自他ともに認めるカメレオン俳優・中村倫也。
連続テレビドラマ小説『半分、青い。』で“マァくん”こと朝井正人役を演じ、大ブレイクを果たしました。
長い下積みを経て手に入れたシリアスからコメディまでどんな役柄もこなす表現力は、近頃さらに凄みを増しています。
ということで、今回は変幻自在な中村倫也が出演したおすすめの映画を10作品と、公開予定の3作品をご紹介します。
目次
中村倫也出演おすすめ映画11選
『水曜日が消えた』
幼い頃の交通事故をきっかけに解離性同一性障害を患い、ひとつの身体の中で曜日ごとに入れ替わる7人の自分を持つ“僕”(中村倫也)。
性格も個性も異なる7人は、お互いを各曜日の名前で呼び合い、不便ながらも平穏に暮らしていました。
その中でも一番地味で退屈な存在である“火曜日”は、他の曜日に何かと雑務を押し付けられる損な役回り。
しかし、ある日“火曜日”が目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気づきます。
…そう、“水曜日”が消えてしまったのです。
大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』にCGアーティストとして参加した吉野耕平の長編映画監督デビュー作となった『水曜日が消えた』。
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『屍人荘の殺人』
神紅大学・ミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木龍之介)と明智恭介(中村倫也)は、ひょんなことから女子大生探偵の剣崎比留子(浜辺美波)に出会います。
比留子に誘われて、いわくつきの音楽研究会の夏合宿に参加することになった葉村と明智ですが、そんな合宿中に何も起きないわけがなく、初日の夜に思いがけない事態に巻き込まれてしまいました。
一同は合宿先の紫湛荘に立てこもらざるを得なくなりますが、他殺体が発見される事件が発生します。
中村倫也が演じたのは、ミステリー愛好会会長で、神紅のホームズを自称する明智恭介。
学内で起きた事件を解決に導くキレ者であり、変わり者です。
主人公・葉村を演じる神木龍之介とはコミカルでテンポの良いやり取りを披露し、ドラマ『崖っぷちホテル!』でナイスコンビだった浜辺美波とも再共演。
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『台風家族』
鈴木夫妻が銀行から2000万円を強奪し、行方不明になって早10年。
長男・小鉄(草彅剛)は、妻・美代子(尾野真千子)と娘・ユズキ(甲田まひる)を連れて10年ぶりに実家を訪れ、長女・麗奈(MEGUMI)、次男・京介(新井浩文)とともに空の棺を2つ並べただけの仮想葬儀を始めます。
葬儀が終わった頃に末っ子の三男・千尋(中村倫也)がようやく到着したと思いドアを開けると、外に立っていたのはチャラチャラした男でした。
中村倫也が演じたのは、鈴木家の三男・千尋。
実家に集まった4人兄弟が遺産分与をめぐって醜い争いをする中で、絵に描いたように甘ったれた末っ子を演じていました。
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『長いお別れ』
父・昇平(山崎努)の70歳の誕生日を機に久しぶりに集まった娘たちは、母・曜子(松原智恵子)から厳格な父が認知症になったという事実を知らされます。
少しずつ記憶を失い、父でも夫でもなくなっていく昇平の様子に戸惑う家族ですが、そんな昇平と向き合うことで、それぞれの悩みとも向き合い始めます。
そんなある日、家族の誰もが忘れていた思い出が昇平の中で息づいていることがわかります。
中村倫也が演じたのは、蒼井優演じる次女・芙美の中学の同級生である磐田道彦。
芙美と再会し、少しずつ距離を縮め恋人になっていくという役どころです。
バツイチ子持ちで、元妻同伴で子供と会っているという事情があり、そこから芙美との関係性も変わっていきます。
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『美人が婚活してみたら』
webデザイナーのタカコ(黒川芽以)は誰もが振り向く美人ですが、男運がなく不倫の恋ばかりしてきました。
30代を迎え、ある大きな恋を終えた途端に燃え尽き症候群に陥ってしまったタカコは、親友・ケイコ(臼田あさみ)の後押しもあって婚活サイトに登録。
なかなかうまくいかない婚活を経て、やがて知り合った2人の男性の間で揺れ動きますが、結婚そのものを目的に行動しているタカコに対して、結婚生活に苦しんでいたケイコは怒りを募らせていきます。
中村倫也が演じたのは、タカコが婚活で出会う奥手な商社マン・園木。
ファッションセンスがイマイチで女性に慣れていない印象ですが、高学歴で経済力があって優しいので、結婚相手としてはありかもとタカコを悩ませます。
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『孤狼の血』
昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で、地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始めます。
そんな中、加古村組関連の金融会社社員が失踪し、所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一(松坂桃李)は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾(役所広司)とともに事件の捜査にあたります。
そして、失踪事件を機に尾谷組と加古村組の抗争は激化していきました。
中村倫也が演じたのは、尾谷組の構成員・永川恭二。
気性が荒く、まるで狂犬のように敵対組織にかちこんでいく姿は圧巻です。
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『3月のライオン 前編/後編』
幼い頃に交通事故で家族を亡くし、父の友人である棋士・幸田(豊川悦司)に引き取られた桐山零(神木龍之介)。
孤独を抱えながら将棋をさし続けてきた零は中学生でプロ棋士の道を歩み始めますが、ある事情から幸田家での居場所を失い、東京の下町でひとり寂しく暮らしていました。
ある日、和菓子屋を営む川本家の三姉妹と知り合った零は、川本家の賑やかで温かい食卓に自分の居場所を見出していきます。
中村倫也が演じたのは、主人公・零の先輩棋士であるスミスこと三角龍雪。
飄々としていますが、零のことを可愛がり、棋士としては一目置く柔軟な視点を持った人です。
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『愚行録』
エリートサラリーマン一家が惨殺された事件から1年が経ち、事件は犯人が見つからないまま迷宮入りしていました。
記者である田中(妻夫木聡)は、改めて事件を追うことを決め、殺された夫妻の同僚や学生時代の同級生、元恋人などにインタビューをし始めます。
すると、夫妻や証言者たちの本性が明らかになっていき、事件の真相までも浮かび上がってきます。
中村倫也が演じたのは、松本若菜演じる殺された一家の妻の元同級生・尾形孝之。
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『星ガ丘ワンダーランド』
星ガ丘駅の落とし物預り所で働く温人(中村倫也)は、幼い頃に母親に捨てられた過去を持っています。
落とし物として行き場を失い、ここにやってきたモノたちは、なぜここに来たのか、どんな人に愛されてきたのか、そんなことを想像するのが温人のありふれた日常でした。
そんな温人のもとに母親が自殺したという知らせが届き、その知らせは温人の人生を静かに動かし始めます。
中村倫也が演じたのは、心に傷を抱えた主人公・温人。
優しい表情が印象的だった温人が、母親の死をきっかけに母親の新しい家族に出会い、長年会っていなかった兄と再会し、徐々にいろんな表情を見せていくのが見どころとなっています。
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『風俗行ったら人生変わったwww』
何事もすぐに諦めてしまう自己完結型の29歳童貞・遼太郎(満島真之介)は、自分を変えるために風俗に行きます。
そこで出会った風俗嬢・かよ(佐々木希)に一目惚れをしますが、実はかよはワケアリでした。
初めての恋に戸惑うばかりの遼太郎は、頭脳派トレーダーの晋作(松坂桃李)などネット上で知り合った仲間の知恵を借り、かよの人生を救うために奇想天外な作戦を実行します。
中村倫也が演じたのは、かよを騙した男・中畑光男。
「風俗行ったら人生変わったwww」2013
中畑光男
ともにゃ26歳
wwwとかついちゃっておふざけタイトルやなと思ってたら見て納得。2ちゃん派生か!電車男と通ずるところあるもんね😅ともにゃはクソ野郎の役だけども…だけども…かっこいいぞ…😍#中村倫也 #風俗行ったら人生変わったwww pic.twitter.com/CicqhRb8j2— tomomimi (@tomomiminya) December 8, 2019
かよの大切なものを奪い、お金を奪い、心まで傷づけた最低な男を演じ、醸し出す空気感は狂気そのもの。
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『俺は、君のためにこそ死ににいく』
太平洋戦争末期。
不利な状況にあった日本軍は、最後の手段として特別攻撃隊を編成します。
多くの若者たちが大空へと散っていき、軍指定の食堂を営んでいた鳥濱トメ(岸惠子)は、複雑な思いを胸に彼らを見守り続けていたのでした。
中村倫也が演じたのは、19歳の特攻隊員・河合惣一。
中村倫也は当時まだ無名の俳優でしたが、作品を観た人にとって心に残る役どころだったと思います。
『俺は、君のためにこそ死ににいく』という作品がターニングポイント。特効兵の役。この演技のシーンの記憶が無いという #中村倫也 さん。19歳若い。戦争映画はやっぱり大きな影響を与えるんだね。松ケンの『男たちの大和』をちょっと思い出したわ… #あさイチ pic.twitter.com/BONayEDDTF
— さーりぃ (@qI8XEwGRAt7gnIl) March 14, 2019
というのも、若さゆえに苦悩する河合の役には、作品において重要な台詞やシーンが詰まっていたからです。
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中村倫也出演公開予定作品!
『騙し絵の牙』:2020年公開予定
とある大手出版社では、出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発していました。
専務の東松(佐藤浩市)が進める大改革によって、雑誌は次々と廃刊のピンチに追いやられます。
会社のお荷物雑誌“トリニティ”の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされますが、この男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていたのです…。
urara
中村倫也が演じるのは亡くなった社長の息子・伊庭惟高ということで、陰謀渦巻く会話劇の中で権力争いに参加してくる重要な役どころとなるのではないでしょうか?
6月が楽しみですね…😏 https://t.co/aQAdtR1L5V
— 中村倫也 (@senritsutareme) January 15, 2020
『サイレント・トーキョー』:2020年12月公開予定
「これは、戦争です」
12月22日、クリスマスを目前に賑わう東京・恵比寿で爆破テロが発生します。
すぐに届いた犯行声明で、犯人は日本国首相との生放送テレビ対談を要求し、受けいれられなければ次は渋谷で無差別爆破テロを起こすと予告します。
対する首相はテロには屈しないと拒否。
そして翌日、最悪の事態が…。
篠原涼子主演で大ヒットした『アンフェア』シリーズの原作「推理小説」の作者として知られる秦建日子の同名小説を原作とした映画です。
秦建日子がジョン・レノンの名曲“Happy Xmas(War Is Over)”にインスパイアされて執筆したという今作は、クリスマスの東京を舞台にテロが起きるという何とも恐ろしく、考えさせられる設定になっています。
中村倫也が演じる須永基樹は、孤独なIT起業家で何を考えているのかわからない不思議な雰囲気の青年なので、テロ事件の容疑者の1人になりそうですね。
中村倫也出演おすすめ映画11選まとめ
ひゃっほい。 https://t.co/1fAwLfpnUH
— 中村倫也 (@senritsutareme) April 13, 2020
- 『水曜日が消えた』
- 『屍人荘の殺人』
- 『台風の家族』
- 『長いお別れ』
- 『美人が婚活してみたら』
- 『孤狼の血』
- 『3月のライオン』
- 『愚行録』
- 『星が丘ワンダーランド』
- 『風俗行ったら人生変わったwww』
- 『俺は、君のためにこそ死ににいく』
いかがだったでしょうか。
映画以外にも2020年4月から放送開始した主演ドラマ『美食探偵 明智五郎』が大人気となった中村倫也。
2020年も躍進が止まらない中村倫也から目が離せませんね!
変幻自在な演技が今後も楽しみです。
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