アニメ『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第7話あらすじ・ネタバレ感想!クラスティvs葉蓮仙女の戦いが勃発!

アニメ『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第7話あらすじ・ネタバレ感想!クラスティvs葉蓮仙女の戦いが勃発!

出典:『ログ・ホライズン 円卓崩壊』公式Twitter

第3話でクラスティがレイネシアにかけた「取られて悔しくないのなら、始めから自分のものではない」という言葉に力を与える、見事な構成でした。

他にも、逆転の手段に第1期第20話で登場した「新たな魔法を作る手順」を使ったり、今回も『ログ・ホライズン』の物語としての完成度の高さが詰まっていました。

あと花貂が可愛かったです(笑)

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アニメ『ログ・ホライズン 円卓崩壊』前回第6話のあらすじと振り返り

行方不明になっていたクラスティと連絡を取っていたリーゼと高山による経過報告は、人形劇で行うことになりました。

シロエたちが見守る中、手作りの人形による可愛い人形劇が始まります。

高山の右腕と共に中原サーバーに飛ばされてしまったクラスティは、呪いによって記憶とHP回復を封じられていました。

白桃廟という仙人が住まう郷で養生するクラスティと、そこに近寄る葉蓮仙女という怪しげな仙人。

ですがクラスティは、葉蓮仙女の誘いを歯牙にもかけず、退屈な日々を過ごしていました。

一方、同じく中原サーバーを旅するカナミたちの元にも葉蓮仙女が現れ、「白桃廟が魔人に支配されてしまったから助けて欲しい」と訴えます。

さらに葉蓮仙女は、カナミたちと行動を共にしていた、古来種の英雄エリアスを唆し、クラスティにけしかけます。

呪いで本来の力を発揮できないクラスティは、エリアスとの戦いの中で岩山の崩落に巻き込まれ、意識を失ってしまいました。

非常に続きが気になるところで劇は中断し、第2部へと続くのでした。

【ネタバレ】アニメ『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第7話あらすじ・感想

クラスティの過去

エリアスとの戦いで岩山の崩落に巻き込まれ、意識を失ったクラスティ。

彼を助け起こしたのは、崩落の影響で仲間とはぐれてしまったカナミでした。

クラスティと旧知の中であるカナミは、クラスティの雰囲気が当時より柔らかくなっていることに気付きます。

妾の子であるクラスティは、望まれない子供として生まれ育ってきました。

そんな彼にとって、この異世界に閉じ込められてしまった状況は歓迎すべきものでした。

クラスティは、だから柔らかくなった、と自己分析します。

「魂冥呪」という未知のバッドステータスをつけらていると説明したクラスティに、「誰に付けられたの?」とカナミが尋ねます。

クラスティは誰に付けられたのか思い出せず、考え込むのでした。

SU_BU

仲間がいて仕事があるけれど、現実の自分とは切り離されている場所。クラスティがもう一つの現実ともいえるMMORPGに依存してしまったのも分かる気がします。

親切な敵

天狼洞に現れた未知のレイドエネミー「鵺」。

クラスティとはぐれ彷徨う花貂ファーデャオを見つけ、襲い掛かる鵺でしたが、クラスティが間一髪駆けつけます。

本来であれば12人の冒険者で戦うべき敵を相手に、クラスティとカナミと「求聞ぐもん」という巨狼だけでは勝ち目などありません。

戸惑うクラスティたちの前に、「葉蓮仙女」が現れます。

  • 召喚術の概要が崑崙こんろんに送られ、資源に応じた軍勢を各地に送ることが可能になった
  • 葉蓮仙女は魔女であり、その支配者は西王母
  • 西王母は帰還の夢を見ており、「タイムリリースの獣」を大量に各地へ送りこむよう指示している

自分たちの正体と目的を丁寧に説明した葉蓮仙女は、洗脳を終えたエリアスを呼び出します。

「葉蓮仙女、エリアス、鵺」vs「クラスティ、カナミ、 求聞」という、分の悪い戦いが始まるのでした。

SU_BU

「レイドボスクラスの敵をどこにでも送り込める」とは西王母は強敵です。それにしても、これからやることを手寧に説明してくれるとは親切な敵だなと(笑)まあ、「お約束」というやつですね。

男子力

クラスティたちの戦いの音を聞きつけ、救援に現れるレオナルドとコッペリア。

レオナルドは、錯乱したエリアスを引き受けます。

狂気に飲まれながらもエリアスは、敵のHP25%以下にできない「妖精の呪い」を解くという目的だけは忘れていませんでした。

目的のためにひたすら剣を振るう英雄エリアスのため、レオナルドは「悪役ヴィラン」を引き受けます。

SU_BU

アカツキ曰く「友達同士で殴り合うのが男子力」らしいです。フェミの方から怒られそうですね(笑)

葉蓮仙女VSクラスティ

クラスティの持つ「鮮血の魔人斧デモンアックス」にはHP吸収効果があるけれど、回復能力は「魂冥呪」によって封じられています。

葉蓮仙女の攻撃にもHP吸収能力があり、敵のHPは徐々に回復していきました。

この不利な状況を覆すため、クラスティは記憶を捧げることでエネルギーに変換する「追憶の断裁ムネモシュネ・タブー」という切り札を使います。

無限に近いMPを手にしたクラスティの猛攻で、戦いの形勢は逆転しました。

追い込まれた葉蓮仙女は、花貂からHPを吸収するべく攻撃を繰り出します。

花貂が葉蓮仙女の攻撃に貫かれる瞬間、求聞が身代わりとなって花貂を救出しました。

力尽き倒れる求聞。

巨狼が消えさった跡には、高山の右腕が転がっていたのでした。

SU_BU

クラスティが転移する際に巻き込まれた高山の右腕。どこに行ったのかと気になっていましたが、まさか狼になっているとは思いませんでした。

クラスティの宝

「虎の牙を持つ、魔女の典災・ブカフィ」。

クラスティの言葉を聞いて、葉蓮仙女の顔色が変わります。

その名前は、「魂冥呪」によってクラスティが失ったはずの記憶でした。

この世界に新たな魔法を作るには、それに相応しい素材と署名が必要となりますが、「魂冥呪」はそれを省いているため、容易に書き換えられます。

「魂冥呪」に「記憶の再獲得可能」「典災からのHP吸収は可能」という「但し書き」が加えられ、その効果は無効化されます。

クラスティの取り戻した記憶によると、彼は、崑崙にいるブカフィに召喚され隷属を求められたが、断ると「魂冥呪」をかけられ放り出され、中原サーバーに飛ばされていました。

勝手に記憶を奪われたことに、いつも冷静なクラスティも怒りを表します。

「D.D.D」は自分の宝。

奪われるわけにはいかない。

枷を外したクラスティの一撃で、葉蓮仙女こと「治療の典災・パプス」は倒されるのでした。

SU_BU

ここで、第3話でレイネシアに言った「取られて悔しくないのなら、始めから自分のものではない」につながるわけですか。時系列ではあちらが後なので、クラスティが「この瞬間にそれを理解した」ことが分かります。人の成長と心の動きを見事に表現した、素晴らしい構成ですね。

呪いではなく誓い

ギルドダービーのため狼君山に来ていたギルド「楽浪狼騎兵」が加勢し、カナミとコッペリアは鵺との戦いに勝利します。

一方、エリアスの呪いを解くため、相手役を買って出ていたレオナルド。

パプスが倒され、エリアスが正気を取り戻した時、レオナルドのHPは25%を切っていました。

「もう呪いは解けただろ」というレオナルドに、エリアスは「こんなに時間がかかっていては何も成せない」と不満げな表情を浮かべます。

誰かを殺せない呪いではなく、どんな存在も殺さない誓い。

英雄エリアスは、誰も殺したくないからこの誓いを立てた。

ちゃんと物語を読んでいるから、あんたのことをあんたより知っている。

そう諭すレオナルドに、エリアスは歓喜の涙を流すのでした。

SU_BU

NPCが意思の力でシステムを変える。これができるなら、もうゲームのNPCではなく、自分で自分の生き方を決められる「人間」ですね。

イベント・ホライズン

祭壇で儀式を行ったクラスティたちの前に姿を現した、西王母。

諸悪の根源である西王母に立ち向かったところで、高山とリーゼによる人形劇は幕を閉じました。

西王母と戦うため、月にある崑崙に向かったらしいクラスティは、いつ帰ってくるか分からない。

高山とリーゼからそう聞いたレイネシアは、「私が迎えに行く」と宣言します。

そのレイネシアを見て、シロエは何かを思いついたように「なるほど」と呟き、怪しげな笑みを浮かべるのでした。

SU_BU

またシロエがレイネシアを使って何か企んでいそうですね(笑)いやあ楽しみです。

アニメ『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第7話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

要点まとめ
  • 敵が目的を話すのはお約束
  • 拳で語り合うのは男子力
  • クラスティのチートっぷりがすごい
  • NPCが意思の力でシステムを変える

花貂が可愛いだけで、ほとんど何もしていないですね。

これほど存在感があって、ホントにマスコット役しかないのはもったいないですね。

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