『コタキ兄弟と四苦八苦』第8話あらすじ・ネタバレ感想!芳根京子ファン必見のさっちゃん回!身体が入れ替わる!?

『コタキ兄弟と四苦八苦』第8話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『コタキ兄弟と四苦八苦』公式ページ

五蘊盛苦ごうんせいく』=自分の体や精神が思うがままにならない苦しみ。

喫茶店『シャバダバ』で突然わかめフェアが開催されます。

なぜかというと、あれだけ気を付けていた三河屋に隙をつかれてカモられ、わかめが大量にあるからです。

さっちゃん(芳根京子)は、自分が男だったら三河屋をやっつけることができるのにと、女である自分を恨んでいました。

ところが、その願いはさっちゃんではなく兄弟おやじに現れてしまいます。

朝起きると、兄(古舘寛治)と弟(滝藤賢一)の中身が入れ替わってしまったのです!

今回は、さっちゃんが街に流れ着いた切ない理由と、幼少期の心温まる思い出のお話です。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『コタキ兄弟と四苦八苦』前回第7話のあらすじと振り返り

『病苦』=病気の苦しみ。

レンタル兄弟おやじは、連絡がつかない友達の様子を見に行って欲しいと頼まれ、とあるマンションへ。

応答がないので中に入ってみると、そこはゴミ屋敷。

ゴミの中には、神崎あかり(門脇麦)が埋もれていました。

彼女は死んでいたわけではなく、仕事も辞め何もかもやる気をなくし、ただただ寝るだけのセルフネグレクト状態。

兄弟おやじは片付けなどの説得を試みますが、そのうちに自分たちも『めんどくさい病』が感染してしまいます。

3人で植物になりかけた時、あかりの野良犬のようなニオイで目覚めた兄弟はあかりを風呂場に引きずっていくと、あかりはすっかり元気を取り戻しました。

すると、いても立ってもいられなくなった依頼者(男)が新潟から駆けつけ、兄弟おやじは若いカップルの橋渡し役になったのでした。

【ネタバレ】『コタキ兄弟と四苦八苦』第8話あらすじ・感想


わかめフェア

喫茶店『シャバダバ』では、わかめフェアが始まりました。

なぜわかめフェアかというと、そこにわかめがあるからです。

兄弟おやじたちはランチに激マズのわかめカレーとわかめソースがけピラフを食べさせられながら、さっちゃん(芳根京子)の身の上話を聞きます。

さっちゃんのお父さんは船乗りでした。

いつも外国にいるのでほとんど家にはいませんでしたが、優しくて頼りがいのある人でした。

でも、さっちゃんが物心ついた時には、事故で亡くなっていました。

さっちゃんは同棲していた恋人と別れることになり、どこに行こうかと考えている時に、帰国した父が必ず行っていたという『シャバダバ』の存在を思い出し、この街にやってきたと言います。

moyokomoyoko

トッピングわかめは一皿50円です。妥当な値段設定ですが、高いのか安いのかわかりません。わかめカレーはなんとか食べられそうですが、わかめソースがけピラフはちょっとごめんなさいですね。

男になりたい

さっちゃんがつい最近まで恋人と同棲していたという事実にショックを隠し切れない兄(古舘寛治)。

それはともかく、さっちゃんがうろ覚えの道を歩いて『シャバダバ』に辿り着いた時、ちょうどアルバイトを募集していたので働いていたカフェを辞め、近くにアパートを借りてシャバダバのさっちゃんになったのです。

でも、本当はまだ2人で暮らしていたあの頃が忘れられないでいました。

さっちゃんはレンタル兄弟おやじのポスターを見て、自分もおやじになりたいと強く思います。

「あんなに注意していたのに、ちょっとした隙をつかれて…」

先日、さっちゃんが目を離したすきに悪徳三河屋がやってきて22,000円分の増えるわかめをカモられてしまったのです。

自分が筋骨隆々の男ならばこんなナメた真似はされなかったかもしれないと、さっちゃんは悔しい思いでいっぱいです。

「どうして私は女なのか」

moyokomoyoko

レンタルおやじも、おやじだから成り立つ仕事です。『レンタルおねえさん』だと卑猥な感じしかしません。しかも、何か失敗があれば『女だから』と言われてしまうのです。でも、実際はレンタルお姉さん(お兄さん)という職業は存在します。引きこもりやニートの人に外界とのつながりを持たせるための訪問サービスです。

俺たち入れ替わってる!

翌朝、弟(滝藤賢一)が目覚めるとそこは兄の部屋でした。

メガネが見当たらないので探すと、弟の枕元に置いてあります。

なぜ弟のそばに?よく見るとそこに自分が寝ています。

兄も目を覚まして自分がいることに驚いています。

「俺たち、入れ替わってる!」

弟は四十肩で腕が上がらないことに爆笑しています。

兄は中身が入れ替わっても、なぜかメガネからは離れられないことに不甲斐ないと嘆いています。

おやじが入れ替わっても面白くない、普通は女の体と入れ替わるもんだなどとキャッキャとしている兄弟おやじを見て、さっちゃんは不満顔。

「ずるい!私が代わりたかった!」

そうすれば、バールくんのバールを借りずとも三河屋を素手でぶん殴ることができます。

そんなことよりも、2人が元に戻る方法を考えなくてはいけません。

moyokomoyoko

兄弟おやじたちは当然本当に入れ替わっているわけではなく、入れ替わった演技をしているわけですが、その変貌ぶりがお見事の一言です。ちゃんと弟は兄になっているし、兄は弟になっています。古舘さんと滝藤さんの真骨頂を見させてもらった気分になりました。

入れ替わるわかめ

元に戻る方法を見つけるには、入れ替わるきっかけになった出来事を見つける必要があります。

昨日行ったいつもと違うことと言えば、食べたことのない物を食べたくらいです。

「わかめカレーとわかめピラフ」

「増えるわかめは入れ替わるわかめ!」

さっちゃんはわかめをどんどん増やし、1皿50円のトッピングわかめをどんどん兄弟に食べさせます。

しかし、元に戻る気配はありません。

弟は途中で気がつきます。

これは、さっちゃんがわかめの在庫を減らしたいだけだと。

「バレました?」

それでも兄はさっちゃんは自分たちのことを考えてくれているだけだと信じていますが、弟は月に50円時給を上げている女をナメるなとたしなめます。

moyokomoyoko

なんだかわかめが食べたくなってきました。しかし、わかめばかり食べさせられている兄弟にはたまったものではないでしょう。とりあえず、わかめは入れ替わりとは関係がなさそうです。

Y字路の流れ星

確かに時給は上げていますが、さっちゃんは店を黒字に変え、それなりの働きをしている自負があります。

それだけ頑張ったのには、自分がここにいる理由が欲しかったからです。

だって、2人で暮らしたあの部屋はもうないから。

すると、弟がふと昨日お稲荷さんのあるY字路のところで流れ星を見たということを思い出しました。

「それです!入れ替わりの法則」

3人はさっそくY字路に向かいます。

お稲荷さんに向かって左に行けば『シャバダバ』。右に行けば古滝家。

さっちゃんは小さい頃、右は『行ってはいけない道』と父から聞かされていました。

でも一度だけローマを探しに右の道へ行ったことがあると言います。

「なぜローマ?」

ちびさっちゃんは、父が次に行くのがローマだと聞いて、ローマに行きたいと駄々をこねたことがありました。

その時に父はこう言いました。

「全ての道はローマに通じているから大丈夫だよ」

moyokomoyoko

本当に右の道と通じているのはローマではなく古滝家です。ドラマと関係ないところで気になったのは、Y字路の電柱の看板などがスモーク加工されていたことです。ご時世だなぁと思ったのですが、後の展開を考えると演出かもしれません。

さっちゃん(芳根京子)vs三河屋

そんな話をしていると、いつの間にか兄弟は元に戻っています。

その時、流れ星が落ちて行きました。

喜んだのもつかの間、気がつけば兄がさっちゃん、弟が兄、さっちゃんが弟になっていました。

「俺たち、入れ替わってる!」

兄は、弟がさっちゃんの体の中に入っているという事実が耐えられません。

そんなことはさておき、さっちゃんは男になったことをこれ幸いにと通りかかった三河屋を追いかけてバールで仕留めようとしますが、四十肩で腕が上がらず失敗してしまいました。

次に流れ星が流れた時、さっちゃんは弟の中に入りました。

兄よりはマシな体力でしたが、三河屋と対峙した時、逃げ癖のある弟の体は勝手に逃げ出してしまい、またもや失敗してしまいました。

男になっても結局三河屋を倒すことができないさっちゃん。

その時、ふと気がつきます。

「私、どこへ行きたいんだっけ?」

moyokomoyoko

突然兄弟が入れ替わっている時点でおかしいのですが、このループで三河屋と対峙するシーンで『あれ?』と思うようになります。これはもしや…アレでは?さて、さっちゃんが行きたいのはローマでしょうか、シャバダバでしょうか、それとも?

全ての道はローマに通ず

気がつくと、さっちゃんはムラタ(宮藤官九郎)と2人でY字路に立っていました。

「今度はムラタさんと入れ替わるんですね」

「そんなに入れ替わりたいですか?」

さっちゃんは男になりたいわけではなく、男になって強くなったら今ある悩みは全て解決するのではないかと思っていたのです。

「本当は女の体で女のことが好きってだけで」

さっちゃんは同棲していた恋人のことを考えて苦しんでいました。

すると、ムラタは苦しみから逃れる方法を教えてくれると言います。

「人間は五蘊盛苦ごうんせいくなんです。実体はありません」

「…さっぱりわかりません」

肉体も気持ちも感情も行いも意識もなんでもない。

あなたという存在はあなたがあなただと思うからあなたであり、誰かがあなたを認識するからあなたなんだと、ムラタはアルカイックスマイルで語ります。

「ますますわかりません」

「大丈夫。全ての道はローマに通ず」

moyokomoyoko

ムラタのお説法はさっぱりわかりませんが、要するに「あなたはあなた」ということでしょう。ムラタは最後に良いところを取って行きました。兄弟おやじたちはまるで当て馬です。

夢落ち

さっちゃんが目を覚ますと、そこは店の中でした。

眠ってしまったさっちゃんの代わりに、兄弟おやじたちが働いてくれていました。

当たり前ですが、入れ替わりはさっちゃんの夢でした。

でも、わかめをカモられたのは現実でした。

ローマを探しに行ったあの日、迷子になって泣いているちびさっちゃんに、とある兄弟が声をかけてくれました。

ローマを探していると聞いた弟は、庭に置いてあるたぬきの置物に『ローマ』と書いてくれ、ローマが見つかったと一緒に喜んでくれたのです。

あの家はどこだったのでしょうか。

今のさっちゃんには流れ星は見えないし、目的地がどこかわからないけれど、今ここにいることだけはわかっています。

その夜、物置からストーブを出した兄。

物置には『ローマ』と書かれたたぬきが置いてありました。

『コタキ兄弟と四苦八苦』第8話まとめ

さっちゃんが少し憂いを秘めていた理由が明らかになりました。とても切ないお話でしたね。

セクシャリティや性的志向ならずとも、頭と身体がバラバラなのはとても辛いことです。

でも、結局自分は自分にしかなれないのです。

能天気な兄弟おやじたちと『シャバダバ』のおかげで、さっちゃんは自分の居場所を見つけることができました。

3人の意外な接点は心温まるエピソードでしたね。

兄弟おやじはなんだかんだで良い人たちです。

次回はなんと、レンタルおやじに強力なライバルが現れ、おじさんの奪い合いが繰り広げられるということです。

どんな泥仕合があるのか、楽しみに待っていましょう!

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼次回第9話も続けて読む▼