『緊急取調室3』では、キントリの存続の危機が迫ってきていますが、今回は一体どんな事件なのでしょう。
取調べでまる裸にしていく手段や仲間の絆がテーマでもある本ドラマ。
さっそく、『緊急取調室3』第3話をレビューしたいと思います。
目次
『緊急取調室3』第3話あらすじ
仮想通貨取引を意のままに操り、“5億稼ぐ女”と呼ばれるカリスマトレーダー・宝城理沙（筧美和子）が、自宅マンションで殺された。
死因は頭部をアタッシュケースで強打されたことによる脳挫傷。
事件現場の状況から、金が絡んだ顔見知りによる犯行だとにらんだ捜査一課の刑事・監物大二郎（鈴木浩介）と渡辺鉄次（速水もこみち）は、さっそく同じマンションに住む第一発見者・平井かすみ（仙道敦子）を逮捕する。
というのも、かすみは理沙に仮想通貨専用の口座を開設させ、裏で自分が売買取引を実行。
そう…何を隠そう、“5億稼ぐ女”の正体は理沙ではなく、かすみだったのだ！
しかも、かすみには犯行時刻のアリバイがない上に、理沙の部屋から指紋も多数検出されていた…。
ところが、いざ監物と渡辺が取り調べを始めると、かすみは犯行を全面否定。
完全に行き詰まってしまったため、取り調べは真壁有希子（天海祐希）ら「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」に一任される。
しかし、かすみは他人の口座で仮想通貨取引をした詐欺行為については認めたものの、殺人については相変わらず否認を貫き…!?
そんな中、有希子らの脳裏に大きな疑問が浮かび上がる。
そもそも、かすみはなぜ理沙を自分の代わりに表舞台に立たせたのか？
そこには何か“人には言えない理由”と“別の顔”があるのではないか、と…。
その矢先、理沙が男性高齢者たちを相手に、詐欺を働いていたことが判明！
しかも、この新事実をキントリ・チームが突きつけた瞬間から、かすみは“出口の見えない黙秘”に転じてしまい…!?
出典:『緊急取調室』公式ページ
『緊急取調室3』の見逃し配信情報
『緊急取調室3』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて全話配信されています。
なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。
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- 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。
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【ネタバレ】『緊急取調室3』第3話の感想
事件発覚
ある女性が部屋で遺体となって見つかります。
彼女は最初、何かから身を守る様な行動をとり、2階付近を見るように見上げていました。
いったい彼女の身に何が起こったのでしょうか。
彼女の頭に当たったのは、アタッシュケースでその中身は大金でした。
亡くなったのは、宝城理沙（筧美和子）というデイトレーダーで、“5億稼ぐ女”と呼ばれるカリスマトレーダーだそうです。
第一発見者は、隣人である平井かすみ（仙道敦子）。
「キントリ」に新しい仕事が来ましたが、今回の殺人事件で逮捕されたのは隣人であるかすみです。
だが、殺人事件の容疑者ではなく詐欺容疑で取調べになりましたが、供述が殺人を認める様な話は一度もしていないそうです。
実際にデイトレーダーを行っていたのは平井かすみ自身で、宝城理沙を利用していたといことが捜査で分かりました。
同じマンションに住んでいることや、今回の殺人は押し入った人の行為ではないということです。
アタッシュケースに入っていたお金はすべて盗まれている可能性が高いようです。
宝城理沙の家にはよく出入りしていたかすみですが、犯行は否定しています。
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取調べ
取調べをしていると、かすみはカメラがあることを驚きながら、宝城理沙のことを聴取されることに。
投資の本を出したいと思い、宝城理沙にビジュアル面でいいから本を出してほしいとお願いすると喜んで受け入れてくれたそうです。
雑誌の連載を持つこともできたので、満足していたそうなのですが、かすみは何かを必死に隠しています。
かすみは結婚していると言いますが、指輪をしているだけなので断定はできません。
かすみは、自分が矢面に立つことができない理由が何かあったと真壁さん（天海祐希）は言いました。
調べていくと、かすみの夫の家族は「殺された」と供述していますが、多額の資産はなかったそうです。
過去の悪事のせいで表には立たないわけではなさそうですが、隠していることはどれだけ大きいのでしょうか。
真壁さんが丸裸にするために、取り調べを引き受けました。
かすみが、年上を好きになるのは13歳の時に父親が亡くなったことと関係があると話します。
真壁さんは、かすみを怒らせるようなことを言いました。
すると、かすみは「キントリ」の策略に乗りましたが、今までの清純さは一切なくなりました。
稼いだお金はまた取引に使うと言いましたが、「お金より大事な物は若さと健康」と警察をおちょくり始めました。
宝城理沙は、老人に対して仮想通貨を用いて詐欺を行っていたことが通報により判明しました。
かすみは、母親の話をし始めました。
母親が今回のキーワードになっていきそうです。
真壁さんは、かすみの母親のところに会いに行きましたが、認知症がすでに進行していて、娘であるかすみのことも覚えていません。
たまに、会話ができるときがあるということですが、急に母親は「お金は怖い」という話をし始めました。
介護士は、かすみの仕事がデイトレーダーであることを知っていたようなのですが、この老人ホームではアンケートを収集していることも分かりました。
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事件の真相
宝城理沙から詐欺被害に遭っていた人達は、全員老人ホームを訪ねていたそうなのです。
そして、春さん（小日向文世）は「キントリ」が無くなってしまうかもしれないことに気づいているのかもしれません。
真壁さんも、今回の春さんの顔を見て思いついたようなのですが、かすみは取調べを黙秘で乗り切ろうとしています。
玉垣さん（ドランクドラゴン塚地）が画像解析を行っていると、宝城理沙とかすみの指に不信感を持ち始めます。
老人ホームに捜索に入っているはずの刑事からは何も報告はありませんでしたが、何が関係しているのでしょうか。
見学者の個人情報が洩れてしまっていたとことがあったそうなのですが、かすみの母親を介護している介護士がアンケート用紙を流出していたことを話しました。
面会記録を見せてもらいましたが、そこにはかすみの名前があり、職業欄には自営業と書かれていました。
自白に追い込めるだけの証拠は出てきていませんでしたが、真壁さんは何か考えがあるそうです。
玉垣さんも少しずつ馴染んできています。
かすみの母親の話を真壁さんがしていくと、少し不安そうな顔になってきましたが、怒りも出てきました。
「何も分かっていない」と真壁さんを侮辱していますが、格差社会などに嫌気がさしていて、怒りも通り越してしまっています。
お母さんをわざわざ取調べ室まで連れてきていて、事件を本当に起こしていないのか誓えるかと言われました。
かすみと介護士を標的にすることが目的で、取調べ室に呼び出していたことが作戦のひとつでした。
自営業と書いてあるのに、かすみの職業を知っていたのは介護士である彼だけでした。
アンケート用紙を盗んだのは介護士で、大金を手に入れたことで老人ホームを辞めようとしていることも捜査済みです。
宝城理沙を殺害したのは介護士で、お金を手に入れたかったという欲望で起こしてしまったことでした。
そこで、5億円稼いでいるのは宝城理沙ではなく、かすみであることを知ったということが真相でした。
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『緊急取調室3』第3話まとめ
#沢口サーズデー まであと1時間‼️そしてそのあとは… #天海サーズデー 👮♀️あと2時間ですよ🈲 #沢口サーズデーのインパクトすごみ#仙道敦子 さんがクランクアップ した瞬間の写真をお届け…👏 #天海祐希 さんの背中がなんとも頼もしい🤤❤️ #緊急取調室 #キントリ#今夜９時 #あと2時間 #テレビの前へ pic.twitter.com/T074D0LqEO
— 緊急取調室 (@kintori_tvasahi) 2019年4月25日
それぞれ人に大切な物や人があります。
世の中には、格差や差別がいくらでもありますが、それを良く思っていない人が起こした事件であり、それに復讐はできません。
自分の身は、自分で守るしかないということが、今回の第3話でよく分かりました。
世の中に対しての想いは誰にでもあり、不条理にできていますが、受け入れた先に何かがあるのかもしれません。
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