『メンズ校』第9話あらすじ・ネタバレ感想!アオハルが訪れた藤木の恋の相手を知った主税は焦り始め…

『メンズ校』第9話

出典:『メンズ校』公式ページ

寮長で3年の藤木(大橋和也)は近頃いつになく上機嫌。

受験に向けて体力作りのためにとジョギングを始めました。

でもその本当の理由は、浜辺にいるポニーテールの女の子に会いに行くため。

会いに行くといってもただ遠くから見つめるだけです。

藤木が鷹野エリカ(茅島みずき)に恋をしていると知った1年メンバー。

主税(道枝駿佑)は、相手が鷹野エリカだということに焦ります。

そして桃井(大西流星)は、世話を焼いてくれた藤木に恩返しがしたいと、藤木にデートをさせてあげたいと主税たちに協力を要請します。

しかし、恋で勉強が手につかなくなってしまった藤木の模試の結果は惨憺たる有様で…。

藤木のアオハルはどうなるのでしょうか?

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『メンズ校』前回第8話のあらすじと振り返り

初めての外出からしばらく経ち、野上(西畑大吾)はそれ以来保健室に入り浸っていました。

どうやら養護教員の「フク」こと福原先生(福田麻由子)に会いに行っている様子。

花井(長尾謙杜)はそんな野上の気持ちに気がつき、フクに探りを入れると、彼女も野上に心惹かれている様子です。

花井たちは両想いの2人をくっつけようと、地味な見た目の福原先生をプロデュースして大変身させます。

しかし福原先生の姿を見た野上は怒り出します。

主税(道枝駿佑)は、自分の気持ちに正直にならない野上を見て、掴みかかってしまいます。

どうしても素直になれない野上ですが、5人が彼の背中を押したことで、野上はフクに自分の気持ちを伝え、髪留めをプレゼントすることができたのでした。

【ネタバレ】『メンズ校』第9話あらすじ・感想


寮長の藤木

希望寮の寮長で3年生である藤木(大橋和也)。

彼は寮生たちをまとめ、東大を目指して努力の毎日。

そんな彼のスローガンは「アオハルを捨てろ!」

しかし、近頃はなんだか上機嫌です。

東大に入るためには心身ともに健康であらねばと早朝ジョギングを始めました。

そして、浜辺に着くとおもむろにシャドーボクシングを始めます。

藤木の視線の先には、ポニーテールの女の子(茅島みずき)がいました。

moyoko

なんと、藤木は鷹野エリカに恋をしているようです!

体力作りなんて口先だけで、藤木は鷹野エリカに会いにジョギングをしていたのです。

しかし、藤木はエリカの姿を遠くから見つめるだけでした。

moyoko

見つめるというよりは、盗み見すると言った方が正しいと思います。

恋する藤木

桃井(大西流星)は、そんな藤木の思いにいち早く気がつき、5人に知らせました。

5人はエリカの姿を見て、この島に超A級の綺麗な女の子がいることに色めき立ちます。

moyoko

フクと両想いになった野上も例外ではありません。恋をしたからといって、野上の性癖が変わることはありません。

浜辺にいる藤木の様子を見に行った時、その相手が鷹野エリカだとわかった主税(道枝駿佑)は内心焦ります。

moyoko

エリカのことは誰にも言っていない主税。これは気まずいですね。

藤木は四六時中空を見つめては1人ウフフとニヤケています。

「わかりやすく恋してる…」

しかし、そんな浮ついた状態なので、勉強に全く手がつきません。

moyoko

3年生の夏にこんな状態になるのは、かなりマズイのでは…?

桃井は、そんな藤木を心配しながらも、応援してあげたいと思い、5人に協力を要請します。

そのためには、鷹野エリカとコンタクトを取る必要がありました…。

女子に警戒されない人

桃井は、女子に1番警戒されない人として、主税にエリカと話してくれるように頼みます。

桃井は、自分が引きこもっていた時にいろいろと構って親切にしてくれたことを、うっとうしいと思いながらも感謝していました。

「少しくらい何かしてあげられないかなって」

moyoko

いつもウザがられている藤木ですが、桃井はそんな藤木のお節介を嬉しく思っていたようです。

主税はそんな桃井の気持ちを汲んで、頼みを引き受けることにしました。

「藤木先輩にデートさせてあげたい!」

「無理だよ!」

しかし桃井は得意の捨てられた子犬のような目で見つめてくるので、主税は仕方なくエリカに打診してみることに…。

moyoko

桃井こと大西流星くんの必殺上目遣い!きゅるるんと音がしそうです!

当たって砕けろ!

主税から話を聞いたエリカは、「なんで?」と不思議顔。

「それは、応援したいからっつーか…」

主税はしどろもどろで答えます。

「いいの?好きになっちゃっても。私がその人を」

moyoko

主税もそれに関してはあまり良くなさそうでしたが、すぐに答えられませんでした。じれったい!

主税は中学時代、春島エリカ(桜田ひより)が他の子に告られたと聞かされた時もうまく答えられていませんでした。

「そうなんだ…」

「それだけ?」

春島エリカは、そのまま走って行ってしまいました。

その頃桃井は、藤木に発破をかけていました。

鷹野エリカをデートに誘えと言っても、そんなことはできないと言う藤木。

しかしこのままでは、何もせずに成績だけ下がっていくばかりです。

「玉砕覚悟でぶつかって行くのもアオハルですよ。当たって砕けろ!」

moyoko

引きこもりだった桃井ですが、結構男気溢れる性格のようです。おかげで藤木も一念発起しました。

ご対面

主税たちの協力のおかげで、藤木は鷹野エリカと話をすることができました。

moyoko

藤木はエリカに1輪の花をプレゼントしています。可愛いですね!

すぐにフラれるかと思いきや、なんとエリカから藤木に「お出かけでも」とデートに誘ってくれたと言います。

藤木と桃井は大喜びしていますが、主税は複雑な表情を浮かべるのでした。

その後桃井は寮からベンチを持ち出して浜辺に設置します。

藤木のデートの演出をするためです。

「この位置からちょうど夕陽が沈むのが見えるんだ」

moyoko

なんてロマンチックな演出でしょうか。桃井いいヤツです!

藤木は、告白や服選びなど、デートのシミュレーションに余念がありません。

一方、エリカの二酸化炭素をあまり探知できなかった野上は、自分の体調がおかしいと保健室に向かいますが、フクの二酸化炭素でも「解毒」ができなくなっていることに気がつきます。

moyoko

我々にとってはどうでもいいことですが、野上にとっては由々しき事態です。

藤木の現実

「ありがとうね、会ってくれて」

主税は改めてエリカにお礼を言い、2人はラムネを飲みます。

エリカは小さい頃、瓶の中のビー玉が欲しくてハンマーで瓶を割ったところ、ビー玉まで粉々にしてしまったことがあると言います。

「大切にしたいものほど自分でぶっ壊しちゃうんだ」

moyoko

主税は瓶の飲み口をひねり、ビー玉を取り出してあげます。こんなに簡単に取れるんだと、エリカは驚きます。

主税はエリカに、ぶっ壊しちゃうほど何かを大切に思うことはすごいと思うと伝えました。

一方藤木には鬼河原先生(袴田吉彦)から現実を突きつけられていました。

模試の結果がBからD判定に落ちていたのです。

藤木は慌てて勉強を始めました。

藤木引きこもる

必死で勉強するものの、焦って空回り、わかるものもわからなくなってしまった藤木。

「俺、なんのために…」

藤木はこの3年間「アオハルを捨てろ!」と言って机にしがみついていました。

自分がここまでどれだけのものを捨ててきたのかと思うと、やりきれない気持ちになるのでした。

moyoko

ただ恋をしただけで、悪いことは何1つしていません。しかし、今までの努力が水の泡になってしまうのも切ないですね。

翌朝すっかりいじけた藤木は、桃井がどれだけ呼んでも部屋から出てきません。

「デート行くんでしょう!」

「あかん。現実を見ないと…」

桃井は、必ず先輩を連れて行くからと、主税を先にエリカの元へ向かわせました。

主税は汗だくでエリカに藤木が遅れていることを伝えに行きます。

エリカは、少し歩こうと主税を誘いました。

ふざけんな!

藤木は相変わらずいじけて部屋に閉じこもっています。

桃井が何を言おうと、屁理屈をこねてくるばかり…。

デートをしても、どうせフラれるし、桃井たちにバカにされるだけだと口から出てくるのはネガティブなことばかりです。

「もうどうでも良くなってきた。お前もこんな気持ちだったんか」

そんなことを口にした藤木に、桃井はとうとうブチギレます。

「ふざけんな!」

桃井は、先輩は取柄も人望も服のセンスもないし、好きな人に声をかけることさえできないダメな人だと怒り出します。

「でも、真剣で真っすぐな思いは誰にも負けてないだろ!」

桃井は、自分が引きこもっていた頃に干し芋をくれたりして、自分を気にかけてくれる人がいて嬉しかったのです。

だから、藤木にも喜んで欲しくてここまでやってきました。

「バカにすんな!!」

moyoko

桃井もすごく純粋で、友達思いの熱い男でした。藤木ならずとも胸がジーンとします。

藤木の身の程

藤木は桃井の熱い言葉を受けて、ドアを開けました。

「ちょっと散歩でもするか」

そして、島の商店に行き、店頭にはない裏メニューとして干し芋を買ってくれました。

「いいんですか?彼女に気持ち伝えなくて」

桃井が干し芋を食べながら聞くと、藤木は自分の身の程を知ってるからいいと答えます。

「東大は身の程ですか?」

藤木は、もし受験直前にA判定を貰えなくても、もしかしたら受かる可能性も考えて東大を受験すると言います。

桃井はおもむろに藤木を壁ドンします。

「当たって砕けろ前提ですか?だったら、当たって砕けてきなさい!」

「はい…」

moyoko

確かに、東大も当たって砕けろなら、恋も当たって砕けろですね!

藤木の告白

その頃主税はエリカと浜辺のベンチに座って必死で場をつなげていました。

エリカは微笑みます。

「ほんとすごいよね、他人のことなのに必死になって」

誰かのために必死な主税のそういうところが、「すげーいい」とエリカは言います。

エリカに褒められて主税がドキマギしているところへ、藤木が走ってきました。

「ちょっと待ったぁぁぁ!」

そして、エリカの前につくなりすぐに告白をします。

「鷹野エリカさん、僕と付き合ってください!」

エリカは食い気味に「ごめんなさい」と答えました。

急すぎたかと、改めた2回目もNO、お試し期間もありません。

藤木はショックで凹んでしまいました。

「でも、あなたの真剣な目、悪くはないと思いますよ」

moyoko

こうして藤木は見事玉砕しました。

藤木の未来

主税は、藤木の行動を見て、真剣で真っすぐな思いは、例え傷ついても前を向いて生きる力になるのかもしれないと思いました。

「生きるって難しいよな」

失恋を経た藤木は、自分の中にある答えを出しました。

自分の殻に閉じこもっている人に寄り添う教育者になれればと、東大を目指しつつ他大学の教育学部も目指すことにしたのです。

藤木が東大一直線ではなくなったことに、何となく責任を感じている桃井。

「粉々になりますよ?」

「大丈夫!俺はもう次のステージに生きてるからな!」

『メンズ校』第9話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回は、日頃「アオハルを捨てろ!」と言って勉学だけに励んできた寮長の藤木の初恋=アオハルが描かれました。

初恋に浮かれてどんどん成績が落ちていく藤木を、桃井は放っておけず、藤木に当たって砕けろとアドバイスをします。

可愛い顔をして、男気溢れる桃井の気持ちと、厳しい現実を受け止めきれない藤木の葛藤に胸がグッときました。

しかし失恋を経ることで、藤木は次のステージに行くことができたようで安心しました。

まさに「少年よ、大志を抱け!」ですね。

次回からは最終章に突入します。

おちこぼれの主税と、優秀な5人との間に友情崩壊の危機が。

そして気になる主税の過去も明かされることになります。

次回も要チェックです!

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