大雨が降ってきたために、このままでは蠣の赤ちゃんが海に流されてしまうと判断した龍己(藤竜也)は、これを引き上げに1人船を出すも足を怪我して帰ってきました。
普段は夜に海に出ることなどしない龍己に無茶をさせたことで、未知(蒔田彩珠)は両親からこっぴどく怒られます。
所詮子供の自由研究、そんなに怒ることではないと龍己が言うと、未知は激怒します。
気仙沼のことを思って調べてきたのにと訴えると、耕治(内野聖陽)はあることを話すのですが、それがまた未知を苛立たせることに…。
険悪になっていく家の雰囲気。
百音(清原果耶)はどうするのでしょう。
そして、亮(永瀬廉)の父・新次(浅野忠信)の過去も明らかに…。
目次
朝ドラ『おかえりモネ』前回第4週17話のあらすじと振り返り
自由研究で蠣の赤ちゃんを気仙沼で作って、蠣の絶滅を防ぎつつ経済的な余裕を生み出そうと研究をする未知(蒔田彩珠)の姿を見た百音(清原果耶)と三生(前田航基)は、今の自分はこれでいいのかと焦りを覚え始めます。
耕治(内野聖陽)がバーベキューをしようと言い出し、百音は薪を取りに行ったのですが、そこには色々な種類の木が並んでいることに気づきます。
かつて漁師は船や釣り座を作るために良質な木を求め、また木の栄養が水に含まれると、海に住む蠣にもその栄養が入る。
関係がないように見えても何かで繋がっている…龍己(藤竜也)のその言葉を思い出して、百音は木の匂いを嗅ぎながら、このひと時を楽しみます。
天候が崩れてくるため、蠣の赤ちゃんがついたホタテは引き揚げたほうが良いと龍己に言われるも、自分で決めると言って行動をしない未知。
その姿を百音は心配そうに遠くで見つめます。
そして、トランペットを取りに町へ出た耕治は、そこで亮(永瀬廉)とその父・新次(浅野忠信)と出会うのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おかえりモネ』第4週18話あらすじ・感想
耕治(内野聖陽)と新次(浅野忠信)
ホタテを引き揚げろという龍己(藤竜也)に、未知(蒔田彩珠)はまだ粘ると豪語。
自分で決めろと言っただろうと未知が押し切ると、龍己は「勝手にしろ」と言って、未知の研究室を出ていきます。
天気が刻一刻と悪くなっていく中、2人の様子が気になる百音(清原果耶)。
そして亜哉子(鈴木京香)の元には、夫・耕治(内野聖陽)から電話がかかってきて、新次(浅野忠信)と少し飲んでから帰ると聞かされます。
KAMUI
酒を傾けながら話す耕治と新次。
かつては腕のいい漁師であった新次ならば、またやっていけるだろうと耕治がいうと、新次は「あんたはあの時もそうやって正しいことを言っていたな」と肩を叩きます。
帰り際、外は雨が強くなると耕治が傘を差しだすと、「あんたは本当に準備が良いよな」といって、新次は店を出ていくのでした。
KAMUI
「たかが高校生の自由研究」に、未知(蒔田彩珠)は怒り爆発
雨の量はどんどん増えていき、ホタテを引き上げるデッドラインを越えてしまいました。
そこで龍己は1人、暗い海に船を出し、ホタテを引き上げに行きます。
雨風が吹きすさぶ中、未知は後悔の念を叫び自分も行こうとしますが、危ないからと百音が彼女を引きとめます。
家に戻って来た龍己は、足をくじいた様子。
百音が手当てをしている間、未知は両親から怒られます。
心から反省する未知ですが、手当から戻って来た龍己が「「たかが高校生の自由研究」なんだからそこまで怒るな」と言うので、彼女は激怒します。
「気仙沼のため、蠣を根絶やしにしないために必死で資料を集めて研究をしているのに、そんな言い方はないだろう、もっと真剣に向き合ってよ」と未知は声を上げるのでした。
KAMUI
永浦水産の現状、ヒートアップする家族の間で百音(清原果耶)は…
蠣の赤ちゃんは浅瀬でしか生まれない。気仙沼には浅瀬はあっても、そこの設備を整える金が何処にあるんだと龍己が反論。
さらに耕治は、震災の影響により、永浦水産は今借金をしている状態だと説明します。
3年経ってようやく返済の目途が立ってきたところで予算はないから、未知の夢にまでは手が回らないと耕治も彼女を説得します。
納得するしかない未知。
しかし、ここで未知の中にはまた別の怒りが沸き上がってきました。
銀行員の耕治のお金の話は確かに正しい。
未知は、お金で損することが悪だと考える耕治のせいで亮(永瀬廉)の家は大変になった。父・新次はとっても辛かったのに、その正しいことを言って船を諦めさせたんだ!と、自身の父を責めます。
すると今度は亜哉子が激怒。
だんだんと雰囲気が悪くなっていくのを察した百音は、以前耕治が作った笛をピーッ!と吹いて張り詰めた空気を壊し、登米で習った法度汁を作ると言って場を和ませるのでした。
みんなで法度汁に入れるための米粉を練り始めると、未知は静かに龍己に謝罪。
そうして家族は再び笑顔を取り戻すのでした。
KAMUI
朝ドラ『おかえりモネ』第4週18話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
耕治からもらった笛を吹いて、その場を和ませたモネ。
「突発的に笛を吹くことしか選択肢がないモネがとても切なく思えたんですけど、
“家族がいったん落ち着くことができるきっかけ”をモネが作っていると思うと頑張らなきゃって、
笛を吹くまでドキドキでした。」( #清原果耶 さん)#おかえりモネ pic.twitter.com/EVCZB1PDyh— 「おかえりモネ」5/17スタート! (@asadora_nhk) June 9, 2021
震災で亀島全体が火事になり、色々なものが壊れてしまったのだから、その損失は計り知れないもの。
新しいことをやりたいと思っても、今は自分たちの足場をどうにかせねば!という状態なのでしょう。
それで亮の家が大変になり、船を諦めることになり、苦しんでいるのを未知は見ていたってことなんですね。
漁師としての腕があっても船がなければ何もできない。
そりゃ新次もグレて飲みに歩きますわな。
そして亮は周りから「お父さんは元気か」と聞かれても何とも言えない表情…これはツライ。
これを目の当たりにした百音は、どんな結論を出すのでしょうか。
また次に期待です。
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