『おちょやん』第9週41話あらすじ・ネタバレ感想!懐かしの道頓堀に迎えられるも、幕も上がらず一座終了?

『おちょやん』第9週41話あらすじ・ネタバレ感想!懐かしの道頓堀に迎えられるも、幕が上がらず終了?

出典:『おちょやん』公式ページ

大山鶴蔵(中村鴈治郎)の鶴の一声によって、4年ぶりに道頓堀へと帰って来た千代(杉咲花)は、お世話になった多くの人から「おかえり」と喜ばれます。

再び岡安に身を寄せることになった千代は、シズ(篠原涼子)と肩代わりしてもらった借金について話すと、恩を返す相手が違うと言われるのですが…一体どういうことでしょう。

そして、新しい一座の顔合わせに出向くと、懐かしい顔のほかに、曲者たちが待ち構えていました。

そして、幕も上がらないまま、一座終了の予感!?

ドタバタな1週間が今週もスタートです!

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『おちょやん』前回第8週40話のあらすじと振り返り

芝居を続けることを決意した千代(杉咲花)は、小暮(若葉竜也)からのプロポーズを断り、彼もこれを受け入れました。

千代には女優を続けてほしいと思っていた小暮は、千代がいない間にカフェー・キネマでビールをたくさん飲み、千代は月間のビール売上レースの一位に。

主演女優にしてあげられなかったから、せめて1位をと奮闘してくれた小暮に千代は涙するのでした。

気持ちを新たに女優業を頑張ろうとした千代ですが、なんと撮影所をクビになってしまいます。

しかし、それはカメラでは千代の魅力は収まりきらないという大山鶴蔵(中村鴈治郎)と片金所長(六角精児)の判断。

千代は舞台女優へと転身します。

美髪部、守屋(渋谷天外)、そしてカフェー・キネマで共に働いたみんなに見送られながら、千代は京都を離れ、道頓堀へと戻っていくのでした。

【ネタバレ】『おちょやん』第9週41話あらすじ・感想

4年ぶりの道頓堀は様変わりしつつも、千代(杉咲花)を温かく出迎える

昭和3年夏。

4年ぶりに道頓堀へと帰って来た千代(杉咲花)に会うと、皆は「久しぶりやな」「おかえり」と喜んでくれます。

千代を船で逃がした物乞いからも「大女優のお帰りや」と言われ、千代は笑顔で「ただいま」と返します。

すっかり様変わりしてしまった道頓堀。

岡安とライバル的存在であった福富は、芝居茶屋を辞め、楽器屋兼ジャズ喫茶となっていました。

福助(井上拓哉)が父・福松(岡島英昭)と共に菊(いしのようこ)を説得し、お茶子として働いていた椿(丹下真寿美)たちはウエイトレスとしてそこにいました。

「これからはジャズやで~」とお客さんにレコードをすすめる菊。

しかし、福富のご寮人であるシズ(篠原涼子)とは相変わらず犬猿の中だそうです。

KAMUI

確かに雰囲気は変わった感じはしますが、千代にとって夢の国であることはきっと変わらないでしょう。

千代(杉咲花)が恩返しをする相手は岡安ではなく道頓堀

千代が岡安に戻ってくると、お茶子さんたちもみつえ(東野絢香)も大喜び。

「よく自分の言いつけ通りにしたな」とハナ(宮田圭子)が喜ぶそばで、「映画で何度も見たせいで懐かしさを感じないが嬉しい」と話す宗助(名倉潤)。

千代は撮影所にいたこともあり、「百様と会ったことある?」などと聞かれます。

さらにお茶子たちの間では「百様だ」「妻様だ」「音様だ」と誰が一番か大論争が起きていました。

KAMUI

百様は高瀬百々之助(佐藤太一郎)ですね。話すどころかひどい目に遭わせまくっていましたね(笑)妻様は市川妻五郎という男。当時のスター俳優の市川百々之介、阪東妻三郎のことでしょうかね。というと音様は上川音二郎かしら?

そしてついにシズと再会を果たす千代。

シズは涙をこらえながらも笑顔で「おかえり」と言ってくれるのです。

そしてここはすでに千代の家でもあります。

お茶子として働いていた部屋を使って良いといわれると、千代は大喜び。

父の借金を返すという話をしようとすると、千代はシズから「それより、道頓堀のみんなに恩返しをしなさい」と言います。

あれはシズが出したお金ではなく、道頓堀のみんなから集めたもの。

そして、「ここは芝居の街です。ええ役者になって、ええ芝居をしなさい」とシズは千代に言います。

「ええ芝居するだけやったらあかん。主役張るくらいの女優になって稼いで返します!」

道頓堀は様変わりしたが岡安はこのまま、安心しなさいとシズは言います。

実は組見がなくなってしまったことにより、岡安も危機的状況にさらされているのですが、千代に余計な心配をかけまいと、シズはそのことを隠すのでした。

KAMUI

早々に方向転換した福富と芝居茶屋を貫く岡安。この差は、シズにもちょっと辛いものを感じさせますよね。

一座集合。波乱の顔合わせに、幕も上がらず終幕!?

自室で荷ほどきをし、その夕方の顔合わせのため、言われた場所へと出向く千代。

しかし、そこにいたのは曲者ぞろいの面々でした。

元歌舞伎俳優の小山田正憲(曾我廼家貫太郎)は隅で何かを食べ続け、歌劇団出身の石田香里(松本妃代)は発声練習、そして東京新派劇の名門・花菱団の元トップ女優・高峰ルリ子(明日海りお)は常にカメラ目線!

KAMUI

明日海りおさん…宝塚女優がやってきましたよ!

さらに、元天海天海一座の役者である、天晴(渋谷天笑)、徳利(大塚宣幸)、漆原(大川良太郎)、そして千之助(星田英利)の付き人の百久利(阪口涼太郎)が座員として登場します。

KAMUI

阪口涼太郎さん…朝ドラ『エール』で薔薇持ってお見合い写真に映っていましたよね。連続脇役出演!?すごいなぁ…とビックリです。

この一座を任された熊田(西川忠志)から座長を紹介されるのですが、そこで登場したのは一平(成田凌)。

千之助が座長をやるんじゃないのかと声を上げた百久利は、千之助がいないと知るなり辞めると言い出します。

そして、徳利、天晴も、千之助がいないのなら客は呼べない、役者を辞めるとまで言うのです。

これを千代は必死に引き留めるも、一平は止めようとません。

波乱の幕開け…いや、幕も開かずに一座は危機的状況に陥るのでした。

KAMUI

いつものことながら、ドタバタすぎですよ(笑)

『おちょやん』第9週41話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

大山鶴蔵の鶴の一声で映画女優から舞台女優へ転身するも、一座がこんな状況です。

芝居をして恩返しするどころか、劇団の旗揚げさえままならない!

千之助の力がそれだけすごいということと、一平では無理だということ、これを覆さない限りは難しいようですね。

女方の漆原さんは残ってくれそうだからちょっと安心はしたものの、ここからどうなっていくのでしょう。というか、千之助はどこに?

芝居が盛り上がれば、岡安を救うことにもつながりそうな予感。

今週も千代ちゃんを全力応援です。

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