『きのう何食べた?』第11話あらすじ・ネタバレ感想!ケンジとジルベールの幸せバトルに思った幸せの本質

ドラマ『きのう何食べた?』第11話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『きのう何食べた?』公式ページ

『きのう何食べた?』の第11話は、実家にケンジ(内野聖陽)を連れてくるように言われて困惑するシロさん(西島秀俊)からスタートします。

そして、再びやってきましたクリスマス。

指輪を自慢したいケンジ(内野聖陽)の行動が、ジルベール航(磯村勇斗)の嫉妬心に火をつけ、小日向(山本耕史)とシロさんが頭を抱える事態に。

どこを切り取っても面白く、そして美味しい料理に目が眩みます。

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『きのう何食べた?』第11話あらすじ

ドラマ『きのう何食べた?』第11話あらすじ

師走のある土曜日。

実家に帰った筧史朗(西島秀俊)は、久栄(梶芽衣子)がやけに穏やかなのが気になる。

なにかあるのでは…その予感は的中。

正月に矢吹賢二(内野聖陽)をうちに連れてくれば、と言い出したのだ。

しかし史朗にはまだ迷いがあり、その言葉に即答できなかった。

帰宅した史朗は、クリスマスを前にソワソワする賢二に、今年のディナーは小日向大策(山本耕史)、井上航(磯村勇斗)を招いて4人で過ごそうと提案する。
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【ネタバレ】『きのう何食べた?』第11話の感想

シロさん(西島秀俊)のご両親、頑張りました

実家で久栄(梶芽衣子)と台所で肩を並べて料理をするシロさん(西島秀俊)。

とんかつを揚げる時には、卵に水を少し加えて量を増やす術や、肉そのものには味付けをしないなどのスキルを学びつつ、自分の倹約的なところは母の影響だとシロさんは自覚します。

「あなたが女の子だったらねぇー」

久栄はそんなことをつぶやきだしました。

確かに、母の味を娘が受け継ぐのに、一緒に料理をする姿とかよく見ますよね?

まぁ、私はそんな時期まったくと言っていいほどありませんでしたが。

ですが、男であってもこうやって一緒に料理をすることが出来るので、悪くないなあとも思う久栄でした。

そんな母の姿に、シロさんはちょっと警戒態勢。

会話に違和感を覚えるシロさん。

その答えはこれでした。

「こ、ここ…こんどのお正月は!ケンジさんも連れていらっしゃい!」

この衝撃発言に、さすがのシロさんも驚きます。

嵐の前の静けさを感じたのはこれかーと頭を抱えるシロさん。

「一緒に住んでいるということは結婚しているも同然なのでしょ!?なら、両親である私たちに紹介するのが当たり前でしょ」

台本を読んでいるかの如く、言葉に滑らかさがありません。

結婚なんてそんな…というふうにシロさんが否定をすると、今まで口を開かなかった父・悟朗(田山涼成)が突然です。

「お前はそんな半端な気持ちで同性愛者をやっているのか!」

と、ぎこちなく怒鳴り始めます。

悟朗役が志賀廣太郎さんから田山涼成さんに変わったせいか、突然覇気がパワーアップした感があります。

さすがのシロさん、押し負けます。

親の悩みは、ゲイもノンケも変わらない

佳代子(田中美佐子)に玉ねぎをおすそ分けしてもらうために富永家を訪れたシロさん。

すると、娘のミチル(真凛)が苛立った様子で登場。

玉ねぎを分けてもらいに来たと言うと、

「あ、母は中にいますよ。父も(怒)」

父と娘で絶対何かあった感じですよね。

もちろんその通りなのです。

ミチルには、学生の頃から付き合い同棲している恋人がいるのですが、そろそろ結婚とか出産とか考えないのかと、富永(矢柴俊博)に言われ苛立ちます。

30歳だから特別変わるという必要もなく、結婚も考えていないと思うミチル。

仕事をしながら子育てをするなら、今の時期がいいと思う親ですが、子供も欲しくないと言われ、大喧嘩がスタートした感じです。

結婚して孫の顔が見たい。

その問題は、どうやらゲイもノンケも同じだと、シロさんは身をもって知らされるのでした。

「親って、変な生き物でしょ?」

佳代子からのこの問いかけに、シロさんはなにも言い返せません。

確かにそうかもしれませんよね。

親になったからこそ、子供に言えることがあります。

それは親にならないとわかりませんから。

ケンジ(内野聖陽)と航(磯村勇斗)の見えない闘い

再びクリスマスがやってきました。

この日は第4話と同じメニューを作りますが、今年は小日向(山本耕史)とジルベールこと航(磯村勇斗)を呼んでのパーティーとなりました。

気を良くしたケンジは、飾りつけをして雰囲気づくりをする反面、指輪を買ってもらったことを自慢したい気持ち満々です。

指輪を左手の薬指に付けたケンジは、これ見よがしにアピール!

小日向は何も気づきません。

当たり前のように買ってきたシャンパンやケーキを差し入れしますが、航の方ははっきり気づきます。

良いでしょ~?と、言わんばかりに、左手で髪を描きあげるケンジに、航は完全に嫉妬と苛立ち爆発です。

そのせいか、航はシロさんの料理に次々と文句を付けます。

いつもなら高級ディナーだったんだからね!と拗ねているうえ、ケンジのせいでさらに拗ね、

「なにこのデブ製造機みたいなメニュー!これ以上食べたら病気になっちゃう!」

下げようと思ったら「止まんないの!」と、皿を返さない。

セロリやアサリは嫌いなので、ラザニアを盛ってもらったら文句を言いながら止まりません。

4人の中で一番若いもんですから、一番食べました。

「来るんじゃなかった!」と怒る航に対し、「じゃあ、帰る?」と、嫌味に言うケンジ。

「何言ってんの?ケーキあるんだから帰るわけないじゃん!」

ジルベール!まだ食べるのかと、驚きます。

ケーキの前に紅茶のシャーベットを出すシロさん。

色が地味だと笑う航。

もう、シロさん&ケンジよりこっちの方がいい生活してるんだぞ!というアピールをしたくて仕方がないのです。

「この前のパンケーキだって、アルミホイルに包んで持って来たんだよ!田舎っぽいでしょ!」

航が地味だ地味だと煽ると、ケンジにしっかり返されてしまいます。

「でも美味しかったでしょ?」

「……。」

ジルベール、仕方がない。相手が悪いです。

高級ディナーに連れて行ってくれる小日向。

美味しい料理を作ってくれるシロさん。

どっちも魅力的だし、自分の方が幸せだし!とマウンティングを取ろうとしている感が面白かったです。

そもそも、ケンジも張り合うんじゃない…と思いましたが、誰にも見せられなかったから見せたかったんですものね!

ゲイを知ってもらうのではなく、今幸せだと知らせたい

正月はどうするのかと航に聞かれたシロさんとケンジ。

するとシロさんは意を決して、ケンジを実家に連れていこうと思うと話します。

なにも聞いていなかったケンジもさすがに驚きます。

が、シロさんのこの言動に、航はズバッと言うのです。

「親に恋人まで紹介しちゃうのはどうかと思うよ?」

「髭の生えた恋人なんて見たらWショックじゃん。」

ゲイの偏見なんてなくならない。

なのに両親に恋人を紹介するとかどうなの?というのが、航の見解です。

航も色々苦労したんでしょうね。

これは意地悪ではなく、本音だとわかります。

これに対し、シロさんは語ります。

俺がゲイだってわかった時、最初どう思ったのかなと。

こう思った。

きっと両親は、俺がゲイだってわかった時、俺のこと可哀そうな子だと思っただろうな。

次に、俺がこんなふうになってしまったのは、私たちの育て方が悪かったんじゃないか。

自分を責めたかもしれない。

涙を堪えて語るシロさん。

ゲイが何たるかを知ってもらうんじゃなく、今の自分は不幸じゃない。

それをわかってほしくて、シロさんは改めてケンジに実家に来るように言います。

そんなことを聞いたら、ケンジも行かないとは言えません。

「俺、行くから。絶対に行く。行くから。」

涙が止まらないシロさんとケンジ。

もらい泣きする小日向。

あっちのほうが幸せ過ぎて悔しい航。

完全に見せつけられたと怒る航は、小日向に言います。

「指輪買って」

最後まで気づかない小日向。

なんでしょ。ここまで鈍感だと、航がワガママになるのも仕方がない気がしました。

『きのう何食べた?』第11話まとめ

今回はとにかく、指輪を自慢したいケンジと、指輪なくてもこっちの方がそっちよりも幸せだもん!と主張したい航。

しかし最終的には、シロさんがケンジを実家に連れていきたいと言い、その想いを聞いて完全敗北。

高級ディナーにも行くし、指輪も買ってとねだる航。

人の幸せを見ても比べちゃダメですよ。キリがありませんからね。

張り合ったり見せつける必要もありません。

まして、結婚していないから、子供がいないから不幸せということもありません。

人それぞれ幸せの形があるのです。

それを受けい入れることで、誰もが幸せを感じられる、そんな気がしました。

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