『コタキ兄弟と四苦八苦』第7話あらすじ・ネタバレ感想!門脇麦がセルフネグレクトの無気力人間として登場

ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』第7話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『コタキ兄弟と四苦八苦』公式ページ

『病苦』=病気の苦しみ。

レンタル兄弟おやじは、連絡がつかない友達の様子を見に行って欲しいと頼まれ、とあるマンションへ。

応答がないので中に入ってみると、そこはゴミ屋敷。

ゴミの中には、若い女性(門脇麦)が埋もれていました。

彼女は死んでいたわけではなく、仕事も辞め何もかもやる気をなくし、ただただ寝るだけのセルフネグレクト状態。

兄弟おやじたちは片付けなどの説得を試みますが、そのうちに自分たちも『めんどくさい病』が感染してしまいます。

3人はこの病から抜け出せることができるでしょうか?

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『コタキ兄弟と四苦八苦』前回第6話のあらすじと振り返り

世間縛苦せけんばっく』=俗世間の価値観に縛られる苦しみ。

レンタル兄弟おやじ初のソロ活動で、兄(古舘寛治)は高校生の女の子に指名され、弟(滝藤賢一)はタワマンのホームパーティーのゲストとしてお呼ばれすることに。

弟ははじめはパーティーを楽しんでいましたが、偶然別居中の妻・有花(中村優子)が現れたことで風向きが変わり始めます。

一方、子供が苦手な兄は1人高校生を目の前にして戸惑いを隠せません。

しかし、話してみると今まで出会った異性の中で一番気の合う人でした。

相手は女子高生。ある意味地獄を味わう兄。

ですが、実は彼女は弟の娘。つまり姪だったのです。

両親のことを心配する彼女に、兄は「2人とも君のことが大好きだから大丈夫」と言って安心させてあげるのでした。

【ネタバレ】『コタキ兄弟と四苦八苦』第7話あらすじ・感想


毎年3万人

毎年3万人という数字は、国内で孤独死をしている人の数です。

「遠方にいるため、連絡がつかない友達の様子を見に行って欲しい」

と頼まれた兄弟おやじが、とあるマンションの部屋のインターホンを押してから10分が経過していました。

メーターが回っているので中に人はいるようですが、応答がなく、兄(古舘寛治)の頭には『孤独死』という言葉が駆け巡り、弟(滝藤賢一)はもう住人は死んでいると決めつけています。

万が一死体を発見してしまっては嫌なので、弟は兄に帰ろうと言いますが、兄は銀行振込で3千円を前払いしてもらっている以上は元看護師の神野あかりさん(門脇麦)の生存確認をする必要があると、留まることを選びます。

仕方なく弟がドアノブを確認すると、なんと鍵が開いていました。

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今回はなんとなく「レンタルおやじ」っぽい依頼が兄弟に舞い込んできています。中に人がいる気配があるのに出てこないというのは、孤独死を想像しても仕方ありませんね。あかりさんは大丈夫でしょうか?

ゴミ屋敷の女

部屋の中に入ってみると、そこは足の踏み場もないほどゴミで埋め尽くされたゴミ屋敷でした。

部屋の気温が低いのがとても嫌な感じがします。

しかし、住人らしき人の姿はありません。

すると、弟が何か柔らかいものを踏んでしまいました。

足元を見ると、ゴミの中から手が出ています。

「ぎゃ~!」

兄弟おやじは大パニック。

「リモコン…」

手がリモコンを探しています。

「チャンネル争いに敗れて死んだ女の霊…?」

そんなわけはないと兄が掘り起こしてみると、そこから生きている若い女性が現れました。

どうやら神野あかりさんのようです。

「誰…?」

「レンタルおやじです」

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実はここで一度ゴミの中から「寒い…」という声が聞こえています。しかし、兄弟おやじは気がつきません。心霊動画などでよく見るアレです。こういった小ネタがちりばめられているのがこのドラマの魅力でもあります。

めんどくさい

兄は依頼主のナカムラに電話をかけ、あかりの無事を報告します。

誤魔化していないか疑うナカムラに、兄があかりにPHSを渡すと、あかりはそれをゴミの中に投げ捨ててしまいました。

「めんどくさい」

あかりは再び毛布にくるまってしまいます。

エアコンを止めたいのですが、リモコンは部屋のどこか。

「もしかして夏からつけっぱ?」

あかりはゴミが腐ったら嫌なのでクーラーを入れているのだそう。

看護師時代に夜勤やら近所のゴミおじさんの監視やらでなかなかゴミが出せずにいたら、どんどん面倒くさくなってしまったとのことです。

その話を聞いて、兄は事態の深刻さを弟に訴えます。

「これは立派な病気だ。彼女はセルフネグレクトをしている!」

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「セルフネグレクト」とは生活する気力をなくし、自分で自分の面倒を見ないことです。引きこもりの特徴であり、これがゴミ屋敷、果ては孤立死・孤独死の原因になると言われています。

情動感染

セルフネグレクトの行きつく先は孤独死です。

兄弟はひとまずあかりの話を聞いてみることにします。

「仕事、なんでやめたの?」

「感染してしまって」

あかりが働いていた病院で、不機嫌でいつキレるかわからない医師が入ってきたことで病棟に負の感情がうずまき、それが移ってしまったのだそうです。

「それは音叉の響きのように広がっていきました」

緊張状態が看護師や他の医師にどんどん広がっていき、とうとう大量のインシデント(重大なミス)が発生。

監査が入ることになり、不機嫌な医者がキレ散らかしているところをぼーっと眺めていたあかりは、気がついたら糖尿病患者の畜尿器の尿をナースステーションにぶちまけてしまっていたとのことです。

「自分だけは冷静だと思っていたのに。要するに私もゴミだった」

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「情動感染」というのは、相手の感情を自分の中に取り込んでしまう状態のことをいうそうです。病院で働く人には多そうな感じがしますね。突然爆発して職場に迷惑をかけたことで、ますます自分が嫌になり、ついにセルフネグレクトというわけです。

積極的に生きたいわけじゃない

あかりは今は寝るのが一番楽しいから放っておいてほしいと言います。

「楽しみを奪わないでください」

兄は看護師が命を粗末にしてどうすると言いますが、あかりは死にたいわけではないけど、積極的に生きたいかというとそうでもないのだと答えます。

「死んだら死んだでよくない?」

すると、その言葉に弟がシンクロし始めました。

自分という存在があるから家族が困るけれども、自分では死ねないからイイ感じに消滅できたら万事OK。

そんな考え方に2人は同調し、弟はあかりの隣に寝ころび始めます。

「生きるってコスパ悪い」

何をするにもお金がかかるし、労力もいる。

それを考えたら何もしたくない。

「そしたらもう眠るしかないじゃないですか」

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確かにコスパという意味では生きることが一番コスパがかかります。なんとなく納得できてしまうだけに、なぜ生きなければいけないか、その気力を無くした人にどう言えば気力を戻してくれるのか。かなり難しい問題です。

植物になろう

それでも兄は人間らしい生活を送ろうと、あかりの説得を続けます。

しかし、あかりはそんなことは面倒だし、それよりもひたすら眠って植物に近づきたいといいます。

植物になれば水と光合成だけで生きられるし、何のしがらみもありません。

「すげぇいい。最高。俺も植物になるわ」

弟はすっかりあっち側の人になっています。

兄が人間は植物にはなれないと言うと、あかりは尋ねます。

「人間で良いことあったんですか?今の人生に満足してます?」

兄は、今は問題があるがかつては良いこともあったと自分の人生を振り返ってみると…ことごとく望みの人生になっていないことが浮き彫りになってしまいました。

部屋中に音叉の音が響き渡り、3人は植物と化します。

「さようなら人間。さようなら…」

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期せずして自分の人生を振り返ることになってしまった兄。振り返ったらそこには悲しみしかありません。3人は顔の周りに花や草をつけた奇妙な姿になって夢の世界へいってしまいます。かなりシュールです。

友達以上、恋人未満

何時間経ったでしょうか。

兄は鼻につく臭いニオイで目が覚めます。

ニオイの正体はあかり本人でした。

「生乾きの野良犬のニオイがする」

兄弟はあかりを布団ごと引っ張っていき、服のまま風呂場に入れてシャワーをひねります。

その間、兄弟は大掃除をすることにしました。

兄がゴミの山から見つけ出したPHSには、ナカムラから鬼電がかかっていました。

ナカムラに今あかりは風呂に入っていると説明すると、ナカムラはおやじ達があかりを襲うのではないかと心配し始めます。

「襲いませんよ!誰があんな臭い女を!」

兄がナカムラと揉め始めたので、あかりのアルバムを見てナカムラとあかりの仲を察した弟は電話を代わり、事情を説明し始めます。

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ナカムラは「ゴミ屋敷でも好きだ!」と兄に訴えたりしています。どうやら2人は付き合ってはいないもののお互い好き同士のようです。もしかすると、その事情にも生きる気力を失わせる原因があったのかもしれません。

風呂上がりハイ

「あ~お風呂はいいな~気持ちよかった~!」

野良犬のニオイを洗い流してさっぱりしたあかりは、生き返ったかのようにテンション高めです。

「さっきナカムラと電話で話した」

弟がそう言うと、あかりは途端に動揺し始めます。

面倒くさいからと電話を切ったおかげで、ナカムラは仕事終わりで新幹線に飛び乗り、新潟から東京へ向かっているところだと言います。

ナカムラはあかりの地元の友達の彼氏でした。

でも、このほど彼女とは別れたと言います。

「伝言。『今まで待たせてごめん』」

「早く着替えてきちんとした方がいいんじゃないですか」

あかりは慌てて外に出したゴミを戻してまた汚部屋にして彼の目を覚まさせると言って出て行きました。

「めんどくさ!」

兄弟はニヤニヤしています。

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セルフネグレクトという現代病の話から、急にトレンディーな展開になってきました。そもそもナカムラ本人があかりの様子を見に来れば良かったのでは…?とも思いますが、レンタルおやじというワンクッションがあったことが逆に良かったかもしれませんね。

孤独は人を死に導く

あかりがゴミを戻そうとしていると、ナカムラがやってきました。

ゴミを全部部屋に戻すところだとあかりが説明すると、ナカムラは笑いながらゴミを持って部屋の中に入っていきました。

「あかりんとナカムラどうなったかな~」

家路につきながら弟がそうつぶやくと、兄はもしうまくいかなかったとしても気にかけてくれる人がいるのはありがたいことだと言います。

「面倒で死ぬことも、能天気で死ぬこともない。ただ、孤独は人を死に導く」

兄弟は、アスファルトに咲く花を見つけます。

「植物も悪くなかったな」

「最高だよ」

「人間は面倒くさいからな」

『コタキ兄弟と四苦八苦』第7話まとめ

『病苦』=病にかかる苦しみのことです。

お風呂はいいものですね。洗い流してくれることによって人を前向きしてくれます。簡単な滝行のようなものです。

そして良い恋愛も人を前向きにさせてくれます。

人間は面倒くさいけれど、面倒があってこそ人間。

あかりとナカムラがうまくいくことを願うばかりです。

「孤独は人を死に導く」という兄の言葉は重かったですが、兄はどうしようもない弟のおかげで孤独から抜け出せています。

そのことに気がついているでしょうか?

次回はなんと兄弟おやじが『入れ替わってる!?』ということで、いつにも増してドタバタ劇になることうけ合いです。

正反対の2人が入れ替わるとどうなってしまうのか?今から楽しみです!

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