『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第3話あらすじ・ネタバレ感想!レイネシアが自分の「取られたくないもの」に気づく

『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第3話あらすじ・ネタバレ感想!レイネシアが自分の「取られたくないもの」に気づく

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前回に続き、ほとんど台詞ばかりで構成されており、アニメ的な動きは少なかったですね。

ただ、内容は、トウリ登場、レイネシアの決意、シロエの目標設定など、とても濃かったです。

嫌味で気持ち悪かったマルヴェスがマスコット化しているのも笑えました(笑)

ついに発動した軍師シロエの策が、どのような結果を生むのか注目ですね。

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『ログ・ホライズン 円卓崩壊』前回第2話のあらすじと振り返り

「神聖皇国ウエストランデ」の斎宮家から、「アキバ公爵」に任命されたギルド「ホネスティ」のリーダー・アインス。

アキバに住む大地人の多くは、アキバが公爵領となることを好意的に受け止めていましたが、円卓会議の面々は、アインスの勝手な行動にイラ立っていました。

アインスは円卓会議の場にて、責任者のいない円卓会議の脆弱さを指摘し自身の行動の正当性を主張します。

そして、統治機構「アキバ統治府」の設立と他ギルドのそこへの参加、ホネスティの円卓会議離脱を宣言しました。

崩壊しつつある円卓会議。

その生みの親であるシロエの元に、アインスから呼び出しの手紙が届くのでした。

【ネタバレ】『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第3話あらすじ・感想

円卓会議の限界

アインスに呼び出されたシロエ。

円卓会議は冒険者の互助組織、大地人の統治機構であるアキバ統治府です。

互いに対抗組織への干渉力を持たない二つの統治機構が、同じ街に存在するのは問題。

  • マイハマに身を寄せて傍観している「黒剣騎士団」
  • 大地人向けの商売を始めている「第8商店街」
  • 円卓会議を離脱した「グランデール」と「ホネスティ」
  • 瓦解した「D.D.D」

すでに12のギルドのうち、5つが冒険者支援を目的としておらず、責任者もいない円卓会議に意味はない。

アインスはそう指摘しますが、それはシロエが感じていたことでもありました。

「円卓会議はもうおしまいだ」

シロエも、アインスと同様に、円卓会議が限界に来ているという結論にいきつくのでした。

SU_BU

すでに多数派の大地人を組み込めていない円卓会議は、確かに限界に来ているように思えます。ただ、封建制の貴族社会を元にしたアキバ統治府が機能するかは未知数ですね。

シロエの価値

アインスがシロエを呼び出した用件は、アキバ統治府への参加要請でした。

  • 円卓会議の結成
  • 「自由都市同盟イースタル」との条約締結
  • レイネシア姫のアキバへの駐在
  • 供贄一族からの資金提供

アキバの街の重要な施策の影には、常にシロエの姿がありました。

アインスはアキバの統治のため、シロエの頭脳を求めるのでした。

SU_BU

これまでのアインスの能力を見ていると、人の上に立って全てをまとめ上げられるかは怪しいです。シロエという、円卓会議を作り上げた知恵者を欲するのは当然の流れですね。

策士サラリア

外交官としてレイネシアをアキバの街に迎えようと動いていた「第8商店街」のカラシン。

彼は、斎宮家との婚約を勝手に決めた、レイネシアの祖父セルジアッド公に「約束が違う」と泣きついていました。

  • 外交官としてアキバの街で、冒険者と大地人の橋渡しとなる
  • 斎宮家と縁組して、緊張状態にある「神聖皇国ウェストランデ」との関係を緩和する

レイネシアがどちらを選んでも、冒険者と大地人の双方にメリットがある。

レイネシアの母・サラリアは、そうカラシンに説明します。

ただし、事前説明なしの縁組によって、これまでの行動が無駄になったカラシン。

「しこりが残るんじゃないですか」というカラシンに、サラリアは「申し訳ありません」と、頭を下げます。

レイネシアをアキバの街へ連れて行ったクラスティと、貴族社会ではもう婚期であるレイネシア。

態度をはっきりさせないクラスティが悪い、とサラリアはカラシンに言い訳するのでした。

SU_BU

これまで仲良くしていた「第8商店街」に対して、結構ひどい行動ですよね。サラリアのカラシンへの評価が低いということでしょうか。

アインスの理想

「アキバの冒険者に等しく笑みを」

アインスは、この理想以外の政策は全てシロエに一任し、シロエたち「ログ・ホライズン」の好待遇も約束し、シロエを「アキバ統治府」へと勧誘します。

アキバの冒険者にとって最善の道を探して頑張ってきたシロエは、アインスの想いに共感します。

シロエは、覚悟を決めて動き始めたアインスに、どう答えるべきか思案を巡らせるのでした。

SU_BU

アインスはシロエにベタ惚れですね(笑)アインスの言葉をそれほど否定しないシロエも、自分が常人とは違うことを認識し始めているみたいですね。

取られて悔しいもの

ギルドマスターであるクラスティが、事故で中国へ飛ばされてしまった「D.D.D」。

ようやく連絡が付いたクラスティは、「敵を滅ぼすまで帰ってこない」と楽しそうに伝えてきました。

これでようやく踏ん切りがついた「D.D.D」は解散を決意します。

各部門ごとに大地人も交えた別ギルドとして独立し、ギルド「D3-Hub」を中心に連携をとり、ギルド連合として、今のアキバに合わせたもっと強い場所にしていく。

元「D.D.D」の参謀から、「D.D.D」の今後を教えられたレイネシアは、なぜか涙を流していました。

「取られて悔しくないのなら、はじめから自分のものではなかったはず」

さらに、クラスティからの言葉を伝えられたレイネシアは、彼女にとっての「取られて悔しいもの」が今の仕事だと思い至るのでした。

『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第3話

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SU_BU

レイネシアにとって大切なものは「仕事」でした。怠惰を望み、忙しいのはイヤだとぼやいていた姫が、仕事をやり遂げたいと涙を流す。彼女の成長を感じさせる感動的なシーンでした。

トウリとレイネシア

シロエの前に進み出た、斎宮家当主・ウテナ=斎宮=トウリ。

只者ではない雰囲気を纏うトウリは、元老院とインティクスの暗躍によって、ヤマトが戦火に包まれ様としていること、その阻止のために、シロエとアキバの力が必要だと訴えます。

シロエは、己のなすべきことに真摯に向き合うトウリをみて、傍観者でいられる時期が過ぎたことを悟ります。

それでも円卓会議はすでにその力を失っており、シロエにできることは少ない。

答えを躊躇しているシロエの前に、レイネシア姫が現れます。

円卓会議の制服を着て、トウリの前に歩み出たレイネシアを見て、シロエは「決定的だ」とすべてを悟るのでした。

SU_BU

やはり敵は元老院とインティクスのようです。色んなアニメで元老院は悪役にされがちですね(笑)

動き出した腹黒メガネ

「キョウの街はそなたの入内を待っている」というトウリに、レイネシアは「この街でやり残したことがある」と自分の気持ちを伝えます。

レイネシアの答えを、怒るでもなく焦るわけでもなく淡々と聞いたトウリは、「その方の答えは?」とシロエに尋ねます。

  • 機能していない現状の円卓会議
  • 円卓会議に期待しているレイネシア
  • ヤマトの事を誰よりも考えているトウリ
  • 全ての冒険者を笑顔にしたいアインス

現状を分析したシロエが導き出した結論は、「選挙」でした。

SU_BU

そうきたかあ!ここに来て民主主義の根幹である「選挙」を持ち出すあたりが、政治と経済で異世界を描く『ログ・ホライズン』の魅力ですね!

『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第3話あらすじ・ネタバレ感想

要点まとめ
  • 色黒ひょうたんメガネ
  • マルヴェスのマスコット化
  • 冒険を満喫するクラスティ
  • レイネシアの取られたくないもの
  • 動き出したシロエ

クラスティの中国サーバーでの冒険が気になってきました。

カナミなど魅力的なキャラクターがいますし、あちらも楽しそうです。

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