今朝にかけてのことを話しだします。

夜遅く、不倫相手から逃げられたと言って平然と戻って来た夫・ミツル(竹財輝之助)。

家から追い出そうとすると、チー助(鳥越壮真)が「パパ、行っちゃダメ!」としがみついて離れず…息子の必死の抵抗に遭い、追い出すことができませんでした。

翌朝目覚めると、キッチンには仲良く朝食を作る父と息子。

すぐそこにある“絵に描いたような幸せな家族の光景”…それが絵空事だと知っているちさとの心はザワつき、彼女は物憂げな顔をします。

昨夜のことなんて何もなかったように振舞うミツルが、嬉しそうに携帯のカメラで朝食風景を動画に…彼は素っ気ない態度をとる妻にカメラを向けて「ひと言どうぞ!」と笑いかけます。

「レンズ通してしか…私の顔、まともに見られないの?」

ジッと睨まれると、ミツルはゆっくりカメラを下げます。

食卓の雰囲気が一変すると、楽しそうにしていたチー助は無言で席を立ち部屋を出て行きます。

ミツルが怪訝な顔をしながら、小声で「子供の前だけでも取り繕えないのか?」と。

ちさとは「チー助はこの状況をとっくに理解している」と意見を述べます。

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息子の前で取り繕わなくなったこと…ちさとの大きな変化を感じます。

「…それで、耐えきれなくなってきちゃった。」

ちさとがアミーゴスに来たいきさつを語って、うな垂れます。

「それは最悪だね…」

ミツルへの怒りに震えながらセツが言います。

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話を聞いて憤りMAXのセツ。彼女の怒りが2倍なのには訳が…今度はセツが語りはじめます。

逃げてきた女たちと追ってきた男たち、アミーゴスに全員集合で戦々恐々!

「叔母も妊娠して、赤ちゃんを産む。その子の兄弟よ!」

保の姪・マミ(凜美)が残した捨て台詞が、セツの脳内で反芻されます。

「…あの後、平井くんにもう別れるって電話しておしまい!」

ちさとも「最悪ね…」と怒りに震えます。

これからどうなってしまうのか、想像もつかない展開。

話を聞いている亮と七海(森田涼花)も、渋い表情でセツ達の今後を心配します。

すると、そこへミツル登場!

飛び出したちさとを探して店にやってきます。

ミツルはセツへ軽めに挨拶し、睨みつけるちさとに「家で2人で話したい…」と語りかけます。

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誰かを探してアミーゴスに辿り着いたのはミツルだけではなく…

「やっぱりここにいた…セツ、なんで電話でないの!?」

続けざまに現れた保(袴田吉彦)。

彼もちさとへ軽めの挨拶。

露骨に嫌な顔をしたセツは、保を避けるように立ち上がります。

ミツルと保はお互いに目が合うと、初対面の挨拶を交わします。

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まさかの全員集合!ミツルも保も「話しがしたい!」と説得にきましたが…

「あなたと話したいことなんてない!」と取り付く島もないちさとに困惑するミツル。

空気を読まない保が「ここ結構、料理イケるんですよ」とミツルに話しかけます。

最終的に亮に促され、4人は期待外れの合コンに来たような奇妙な雰囲気で着席することに。

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保のマイペースっぷりに笑ってしまったひと幕!

そんな彼らに豚肉のサンドイッチが出され、保はすぐにパクつき「うまい!」と笑顔。

ミツルは店内を見回しながら「お店来れてよかった…仕事は順調?」と話しかけ、ちさとは「まだ、内職程度…」と答えます。

「俺は寂しくて仕事もはかどらない」と俯きながら呟くミツルに、一瞬ちさとが持っていかれそうになります。

空気を察したセツが「何にもなかったフリして日常に滑り込んでくる、いつものやり方ですか…いつも済し崩しに許してきたけど、今回は訳が違うから!」と口を挟みます。

「セツちゃん…それ、誰に向けて言ってるの?」

横に座っている保を意識しながら、ミツルがセツに反撃。

少し動揺しつつも、セツは「なに呑気に食べてんの?2人共、そんなことしに来たの?」と男たちを叱ります。

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この後、ミツルが出戻った意外な理由が明らかに!

セツ(原沙知絵)とちさと(磯山さやか)が下した決断とは?

「独り言だと思って聞いて。俺は家にはもう戻らない。元からそのつもり、許してもらえると思ってない。」

ミツルは、息子に黙って出て行ったことが心残りで一旦帰宅したと出戻った理由を語ります。

そして、別れる前に家族の姿を動画に残したかったと話します。

「悪いけど、チー助の姿を撮って送ってくれないか?」

そう言うと、ミツルは芝浦にある“ホテルプラシア”の住所と電話番号のメモ書きをテーブルへ。

暫くはそのホテルに滞在すると告げて去ろうとします。

咄嗟に呼び止めたちさとに、振り向いて「俺を許せない?」と問うミツル。

「わからない。でも、憎むことにももう飽きた。どうでもいい。」

「愛も憎しみもなしか…」

寂しそうな顔をしたミツルは、一礼すると店を出ていきました。

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目前で夫婦の決別を目の当たりにした保…焦ります。

保は「俺は嫌だ…俺は別れたくない!」と訴え、無言を貫くセツに「ちさとちゃんたちが別れたからって、俺たちも別れることないでしょ!」と畳みかけます。

ちさとは「よくそんなことぬけぬけと…」と呆れ顔。

保は「ちさとちゃんには関係ない」と一線置きます。

「セツの次にあなたのこと知ってる位の関係しかないけど…女同士の恋愛相談を舐めないでください!どれだけ個人情報だだ漏れで、アンタらのこと喋ってるか!」

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店長たちは「その次くらいに俺たちは知ってる」とボソりw

ちさとは、「妻とは冷え切っていて愛しているのは君だけ…」とセツに何度も言ってきた保の言動をズバリ指摘。

「不倫男の常套句にコロッといく親友もバカだけど、信じたくなるくらいあなたのこと愛してたのよ!」

「愛してるのはセツだけだ!!」

この後に及んで断言する保。

その言葉を聞いて、ついにセツが「じゃあ、なんで奥さんが妊娠を?」と問います。

バツの悪そうな顔をした保は「それは一度だけ…」と言葉を濁します。

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奥さんとの行為を認める、セツにとって残酷な保の言葉。

「弁解は聞かない。二度と顔を見たくない…別れる!」

触れようとする保から逃げるセツ。

スッと間に入った亮が「御代は結構ですからお引き取り下さい!」と。

保は、セツの名を何度も呼びながら強制的に店から出されます。

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男気半端ない亮、カッコよすぎました!ホッとしたのも束の間、心身共に辛い修羅場を乗り切ったセツに、さらなる悲劇が…

ホッとしたのも束の間、セツ(原沙知絵)に降りかかる悲劇

「本当はまだ…好きなんですよね?」

亮は2人に問いかけます。

セツは「時間が経ったら、またあの人のこと許しちゃう。いいチャンスだった…怒りが冷める前に決着つけてしまいたかった」と。

ちさとは「もう許すことできない。2人を愛してると言った彼は、あの女を選んだ…決心ついた」と。

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時間が経ったら許してしまう…これ、わかる!いい意味でも、悪い意味でも、感情は時に流されてしまいます。

突然、セツがお腹に手を触れ、苦しみだします。

急いで救急車で運ばれますが間に合わず、赤ちゃんは助かりませんでした。

ちさとが保に何度電話しても連絡取れず。

点滴を打ちながらベッドで声も出さずに1人、静かに涙を流すセツが映し出されます。

一方、ミツルが帰って来ることのないちさとの家では、寂しそうなチー助が家族写真をずっと眺めています。

「よく聞いて。パパはもうお家に戻って来ない。パパがよその女の人を選んで、ママはそれが許せなかった…だから出て行った。続きは大人になってから。」

まだ大人の事情を理解できないチー助は、おもちゃ同士を乱暴に打ち付けたりして“どうしようもない感情”を吐きだします。

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大人だって苦しいんだから、子供だって苦しい…心の葛藤が伝わってきます。

そんな中、けたたましく連打されるチャイム!

ミツルの浮気相手・チャコ(片山萌美)が家におしかけてきました。

インターフォンを見てため息をつくちさとでしたが、無視することなく玄関へ向かいます。

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チャコの常軌を逸した行動…果たしてどうなる!?

妻vs浮気相手…家の玄関先にて、仁義なき戦いが再び勃発!

「ミツルさん出して!」

玄関扉をこじ開けるようにして顔を出してきたチャコが怖いトーンで要求してきます。

「突然おしかけてケンカ売ってきて…あなたって本当に礼儀知らず。あなたに知らせる義務はない!」

ちさとの言葉など気にも留めず「お高くとまってんじゃねーよ、オバサン!」と暴言を吐くチャコ。

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攻防再び!第5話でのことを思うと…ちさと頑張れ。

チャコはミツルを探すため、家の中に強引に侵入しようとします。

必死で押しのけたちさとは「1歩でも入ったら警察に訴える!動画が証拠よ!私には守らなきゃいけないものがあるの!」と携帯カメラをチャコに向けて録画しはじめます。

保育士をしていたチャコは、家の中にいる“ちさとが守りたいもの(チー助)”を察し、トーンダウン。

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ちさとの撮っている動画が、波紋を呼ぶことに!

「じゃあ、ミツルさんに伝えて。おい、ウソつき野郎!あんたは全部口だけ。あんたはイケてると思ってるけど。キモイんだよ…オッサン!地獄に堕ちろ、私の人生の時間返せ!」

矛先をこの動画を見るであろうレンズ奥のミツルに向けて、チャコはカメラ目線で心の丈を叫びます。

「アンタのことなんか、最初っから一度も…好きなんかじゃなかったんだから…」

「言いたいことが済んだならお引き取り下さい。」

カメラを構えたままのちさとに言われ、チャコは引き返していきました。

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ふり乱した髪の隙間から見える目が潤んでいるチャコ。心と裏腹なことを精一杯強がって言っている…本当は凄く好き。チャコの悲哀を感じました。

愛息チー助(鳥越壮真)が教えてくれた真実!

ちさとは別れを決意し、ミツルに送るメッセージ動画を撮ります。

「呆れちゃうわ…あんな女に惚れてたわけ?浮気するならもっといい女にしてよ。いかに大きな過失を犯したか身に染みた?苦しんで、悩んで、恥じて…当然の報いよ。これが私からの最後のプレゼント。さようなら。」

撮り終えるとこれを送信。

そこへ、チー助がやって来ます。

「僕も撮る!パパに帰ってきてって言う…パパは帰ってくるよ。パパは女の人より僕とママがの方が好きなんだよ。だから、女の人は怒ったんだよ?」

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物事の本質を見抜く…純粋で鋭い子供の放つ言葉にハッとさせられました!

ちさとはただただチー助を優しく抱きしめます。

チー助の言葉を受けて、チャコを撮った動画を見返したちさと。

「最初っから一度も…好きなんかじゃなかったんだから…」

言葉では罵っていても“あなたを愛していたのに…”と伝わってきます。

そして、ミツルに向けられたチャコの怒りの眼差しを見て気づくのです…チャコは“ミツルが自分とチー助を選んだ”ことに憤っていたのだと!

急いで送信済みの決別動画を削除しようとしますが、時すでに遅し。

ミツルの既読がついたその動画は削除できません。

ちさとは慌てて電話をかけると「動画まだ見てないわよね?間違っちゃって。その動画は見ないで削除して…お願い」と涙ぐんで声を震わせながら夫へ懇願。

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ラスト、妻の悲哀の詰まったナレーションが流れます。

<いい年して…まだ強がってる私。いい年になっても、そんな女の寂しさに気づかないあなた。10年も暮らしてちっとも近づけなかった私たち。>

『女ともだち』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

声を出さずに泣く姿が印象的だったセツ。

最終話では、またセツの笑顔が見られるといいなと願わざるを得ません。

「ついに亮くんにも恋の訪れかー!」

そんなセツのセリフ予告が流れ、亮の恋バナへの期待値高まる最終話!

セツとちさとはどんな道を選ぶのでしょうか。

“女ともだち”の行く末を、最後まで見届けましょう。

▼次回第12話(最終回)も続けて読む▼