『時効警察はじめました』第2話あらすじ・ネタバレ感想!向井理が事件の犯人?嘘つきバトル開幕

ドラマ『時効警察はじめました』第2話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『時効警察はじめました』公式ページ

第2話は、向井理がミステリー作家・日下部秋斗として登場します。

今回、霧山(オダギリジョー)が調べる時効事件は、25年前に起きた日下部光晴(古舘寛治)密室殺人事件です。

霧山は秋斗に事件について聞きますが、秋斗は嘘をついているようです。

熊本(岩松了)が持っていた『世界嘘大百科辞典』を参考に、霧山は秋斗がついた嘘を探り事件を推理します。

秋斗は霧山の推理を聞き愕然とするのですが…。

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『時効警察はじめました』第2話あらすじ

新人刑事・彩雲真空(吉岡里帆)や鑑識課の若きエース・又来康知(磯村勇斗)も夢中になっているミステリー作家・日下部秋斗(向井理)。

“ミステリーの貴公子”ともてはやされる彼は、小説を出せばすべてベストセラー、おまけに写真集やCDまで出すなど、アイドル的人気で世を席巻している。

そんな彼には、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が思わず興味を抱く過去があった。

ドラマ『時効警察はじめました』第2話あらすじ①

実は秋斗の父で、有名ミステリー作家だった日下部光晴(古舘寛治)は25年前、自宅の書斎で発生した密室殺人事件で死亡。

やがて庭から凶器のナイフが見つかり、殺人と目されたが、完全密室のトリックも犯人も解き明かすことはできず、事件は時効を迎えていたのだ――。

ドラマ『時効警察はじめました』第2話あらすじ②

当然のごとく、霧山はこの事件を調べることに。

助手の三日月しずか(麻生久美子)だけでなく、色めき立った彩雲や康知にまで付き添われ、秋斗のもとを訪ねる。

ドラマ『時効警察はじめました』第2話あらすじ③

すると秋斗は自ら、霧山の捜査に協力すると言い、今も事件発生時のまま保存してある書斎へ案内。

事件現場の状況や、父への尊敬の念、そして自分にはすでに密室の謎が解けていることなどを、とうとうと語る。

だが、霧山は秋斗が嘘をついていると直感。

だが、どの発言が嘘なのかまでは特定できず…!?

ドラマ『時効警察はじめました』第2話あらすじ④

そんな中、霧山は秋斗の担当編集者・芝浜保(マギー)から、秋斗と光晴の親子仲が最悪だったという情報を入手。

さらなる謎解きの手がかりをつかもうと、再び秋斗を訪ね、即席推理を披露する。

ところが、それが“嘘の推理”であることを、秋斗はまんまと見破ってしまい…!
出典:『時効警察はじめました』公式ページ

【ネタバレ】『時効警察はじめました』第2話の感想

ミステリー作家が密室で殺される

25年前、国民的ミステリー作家・日下部光晴(古舘寛治)が鍵のかかった自室で殺されました。

光晴は時間にきっちりしている人でしたが、その日に限って朝食を食べに来ませんでした。

光晴の息子・秋斗は、お手伝いさんにフレッシュジュースを作って欲しいと頼みます。

お手伝いさんがジューサーを回すと電源が落ちてしまいました。

秋斗たちは、電源のブレイカーを上げてから父の書斎に向かいます。

しかし部屋には鍵がかかっていて、声を掛けても父からの返事はありません。

秋斗はハンマーでドアを叩き破り部屋の中に入りました。

中を見ると、ナイフで腹部と心臓付近を刺された光晴が椅子に座って亡くなっていました。

ナイフの刺し傷は2カ所、血だまりはドア付近と窓付近と椅子の周りの3カ所にありました。

自殺の可能性も考えられましたが、凶器のナイフが庭から見つかったことから密室殺人事件として捜査することになりました。

その当時、秋斗は小学6年生、秋斗の妹は小学2年生、秋斗の母は1年前に病死していました。

趣味に生きる男たち

霧山(オダギリジョー)は遺留品を持って秋斗(向井理)の屋敷に向かいます。

今回は三日月(麻生久美子)だけでなく、彩雲(吉岡里帆)と康知(磯村勇斗)も一緒です。

秋斗はアイドル並みに人気のあるミステリー作家で、彩雲と康知は秋斗の大ファンなのです!

門のベルを押すと「こんにちはウエルカム」と秋斗の声で出迎えてくれました。

4人を部屋に通した秋斗は、霧山の様子を見て「このまま帰ってもいいんですか?」と聞きました。

霧山が正面を見ながら眼球を左右に動かしていたのを見て、他に目的があることに気が付いていたのです。

霧山は「時効になった事件を調べるのが趣味なんです」と言いました。

秋斗も「小説も歌も、生きること全てが趣味」と言い、同じ仲間として霧山に協力することにしました。

秋斗は霧山と同じように洞察力があるようです。

秋斗には父の密室殺人事件の謎が解けているようですが、霧山たちには教えないと言います。

『世界嘘大百科辞典』

霧山は秋斗が嘘をついていると言います。

理由は、秋斗が脇の下に汗をかいていたからとのこと。

でも、秋斗がついた嘘が何かは分かりません。

話を聞いていた熊本(岩松了)は、大事そうに『世界嘘大百科辞典⑤<見破り編>』を取り出し霧山に見せました。

本の端に小さく書かれた文字は、パラパラとページをめくることで言葉の意味を成すようです。

  • その一、嘘をつくと汗をかく
  • その二、脳内のドーパミンが増えまばたきが多くなる
  • その三、逆にまばたきしなくなる
  • その四、笑顔でも目が笑っていない。つまり、口角は上がるが目尻にしわが出ない
  • その五、なんだか嘘っぽい

確かに、嘘をつくと緊張して汗をかく気がします。笑顔も不自然になるかも…。

康知(磯村勇斗)がワイルドになっちゃった!

第1話の康知(磯村勇斗)は、とても優秀な好青年という印象でした。

今回の康知は、前回と打って変わって不良青年のようです。

白衣の下に赤いセーターを着て、エナメルのベルトをしています。髪も口調もワイルドです。

個人的には好青年の康知の方が好みですが…。

母・又来(ふせえり)は、家から出ていくと言っている康知への餞別にお守りをたくさん用意していました。

2人は喧嘩をしていますが、傍から見ると仲のいい親子にしか見えません。

霧山(オダギリジョー)の嘘

秋斗に呼ばれた霧山は、そこで自分の推理を披露します。

「犯人は光晴さんをナイフで刺した。そしてドアから出ていった。その後、犯人が調教したサルが天窓から入ってきてドアのカギを閉め、ナイフを取って天窓から逃げた。そしてナイフを庭に落とした」

霧山は三日月と彩雲に指示を出し実演して見せますが、ふざけているようにしか見えません。

しかし、秋斗は真面目に聞いています。

霧山は、サルの場合、オウムの場合、ヤギの場合と自分の推理を披露します。

でもそれは全て嘘でした。

秋斗は『世界嘘大百科辞典』を取り出し、霧山がまばたきを46回していたと言います。

なんと、秋斗も『世界嘘大百科辞典』を持っていたのです!

霧山は秋斗に嘘を見抜かれてしまいました。

秋斗(向井理)の嘘

霧山と三日月は、お手伝いさんや秋斗の妹、担当編集者に話を聞き事件を整理します。

康知から得た司法解剖の結果も有力な情報です。

その中でも特に霧山の感性を刺激したのは、彩雲から得た情報でした。

彩雲が秋斗から借りてきた『罪とバネ』には、ナイフが刺さったような傷がありました。

それを見た霧山は「ガッビ~ン」と言って、何かひらめいた様子です。

彩雲はカードを準備して霧山に付いていきたかったようですが、十文字(豊原功補)に連れていかれてしまいました。

刑事課の仕事は今起こっている事件を解決するのが仕事ですから…。

霧山は三日月と一緒に秋斗の屋敷に行き、自分の推理を披露します。

秋斗が嘘をついていないか確認していくため、全ての質問に「いいえ」と答えてもらいました。

三日月は、秋斗が「いいえ」と答える様子を観察しています。

秋斗は、自分だけでなく母にも厳しかった光晴を憎んでいたのです。

母が死んだのは父親のせいだと思っていました。

霧山は、秋斗が複数のミステリー小説のトリックを組み合わせて密室殺人を実行したと言います。

霧山の推理を聞いた秋斗は、観念したように「その通りだ」と自白しました。

でも霧山の推理は真っ赤な嘘でした。

そして秋斗の嘘は、事件の謎が解けていると言ったことでした。

秋斗は、母を死に追いやった父を殺そうと計画を立てて実行したのですが、どうしても解けない謎があったのです。

密室トリックを完成させたのは…

秋斗の計画通り光晴が殺されたなら、天井のシャンデリアに付けたナイフが停電と同時に落ち、光晴に刺さって亡くなるはずでした。

そうすると、刺し傷は1つ。血だまりも1つのはずです。

しかし、光晴には2カ所の刺し傷と、血だまりが3カ所あったのです。

当時小学生だった秋斗の計画はことごとく失敗していたのです。

天井から落ちたナイフは光晴が読んでいた本に刺さり、水車の力で外に出るはずのナイフも天窓に引っかかっていました。

光晴は秋斗の計画を完成させるため、自分で自分を刺したのです。

血を流しながら自室のドアを閉め、天窓に引っかかったナイフの紐をほどくのですが、倒れたはずみでナイフに刺さってしまいます。

光晴は息も絶え絶えにナイフを庭に投げ、椅子に戻りました。

密室トリックを完成させたのは光晴だったのです。

光晴はステージ4の悪性脳腫瘍を患い、余命いくばくもない状態だったのです。

光晴は厳しい人でしたが、家族を想っていました。

光晴は、息子の計画を成功させるために密室殺人を作り上げたのでした。

『時効警察はじめました』第2話まとめ

今回は、密室殺人と見せかけた自殺でした。

霧山はパラパラと紙をめくることで文章が完成する『この件は誰にも言いません』カードに認印を押して渡しました。

新しいメンバーの彩雲と康知も事件解決に一役買います。

又来は相変わらずふざけていて康知にも呆れられますが、息子を想っていることに変わりはありません。

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