ドラマ『なつぞら』第4週(第22話)あらすじ・ネタバレ感想!魂=真似するではなく自分を出す、ということ。

出典:『なつぞら』公式Twitter

十勝で酪農に寄り添い、後にアニメータへの道を突き進んでいく女性・奥原なつ(広瀬すず)の物語『なつぞら』の第4週22話。

「魂を作れ」という倉田隆一(柄本祐)の言葉に対し「魂なんて作れません」という山田天陽(吉沢亮)。

不穏な空気が流れた前回の第21話

今回は、あれ?という展開が次々と起こっていきます。

それでは、『なつぞら』第4週22話のレビューをご覧ください。

ドラマ『なつぞら』第4週「なつよ、女優になれ」第22話あらすじ

倉田先生(柄本佑)が指示する言葉の意味がわからないなつ(広瀬すず)。

演劇の稽古を見ていた天陽(吉沢亮)は倉田に疑問を投げかける。

すると倉田は、思わぬこと天陽たちに打ち明けた。

そのころ剛男(藤木直人)は、山田正治(戸次重幸)とタミ(小林綾子)に、今後は牛乳を農協が一括管理してメーカーに売りたいと説明。

ところが山田は、泰樹(草刈正雄)がそのことに反対しているのではないかと剛男にこぼし…。
出典:NHK

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【ネタバレあり】ドラマ『なつぞら』第4週(第22話)の感想

倉田隆一(柄本祐)対山田天陽(吉沢亮)の結末

天陽(吉沢亮)の一言は、明らかに場の空気を止めました。

演劇を何もわからないやつが!とか言い出すのかと思いきや、

「俺が言いたいことも、ほぼ、彼と同じようなことだ」

倉田先生(柄本祐)。異を唱えられたから止まったんじゃないのかい!

魂を作れと言われてもわからない。

ほかの魂を作らないといけないのかというと、そういうことではないのです。

役の気持ちや魂は、台本に入っていません。

だから、役者一人一人の中にしかない、個人の気持ちや魂が必要。

自分の魂を使って演じるしかないんです。

なつ(広瀬すず)が怒られ続けたのは、自分らしさを出さず、登場人物を真似しようとしただけだったみたいです。

この言葉に、なんとなくではあるものの、なつは納得することができたみたいです。しかし、明確に答は出てきていません。

さて、ところで天陽はどうしてこんなことを言い出したのか?ということです。

怒られ続けるなつが可哀想に思ったのかと思いました。

「イライラしたから、なっちゃんの演技に」

天陽くん、さわやかな笑顔の裏にそんな想いが……。

演劇をよくわからなくても、見ている方は意外と見抜くことができるもんですからね。そういうことなのでしょう。

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山田正治(戸次重幸)の二つの気持ちが見える

正治(戸次重幸)が乳業メーカーに安い値を付けられたことを聞き、剛男(藤木直人)は山田家へと足を運びました。

正直、乳業メーカーの脂肪検査の実態は、農家は知ることができないことです。

この状態を解決させるには、農協で一挙に脂肪検査をするほかありません。

しかし、泰樹(草刈正雄)がこれに賛成しない限り、他の酪農家も団結などできないというのが現状です。

このことを伏し目がちにいう正治。

剛男からは、質よりも量を今は優先しようと言われる始末。

せっかく作っても、大量に作らなくては駄目だという見解に、正治は苛立っているように見えます。

しかし、山田家が北海道の地を離れずに生活をすることができるのは、泰樹のおかげです。

恩がある一方、現状を打破できない原因も泰樹。

正治の心は穏やかにはなれませんね。

なんとももどかしい気持ちになりました。

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小畑雪次郎(山田裕貴)が柴田夕見子(福地桃子)を無視しすぎる

役者論について語る雪次郎(山田裕貴)となつ。

しかし、夕見子(福地桃子)がこれに対して茶々を入れようとするのです。

雪次郎「世界中の俳優が悩んでいるんだろうな」

夕見子「あんた俳優なの?ただの高校生でしょ」

雪次郎「先生は自分らしくなんて言うけど自分らしくが一番難しい」

夕見子「ただの高校生でしょ?」

雪次郎「僕ら俳優は、役の心を魅せるためだけに集中しないとだめだ」

夕見子「農業高校生が何を主張してるの?」

雪次郎はなつに語り掛け、夕見子の言葉は総無視です。

しかし、言葉の答えを夕見子があっさりと理解し、ふたりに説明してしまいました。

それで納得できたなつと雪次郎。

普通科に通い、ロクに手伝いもせずに本ばかり読んでいる娘は、こういうとき賢さがスゴイ出るもんですね。

それにしても、無視しすぎでしょ、雪次郎よ。

めげずに口を出し続ける夕見子もあっぱれです。

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泰樹(草刈正雄)は心配し、富士子(松嶋菜々子)は応援したい

芝居に対して正解が見つからないなつは、家でも練習をするようになります。

しかし、その相手は牧場の牛です。

牛に対して自分のセリフを話している姿は、悩みを牛に相談しているように見えます。

そんななつを見た泰樹は、一層なつのことを心配し始めます。

先週までのガンコで堂々とした開拓民の姿ではなく、孫娘大好きなひとりのおじいちゃんです。

オロオロとした様子で「どうしたなつ」と言いますが、こちらから言えば、どうした泰樹!ですよ。

練習しているところを見られたなつは、笑ってその場を離れますが、泰樹の焦りは消えません。

いやほんとに、どうした泰樹!

また、なつは演劇をしながらも、農業も絡めたことをやりたいと思うようになっていました。

農業に携わり、農業高校で演劇をするからこそ、そう思ったのでしょう。

その想いの中には、柴田家に親切にしてもらったという恩返しの気持ちもあるみたいなんです。

これを聞いた富士子(松嶋菜々子)は、ちょっと寂しい気持ちになります。

なつと自分たちは、やはり本当の家族にはなれず、自分はなつの本当の母にはなれない。

第2週でも悩んでいたことは、富士子の中で解決できていたことではないみたいです。

越えられない壁があることは、仕方がないと受け止めないといけないと思いつつ、富士子の中では、やっぱりなつには本当の母親のように思ってもらいたかったのでしょう。

だからこそ「親切にしてもらった」という言葉に対し、富士子はなつを応援したいと思うのです。

血は繋がっていなくても、お互いへの愛情は十分にあると思えます。

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門倉努(板橋駿谷)はなぜそのポジションにいるんだ

倉田がいない間も、演劇部での稽古は進みます。

魂を作るということに悩みながらもお芝居をするのだが、ひとつ不思議だったことが。

倉田が座っていた演出ポジションに、なぜか門倉努(板橋駿谷)がいるのです。

そのうえ、村長役に貫禄を感じないと指摘をすると、いつの間にか自分が村長役になっています。

いや、確かに貫禄はあるのですが…裏方だったんじゃないんですか?

そんな門倉の言動に対し、周囲は唖然としますが、衣装をチクチクと縫う居村良子(富田望生)だけは呆れます。

門倉くん、このまま村長役やるんですか?倉田先生、きっと知りませんけど…。

この配役についても、今後どうなっていくのか気になるところです。

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ドラマ『なつぞら』第4週(第22話)まとめ

最後の最後に、なつは初めて自分の感情を使って芝居をしました。

なつの目から自然に涙がこぼれ、これを見ていた門倉、良子、雪次郎に天陽、みんながなつにくぎ付けになりました。

なつが女優としてひとつ成長した瞬間でしたね。

次回はどんな仕上がりを見せるのか、とても楽しみですね。

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