『Iターン』第4話あらすじ・ネタバレ感想!光雄(ムロツヨシ)が岩切組長(古田新太)と縁切りを試みるが…

ドラマ『Iターン』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『Iターン』公式ページ

インテリブラックヤクザの田中圭がセクシーと好評のドラマ『Iターン』第4話は、狛江光雄(ムロツヨシ)怒涛の24時間、かなり過激シーンが連発です。

キックバックに手を染めたり、岩切組を裏切ったり、緊張でお腹がユルくなったり、脱法レバ刺しを目撃し、最後はヤバめの白い粉を飲んじゃったり…朝から夜まで気が抜けません!

観ているだけでカロリー消費しそうな目くるめくストーリー展開は必見です。

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『Iターン』第4話あらすじ


ドラマ『Iターン』第4話あらすじ

岩切(古田新太)に命ぜられ、借金返済のため、土沼(笹野高史)と組んで、キックバックを受け取る狛江(ムロツヨシ)。

しかし、返済予定の金を闇金(アントニー)に奪われ、岩切に返すお金を失った狛江は、竜崎(田中圭)が提案した甘い誘いに乗ってしまう。

500万を持って、岩切と落ち合った狛江。

竜崎に渡されたカバンの中からは何故か白い粉が…。

しかも、そこに刑事(河原雅彦)が現れ…!?狛江、絶体絶命!
出典:『Iターン』公式ページ

【ネタバレ】『Iターン』第4話の感想

狛江光雄(ムロツヨシ)、竜崎社長(田中圭)の甘い誘惑に揺れる

ドラゴンファイナンス社長・竜崎剣司(田中圭)からの「ウチが借金立て替えてやるよ。」という甘い誘いは、恐ろしい岩切組長(古田新太)と手を切りたい一心の狛江光雄(ムロツヨシ)を大きく揺らがせていました。

<この街にやってきてから、なぜか毎日悪夢を見てしまいます。いずれ、僕はきっとあの組長に殺されてしまうんです。早く…縁を切らないと…。>

悪夢にうなされようが日常は待った無し、こなさなければならない仕事はあります。

「宣告社」阿修羅支店の支店長・光雄は、大きな紙袋を持って印刷会社・土沼印刷に向かっていました。

第1話で借金の元となった故意に誤植印刷をされてしまった因縁の印刷会社です。

「やってくれそうなのはここしかないよな…。」

社長・土沼庄吉(笹野高史)は、光雄を見るなり怪訝な顔で毒づいてきます。

扉を閉めようとする土沼社長に「仕事のお話です!」と必死に食い下がり、とりあえず話だけは聞いてもらえることになりました。

「それはいわゆる“裏金”、キックバックっちゅうやつですな。丸越百貨店の仕事をくれる代わりに、袖の下つかませぇて?」

岩切組長にやれと脅された、あの不正を打診にきたのです。

断られるかと思う反応でしたが、態度が一変した土沼社長は「困ったときはお互いさま!こんなえぇ話一緒にやらせてください。任せてください。」とニッコニコ。

支店長とは初対面から特別な運命を感じてたとまで言って上機嫌です。

ひとまずホッとした光雄は、丸越の紙袋2袋分の仕事を発注します。

帰りは扉の外まで丁寧な見送りをされて、土沼印刷を後にしました。

胡散臭いキックバック依頼を快く受けてくれた土沼社長からは一度裏切られていますが…また裏切られるんじゃないかと心配です。

岩切vs竜崎の一触即発か!

岩切組の組員・桜井勇一(毎熊克哉)とスキンヘッドの牛窪克弥(菊池均也)が、自転車カゴに内職をいっぱい乗せてのどかなトークをしています。

通りかかった<阿修羅駅再開発事業予定地 ドラゴンファイナンスグループ>と書かれた巨大看板の前、そこには竜崎組の強面組員・神野晃(般若)と前髪長めで佇まいがヤバいオーラの組員・黒田啓二(田本清嵐)が業者の人と打ち合わせ中でした。

桜井たちに気が付くと、ちら見して「相変わらずうだつがあがらねぇな。」と言ってきました。

「極道が土地転がして銭に魂売って、いい気になってんじゃねぇぞ、コラ!」

桜井も負けずに言い返します。

「行きましょう。みなさんこれからお仕事の時間みたいですから。」

と黒田の嫌味な言い方をして、岩切組のシノギ内職を嘲笑います。

竜崎組と岩切組は、水と油のような感じで極道タイプも全く異なります。

竜崎は金儲け第一主義、岩切はケツもちなど義理人情を重視主義。

岩切は、荒っぽいけれど堅気の人を食いものにすることはしないのが信条で、光雄は特例の例外だったみたいですw

組に帰った牛窪はバカにされた怒りが収まりません。

「ヤクザがメンツ潰された。こうなったら戦争だ!」

桜井も兄貴と慕う角刈りの西尾誠次(塚原大助)が息巻いています。

挑発に乗らずにおやじの指示を待ちましょう!となだめる桜井の意見に、無口な丸メガネの伊丹義三(森羅万象)は深く頷きます。

そこへ当番をしに光雄がやってきます。

牛窪に「竜崎の外道のとこ通って、ワシらのこと裏切ってませんよね?」とチワワのような懇願視線で問われます。

一瞬たじろぎながらも、「まさか!」と慌てて否定する光雄の目がちょっと泳ぎます。

桜井が「竜崎ともうじき戦争になるかもしれません。」と光雄に話します。

ただでさえも板挟みで綱渡りな光雄の運命やいかに!

岩切への返済に充てるはずの裏金が闇金北島(アントニー)に奪われてしまう

光雄は岩切組長に「全額返済したら、僕は自由の身になれるんですよね?」と聞くと、「あぁそうや。」と組長は返答します。

お金を明日夜7時にここに持って来いと「かどや ホルモン道場」のマッチ箱を渡してきます。

「こんやったら、ガラさらうぞ。」と超重低音な声で脅されます。

翌日、土沼社長が裏金を支店に持参。

「これからは振込で…。」という光雄に、社長は「そんなカネ振り込んだらあきません!後に証拠が残る!」と忠告します。

土沼社長のこなれてる感が気になりますよね。

光雄は、返済をするために岩切との待ち合わせ場所に向かっていました。

しかし突然、黒いでかい車が横づけされ、中に引きずりこまれます。

爆音の音楽が流れる車内に金属バットを持って闇金北島(アントニー)がスタンバイ、もう光雄の借金は利息だけで10倍以上に膨れ上がっているらしいのです!

「ヤクザと違ってルールはねぇ!逃げ回ったらヤッちまうかんな!」

北島にキックバック金を持って行かれてしまいました。

八方ふさがりの事態に頭を抱えた光雄がいたのは、ドラゴンファイナンス前でした!

<こうなったら500万、岩切組に一気に返してけりをつけます。これは裏切りじゃありません。家族を守るためにすることなんです。>

“全額返済したら、自由の身になれる”

自分を一生懸命肯定し鼓舞するように、こちらに語ってきます。

この行動が大きな事件勃発の引き金となることを、光雄はまだ知りません。

竜崎社長(田中圭)の誘惑に屈してしまった光雄(ムロツヨシ)

相変わらずブラックなインテリヤクザオーラが半端ない竜崎社長は、「返済の場所と時間は決まったのか?」と静かなトーンで聞いてきます。

「今夜7時にホルモン道場です。」

即日500万を貸してもらうことになりましたが、竜崎の意向で「飛ばないようにカネは7時に直接渡す。」と言われ、この話は岩切に言わないように念押しされます。

「これでやっと縁が切れる!」

かどや ホルモン道場に来た光雄は、かなりビビっていて緊張のあまりお腹が超絶ユルくなっていました。

背後から「オイ!」と声がして、変装した竜崎組の黒田が約束の500万の入ったセカンドバックを渡してきます。

お金だけ受け取ろうとしましたが「バックのまま持ってけ!」と言われ、光雄は言われた通りにします。

そしてここから光雄に3つの悲劇が降りかかります。

①トイレットペーパーが無かったという悲劇

お腹がユルくて痛くなった光雄はトイレへ。

すると、トイレットペーパーが無いという悲劇に遭遇します。

彼が困った挙げ句取り出したのは、さっき受け取った500万円の札束でした!

<命より大切な500万ですけど、緊急事態なんです。1枚くらいいいですよね?>

マジか、お金で拭くなんて…とまさかの展開に驚きました。

そしてまさか、これが幸運のウンコになろうとは、予想できませんでした。

②セカンドバックの500万円が偽札、しかも謎の白い粉も見つかる

竜崎組にハメられたことに気がついた光雄は、トイレの個室で大パニック。

<みなさん…これってアレですよね?僕の人生は終わったようです。短い間でしたがありがとうございました。探さないでください。どうかお元気で。さようなら。>

自分が捕まった際の妄想が巡ります。

家族、支店の同僚たち、本社…迷惑をかけて泣かせてしまう人は数知れず、諦め絶望します。

<高跳びしたほうがいいかも…。敦子と遥は、一緒に来てくれるかな。お金さえあればなんとかなりますよね。>

そう言って、ひと先ず放置していたお尻を拭こうと札束をめくると、表の1枚の他は“ただの紙”でした!

ここへきて驚愕の新事実に光雄は絶句。高跳びするお金も実は無かったのです。

<終わった。>

こちらに悲しげな笑顔を向けてきます。

③お店には実は大量の私服警察官が潜んでいた

「はよ来な、ぶち殺す!」

岩切組長から怒りの電話が来ます。

席にはもう組長がいて、「焼いて食べるのよ」とホルモン姉妹(阿佐ヶ谷姉妹)が置いて行ったレバーを生でそのまま、光雄は思わず「脱法レバ刺しだ!」と言ってしまいました。

気にしない岩切は「銭はこの中に入っとるんか?」とセカンドバックを奪って中身を確認すると、ちゃんと用意しとるやないかと一瞬ニヤつきます。

その時「そこ動くなっ!」お店の8割が私服警官で一気に囲まれます。

ギロリと光雄を見た岩切が「お前の仕業か?」と聞いてきますが、“警察”は身に覚えがありません。

最後に「よう、ワレ元気そうやのう!」と刑事の城島(河原雅彦)が現れ「次は長くかかるで。」と意味深な発言をします。

任意なら拒否するとキッパリ断った岩切の所持品検査をしはじめます。

なんやこの金は?と聞かれ競輪の配当と嘘をつき追求を逃れます。

セカンドバックの底をさらに探る城島、ひっくり返して何度も揺さぶっています。

とうとう所持品検査は光雄の番、ここでパケが見つかったら万事休す…靴まで脱がされて調べられるも何も出ませんでした。

得体の知れない白い粉を飲んでしまった光雄が覚醒!

「もうじき塀の中放り込んだるわ!これで終わりやと思うたら大間違いやで。最近の競輪の配当は白紙でくれよるんかい。」

去り際に、岩切を嘲笑いながら捨て台詞を吐いて警官たちは帰っていきました。

今度は岩切が光雄を詰め、一発ビンタをお見舞いします。

「ぼ…僕も騙されたんです!」

胸ぐらを掴んで殴るようなモーションを取り「ワシを裏切ろうとしたんか?」と聞かれ「竜崎社長が!」と漏らしてしまいます。

「弁済金の500万すぐに貸してやるって。トイレでお金確認したら上下だけ本物で…。」

話を黙って聞いていた岩切は「ほな、なぜサツが来た?アイツら何を探しとったんや?」と引っかかります。

光雄はカバンの中に“白い粉”が入っていた旨を伝えます。

「それどこやったんや?」と問い詰めると、光雄はウーロン茶のコップを持ち上げます。

なんとグラスの中に入れて飲んだというのです!

回想シーン。任意を断っていた岩切の後ろで、パケから白い粉をコップに入れている光雄が映し出されます。

そのウーロン茶をがぶ飲みすると、パケを七輪の中へ投入、燃やして隠滅します。

再び現在。少し残っていたウーロン茶を飲んでみた岩切は「シャブにしちゃ妙な味がするのう。もっとヤバい薬ちゃうか?」と。

すると薬の効果が出たのか、光雄は突然爆笑しだします。

「ほうか。ワシを守ろうとしたんか。お前の中に、まだそんな男気があったとはな。」と感慨深げな組長がいました。

「組長を守ろうとしたんですよ!僕は社畜ですけどもね、社畜なりにわずかなちっぽけな“プライド”が残っているんですよ!」

急に雄々しくなり噛みつくように発言し、グッと睨みつける光雄に「そうじゃ。その眼を忘れるな。人間、目が腐ったら終わりやからのう。」とちょっと嬉しそうにする組長でした。

「広告屋がヘタこいたわ!」と刑事城島が竜崎社長に報告を入れます。

「あのガキー!」

息荒く憤慨する竜崎が映ります。

『Iターン』第4話まとめ

「人間、目が腐ったら終わり。」

良くない時は鏡を見ても冴えない目をしてる時が多い気がします。

目を常に輝かせるのは難しいかもしれないけれど、曇らせないように生きていきたいです。

まだまだピンチが続きそうな光雄はお先真っ暗な感じですが、人間くさい部分が憎めなくて応援したくなってきちゃいました。

来週は可愛いチワワの昌三さんが活躍するみたい!見逃せないですね。

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