『Iターン』第3話あらすじ・ネタバレ感想!光雄(ムロツヨシ)に恋の予感?美月(鈴木愛理)は小悪魔の予感

ドラマ『Iターン』第3話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『Iターン』公式ページ

闇金、恐喝、ねつ造、謎の粉…出てくるワードが怖すぎる!

でも、見るとプッと笑わされちゃう不思議なドラマ『Iターン』第3話は、光雄(ムロツヨシ)がついに犯罪まがいなことまでやっちゃいます。

組の人も怖いけど、普通を装ってる人も十分狂気に満ちていることを実感させられ、ゾクッとしますよ。

それぞれの恋のベクトルも動き出す、濃いめの回です!

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『Iターン』第3話あらすじ


ドラマ『Iターン』第3話あらすじ

岩切組への迷惑料500万円の金策に苦戦する狛江(ムロツヨシ)は、岩切(古田新太)に言い訳するが…。

岩切は狛江が営業をかけている百貨店の情報を知り、とんでもない提案を持ち掛ける。

スナックの謎多き美人ママ・麗香(黒木瞳)も巻き込み、事態は狛江も予想していなかった展開に!?

そんな中、竜崎(田中圭)から借金が帳消しになる甘い誘惑が…。

悩みが尽きない狛江に部下の美月(鈴木愛理)との禁断の恋の予感…!?
出典:『Iターン』公式ページ

【ネタバレ】『Iターン』第3話の感想

光雄(ムロツヨシ)が当たると評判の麗香(黒木瞳)に占ってもらう

狛江光雄(ムロツヨシ)は、岩切組舎弟としての初仕事・スナック来夢来都のケツ持ちで、酔っぱらった半グレさんの処理を任されました。

しかし、サラリーマンの光雄に戦うノウハウなどあるはずもなく、ボッコボコにされ気を失ってしまいます。

ホステス・めぐみ(森田望智)に「ずいぶんと弱い極道さん」とからかわれながら介抱されます。

見かねためぐみの勧めで、光雄は人の運命を当てるプロと評判のママ・麗香(黒木瞳)に占ってもらうことになります。

麗香が広げたタロットカードから2枚を選びます。

1枚目に選んだカードは現在、2枚目はアドバイスだと言われます。

1枚目は「太陽のカード」。

目の前に邪魔が入らない明るい未来を表し、“上の人間の言葉にとらわれずに受け流して過ごすと明るい未来が待っている”そうです。

高峰部長や岩切組長が頭をチラつき「あの人たちに囚われないなんて無理」と光雄はガッカリします。

2枚目は「世界のカード」が開かれました。

もっとも理想とする完成された世界を意味するカードだそうです。

麗香にどういう意味か?と尋ねましたが、「自分で考えて。答えは自分の中にしかないの。」と受け流されてしまいました。

岩切の組長・岩切猛(古田新太)も30年前から占いの常連、当たると人気の麗香のタロット占いでしたが、いまいち光雄にはピンとこない感じです。

この占い結果がジワってくる明るい未来なんて、彼に訪れるのでしょうか。

「辛いことがあったらいつでも来てよかけんね。話くらい聞いてやるけん。」

腫れ上がって目が見えない状態の光雄には、麗香の優しい博多弁が心に沁みます。

このスナックは、心のオアシスになりそうです。

禁断の恋の予感に浮かれる光雄(ムロツヨシ)が痛い

二足のわらじを履く光雄は、広告代理店「宣告社」阿修羅支店の支店長としての仕事もこなします。

こちらでは、丸越百貨店の広告を全面的に受注しろ!という本社の高峰部長(相島一之)の無茶ぶり命令に苦しんでいました。

攻略困難と思われる販売促進部長・深町智博(木下隆之)への接待は一度失敗しており、広告を頼んでもらえる気配ゼロです。

先月の阿修羅支店の業績は好転するどころか、ひどい有り様。

本社とのテレビ通話会議で、高峰部長に君たちには後はないと詰められ、ネチネチといじられます。

光雄の「コネ部長」発言への報復です。

「どうなっても知らないよ。閉鎖になるかもしれないね!」

十分解っていて左遷したクセに痛いところをエグってきます。

同席していた営業・柳直樹(渡辺大知)と事務・吉村美月(鈴木愛理)は、パワハラ具合に憤りと悲しみを感じているようです。

「接待やらかしたんで。もう一度、ダメ元で深町部長にアタックしてきます!」

いつもは退社時間に真っ先に帰宅する柳が、ヤル気をみせます。

吉村は「2人きりでご飯行きませんか?柳さん抜きで、内緒でお話したい。」と、光雄に意味深な誘いをかけてきます。

財布の中身を確認しこの日は断念しましたが、思いがけない出来事に光雄の心はザワくのでした。

ぐひひと不敵な笑みを浮かべて、福山雅治っぽい語り口調で「美月くん、だめだよ。僕は妻がいる身だよ。」と、独り言を言っっちゃってる光雄の超絶痛い感じに笑ってしまいました。

この男、どん底でも全然めげずに調子に乗っちゃうんですw

寝ぐせ頭の駄目営業だった柳が、仕事に対して意欲が向上してきたという変化と、若き女子・吉村からの光雄への不倫を連想させるような誘いという気になる要素が出てきました。

支店の人間関係がより複雑になってきそうです。

おどれも盃受けたんやったら命張ったらんかい

意気揚々と自宅に帰宅すると、岩切猛組長と組員・桜井勇一(毎熊克哉)が、なんと室内に土足で上がり込んでいました。

どうやら桜井が得意なピッキングで光雄の部屋に入ったようです。

「500万、返済どないなっとんねん。」

岩切が静かなトーンで聞いてきます。

竜崎への補償金で、キャッシングやサラ金から全て借り尽くしてしまったと、“多重債務者”である現在の状況を話します。

自分よりライバルの竜崎を優先したことに怒り心頭の岩切は、「金はなんぼでも作れる。お前に作る気がないだけや。」と微塵も情けをかけてくれません。

終いには印刷屋を使ったキックバック方法でお金を作れと脅してきます。

もちろん、これは違法で犯罪です。

上司にバレたらヤバいと、光雄はひるみます。

「せやから、甘い言うんじゃ。サラリーマンは!よう考え。生き残ることが先決や。」

たまに岩切は、意外ともっともなことを言ったりします。

すると桜井は、こう持ちかけてきます。

「おやじは、丸越を抱きこんで金を作れとおっしゃってます。」

とにかく丸越にアポをとれ、組の方でも処理の仕方を考えると言います。

「サラリーマンと違って、ワシら極道のシノギは命がかかっとる。おどれも盃受けたんやったら命張ったらんかい。」

岩切は、身震いする怖い言葉を残し、帰っていきました。

宣告社の阿修羅支店長としても、岩切組の舎弟としても、落とすべきターゲットはひとつ!

丸越百貨店から仕事をとれなければ、光雄の明日はありません。

面白い展開になってきました!

光雄(ムロツヨシ)、ついに闇金北島(アントニー)からお金を借りてしまう

途方に暮れる光雄の元に娘・遥から電話があります。

「パパの声、久しぶりに聞きたくてさ。」

なんて可愛いことを言うんだろうと、光雄も娘の愛のある言葉に感激します。

「ねぇ~。新しいiPhone買ってよ~。」

前言撤回です。

ただのおねだり電話で、親の心子知らずでした(笑)

ヒリヒリさせる場面と、フッと笑わせてくれる場面の緩急が絶妙です。

とうとうお金に行き詰まり過ぎた光雄は、禁断の領域に足を踏み入れてしまいます。

闇金北島(アントニー)から40万、トゴ(10日で利息5割)で借ります。

はじめは丸越の接待費30万を借りるつもりが、娘のiPhoneの話を思い出して10万加算して40万円、光雄の親心を感じて胸が詰まります。

今回はがっつりと免許証まで写真を撮られます。

返すアテもないのにまた借金してしまいました。

この借金は後に大変なことになりそうなヤバい感じがしますよね。

芸人・アントニーの登場で笑ってしまうかと思ったのですが、かなり胡散臭さをリアルに醸し出せていて驚きました。

俳優・アントニーの演技もなかなかです!

丸越百貨店・深町部長(木下隆之)にリベンジ接待開始!

深町部長へ謝罪し、もう一度接待させて欲しいと願い出ます。

はじめは追い返されそうでしたが、美月がジッと深町部長を見つめると途端に気が変わります。

「まぁ…そこまで言うなら。チャンスをあげよう。」

前回同様1軒目は、深町部長行きつけの「鮨割烹 龍馬」で高級鮨。

今回は柳も一生懸命、接待に気を遣ってくれていい雰囲気で進みます。

2軒目は光雄がチョイスした「スナック来夢来都」で飲みなおすことにします。

美人ママ・麗香の登場でつかみは上々、深町部長上機嫌です。

そこで柳は、ママと一緒に席にやってきたホステス・めぐみ(森田望智)に一目惚れしてしまいます。

めぐみを瞬きなしで見つめ続ける柳を見た美月は、何とも言えない表情をします。

小さなスナックの一席で、色んな恋が動き出していました。

トイレに立った光雄をママが追ってきます。

麗香に手渡されたのはなにかの薬のような粉末、それを深町のグラスに入れろと指示されます。

「死にはしないから大丈夫。いい未来を掴みたいんでしょ?」と耳元でささやかれました。

「みなさん!コレは大丈夫なものですかぁ?ママはいったい何者ですか?僕はあの美しい人を信用してもいいのですか?」

光雄がカメラ目線で話しかけてきます。

声が届くのならば止めたいところです。

とうとう犯罪ゾーンに彼は導かれて行ってしまいました。

光雄(ムロツヨシ)、とうとう法を犯す

「手相見るの得意なんだよ~!こっち来なさい。」

そう言って、美月の腕をひっぱって隣に座らせた深町は、腕をプニプニ、ここぞとばかりに触りまくります。

彼女がタイプみたいで、第2話でもターゲットにしていましたよね。

光雄が止めに入ったことで「つまらん!」と一気にご機嫌斜めモードに。

後が無くなった光雄は、隙を見てママからもらった粉末を深町のグラスに入れてしまいます。

「めぐみさんのために歌をうたいます!この街の歌。」

宣言した柳と、まぜか一緒に歌うと宣言した美月は、デスボイスを出して「SHURA! SHURA!」と歌い始めます。

歌手・渡辺大知&鈴木愛理のヘビメタ・デュエットは貴重で第3話オススメのシーン。

ホステスたちが一斉にヘッドバンキングして乗っかるというカオスな世界観は必見ですw

曲が最高潮に盛り上がってきたとき、白ブリーフ姿の深町がふらふらして突然倒れます。

ビックリして救急車を呼ぼうとした光雄を、ママが冷静に制止。

お迎えのタクシーを呼んでくれていました。

運転手として現れたのは岩切組の組員2人、桜井勇一と西尾誠次(塚原大助)です。

何も聞かされていない光雄は、事態が把握できず目が点です。

「な~んにも知らなくていいのよ。」と朗らかに笑うママ、怖すぎます。

接待後の帰路、美月(鈴木愛理)の思わせぶりな言葉に歓喜!演出に爆笑させられる

深町がどこかに連れていかれ、接待はお開きとなりました。

光雄はほろ酔いの美月と一緒に帰路につきます。

「すごいお父さんっ子なんです。だから大人の男の人、好きになっちゃうんですよね。」

光雄は完全に自分へ向けた言葉だと思います。

村下孝蔵「初恋」が流れ出し、彼女は畳み掛けます。

「私、今すっごく恋愛したい気分なんです。支店長。」

美月と目がばっちり合ったおじさんは、一瞬曲が止まり、無言でカメラを見てきます(笑)

放送事故かと思ってしまうくらいの無音時間、大胆演出に度肝抜かれました。

再び曲が流れ始めると、感情が高ぶった光雄はシャドーボクシングをします。

そして、真似しはじめた美月にボディーを入れられて悶絶します。

アドリブっぽいオチ演技、楽しませてくれます。

いろんな恋の予感とバラバラの方向に伸びる恋模様がどうなるのか面白くなってきました!

一発逆転の大量発注の裏にあった恐ろしいカラクリとは?

酔いつぶれた深町部長を心配した光雄は、後日会いに行きます。

どうも様子がおかしい深町部長は、宣告社のために箱一杯の仕事を用意して待っていました。

嬉しそうに頭を下げて感謝する光雄にヒソヒソ声で、深町が「君は…あのことは…知っているのか?」と聞いてきます。

何も知らない光雄はキョトン顔で何のことかわかりません。

深町は埒が明かないので「もういい!バカタレが!」と言い捨て、いなくなってしまいました。

支店に戻った光雄は、ドヤ顔で高峰部長に報告。

ホワイトボードまで出してきて、丸越の大型受注をアピります。

高峰部長は苦虫でも潰したような顔をして、とても悔しそうでした。

その後、岩切組長に呼ばれた光雄は、深町の身に何が起きたかを知ります。

彼は複数の女性と裸で抱き合ったいかがわしい写真を撮られ、恐喝されていたのです。

光雄は、その証拠写真を念のため保管するよう指示されます。

組長に恐喝は結果的にお前がやったようなものと言われ、ぐうの音も出ない光雄は組長の愛犬チワワ・昌三様にめちゃくちゃ愚痴ります。

「いいですねぇ、昌三さんは犬で。変わってくださいよ。」

夕日に照らされる光雄と昌三は、美しくも哀愁を帯びて見えました。

光雄の良いことがちょっとあって、苦いことが結構あるという感じが、どこか人生の神髄を表現している気がしちゃいました。

しんどいハズなのに、ふとクスクスできることってありますもんね。

『Iターン』第3話まとめ

ラストは、竜崎剣司(田中圭)に、岩切の返済の滞っている分を竜崎組にまとめちゃえと迫られます。

いい話だろ?と言われ、光雄の心が傾くのを感じました。

岩切組を潰すために利用するっぽい感じです。

より複雑になってきそうな次回、見逃せません!

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