『麒麟がくる』第32話あらすじ・ネタバレ感想!朝倉との次の闘いに備え、300挺の鉄砲を求め今井宗久を訪ねるが…

『麒麟がくる』第32話

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金ヶ崎を撤退し、傍目から見れば敗北してしまった信長(染谷将太)。

しかし、生きている限り闘いは続く。

次の戦に向け、300挺もの銃を手にするため、堺の豪商・今井宗久(陣内孝則)の元へと向かうが、すでに250挺の先約があるとか…。

その相手は、松永久秀(吉田鋼太郎)と戦をしている筒井順慶(駿河太郎)。

光秀(長谷川博己)は宗久が開く茶会の席呼ばれるが、そこには順慶の名もあり、ふたりは茶会の前に話をすることになるが…。

果たして光秀は銃を手にすることができるのでしょうか?

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『麒麟がくる』前回第31話のあらすじと振り返り

『麒麟がくる』前回第31話のあらすじと振り返り

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朝廷からの勅命により、朝倉討伐に向けて信長(染谷将太)、徳川家康(風間俊介)、松永久秀(吉田鋼太郎)、そして明智光秀(長谷川博己)。

金ヶ崎城までは順調に侵攻を進めたのですが、ここで信長の義弟・浅井長政(金井浩人)が謀反。

金ヶ崎に向け1,000兵の向け、進軍をしてくることが判明し、信長は光秀に言われて泣く泣く撤退を決意。

光秀、藤吉郎(佐々木蔵之介)がしんがりを務め、軍を京に戻すと、平和な世のため、今は闘わなくてはいけないと決意。

そして京へと戻った信長に対し、死んでいなければ負けではないと、光秀は次があること信長に言い聞かせるのでした。

【ネタバレ】『麒麟がくる』第32話あらすじ・感想

信長(染谷将太)の敗北を問い詰めようとする摂津(片岡鶴太郎)

信長(染谷将太)から話を聞く前に、光秀(長谷川博己)から話を聞くことに決めた義昭(滝藤賢一)と摂津晴門(片岡鶴太郎)。

朝倉攻めは引き分けに終わったと説明するも、摂津は納得しません。

義昭は1,000人の兵が命を落としたことを聞き嘆き、この3日間は眠れなかったと話すと、光秀は「おや?」という顔を浮かべます。

光秀たちが浅井長政(金井浩人)の謀反を知ったのは4日前。

ずいぶん耳早なことですねと言うと、摂津の表情に焦りが!

義昭は摂津から聞いたと言うと、光秀は摂津は誰から聞いた?と問いかけ、幕府内の者と返されれば、朝倉と内通している者かもしれないので名を教えろと言います。

結果、摂津はそれ以上語らずに、その場を離れていくのでした。

KAMUI

おいおい、逃げるなよ摂津さん。明らかに怪しいですよー。

しんがりを努めた時、泣けるものなら泣きたいと思ったと語る光秀。

もしあの場に公方様がいたら浅井は裏切らず、朝倉も足がすくみこのような状況にはならなかったと言うと、光秀は次は高みの見物をしてるのではなく、出陣をしてほしい。それが世を平らにするために必要なことだと言います。

義昭は言葉を返すことはしません。

ちょうど信長が来たと聞きそちらへとかけていくと「無事でよかった」と笑顔。

信長も笑顔を浮かべますが、隣に歩く義昭を、何か思うところがありそうな目で見るのでした。

KAMUI

信長は室町幕府を滅ぼした人と言われますが、これなら滅ぼしてやれって思っちゃうかもしれません。

次の戦に向け、鉄砲補充のために堺へと行くのだが…

京にある自身の屋敷に戻り、煕子(木村文乃)たちの笑顔を見てひと時の安らぎを得た光秀。

時を開けずして、光秀は藤吉郎(佐々木蔵之介)と共に、信長の命である300挺もの銃を求め、堺の豪商・今井宗久(陣内孝則)を訪ねます。

しかし、先約で250挺買いたいという者がおり、300挺は荷が重いと言いだす宗久。

相手は誰かと聞くも秘められます。

すると藤吉郎は、その先約は三好の一党ではないだろうなと圧力をかけますが、彼は答えません。

ここで話していても意味はない。茶でもしながら話そうということになると、宗久は茶会をするから来てほしいと光秀と藤吉郎をこの茶席に呼ぶのでした。

顔ぶれを書かれた紙を見せられ、ここで光秀は「筒井順慶」の名を目に…。

以前、松永久秀(吉田鋼太郎)が、大和の筒井順慶(駿河太郎)と戦をしているという話を聞き、250挺もの鉄砲を欲しているのは彼だと光秀は察するのでした。

KAMUI

つまり、当人同士で話し合ってくれってことですね。鉄砲を奪うのは松永にとってはニッコリですが…果たしてこれはどうなるか。

鉄砲と引き換えにある条件を足される光秀(長谷川博己)。その条件とは?

宗久の茶会の席に呼ばれる光秀は、準備の間ある部屋で待つように言われます。

そこにやって来たのは、筒井順慶、そして駒(門脇麦)でした。

光秀と駒は順慶に200挺譲ってもらえないかと交渉すると「家中の者と相談をする」と返されます。

すると光秀は「160挺ならどうか」と交渉を急ぎます。

信長の戦は公方様である義昭の戦であることから、駒も共に順慶に頼みます。

すると順慶は、160挺を譲る代わりに公方様と信長に引き合わせてもらいたいと交渉を持ち掛けてきたのです。

そして信長には、松永同様、自分もそばに置いてくれるようにしてほしいと順慶は胸の内を語ります。

KAMUI

この時は、誰もが信長の配下にいたほうが有利ってことですものね。

「ならば200挺譲ってもらおう」

光秀の大胆な話に、順慶は「やむを得ぬ、そのように」と返し、交渉成立が叶うのでした。

KAMUI

こういう時の光秀様は本当に強いと思う…恐れ入りました。

義昭(滝藤賢一)も出陣し、順調に朝倉討伐を進めるが…

200挺の銃を手にした織田軍は、姉川の闘いで勝利。

これは徳川家康(風間俊介)の活躍があっての勝利だと信長は喜びます。

そして近江、横山城に入ると、家康は甲斐の武田と闘うために三河へと戻ると光秀に言うのですが、同時に公方様は食えぬ人だと残していきます。

KAMUI

信長が横目で義昭を見た時、同じような思いがあったのかもしれない。

順調に前線を押し上げ、義昭も出陣をしたことでより勢力を上げた織田軍であったが、摂津での戦いで一向宗徒と三好の残党に苦戦することに!

さらには浅井朝倉の軍に囲まれ四面楚歌状態になってしまったのです。

将軍自らが出たのにこの体たらくは何だと怒る義昭に、摂津晴門は武田や上杉を上洛させて織田を切り捨てようと促します。

KAMUI

ここでの一向宗徒、つまり僧兵は厄介すぎる。

地蔵を背負って苛立つ信長(染谷将太)に光秀(長谷川博己)は

延暦寺の僧兵は朝倉をかばい、織田軍が攻めてこようものなら仏を背負って戦うと脅しをかけてきます。

これに腹を立てた信長は、ならば自分も仏を背負って戦おうと言い、仏像を背負いだします。

「さぞ重いでしょう」と光秀が声をかけると「重い!」と言って、仏像を自身の体に縛り付けておく縄を解いた信長。

本願寺の僧兵も浅井もなぜ朝倉に味方をするのかと苛立つと、光秀はこう答えました。

「信長様は比叡山から奪った。しかし、朝倉は与えます」

何を奪い、何を与えたのか…それは金。

朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)は小判をつみ、一向宗を味方にするのでした。

KAMUI

朝倉はお金持っていますからね~遠慮なく使えるでしょう。しかし一向宗、雑賀宗は厄介ですよ。

『麒麟がくる』第32話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

朝倉討伐をしたいのに、浅井という敵が増え、さらには一向宗まで増え、大義名分を果たすことが出来ない信長。

さらには義昭も摂津に言われ、だんだんと信長はダメだという話の流れに。

そんなこと言ってるから比叡山は焼き討ちになるし、幕府も終わるのでは?と歴史を見れば思うわけですが、現状信長の方が状況は非常に悪い。

ここからどうなっていくのかはもちろん気になるのですが、信長家臣というポジションに未だおらずの光秀様。

残り話数も気になるところ、そしてこの人の一番の出来事は「本能寺の変」です。

そこにどんな風にしてたどり着くことになるのか、そわそわしております。

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