西宮と対峙する野薔薇。
真依の事情や女として呪術師になるということについて説かれますが、野薔薇はその全てを強い言葉でねじ伏せて西宮を追い込みます。
しかし、狙撃され倒れてしまった野薔薇。それは真依の仕業でした。
真依は真希と姉妹対決をすることになります。
そして、幼い頃の2人の過去に涙が流れてしまうこと間違いなしの17話です!
目次
『呪術廻戦』前回第16話のあらすじと振り返り
それぞれの戦いに身を投じる中、パンダはメカ丸と対峙します。
パンダは呪骸ではありますが特別な存在らしく、突然変異で感情を持って生まれたのです。
一方のメカ丸は、生まれながらに強制的に呪いを付加されており、その代わりに実力以上の呪力出力と広大な術式範囲を得ていたのです。
特別と特別がぶつかり合う激しい戦闘が続きますが、実はパンダの中には心臓となる核が3つ存在していました。
その最後の一つ、ゴリラのお兄ちゃんの核でメカ丸を追い込み、勝負はパンダに軍配が上がります。
【ネタバレ】『呪術廻戦』第17話あらすじ・感想
シン・影流
真希と対峙する三輪は、真依の言っていた「呪具振り回すだけの一般人」という言葉を信じていたのですが、実際に対峙してみれば真希の実力は相当のものでした。
森の中でも長物を振り回せる実力、万年4級というのが信じられないほどに、真希の戦闘スキルは洗練されたものでした。
追い詰められた三輪のシン・影流は、自分の周囲に2.21mの簡易領域を作るものです。
領域内に入ったものをフルオートで攻撃すし、その上正面の敵に向いている「抜刀」は最速です。
それを使ってなんとか隙を作ろうとしますが、真希は長物のリーチを捨て、折って投げつけ、その影にさらに暗器を忍ばせてフルオート攻撃を解除します。
真希の勘の良さに翻弄され、三輪は刀を取られてしまい、棄権となりました。
あか
金で動く
真希の実力は4級としては低すぎますが、禪院家が昇級を邪魔しているのだと言います。
また、生徒たちの様子は動物の目を介して監視しているようですが、その動物を操る教師は金だけを信用しているようで、虎杖の周辺の映像だけが意図的に隠されているようでした。
エリア内に放たれてた呪霊には呪符が貼られており、消滅すれば教師のもとにある呪符も燃えてなくなります。
その色で東京と京都を見分けることができるようです。
あか
口論
西宮と野薔薇が対峙しますが、西宮は空を飛び、野薔薇の体が浮くほどの呪力の風を発生させます。
西宮は野薔薇に女の呪術師の厳しさを説きます。
「女の呪術師には完璧が求められる。そして真依はそれ以上の理不尽と戦っているのだ」と睨みつけます。
何度吹き飛ばしても立ち上がる野薔薇に、西宮は戦い慣れていると評価します。
西宮が今いち攻めきれない理由は、呪言師である狗巻の存在です。
どこから来るかわからない以上、気を張って呪力で脳を守らなくてはならないため、集中できないのです。
西宮は、野薔薇に対してさらに真希の大変さを説きます。
禪院家という名家の重圧、完璧が当たり前という日常、女はまずスタートラインにすら立たせてもらえない。
その中で呪術師として生きる真希の苦悩と苦労。
それらを語りかけますが、野薔薇は「不幸なら何しても許されんのかよ。同じ生い立ちでも私は真希さんが大好きだ」と言い、虎杖のことに関しても「どんな人間か少しは考えたことあんのかよ」と声を荒らげます。
「テメーの人生は仕事かよ!」と野薔薇は反撃に打って出ます。
ギリギリでほうきの枝を掠めた野薔薇は、そこに呪力の釘を強い言葉とともに打ち込みます。
そして殺してしまわないように、ピコピコハンマーで応戦したところで、遠くから狙撃されて野薔薇は地に伏してしまったのでした。
あか
姉妹
野薔薇を狙撃したのは真依でした。
真依と真希が対峙することになり、1対1で戦うことになります。
交流会で活躍すれば、真希はその名を知られることになります。
その為にも団体戦を勝つのだと言う野薔薇の話が聞こえていた真希は、自分のために頑張ろうとする後輩を思い出して笑うのでした。
肉弾戦になれば圧倒的に不利になってしまう真依。
幼い頃から呪いが見えなかった真希は、いつだって真依の手を引いていました。
不安なんてないみたいに進む真希が嫌いだった真依。
禪院家の当主になると言い切って家を出た真希。
それなりの試練を与える、と笑う現当主は、真依にも同じ試練を与えることにしたようです。
銃で応戦する真依、しかしその弾丸は真希には当たりません。
6発の後、あるはずのない弾丸に真希の動きが一瞬止まります。
それは真依の術式で、己の呪力を元に0から物質を作り出しますが、術式を解いた後も残るために呪力の消費が激しく、真依には1日1回の弾丸が精一杯のようです。
しかし、それすら真希は手で掴んで止めてしまいます。
真依は体術で応戦しようとしますが、真希には敵いません。
禪院家では認められなかった才能ではありますが、呪力を持たない代わりに人間離れした身体能力を得ているようです。
決着がつき、「なぜ家を出たの?」と問いかける真依に、真希は「言わなくてもわかるだろう」と答えますが、真依は「呪術師なんてなりたくなかった。あんたのせいよ!あんたのせいで私も頑張らざるをえなかった!適当に生きれば良かったじゃない。なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの」と心痛な面持ちで訴えます。
真希はそれを聞いて、「あのままじゃ私は私を嫌いになってた。それだけだよ…ごめんな」と小さくこぼすのでした。
「置いて行かないでよ」「当たり前だ」という幼い頃の記憶が反芻しますが、それでも置いて行かれてしまった真依。
「嘘つき、大っ嫌い」と声を揺らす真依は、1人膝を抱えてうずくまるのでした。
あか
『呪術廻戦』第17話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
#呪術廻戦 第17話の視聴者が選ぶ名シーン決定!
・奪い取った刀の切っ先を三輪へ向ける真希
・トンカチで殴れば殺してしまうと判断して、ピコピコハンマーに持ち替える釘崎
今回はこのシーンを壁紙にしてMBS番組ページで期間限定配信!https://t.co/zAIGA51JhW
本日も投票お願いします! pic.twitter.com/5CJOH3a0Du— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) February 12, 2021
次回は伏黒と加茂の戦いでしょうか?
しかし、虎杖はどうなるのでしょう。
それと加茂の実力も気になるところですね。
今回でかなりの棄権が出ましたが、果たして団体戦はどちらの勝利になるのでしょう?
次回も見逃せませんね!
▼次回第18話も続けて読む▼