『ゲキカラドウ』第3話あらすじ・ネタバレ感想!空手道場へ営業に行く猿川に、過去のトラウマが…

『ゲキカラドウ』第3話あらすじ・ネタバレ感想!空手道場へ営業に行く猿川に、過去のトラウマが…

出典:『ゲキカラドウ』公式ページ

ある日、猿川健太(桐山照史)は、谷岡室長(平田満)から今まで1度も自動販売機を置いたことがない『高野会館』に営業に行って欲しいと言われます。

『高野会館』は空手道場です。

それを知った猿川は突如震えだしました。

猿川は空手も空手をする人も大嫌い。

そこには学生時代の苦い思い出が関わっていました。

今回の激辛度はなんと5辛。

3話目にして、最高難易度です。

当然ながら1度は断られた猿川たち。

激辛を味わうために今回訪れたのは、真っ赤に沸き立つ地獄のような麻婆豆腐を出すお店でした。

猿川が激辛麻婆豆腐で仕上がった後に辿り着いた答えとは?

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『ゲキカラドウ』前回第2話のあらすじと振り返り

飲料メーカー『ロンロン』の大阪本社から東京支社営業促進部に異動となった猿川健太(桐山照史)は、室長の谷岡(平田満)から難易度“2辛”と言われるスーパーに行くように命じられます。

一見、“2辛”には見えないスーパーですが、先代から受け継いだばかりの若社長(長谷川朝晴)は猿川に難しい質問をします。

それに答えられなかった猿川は爆死。

落ち込んだ猿川を亮介(中村嶺亜)たちはある焼肉店に連れて行きます。

そこは、谷岡室長曰く「ゲキカラドウには避けては通れない店」だということ。

猿川は、その店の激辛焼肉をきっかけに、若社長に出された質問の答えを導き出し、契約を取りつけたのでした。

【ネタバレ】『ゲキカラドウ』第3話あらすじ・感想


辛口空手道場と激辛麻婆豆腐

飲料メーカー『ロンロン』東京支社営業促進室の猿川健太(桐山照史)。

ある日、彼は谷岡室長(平田満)から「高野会館」へ営業に行って欲しいと言いつけられます。

「高野会館」は今まで1度も自販機を置いたことがないというかなりハードルが高い相手。

同僚たちは、「サルにはまだ早い」と言いますが、室長は「ぜひ猿川に」と、彼を向かわせました。

亮介(中村嶺亜)を伴って「高野会館」へやってきた猿川。

しかし、その看板を見た途端、猿川は震えだします。

「空手だけは…空手だけは…」

ちなみに、亮介によればここは激辛度“5辛”の難易度だということです。

moyoko

前回の“2辛”から比べるとかなりステップアップした難易度です。しかも、猿川は空手が苦手なようです。どうなることやら!?

強面の館長

猿川は緊張の面持ちで正座をし、館長(麿赤児)らと向かい合います。

moyoko

2人とも強面でいかにも“5辛”という感じです!

「うちは練習中は水以外、口にしてはいけないことになっている」

そう言って館長は自販機を置く気はないと言います。

「何でですか?」

KYの亮介は素朴な疑問をぶつけると、館長はますます渋い顔つきになってしまいました。

猿川は亮介を制して「せめてスポーツドリンクの試飲だけでも…」と勧めます。

しかし、館長は試飲することはなく「君は空手の何を知っているのかね?知らないのに何も言わんでもらいたい」と言って、猿川たちを追い返してしまいました。

moyoko

これはまさに“5辛”。猿川もいつもと違って元気がありません。

空手が苦手なワケ

「この案件は諦めよう」

猿川は柄にもなく消極的になっています。

そもそも、猿川は空手自体も空手をやる人も苦手でした。

「いろいろあってさ…」

それ故に猿川は、積極的になれずにいたのでした。

亮介は、得意のKY精神で「空手と猿川の間に何があったのか?」しつこく聞いてきます。

高校時代。

当時、付き合っていた彼女と手をつないで学校の廊下を歩いていると、空手の道着を着たいかつい男が猿川の前に立ちはだかりました。

「俺の彼女と何やってんだ?」

「俺の彼女ですけど…」

「あ?やんのか?」

男は睨みをきかせてきます。

猿川はその気配に押され、彼女を置いてその場から逃げ出してしまいました。

その後、彼女のゆみちゃんはその男のところに行ってしまったのです。

moyoko

それ以来、空手が苦手な猿川。見かけによらずヘタレなエピソードです!

激辛麻婆豆腐

すっかりテンションが下がってしまった猿川。

そんな猿川を尻目に、亮介はとある店に連れて行きます。

亮介は、室長に気になるお店の開拓を命じられていたのです。

店では、すでに大河内(泉里香)と山崎(森田甘路)が待っていました。

moyoko

厨房では、鍋にこれでもかというぐらい赤い唐辛子粉を入れています。これは辛そうです!

猿川は、今日はとても激辛を食べる気分ではありませんでした。

「そんな言い訳ウチでは許されませんよ」

そこへ、グツグツ煮える石鍋が運ばれてきました。

「地獄谷の麻婆豆腐」というメニューです。

大河内と山崎は、もちろん1番辛い“60辛”を注文していました。

びっしりと表面を覆う唐辛子、マグマのように沸き立つ灼熱のあん。

見るからに地獄そのものです。

「無理やろこんなん…」

moyoko

猿川は見た目だけで怯んでしまっています。石鍋で熱々になっているため、余計辛そうです!

地獄の中の鬼

見ると、亮介の前にあるのは全く赤くないスタンダードな麻婆豆腐です。

「僕、初めての店はスタンダードから行きたいタイプなんで」

moyoko

その言い訳は通るんかいっ!猿川のみならず皆ツッコミたくなります。スタンダードバージョンはとても美味しそうです。

一方、猿川に出された麻婆豆腐は赤く煮えたぎっています。

唐辛子の先端が角のようにも見え、猿川はこの地獄には鬼がいると思いました。

「怖すぎるやろ!」

猿川が恐れおののいていると、亮介が顔を覗き込んできました。

「もしかして、パイセン、ビビッてます?」

そう言われたら黙っていられません。

猿川は思い切って地獄を1口パクリ。

「鬼や~~~!!」

躊躇するな!

そこに、ご飯が運ばれてきました。

moyoko

ご飯には食べるラー油が乗っています。ご飯だけでも少し辛そうです!

山崎は地獄の麻婆豆腐をご飯に乗せてモリモリと食べています。

その様子を見ていた猿川は、鍋の中に卵が落としてあることに気がつきました。

もしかしたら、卵でマイルドになるかもしれないと思った猿川は、小さな希望を見出します。

しかし、それは儚い夢でした。

卵を混ぜ込んでもまったく辛さが変わらないのです。

moyoko

そんな中、『中華風ゴーヤチャンプルー』と『春巻』が運ばれてきます。辛くないメニューはオアシスのような存在です。

猿川は別メニューで少し落ち着きを取り戻したものの、真っ赤な鍋を見てげんなりしてしまいます。

大河内はさらに「追い辛」をして恍惚の表情。

山崎も嬉しそうに地獄を口に運んでいます。

山崎は、地獄が全然減らない猿川にアドバイスを送りました。

「躊躇したらダメだよ。一気にいかないと!」

猿川は上着を脱ぎネクタイを緩め、スイッチを入れます。

moyoko

確かに、辛い物は1度離れてしまうと先に進めません。激辛は躊躇しない。これがポイントですね。

カタルシスの向こう側

猿川は地獄と真向から向き合うことにしましたが、唐辛子の辛味が熱々のあんと相まって容赦なく辛味が襲ってきます。

その上、山椒のシビレが畳みかけてきます。

「もう限界や!」

そう思った時、優しい舌ざわりを感じます。

それは、一丁丸々入れられた白い豆腐でした。

まるで、地獄で見つけたオアシスのように痺れた舌が癒されていきます。

そして、その舌で地獄をちゃんと味わってみると、辛味の奥にジューシーな肉の旨味がやってくることがわかりました。

「うまい…かも」

地獄の美味しさに気がついた猿川は、スプーンが止まりません。

moyoko

ついでに、汗も止まりません!

「最高!」

店を出ると、火照った体に爽やかな風が吹き抜けました。

「仕上がった!」

道場に入門

猿川は、仕上がった身体で再び『高野会館』に向かいます。

「この道場に入門させて下さい!」

それから猿川は、懸命に空手の稽古に励みます。

moyoko

猿川は、ちゃんと空手を味わってみることにしたようですね。

ある日、稽古の後1人の門下生が脱水症状で倒れてしまいました。

副館長は水を持ってこさせますが、猿川はとっさに「ロンロン」のスポーツドリンクを渡します。

倒れた門下生はそれをゴクゴクと飲み干し、体調を持ち直しました。

それからしばらくは、猿川は定時になるとすぐに退社するようになります。

営業をしている様子もないし、何をしているのかと皆不思議に思っていました。

亮介は「心当たりがある」と言って代表で様子を見に行くことに…。

ちゃんと味わってみよう

亮介が道場に着くと、まさに猿川が瓦割りに挑戦しようとしているところでした。

猿川は5枚の瓦を4枚割りましたが、全て割ることはできませんでした。

「よくウチの厳しい練習に耐えてくれたな。その根性は認めてやろう」

館長は、猿川の努力を素直に認めてくれました。

しかし、いくら瓦を全て割ったとしても、自販機は置かないと言います。

「根性があるところを見せれば、ワシの考えが変わると思ったか?」

しかし、猿川の答えは「違います」と意外なものでした。

猿川は、食わず嫌いで逃げていないで、ちゃんと味わってみようと思ったのです。

「おかげで空手が大好きになりました!」

moyoko

ちゃんと味わえば、そこには旨味が待っているのです。

水しか認めない理由

猿川は、1つだけと前置きして「何故水以外は飲んではダメなのか?」と館長に尋ねました。

館長は、スポーツドリンクは甘すぎて、身体に悪いと思い込んでいました。

猿川は「ロンロンのスポーツドリンクは糖分が控えめで、成分が水分の吸収を助けてくれるので、練習の水分補給に最適だ」と説明しますが、館長は「ダメなものはダメだ」と言って聞きません。

館長は門下生に水を持ってこさせました。

しかし、中に入っていたのは水ではなくスポーツドリンクです。

moyoko

以前に、脱水症状を起こした門下生がナイスアシストをしてくれたのです!

「ちゃんと味わって決めてください。押忍!」

館長は言われるがままスポーツドリンクを味わってみました。

すると、そのままゴクゴク飲み始めます。

moyoko

これでミッションコンプリートですね!

激辛から目を背けるな

無事、契約を取りつけた猿川に室長も満足そうです。

「麻婆豆腐が教えてくれたんです」

室長も「激辛は人生との向かい合い方を見つけてくれるものだ」と得意顔。

ただ、猿川が空手を苦手な理由はすでに促進室内に広まっていました。

「ホウレンソウは社会人の基本ですから!」

亮介は全く悪びれていません。

そもそも、空手が悪いのではなく、2股していた彼女が悪いのです。

それに、空手の男が言うように、猿川の方が浮気相手かもしれません。

「そのことは考えないようにしてたのに!」

室長は猿川の肩を叩き「激辛から目を背けてはいけない」と声をかけます。

「しっかり、味わい己の糧にするんだ」

猿川は、過去の思い出くらい甘くしたっていいじゃないかと、うなだれるのでした。

『ゲキカラドウ』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回の激辛度は“5辛”とかなり辛そうな相手でしたが、猿川は持ち前のガッツとひらめきで無事攻略することができました。

“5辛”を攻略するためには、それなりの激辛が必要となりますが、東京・池尻大橋の「橙」が出す「地獄谷の麻婆豆腐」はそれにふさわしく、かなり辛そうな料理でした。

しかし、その辛さをしっかり味わってみると、向こうから旨味がやってくるとのこと…。

「人生もまた同じ」というお話でした。

鬼のような唐辛子のツノが出た麻婆豆腐は猿川に学びを与えました。

moyoko

さすがに“60辛”は無理ですが、『橙』の麻婆豆腐食べてみたいです!
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