『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第3話あらすじ・ネタバレ感想!新幹線立てこもり事件に富豪刑事が挑む!

『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第3話あらすじ・ネタバレ感想!新幹線立てこもり事件に富豪刑事が挑む!

出典:『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』公式ページ

富豪刑事・神戸大助が帰ってきた!

新型コロナウイルス感染防止の影響を受けて一時放送休止し、2020年7月16日深夜より改めて第1話からの放送を開始していましたが、ついに最新話である第3話が公開されました。

第3話では、出張先から戻ったばかりの加藤春が新幹線立てこもり事件に遭遇し、犯人確保へと行動を始めます。

今回の神戸大助はどんな金に物をいわせた大胆不敵な解決策を披露してくれるのでしょうか?

さっそく、アニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第3話をネタバレありでご紹介していきます。

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『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』前回第2話のあらすじと振り返り

上司の命令でバディとなった加藤春と神戸大助は、路上ライブをしていた芸人二人組にドラッグの気配を感じ、警視庁に連行します。

一人ずつ取り調べを受け持つことになった加藤と大助のやり方は正反対。

金の力に物をいわせて相手を丸め込み白状させる大助のやり方に対し、人情に厚い加藤は嫌悪感を抱いていました。

二人はそれぞれ独自に捜査に繰り出し、加藤は自分を慕うジャーナリストを使って情報収集を始めます。

しかし、張り込みをする中で謎の女と出会ったことをきっかけに状況は一変。

彼女を追った先で出会ったのは、なんと大助でした。

謎の女の正体は、大助の優秀な右腕である神戸鈴江だったのです。

加藤はやはり彼らのやり方が気に食わず、一人でドラッグ売買の黒幕のもとへ潜入しますが、最後に黒幕たちをやり込めることに成功したのは、大金をかけて武装ヘリでやって来た大助と鈴江でした。

【ネタバレ】『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第3話あらすじ・感想

新幹線立てこもり事件

出張先の香港から戻った加藤春は、神戸大助、そして大助の右腕である神戸鈴江とともに、大助の祖母・喜久子のもとを訪れていました。

大助と違い、穏やかで人当たりの良い喜久子は、大助の職場での様子を心配そうに窺ってきます。

加藤はそんな喜久子に「同僚との金銭感覚のズレから現場を混乱させることもある」と話しました。

喜久子は大助に「職場の皆さんを困らせるようなことは厳に慎むように」と釘を刺し、加藤には「(大助の)人生の先輩として指導をお願いします」と頼みます。

加藤はその言葉を聞いて、大助が本物の警察官になるよう指導にあたると張り切って宣言しました。

そこに服部という男性が通りかかり、彼を執事だと紹介された加藤は、普段大助が捜査の中でやり取りをしているのが服部かと尋ねます。

鈴江がすかさず「それはAIの執事であるヒュスクだ」と訂正しました。

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加藤と神戸家の様子をOP前に見せてくれるのが面白いですね!

翌日、加藤は出張で名古屋へ向かうため、新幹線に乗り込みます。

加藤は隣の席に座っていた青年が自分も経験したことのある浪人生だと知ると話し掛けます。

少し話し方に訛りのある青年はどこか暗い様子でしたが、親に予備校へ通わせてもらっているのを申し訳なく思っていることや、妹を連れてアメリカに行かなければならないことを話してくれました。

しばらくして加藤は青年と別れ、新幹線を降りました。

すると、構内には緊急のアナウンスが流れ、慌てた様子の駅員たちによって新幹線乗り場が封鎖され、辺りは一時騒然とします。

駅員によると、加藤がさっきまで乗っていた新幹線で立てこもり事件が発生したそうです。

加藤は駅の少し先で止まった新幹線へと戻ります。

立てこもり犯の目の前まで到着すると、加藤は驚いてハッとします。

立てこもり犯の正体は、隣の席に座っていたあの青年だったのです。

加藤春のトラウマ

加藤は立てこもり犯の青年に隣に座っていたことをアピールしますが、知らないふりをされてしまいます。

拳銃を片手に人質を取っている青年からいったん離れ、車両内の様子を確認してから隣の車両へと移りました。

立てこもりに居合わせているのは“横恋慕スターナイツ”というユニットのコンサートに向かおうとしている婦人の団体で、このままではコンサートに間に合わないのではないかと危惧しています。

加藤は同僚の亀井に電話をかけ、何か事件について情報が入っていないか確認します。

その際に、大助には事件のことを伝えるなと釘を刺しました。

唯一得られた情報は捜査一課がこの事件にあたっているということでしたが、そう聞いた頃には捜査一課が背後まで迫っており、加藤は電話を切ります。

加藤は捜査一課の元同僚である星野に、偶然居合わせたことや立てこもり犯の隣の席に座っていたことを伝え、立てこもり犯が男性であること、浪人生(19歳~20歳)であること、訛りから兵庫県辺りの出身だと予想されることなど、情報を流します。

そのうえで、面識がある自身を捜査に加わらせてほしいと頼みますが、星野には引き取ってくれと断られてしまいました。

その理由は、加藤が捜査一課から外されることになった事件と関係していました。

加藤は銀行に立てこもった犯人を捕らえるため現場に潜入し、発砲許可のもと犯人の腕を撃ちました。

すると、人質となっていた銀行職員の中に犯人と共謀している者がおり、仲間を撃たれてパニックに陥った共謀者から逆に銃を向けられてしまいます。

加藤は共謀者へも発砲しますが、この予想外の展開に焦ったために重傷を負わせてしまったのでした。

星野に過去の件を掘り返された加藤はトラウマとなっているのか言い返すこともできず、新幹線から降りて駅に戻ります。

加藤は騒然とする駅構内で通行人の会話から、事件がネット配信されていることや、1日1,000万回再生されると1億が手に入るというキャンペーンが行われていることを知ります。

「しっかり職務に励んでいるか、加藤警部補」

そんな言葉とともに加藤の前に現れたのは、大助でした。

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軽妙な音楽とともに登場する大助、かっこいいです!

現場へ突入!

大助の車に乗り込むと、ヒュスクが捜査本部の電話音声をハッキングします。

立てこもり犯のいる車両内では、人質となっていた女性が床に横たわっている状況で、犯人が発砲、殺害したと見られていました。

犯人からの要求がないため、精神錯乱状態ではないかと予想されており、武装した特殊部隊が犯人を狙える位置につくよう指示されています。

「あいつはそんなやつじゃない、人を殺すようなやつじゃ…」

加藤がそう呟くと、大助は新幹線に乗り込める位置で車を止めました。

捜査本部は武力を行使して立てこもり犯を捕らえようとしているところでした。

ヒュスクの力で回線に入り込み、加藤は「何故、犯人に対してまともに交渉しようとしないのか」と元上司に伝えます。

「あいつはそんなやつじゃない」という加藤に、「犯人は状況を楽しんでいる」という星野はネットの生配信を見るよう促しました。

生配信を見てみると、確かに犯人は興奮状態です。

そこで星野が車両内に入っていき、便宜上の交渉を始めます。

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加藤の焦りと犯人の青年を助けたい気持ちがひしひしと伝わってきます。

大助はヒュスクを使って車両内にいる人々の情報を集めさせました。

そして、「お前はどうしたい?」と加藤に問います。

「俺はあいつを死なせたくねえだけだ!」

加藤がそういうと、大助は何か準備を開始しました。

「スモークが有効なのは8分30秒、その間にケリをつけろ」

ヒュスクの計算のもとはじき出された大助の計画に乗っ取り、近くに停めてあった大助の車からはミサイルのようなものが飛び出します。

それが新幹線のそばに撃ち込まれると、辺りはスモークに覆われました。

特殊部隊が混乱している隙を見て、加藤と大助は新幹線の運転席から侵入することに成功します。

金は戦力なり

大助のスモーク作戦によって、特殊部隊の狙撃犯は犯人を狙えない状況に陥っていました。

そんな折に生配信の映像に映り込んだ加藤の姿を見て、元上司は加藤に発砲許可を出します。

過去のトラウマがフラッシュバックする加藤ですが、ヒュスクに犯人のメールのデータを調べるよう依頼します。

そこでヒントを得た加藤は大助から拳銃を受け取り、扉を開けるよう指示しました。

「こんなことをして、お前の妹は喜ぶのか?」

車両内に入るなり、加藤は犯人にそう問いかけます。

アメリカで妹に手術を受けさせたい犯人は、その資金を稼ぐために生配信で1,000万回再生=1億円の賞金を目指していたのです。

加藤に核心を突かれて犯人がうろたえる中、車両内にいる婦人たちは“横恋慕スターライツ”のコンサートがもうすぐ始まってしまうことを嘆いていました。

新たに人質となった女性も“横恋慕スターライツ”のファン仲間だったことから、婦人たちは怒り心頭で「わっしょい、わっしょい」と声を揃えて犯人に押し寄せていきます。

すると、新幹線の外からも「わっしょい、わっしょい」という掛け声とともに音楽が聞こえてきました。

なんとそこには本物の“横恋慕スターライツ”がやって来ており、生ライブを披露しているのです。

婦人たちは一斉に窓のそばへ駆け寄り、歓声を送ります。

人質の女性も自らが人質に取られていることなど忘れて、犯人を突き飛ばして窓のほうへ駆け寄っていきました。

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居合わせた女性たちが“横恋慕スターライツ”のファンだとわかって、大助とヒュスクが呼んだんですね…凄い作戦!

人質の女性に突き飛ばされた拍子に、犯人は拳銃を落とします。

星野が拾い上げると、それは本物ではなくモデルガンでした。

床に横たわり、殺害されたと思われていた最初の人質の女性も、“横恋慕スターライツ”が現れたと知ると、目を覚まして窓のほうへと向かっていきます。

その間に、今度は本物の拳銃を手にした犯人。

加藤は彼に拳銃を向けます。

しかし、過去の事件が頭をよぎり、手は震えていました。

そんな加藤の一歩前に出た大助は、抵抗する犯人にこう伝えます。

「お前の妹は俺が手術を受けさせる」

その言葉の強さと大助の視線にやられたのか、やがて犯人は脱力し、抵抗することをやめたのでした。

事件が収束し、加藤は拳銃を持った犯人に迷わず向かっていった大助に問いかけます。

「何故あいつが撃たないとわかった」

すると、大助は「あいつは人を殺すやつじゃない、お前がそういった」と答えました。

『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第3話あらすじ・ネタバレ感想:まとめ

いかがだったでしょうか。

加藤が過去のトラウマと戦っている様子や、その過去の出来事から立てこもり犯の青年を助けたいと思う気持ちがひしひしと伝わってきた第3話でした。

そして、ラストの大助の台詞は加藤への信頼が感じられるものとなっていましたね。

加藤もヒュスクを使いこなすなど、一層バディらしくなってきた二人にワクワクしてしまいます。

今後の活躍、展開が楽しみです。

次回、第4話も見逃せません!

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